2015年02月13日

杏「プロデューサー、開けてよ」

関連 留美「モバP君、開けて?」
関連 凛「プロデューサー、開けてよ。」

しぶりん、わくわくさんに続いて杏ちゃんです。

書き終わったら今日はお酒を飲もう・・・。



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杏「おーい、いるのは分かってるんだからな〜。」





モバP「杏か。帰れ。」



杏「こんなにちっちゃくて可愛い女の子が家まで来てやってるのにそれはないんじゃないかな?杏、ショックだな。」



モバP「俺の知ってる杏はそんなに献身的じゃない。俺の家に来までしてダラダラしない。」



杏「分かってないなぁ。プロデューサーの家で一緒にダラダラしたいから来てあげてるんじゃん。モンハンやろーよ。」



モバP「いや、俺狩りはしないって決めてるんだ。猟師じゃないから。」



杏「じゃあ杏を膝に乗せて一緒にモンハン見てるだけでいいからさ。温かいココアと美味しい飴用意してくれればそれでいいよ。」



モバP「あ、今ココアないからごめんな。他の家をあたってくれる?」



杏「めんどくさい。」



モバP「俺もドア開けるのめんどくさーい。むーりぃー。」



杏「プロデューサーは大人の男なんだからドア開けるくらいなんてことないよ。少しは働きなよ。」



モバP「杏に言われる筋合いはないなー。杏こそ、家に帰るくらい出来るだろ?」



杏「足痛いから無理。」

モバP「そんなことない。そうだ、きらりを呼んできらりに運んでもらおう。」



杏「プロデューサーはこんな冬の夜中の寒い時間にきらりを起こして迎えに来させるんだ。非常識だね。きらりが可哀想だよ。」



モバP「こんな夜中に人の家に来る杏は非常識じゃないの?」



杏「プロデューサーは大人の男でしょ?問題ないよ。」



モバP「きらりはダメで俺はいいのか。大人の男って大変だな。」



杏「いいからさぁ、早くドア開けなよ。杏寒くてもう外にいられないよ。一応、住むのに必要なものは全部持ってきたからプロデューサーに迷惑かけないよ?」



モバP「住み着く気なの?それが最も迷惑だなぁ・・。」

杏「どうして?毎日こんなに可愛い杏と一緒にダラダラしていられるんだよ?杏の身の回りのさせてあげるんだよ?幸せじゃないの?」



モバP「不幸の極みだなぁ。」



杏「プロデューサーは女心が分かってないね。女は尽くしてくれる男が好きなんだよ。」



モバP「杏も男心を分かってないな。男は女に寄生されたくないんだ。」



杏「寄生なんてひどい言い草だねー。杏は置いとくだけでマイナスイオン出るよ?安らぎの空間を演出するよ?」



モバP「どう考えても安らぎの空間にはならないなぁ。」



杏「そうやって先入観で物事を決めるって良くないよ。今の時代、男は家事機能付きATMじゃないと誰も嫁に来てくれないよ?」



モバP「俺が家事機能付きATMだとしたら杏は俺の家で何の役割をするの?」



杏「ATMからお金を引き落として飴とゲーム買う役割を全うする♪」



モバP「それを寄生というんだよね。」

杏「違うよ。杏が飴を舐めながらゲームやって幸せそうにしてるとするじゃん?」



モバP「うん、俺の家賃で借りてる家で。俺の稼いだ金で買った飴を舐めて俺の稼いだ金で買ったゲームやるのね?」



杏「そうそう。その姿を見られるプロデューサーって、きっと世界で一番幸せだよ?」



モバP「怒りと悔しさで脳天が噴火しそうになるなぁ。」



杏「どうして怒るの?杏が幸せそうにしてて怒る理由教えてよ。」



モバP「杏が俺の金で遊んでるからかなぁ。」



杏「遊んでるけど、それを見てるプロデューサーは幸せなんだからいいじゃん。杏は遊んでダラダラしてプロデューサーに安らぎを与えるのが仕事だから。今後の方針も決まったところで、ドア開けてよ。」



モバP「絶対やだ。寄生虫に食いつぶされちゃう。」



杏「寄生虫じゃないよ。どこをどう見たら杏が寄生虫に見えるのさ?」



モバP「全部。」



杏「分かったよ。そこまで言うなら週に1回、3時間だけバイトするからさ。」



モバP「その条件だと風俗でも働けないよ?」



杏「じゃあ働かない。杏は働かないぞー!!」



モバP「よし、交渉決裂だな。じゃ、帰って温かくして寝ろよ?」



杏「うん。ただいま、ドア開けて?」



モバP「おかしいな。ここには俺しか住んでないんだけどなぁ。」

杏「プロデューサーと杏は運命共同体だよ。二人で1セットでしょ?」



モバP「そんなことないよ。杏は杏、俺は俺。別々の人生を歩もうよ。」



杏「もー。頭が固いなぁ・・・ドアポケットから手突っ込んじゃいからね!(ガタガタ・・!!ズボッ!!)」



モバP「気持ち悪いからやめて?」



杏「じゃあ一体どうしたら杏を部屋に入れてくれるっていうの?」



モバP「絶対部屋に入れない。一体どうしたら帰ってくれるの?」



杏「帰らないよ。あ、脱げばいいの?股開いたら部屋に入れてくれる?杏は一晩で1回戦しかしないし、杏からは何もできないけどそれでもよければいいよ。ドア開けて?」



モバP「杏には欲情しない。風呂入ってないだろうし。」





杏「だからお風呂に入れて、お風呂で入れればいいじゃんか。」



モバP「部屋に入れてあげないからお風呂も入れてあげない。」



杏「分かったよ。ちゃんと口で大きくしてから入れるようにしよ?それなら1回戦で二度美味しいよ?」



モバP「やだ。杏歯磨きしてなさそうだし。不潔っぽい。」



杏「じゃあ入れる前にプロデューサーがちゃんと洗ってよ。中まで指入れて、舐められるくらい綺麗にしれくれたら舐めてもいいよ?」



モバP「病気うつりそうだなー・・・」



杏「じゃあどうすればいいの?身体売ってもダメならもう杏には何もできないよ。」



モバP「ベストを尽くしてダメだったんだ。仕方ないからあきらめて帰ろう?」



杏「へえ・・・そうまでして杏を部屋に入れたくないんだ。」



モバP「寄生されたくないからな。」



杏「・・・・・・パパー!パパ!もう杏悪いことしないからお家に入れてよー!うえええええん!!寒いよお!死んじゃうよー!パパー!杏のこと嫌いなの?!ママと別れてからずっとパパの欲望のはけ口になってきたのに!!」

モバP「ちょっと!何言ってんだ!!」



杏「パパー!!新しいママが若いからって・・・杏はもういらない子なの?!あ、おばあちゃん。夜中にごめんね?杏のパパが新しいママと一緒に住むからお前は出てけって・・。ほら、これが杏の荷物。ひどいよね・・・起しちゃってごめんね?」



モバP「違いますよー!寄生虫が入らないようにしてるだけですからねー!お宅も刺身とか気をつけてくださいねー!!」



杏「で・・・・どうするの、パパ?」



モバP「パパじゃない。ドロドロの家庭環境を勝手に設定するな。」



杏「隣のおばあちゃん優しいね。温かいお茶もらっちゃった。」



モバP「嘘ついて人に物乞いか。そんな最低なアイドルは部屋に入れてあげない。」



杏「じゃあおばあちゃんと一緒に交番行ってパパに捨てられたって言おうかな・・。」



モバP「ちょっと待て。警察はダメ。」

杏「じゃあ観念して杏を丁重に迎え入れるんだね。」



モバP「すぐ帰れよ・・?絶対にすぐ帰れよ・・?」



杏「居心地よかったら住み着くからね。」



モバP「じゃあだめ。」



杏「おばあちゃんにもう一杯お茶もらってこようかな・・。」



モバP「分かったよ・・・(ガチャ・・・)」



杏「やっと開けてくれたよ・・・。今日からここが杏の家かぁ。まあ、プロデューサーも肩肘張らずに過ごしていいんだからね?」



モバP「ここは俺の家であって杏の家ではない。」



杏「まあまあ、細かいルールはこれから決めればいいじゃんか。じゃ、お風呂で杏を洗ってからお楽しみください。」



モバP「・・・・丁寧に洗ってやるか。」





おわり



08:30│双葉杏 
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