2014年01月12日
美穂「13と14の間で」
N○K
美穂「お疲れ様ですっ、プロデューサー!」
P「お疲れ様! いやぁ、良いステージだったよ。どうだった、人生初紅白は?」
美穂「お疲れ様ですっ、プロデューサー!」
P「お疲れ様! いやぁ、良いステージだったよ。どうだった、人生初紅白は?」
美穂「や、やっぱり緊張しちゃいました……。でも! すっごく楽しかったです! また来年も出られたら良いなって卯月ちゃんと話していたんです! 興奮がまだ消えそうにないですっ」
P「来年かぁ、と言っても後数分で年が変わっちゃうぞ。このままじゃ車の中で年越しになっちゃうな」
美穂「私は気にしませんよ?」
P「いや、凄く個人的なことだけどプロデューサーになるまでの年越しって家の中でインスタントそばを啜っていただけだったし、こうやってアイドルと一緒に年越しをするなんて思ってもいなかったな」
美穂「ふふっ、私もです。プロデューサーといっしょだったなんて。嬉しいな」
P「っと、あんまりココにいても邪魔なだけだし、家まで送るよ」
美穂「えっと、思いつきました! 舞台に出てお芝居してみたいな……」
P「舞台かぁ。そう言えば興味があるって言っていたっけか」
美穂「先輩アイドルの皆さんの舞台を見たときに、私もあんな風に演じることができたらなって思ったんです。お客さんの目の前で演じるから緊張しちゃうかもしれないんですけど……一度やってみたいんです」
P「舞台には舞台の魅力があるからな。でも美穂も大分緊張しなくなってきたよ。本番前に緊張するのは誰だって同じだろうし、今日のステージも緊張していたなんて言っても凄く楽しそうに出来ていたし」
美穂「私に出来るのかな?」
P「出来るさ。舞台は色んな小日向美穂になれるチャンスだし、来年は舞台のオーディションも受けてみるか」
美穂「え、えっと、プロデューサーがそう言うならなんだか出来そうな気がしてきました」
P「でもどうして急に絵本を描きたいって?」
美穂「きっかけは大したことでもないんですけど、この前本屋さんに寄った時に昔読んでいた絵本を見つけて懐かしくなって手にとって読んでみたんです。何冊か読んでいるうちに、自分でも描いてみたいなって」
P「成程ね。アイドルはステージに立って自分や伝えたいメッセージを表現するけど、その他にも出来ることが有ると俺は思う」
美穂「と言いますと?」
P「何の番組だったか忘れたけど、川島さんが言っていたんだ。アナウンサーとして何かを伝えてきたけど、それだけじゃ伝わらないものもある。そのもどかしさを、アイドルとして表現しているってさ」
P「絵本とアイドルは一見別のものに見えても、何かを伝えたい表現したいって言う点では一緒じゃないかな。だから俺は美穂の絵本を読んでみたいかな。どんなメッセージがあるか、どんな思いがその絵と物語に込められているか気になったよ」
美穂「だ、誰かに読んで貰えるようなお話を書けるか分からないですけど……下手っぴな絵でも、おかしな文でも、プロデューサーにだけは読んで欲しいなって思います! だから、き、期待していてくださいねっ」
「ああ、楽しみにしているよ」
P「プロデューサーってその可能性を誰よりも早く知ることが出来るんだ。新しい美穂を見つけたとき、思い出はまた一つ増える」
P「一つ一つ思い出を作っていって……来年のこの日に答え合わせしたいかな。やりたかったことは出来たか、新しい自分を見つけることが出来たかって」
美穂「え、えっと……上手く言葉に出来ないんですけど」
P「?」
美穂「すっごく素敵だと思います! 私もプロデューサーと思い出を作りたいです」
美穂「誰も知らないプロデューサーの姿を見続けていたいです!」
P「そ、そう言われたら……ちょっと恥ずかしいかな」
美穂「わ、私もです……」
短いけどこれでオシマイ。短編の方が難しいなと思ったり、読んでくれた方、ありがとうございました
P「来年かぁ、と言っても後数分で年が変わっちゃうぞ。このままじゃ車の中で年越しになっちゃうな」
美穂「私は気にしませんよ?」
P「いや、凄く個人的なことだけどプロデューサーになるまでの年越しって家の中でインスタントそばを啜っていただけだったし、こうやってアイドルと一緒に年越しをするなんて思ってもいなかったな」
美穂「ふふっ、私もです。プロデューサーといっしょだったなんて。嬉しいな」
P「っと、あんまりココにいても邪魔なだけだし、家まで送るよ」
美穂「えっと、思いつきました! 舞台に出てお芝居してみたいな……」
P「舞台かぁ。そう言えば興味があるって言っていたっけか」
美穂「先輩アイドルの皆さんの舞台を見たときに、私もあんな風に演じることができたらなって思ったんです。お客さんの目の前で演じるから緊張しちゃうかもしれないんですけど……一度やってみたいんです」
P「舞台には舞台の魅力があるからな。でも美穂も大分緊張しなくなってきたよ。本番前に緊張するのは誰だって同じだろうし、今日のステージも緊張していたなんて言っても凄く楽しそうに出来ていたし」
美穂「私に出来るのかな?」
P「出来るさ。舞台は色んな小日向美穂になれるチャンスだし、来年は舞台のオーディションも受けてみるか」
美穂「え、えっと、プロデューサーがそう言うならなんだか出来そうな気がしてきました」
P「でもどうして急に絵本を描きたいって?」
美穂「きっかけは大したことでもないんですけど、この前本屋さんに寄った時に昔読んでいた絵本を見つけて懐かしくなって手にとって読んでみたんです。何冊か読んでいるうちに、自分でも描いてみたいなって」
P「成程ね。アイドルはステージに立って自分や伝えたいメッセージを表現するけど、その他にも出来ることが有ると俺は思う」
美穂「と言いますと?」
P「何の番組だったか忘れたけど、川島さんが言っていたんだ。アナウンサーとして何かを伝えてきたけど、それだけじゃ伝わらないものもある。そのもどかしさを、アイドルとして表現しているってさ」
P「絵本とアイドルは一見別のものに見えても、何かを伝えたい表現したいって言う点では一緒じゃないかな。だから俺は美穂の絵本を読んでみたいかな。どんなメッセージがあるか、どんな思いがその絵と物語に込められているか気になったよ」
美穂「だ、誰かに読んで貰えるようなお話を書けるか分からないですけど……下手っぴな絵でも、おかしな文でも、プロデューサーにだけは読んで欲しいなって思います! だから、き、期待していてくださいねっ」
「ああ、楽しみにしているよ」
P「プロデューサーってその可能性を誰よりも早く知ることが出来るんだ。新しい美穂を見つけたとき、思い出はまた一つ増える」
P「一つ一つ思い出を作っていって……来年のこの日に答え合わせしたいかな。やりたかったことは出来たか、新しい自分を見つけることが出来たかって」
美穂「え、えっと……上手く言葉に出来ないんですけど」
P「?」
美穂「すっごく素敵だと思います! 私もプロデューサーと思い出を作りたいです」
美穂「誰も知らないプロデューサーの姿を見続けていたいです!」
P「そ、そう言われたら……ちょっと恥ずかしいかな」
美穂「わ、私もです……」
短いけどこれでオシマイ。短編の方が難しいなと思ったり、読んでくれた方、ありがとうございました
14:30│小日向美穂