2015年01月13日

モバP「特製おせち?」

・短い



・書き貯めなし



・初投稿





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みく「そうにゃ!お正月といえばやっぱりおせちだにゃ!」



モバP「それはそうだが…おせちと言えば魚介物のオンパレードじゃないか?みくが食べられる物なんて少ないだろ」



みく「ふふふーん♪だからこそ、みくのみくによるみくのためのおせちを自分で作ったのにゃ!Pチャンにも特別に食べさせてあげるのにゃ♪」



モバP「え…いや…結構ですけど…」



みく「にゃ!?いいから大人しくみくとこの特製おせちを食べるにゃ!!Pチャンに拒否権はないの!!」



モバP「えぇ…なにこの猫横暴なんですけど…むーりぃー…」



みく「フカー!!」

モバP「まぁ冗談はさておいて、特製おせちっつってもなぁ…おせちってやっぱりゲンを担いだ縁起物が多いだろ?他のもので埋めてもしょうがないんじゃないか?」



みく「そのあたりはぬかりないにゃ!みくの食べられる食材の中で、ちゃんとおせちとしてのゲン担ぎを保ったままで作られた特別な一品なのにゃ♪」



モバP「ほほう、そこまで言われると気になってきたな…よかろう!このモバP、命にかえてもこのブラックボックス(重箱)を胃袋の中にぶち込んでやろう!他のアイドル達やちひろさんが犠牲にならないためにも!!」



みく「えっ、ひどくない…?」

モバP「というわけで…オープン!」



ペカー



モバP「ほぉ…」



みく「Pチャン、どうにゃ?どうにゃ?」



モバ「なんというか、思ってたよりもちゃんとおせちになってるな。そりゃ魚がない分若干見た目は従来のものとは違うが」



みく「ふふーん!恐れいったかにゃ?みくはばっちし完璧ロックな猫ドルなのにゃ!」



モバP「いろいろ混ざってるいろいろ混ざってる」

モバP「まぁ肝心なのは味だよ、味。とりあえず無難そうなこのかまぼこから食ってみようかな…いただきまーす」



みく「おっ、Pチャンお目が高いにゃ!そのかまぼこは中々の自信作なのにゃ!」



モバP「自信作もなにもただのかまぼこだ…ろ…?」



みく「普通のかまぼこはお魚のすり身で作った物なのにゃ。みくには食べられないから、今回は…」



みく「赤ワインと白ワインで色付けしたご飯を潰して、かまぼこの形に成形したのにゃ!!」



モバP「ぺっ!ぺっ!うわまっず!!シンプルにまずいこれ!!」



みく「かまぼこといえば紅白のめでたいカラーリングにゃ。味なんて二の次だにゃ?」



モバP「アホかお前は!!元々米使ってんなら白ワイン使わなくても紅白の白は出せるだろ!!というかそもそも白ワインは白くないわ!!」



みく「にゃにゃ!?そこに気づくとは…Pチャン、やはり天才にゃ!」



モバP「え…こんなのがまだ重箱2段分あんの…?」

モバP「なにか口直しできるもの…口直しできるもの…」



モバP「ん?黒豆か。これなら魚とは関係ないし普通に食えるだろ」



みく「うんうん、甘くておいしい黒豆にゃ♪」



モバP「……」モグモグ



モバP「…みく、これ…」



みく「そうにゃ!みくといえば女子高生!女子高生といえばスイーツ!スイーツといえば…」



モバP「なんでおせちの中にチョコボール(ピーナッツ)が入ってるんだよ!!」



みく「黒くて、甘くて、お豆さん。これほどの適任はいないと思うのにゃ」



モバP「いや、確かに間違ってはないんだけどさぁ…そこは普通に普通の黒豆でいいじゃん…」



みく「まぁまぁPチャン。これをあげるからそんなに落ち込まないで欲しいにゃ」



モバP「あ、銀のエンゼル…」

モバP「畜生…!!このおせちの中には神も仏もいねぇのか…!!」



みく「オーバーだにゃぁ…Pチャン、おとそでも飲んで落ち着くにゃ」



モバP「あぁ、すまないな…ってみく!お前未成年なのに酒なんて買ったのか!」ゴクン



みく「安心するにゃPチャン、そのおとそは…」



モバP「あっま!!なんだこれ!!」



みく「みりんにゃ」



モバP「なんでやねん!!!!!」



みく「おとそはお正月の必須アイテムにゃ。でもみくみたいな未成年が調達できるお酒なんてこれぐらいしかないにゃ」コクコク



モバP「…みくが飲んでるそれもみりんなのか?」



みく「いや、これは甘酒にゃ」



モバP「それでいいじゃねーか!!俺にもそっちよこせよ!!」

モバP「前言撤回だ…アイドル達はともかく、ちひろさんには後で絶対これ食わせてやる…!!」



みく「Pチャン…何気にさっきからみくの心は傷だらけなのにゃ…」



モバP「え!?いや、だってみく、そもそもこれ味見とかしたのか…?」



みく「したに決まってるのにゃ!大好きなPチャンにも食べてもらうものなんだから当然だにゃ!それなのに…」



みく(ほんとはチョコボールしか食べてないけど)



モバP「うぐぅ!!」



みく「ひっく…Pチャンのばかぁ…」



モバP「…ごめんな、みく…折角みくが一生懸命作ったのに…。うん、確かに最初はちょっと変わったおせちだから面食らったけど、慣れてみると結構うまいよこれ!!特にこの黒豆とか!!」



みく「Pチャン…!!」



みく(ちょろいにゃ。あとそれはただのチョコボールだから美味しくて当然にゃ)



モバP「ほんとこの昆布巻きとかも、いい味がしみてて…しみ…みく…この昆布に見えなくもないブヨブヨした物体は…?」



みく「それはコブラの皮をイカスミで黒く染めたものにゃ」



モバP「ファッ!?」



みく「よろこんぶ…よろこぶ…よろコブラなのにゃ!」



モバP「は…はは…確かにゲン担ぎもばっちりだな…」



みく「コブラには滋養強壮もあるにゃ!Pチャンはスタドリだけじゃなくて、こういうちゃんとしたお料理でスタミナをつけていかなきゃダメにゃ!」



モバP「み、みく…そこまで俺のことを考えて…」ウルッ



みく(蛇だけにちょろっちょろにゃ)

みく「Pチャン、そろそろこの数の子を食べて欲しいのにゃ!」



モバP「…なぁみく。この数の子、一粒一粒がやたらとでかくないか…?」



みく「特製おせちだからにゃん♪」



モバP「……」



みく「…Pチャン、みくのおせち食べてくれないの…?」ウルウル



モバP「も、もちろん食べるとも!ちょっとバラエティーっぽくワンテンポ間を取ってみたくなっただけだよ!」パクッ



モバP「……」モグモグ



モバP「なんか、もにゅもにゅしてる…」



みく「それは黄色く塗ったタピオカにゃ。お味はどうかにゃ?」



モバP「無味無臭」



みく「そりゃそうだにゃあ」

モバP「というかこれ、自分で一粒一粒数の子の形に積み上げたのか…?」



みく「もちのろんだにゃ♪2時間かかったにゃ!」



モバP「どこまでも手間のかかることを…ってか昆布や数の子って直接魚!ってわけじゃないんだから、みくでも食えるんじゃないか?」



みく「うん、食べられるよ?だってこれはPチャンに日頃からかわれている鬱憤をはらすために作った…にゃ!?」



モバP「……ほう…?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



モバP「俺に、日頃の鬱憤をはらすために作った、とな…?」



みく「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ…」



モバP「……」バタン



みく「にゃ?Pチャン、お外に行っちゃったにゃ…」



みく「やっぱり怒っちゃったのかにゃ…?」



モバP「前川ァァァ!!」バタン



みく「にゃ!?」



モバP「お前のために買ってきためでたい鯛だ!!食えオラァァァァァ!!!!!」



みく「ちょっとPチャン、買ってくるの早すぎない!?いや、ちょっと、お魚はダメ、お魚は…にゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」





おしまい



08:30│前川みく 
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