2014年11月27日
P「渋谷凛6歳、家出をする」
このssは
P「渋谷凛、6歳」
の続きとなっていますが、別に読まなくても支障はありません。
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チュン…チュン…
りん「……むぁ」ゴソゴソ
りん「……ん…あさだ」パチッ
りん「ぷろでゅーさー……あさだよ、おき――んぅ?」ペラッ
ベチャア
りん「……」
りん「……にほんちず」
りん「……」
りん「……」モゾモゾ
タッタッタッ
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
P「……むぁ」パチッ
P「朝か……あれ?凛がいな――」
ベッチャア
P「布団びっしょびしょやがな」
タッタッタッ
りん「……ふぅ、これでわたしのしょうこはいんめつ――あ」
P「…」ベチャア
りん「…」
P「…」ベチャア
りん「……ぷろでゅーさー、おとなにもなってだらしないね、ぷぷ」
P「そこに直れ」
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
P「まぁ凛はまだ子供だから、こうなっても仕方ないけどな」
りん「……」
P「でも人の責任にしようとするのはいけないぞ」
りん「……」
P「……聞いてる?」
りん「……ふん!ぷろでゅーさーはきびしすぎるよ!もうわたしいえでするから!」トテトテ
P「あ、おい」
トテトテ
パタン
P「……はぁ、まあお隣さんだろう…」
P「…」ベチャア
P「風呂はいってから迎えに行こう……」
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
ピンポーン
P「すみませーん」
ガチャッ
ちひろ「あ、プロデューサーさん♪」
P「おはようございます、ちひろさん」
ちひろ「おはようございます!凛ちゃん来てますよー」
P「すみません毎回……」
ちひろ「いえいえー、うちの――」
りん「なにしにきたの!」
まゆ「うふ……おはようございます、ぷろでゅーさーさぁん」ヒョコッ
P「おはようまゆ」
ちひろ「ふふ……うちのまゆも、喜びますからね♪」
りん「ぷろでゅーさー!むしはいけないとおもうな!」グイグイ
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
ちひろ「今日は何をやらかしたんですか?」
P「おねしょですよ」
ちひろ「あら……まぁまゆちゃんもたまーに――」
まゆ「ちひろさん、それいじょうはだめですよぉ」
ちひろ「あら、ごめんね」
まゆ「もぅ……」
りん「ぷろでゅーさー」
P「ん?」
りん「わたし、まゆのおうちのこになるから」
P「そうかー」
りん「む……わたし!まゆのおうちのこになるからっ!」
P「聞こえてるよ」
りん「……ぷろでゅーさーは、わたしがまゆのおうちのこになってもいいの」
P「うーん?」
りん「どうなの」
P「うーん……」
りん「……」
P「んー……あ、ちひろさんこのお味噌汁美味しいです」
ちひろ「ありがとうございます♪」
りん「うわぁん」
まゆ「よしよし」
まゆ「ぷろでゅーさーさんひどいですよぉ」
P「ごめん、言い過ぎた」
りん「……わたしも、さっきはごめんね」
P「おう、偉いぞ」
まゆ「うふ、りんちゃんはえらいですねぇ」ナデナデ
りん「ん……」
P「まゆはお姉ちゃんみたいだなぁ」
まゆ「そうですかぁ?えへへ」
りん「…ふーん、まゆがわたしのおねえちゃん?……まあわるくないかな」
まゆ「はぁい、あなたのおねえちゃんですよぉ」
りん「でもおねえちゃん、わたしよりちっちゃいよね」
まゆ「…………!!」
ちひろ「あー……」
P「言ってはいけないことを」
まゆ「…ま、まゆ……まゆは、ちっちゃくてもおねえちゃんだもん!!」
りん「わたしはちっちゃくてもきにしないよ」
まゆ「なぐさめなんていらないもん!!うわあぁん」ギュッ
ちひろ「あぁ……ほら、よしよし」
P「凛って変な所で素直だよな」
りん「よくわかんないけどばかにしてる?」
P「ヒェッ」
まゆ「…」ギュー
ちひろ「…」ナデナデ
P「羨ましい」
ちひろ「Pさんにはしてあげませーん」
P「ひどい」
りん「わたしは?ねえわたしは?」グイグイ
ちひろ「りんちゃんはいいですよー」スッ
グイッ
ちひろ「あら?」
まゆ「……ちひろさんはまゆのものですよぉ」ギュ
りん「な……!」
りん「ひとりじめはよくないっておもうな!」グイグイ
まゆ「つーん」
りん「ふん!ふん!」グイグイ
ちひろ「プロデューサーさん!人気者ですよ、人気者!」
P「わぁすごい」
りん「おねえちゃんなのにずるい!」
まゆ「まゆだってこどもだもん」
りん「ぐぬぬ……」
まゆ「それに……」
P「あ、お茶おいし」ズズ
グイッ
P「お?」
まゆ「Pさんもまゆのものです……うふ」
りん「な、な……!」ワナワナ
まゆ「えへへぇ♪」ギュ
ちひろ「何だか家族みたいですね♪」
P「ハハッワロス」
ちひろ「何だと」
りん「……」グス
まゆ「……でもぉ」
りん「……?」ウルウル
まゆ「りんちゃんも、まゆのものです」ギュッ
りん「ぁ……えへへ」ギュ
P「こんないい子他にいます?」
ちひろ「かわいい」
P「確かに可愛いですね、まあでも――」
ちひろ「本当ですよ、やっぱり――」
P「うちの凛が一番可愛いですけど」
ちひろ「うちのまゆちゃんが一番ですね」
P「は?」
ちひろ「あ?」
りん「またはじまった」
まゆ「だめなおとなですねぇ」
P「え?知らんの?ちっひ知らんの?」
P「テレビ点けたらバイ〇ハザードやってて、立ったまま動けなくなった凛の可愛さ知らんの?」
P「やばない?思い出したかのように俺の名前を連呼する凛の愛おしさやばない?」
P「国で保護するべきよ?例え国が護ってくれなくても俺が護るけど」
ちひろ「は?甘くね?Pお前ちっとレベル低くね?」
ちひろ「テレビで天海ハム蔵さんが歌ってて、それ見ながら必死にM@STERPIECEの振り付け真似してたまゆちゃんの愛おしさ知らんの?」
ちひろ「私がいることに気付いて、正座して何事もなかったかのように振る舞うまゆちゃんの愛お指数高ない?」
ちひろ「そんな事も分からない人間は、目を瞑ってどっか隅っこに挟まって、口だけ開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてろ」
オ?オ?アン?
アンコラヤンノカオウコラハゲコラ
アタマハカンケェネエダロ!!!
りん「まゆ、こんなのほっといてうちであそぼ」
まゆ「いいですよぉ」
りん「しんきょくできたからうたってあげるね」
まゆ「わぁ、たのしみです」
バタン
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
りん「ぴざもっつぁれら♪みざもっつぁれら♪れられられられら」
まゆ「げきやばですねぇ、ばんどくみます?」
ガチャッ
P「ただいま」
ちひろ「お邪魔しまーす」
りん「おわった?」
まゆ「なかなおりできましたかぁ?」
P「ああ、一戦終えてきたよ」
りん「いっせん?」
ちひろ「……何言ってんですか全く」
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
ちひろ「もう日も暮れてきましたね」
P「そうですね」
りん「きょうはとまっていかないの?」
ちひろ「うーん」
P「構いませんよ」
まゆ「まゆはおとまりしたいです」
ちひろ「それじゃあ、お世話になっちゃおうかな♪」
P「はーい」
りん「やった」
りん「まゆ、おふろはいろ」
まゆ「いいですよぉ」
P「ちひろさん、お願いします」
ちひろ「はーい」
りん「え?ぷろでゅーさーもいっしょにいくんだよ」グイグイ
P「ファッ!?」
ちひろ「うえいっ!?」
まゆ「ふたりともいっしょですよぉ」グイグイ
P「……せ、狭いだろ」
りん「だいじょうぶ、わたしたちちっちゃいから」
ちひろ「……」
P「……か、身体洗うの大変だろ」
まゆ「まゆがあらってあげますよぉ」
P「……ち、ちひろさ――」
ちひろ「……」ドキドキ
ちひろ「……」チラッ
ちひろ「……」モジモジ
ちひろ「……」チラッ
P「え?」
ちひろ「……///」
P「……え?」
おしりん
21:30│渋谷凛