2014年10月10日

P「スリーピングちーちゃん」

前前作 P「スリーピングいおりん」

前作 P「スリーピングひびきん」



千早「ただいま帰りました」





響「あ、千早お帰りー」シットリ



千早「ただいま我那覇さん。シャワーを浴びてたのは我那覇さんだったのね」



響「サッパリしたさー!」



千早「ふふっ、それは良かったわ。

……それで、あれは何をやっているのかしら」ピッ



P「ちょ、ギブ!ギブギブ!折れる!折れるからハム蔵さん手ぇ離して!離してくださいハム蔵さん!」バンバン



ハム蔵「まだイケる!」ギリギリ



P「アッーー!」バンバン



ハム蔵「ヤればデキる!」グイグイ



響「プロデューサーの暇潰しに付き合ってあげてるんだと思うぞ」



千早「ああ…納得したわ」



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響「それじゃあ自分は次の仕事に行ってくるから、留守番よろしくなー。ハム蔵行くぞー」ガチャ



ハム蔵「ヂュイッ!」ピョンッ



響「行ってきまーす」



千早「行ってらっしゃい」



P「い、行ってらっしゃい…」ピクピク





P「あ、危なかった…もう少し力が入ってたらどうなっていたことか…」



千早「…そんなに痛かったんですか?ハム蔵ってハムスターですよね?」



P「ハムスター舐めたら痛い目に遭うぞ? まあ、ハム蔵なら千早に手を出しはしないだろうけどさ」



千早「そ、そうですか…」

千早「……」ゴシゴシ



P「千早?もしかして眠いのか?」



千早「…すみません、昨日はあまり寝ていなくて…。少し仮眠をとるので、ソファを使わせてもらってもいいですか?」



P「おいおい…おおかた仕事事関係なんだろうけど、ちゃんと睡眠はとれよ?

若いからって油断してたらいつか体を壊すからな?」



千早「はい…すみません…」ウトウト



P「とりあえず、ソファなら今誰も使ってないから安心して使ってくれ。千早に誰か用があったら、俺が代わりに聞いておくからさ」



千早「ありがとうございます…」ポスン



千早「……zzz」スヤスヤ



P(……寝たか)ヌキアシサシアシ

P(しかし…伊織と響はよく寝に来るから色々準備出来たが、まさか千早が来るとはな。ちょっと予想外だった)



P(千早はどう弄ればいいだろうか…下手したら機嫌を損ねて、快適な眠りを邪魔してしまうよなあ…

それはちょっと申し訳ない)



P「やよいの曲でも流してみるか…?」ボソッ



千早「!」ピクッ



P「?」チラ



千早「ふふ…」ニコニコ



P(……)ソォーッ



P「やよい」ボソッ



千早「…かつきさぁん…」ニコニコ



P(やよいの夢を見ているのか)



P(…話し掛けたらある程度千早の夢をコントロールできんのかな)



千早「ふふふ…」ニコニコ

P(取り出したるは無地の抱き枕。美希の愛用品だ)パッ



P(これを千早の正面に置き…)



P「やよいが抱きついて来た!」ボソッ



千早「!」ガバッ



千早「〜〜っ♪」ニマニマクネクネスリスリ



P(うへえ…)



P(今のはちょっと引くわあ…)



P「あ、違ったわそれ雪歩だ」



千早「チッ!」ブンッ



ビュオッ



P「!?」ボゴン



P(こ…くおおおお…!鼻が、鼻がァ…!)ジンジン



P(抱き枕の当たったダメージじゃねえ…!)ジンジン

千早「〜〜っ!」ギリギリギリギリ



P(何なんだ…!やよいじゃなかったのがそんなにもショックなのか?

それとも千早は雪歩が嫌いなのか!?)ダラダラ



P(ちゃんと確かめておこう…)ススス



P(貴音が買って事務所に置かれていたカエルのパペット…装着)



P「草むらから野生のやよいが飛び出した!」ケロッ



千早「!」ガサガサ



P「ここですよ千早さーん!うっうー!」ケロケロ



千早「ー♪」ナデナデサワサワ



P「あ、違うわやよいのコスプレした春香だわ」ケロン



千早「疾ッ!」ヒュパッ



ズシャアアアアアッ



P(良かった!やよいじゃなくてガッカリしただけだった!

春香ですらこうなんだから!)ガタガタ



P(…嵌めたのが利き手じゃなくて良かったぁ…)ガタガタブルブル

千早「……っ!」イライライライラ



P(とりあえず二人のために埋め合わせをしておこう)ガクガク



P「…千早にぶっ飛ばされた春香と雪歩は、責任を取って本物のやよいを連れてきました。

今度こそ本物です。誰かが化けたんじゃないです」ボソボソ



千早「……!」パア



P「『ごめんね千早ちゃん』『私たち、千早ちゃんともっと遊びたかっただけなの』

二人は千早に頭を下げて謝りました」



千早「!」オロオロ



千早「……」モジモジ



千早「…なさい」シュン



P(うん。多分、ちゃんと謝ったな。偉い偉い)ウンウン



P「仲直りした春香、雪歩、千早の三人。

やよいも交えて四人で仲良く遊びましたとさ」チャンチャン



千早「……♪」スヤスヤ

P(…もうちょい続けるか)



P「ところで…千早達が遊んでいる場所には、『魔法の牛乳』なる物があるそうです」ボソッ



千早「!」ピクッ



P「何でも、飲めば飲むほど強い魔法が使えるようになるらしく、

その証として飲めば飲むほどバストが大きくなるらしいのです」ボソッ



千早「!!」キラキラ



P「それを聞いた千早の目の前に、あずささんと貴音と美希の、

我が765プロが誇る巨乳艦隊の3人が現れました」ボソッ



千早「……くっ」ギリギリ



P「彼女らのような豊満なバストを手に入れるため、千早は仲間達と共に魔法の牛乳を探しに行く冒険に出たのです!」ボソッ



千早「……」フンスッ



P(リアクションがいちいちかわええ)

P「まず道行く先に一本目を見つけ、早速飲み干します。

すると…なんと言うことでしょう!千早の胸が少し膨らみ、72が76まで成長したのです!

千早のバストサイズはやよいと真を追い抜いたのです!」



千早「っ!」グッ



P「次に壁に沿って歩いていると、1本の牛乳ビンが壁に突き刺さっているのが見えました。

そう、2本目です!

飲み干した千早のバストはさらに4センチアップし、そのサイズは80!伊織と亜美真美を追い抜いてかつての雪歩まで追い付いた!」



千早「っ!っ!」グッグッ



P「千早達は野を越え山を越え、崖を登り海を渡り、魔法の牛乳を次々とその胃袋へと流し込んでいきました!

飲む度に千早のバストは大きくなり、84、88、92、そして96!千早はついにあずささんを超え、765プロ一の巨乳へと登り詰めたのです!」



千早「ーーーっ♪」ルンルン

P「あずささんや貴音にも負けない豊満な胸を手にいれて、千早はすっかり上機嫌。

そんな千早を見て、春香達もなんだか嬉しそうです」



千早「♪」ルンルン



P「しかし、96で満足して終わっておけば良かったのに…千早は欲張って1メートルの壁に挑戦してしまいました。

切り立った崖の根本に刺さった魔法の牛乳を引き抜いてしまい…そして、激しい土砂崩れが起きてしまったのです」



千早「……?」



P「千早は咄嗟に魔法で壁を作り、皆を土砂崩れから守ります。全てが収まり、魔法を解く千早。

少しだけバストが減り、92になってしまった千早。ですが、求めすぎた罰だと言うなら甘んじて受け入れよう。むしろこのくらいで済んで良かったと、千早は周りを見渡します。

しかし、千早の周りには…」



千早「……」ゴクリ





P「天海春香と高槻やよいの二人だけ。

千早を支えて来たもう一人の同志、萩原雪歩の姿が何処にも存在していなかったのです」

千早「……っ!?」ビクッ



P「いくら周りを見渡そうとも、雪歩の姿は見つかりませんでした。

それでも諦めずに探すうちに、どこからか雪歩らしき声が聞こえてきました。

そこは…土砂によって遮られた、声以外の何も届かない、暗く深い穴の底。

雪歩は…土砂崩れで、生きたまま埋められてしまっていたのです」



千早「ーーーっ」サアア



P「千早は瓦礫を掻き分けました。春香とやよいも一緒になって、雪歩を助けようと土を掻き分けました。

しかし三人集まっても所詮は少女の力でしかなく、雪歩は酸欠で衰弱するばかり。

千早達に、雪歩を助ける術はありませんでした。



……ただ一つ、たった今手にいれた巨乳を捨てて、強力な魔法を使う事以外は」

千早「うっ…ううう…!」ポロポロ



P「千早が何かに迷ってる事を悟ったのでしょう。瓦礫の奥から、雪歩の消えそうな弱々しい声が聞こえてきました」



千早「…ぎっ、らっ、さ……!」ポロポロ



P「『いいの…私を無理に助けようとしなくていいの…これはきっと、私が千早ちゃんを騙そうとした罰だから…

だから、千早ちゃんが折角苦労して手に入れた胸を犠牲にしてまで…私を助けなくってもいいんだよ…!』

か細い声で、息も絶え絶えになりながら、雪歩は確かにこう言っていたのです。」



千早「っ!〜〜っ!」フルフル



P「雪歩を助けるのに必要な魔力は、今手に入れた4センチ分を合わせて24センチ分。

使えば千早は元のまな板になり、魔法の牛乳は2度と手に入らないかもしれません。





ーーーーーーそれでも雪歩を助けたいか、千早?」



千早「……」





千早「……っ」コクリ





P「…良く言った」ニッ

P「牛乳の魔力を全て使って瓦礫を掘り起こし、元の72に戻ってしまった千早。

しかし、目の前には千早の大切な仲間、萩原雪歩が無事に立っていました」



千早「〜〜〜〜っ」ボロボロ



P「『本当に良かったの……?』戸惑いと罪悪感をあらわにする雪歩。千早はそれを…」スッ ←さっきの抱き枕



千早「っ!」ガシッ



千早「…かった…わら…んが…じで…とうに…かった……!」ボロボロ



P「…二人はボロボロと大粒の涙を流し、固く抱き締めあった。

春香とやよいも加わり、四人で抱き締めあった。

友を助けた千早に巨乳への未練は欠片もなく…千早が今感じるものは、たった今確認しあった美しい友情。そしてその胸に触れて感じるーーー」



P「81のDカップ」



千早「チッ!」



ビュオッ



P「ごばっ!?」ボゴン

P「いてて…まあ、そんなこんなで、千早は少しの後悔と共に家に帰りました」



千早「……」ムクー



P「今日は疲れた、もう寝よう。そう思い、千早は自分のベッドに潜り込みます」



千早「……」ムクー



P「…おやすみ千早。今日も1日お疲れ様」ナデナデ



千早「……」ムクー



千早「……」ムー



千早「……」





千早「…ふふ……」ニヘー



P(ああもう可愛いなあ)ニヤニヤ

千早「…ん……」パチ



P「おう、起きたか」カタカタ



千早「プロデューサー…おはようございます…」フワア



P「良く眠れたか?」カタカタ



千早「ええ、何とか」スクッ



千早「私も次の仕事があるので、そろそろ身支度して出ます」スタスタ



P「ああ。…それと千早、頬に涙の後があるからちゃんと流していけよ」



千早「っ!?」バッ



千早「お、落としてきますっ!///」バタン



P「おーう」ヒラヒラ

P「……」カタカタ



P「…ああもう、皆本当に可愛いなあ。」

P「あいつらのためなら、どんなにきつい仕事でもやり遂げられちゃうよ、ホントに」



P「……」フー



P「…よしっ!もうひと頑張り行くかっ!」グッ















P「……しかし……」チラ



美希抱き枕(自主規制)



貴音パペット(自主規制)



P「……」



P「…これ、どうしよう」





おしまな板



08:30│如月千早 
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