2015年01月14日
渋谷凛「プロデューサー、構って」 モバP「ん?」
少しだけ性的な描写を含みます。
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凛「プロデューサー」
P「ん?」
凛「構って」
P「…………」
凛「…………」
P「凛」
凛「……ごめん、今の無しに」
P「学校での話、聞かせてくれよ」
凛「えっ?」
P「いや、ちょうど休憩しようと思ってた所でな。最近の様子を知りたいなと」
凛「……そっか」
P「で、どんな感じだ?」
凛「ふふっ。この前、体育の授業でダンスをしてね……」
凛「プロデューサー」
P「ん?」
凛「撫でて」
P「…………」
凛「…………」
P「凛」
凛「……ううん、何でも無いよ」
P「髪に花びら付いてるぞ」
凛「え、本当?」
P「ああ、いま取ってやる」
凛「…………」
P「…………」
凛「まだ、取れないの?」
P「ああ、凛の事が好きなんじゃないかコイツ」
凛「ふふっ」
P「……凛、髪さらさらだな」
凛「そう?」
P「ああ。それに花の香りがする」
凛「花びら君のお陰かもね」
凛「プロデューサー」
P「ん?」
凛「手、繋いで」
P「どうした急に」
凛「手、冷えちゃってさ。ポケットに突っ込むのも行儀悪いし」
P「手袋忘れたのか?」
凛「あるけ……無いよ」
P「無いのか」
凛「うん」
P「しょうがないな、ほら」
凛「ん。手袋貸してくれるのは嬉しいけど、片方だけ?」
P「俺だって寒いからな。ほら凛、手出せ」
凛「あ……」
P「…………」
凛「…………」
P「凛の手、暖かいな」
凛「そうかな」
P「ああ。段々もっとあったかくなってきてるような」
凛「……プロデューサーの手袋、ぶかぶかだ」
P「まぁ、これでも男だからな」
凛「そうだね」
凛「プロデューサー」
P「ん?」
凛「…………」
P「どうした?」
凛「ううん、呼んでみただけ」
P「そうか」
凛「うん」
P「…………」
凛「…………」
P「凛」
凛「なに?」
P「あー……」
凛「…………」
P「コーヒー……そうだ。コーヒー飲むか、凛」
凛「じゃあ、貰おうかな」
P「ちょっと待っててくれ」
凛「うん。プロデューサー」
P「ん?」
凛「用が無くても、呼んでいいよ」
P「……そうか」
凛「うん」
凛「プロデューサー」
P「…………」
凛「私と、付き合って」
P「それは、出来ない」
凛「プロ、デューサー」
P「何だ」
凛「こっち、こないで」
P「それも、出来ない」
凛「……ヒクッ…………ばか」
P「馬鹿だよ。凛も知ってるだろ」
凛「本当に、ばか」
P「まぁ、何だ。今なら誰も見てないから。無理する必要は無いぞ」
凛「優しい言葉を、かけないで、よ」
P「それも出来ない」
凛「ばか」
P「そうだな」
P「凛」
凛「なに?」
P「とりあえずさ」
凛「うん」
P「トップアイドルに、なろう」
凛「とりあえずじゃ、ダメでしょ」
P「そうだな。絶対、トップアイドルになろう」
凛「うん」
凛「プロデューサー」
P「ん?」
凛「魔法をかけて。私を、シンデレラにして」
P「ああ。任せろ」
凛「プロデューサー」
P「ん?」
凛「食べて」
P「これ、凛が作ったのか?」
凛「うん。特に早起きとかした訳じゃないから」
P「そうか」
凛「うん」
P「いただきます」
凛「召し上がれ」
P「…………」
凛「…………」
P「…………」
凛「な、泣くほどダメだった?」
P「いや逆だ。何と言うかな、もう、何て言えばいいんだろうな……」
凛「……明日も作ってこようか?」
P「頼む」
凛「そ、即答だね……」
P「出来れば毎日食べたい」
凛「毎日作ってくるよ」
P「ありがとう」
凛「プロデューサー」
P「…………ん?」
凛「……休んで」
P「……あー、」
凛「ライブ前で忙しいのは分かるけど、私達の為にそこまで無理してほしくないよ」
P「違うよ。凛たちのためだから多少の無理はしたいんだ」
凛「ばか」
P「アイドル馬鹿と言ってくれ」
凛「本当に、馬鹿」
P「……分かった。少しソファに横になるよ」
凛「私の膝、使う?」
P「いや、今日はいいよ。凛も疲れてるだろうし」
凛「そっか」
P「明日は使わせてくれ」
凛「分かった」
凛「……プロデューサー」
P「凛」
凛「抱き締めて」
P「ああ」
凛「…………」
P「…………」
凛「私、シンデレラになれたかな」
P「他の何だと思ってたんだ?」
凛「……ふふっ」
P「凛」
凛「なに?」
P「本当に、ありがとう」
凛「こちらこそ。ありがとう、Pさん」
P「凛」
凛「なに?」
P「俺と、結婚してくれ」
凛「うん、いいよ」
凛「は、あっ……P、さんっ……!」
P「何、だ」
凛「抱き、しめて」
P「ああ……っく……!」
凛「んっ! …………もっと、つよくっ」
P「凛、りん……っ!」
凛「っあ、んんっ……Pさん……P、さんっ」
凛「なかで、だして」
P「――っく、あっ……」
凛「っ……! ん、あぅ…………っ」
P「はっ……凛……」
凛「ん……Pさ、ん……んむっ…………」
P「……凛は、可愛いな」
凛「……ずるい。こういう時だけ、言わなくても、欲しい言葉をくれるんだもん」
P「何年一緒に居ると思ってんだ。言われなくとも、それぐらい分かるさ」
凛「なら、次は?」
P「そうだな……試しに、こっちに聞いてみるかな」
凛「ん、ひゃっ……! Pさ、あっ」
― = ― ≡ ― = ―
「風が、あったかいね」
「もう春だからな」
「またみんな呼んでお花見でもしようか」
「それはいいんだが、大人組の面倒を看るのがなぁ……」
「ふふっ。それもプロデューサーのお仕事じゃない?」
「全く辛い職業だ……」
「頑張れー」
「…………」
「…………」
「凛」
「ん、何?」
「呼んでみただけだ」
「そっか」
「ああ」
「…………」
「…………」
「ね、Pさん」
「ん?」
「これからも、私を幸せにして?」
おわり
20:30│渋谷凛
