2015年03月18日

綾瀬穂乃香「私を汚すあなたの愛」

アイドルマスターシンデレラガールズの、綾瀬穂乃香のSSです。

全編R18.



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425995260



 私、綾瀬穂乃香はアイドルです。





 かつてはソロでの仕事がメインでしたが、他のアイドルたち3人とともにフリルドスクエアというユニットを組むようになってからは、もうずっとユニット単位での活動を続けています。



 忍ちゃん、柚ちゃん、あずきちゃんはみんなとても良い子で、仕事でもプライベートでもよく一緒に過ごします。



 ですが、時折私は、一人、予定されていたレッスンの時刻よりもかなり早く事務所を訪れることがあります。



 今日、お昼過ぎに事務所へ行くと、私の担当プロデューサーが待っていました。



 売れ出したアイドルとそのプロデューサーですから、スケジュールはそれなりに詰まっています。



 二人揃ってこっそり会う時間を作れる日は、あまり多くないのです。



 ですから、他のアイドルもちひろさんもいない、本当に二人きりでいられる時は、一分たりとも無駄にできないほど貴重で。



 カバンから、かつて私が使っていたバレエの衣装を出すと、プロデューサーさんはすぐ私の手を取り、更衣室へ引っ張って行きました。



 数年前に使っていた、今となってはかなりキツいサイズのバレエ衣装。



 たまたま家の掃除をしていて見つけたものですが、この手のものを見せると彼はこの上なく嬉しそうにするのです。



 女子ロッカー室へ忍び込み、私は制服を脱ぎ始めました。



 時間が惜しいのは確かですが、だからといってぽいぽい脱ぎ散らかしたりはしません。



 ゆっくり、一枚ずつ服を脱ぎ、少しずつ肌を晒してあげるのが、彼の好みなのです。



 シャツを脱ぎながらも一秒ごとに熱くなる彼の視線を浴びていると、それだけで私もどんどん高ぶってきます。



 スカートと靴下は履いたまま、上半身はブラジャーまで全部脱いでしまいます。



 アイドルとしては標準的なレベルにまで膨らんでくれた胸。



 硬くなって勃ち上がりかけている乳首。



 じっとりと見られることで、心拍数がどんどん上がっていきます。



 女子高生の着替えを見たがる彼は相当にヘンタイっぽいですが、でも仕方ありません。



 これが私たちの前戯なのです。私自身、身体を見られて嬉しく思ってしまうのですから。



 だんだん待ちきれなくなってきて、人肌が恋しくて、私はそのままスカートも脱いで下着姿になりました。



 普段なら、このままゆっくり服を脱ぎ続け、煽り立てられた彼に襲われるのを楽しむのですが、今日はひと味違います。



 生の胸を一瞬だけ見せてあげた後、数年前に使っていたバレエ衣装を取り出し、やや苦労しながらも着てあげるのです。



 やはりこの何年かで私も成長してしまったらしく、着るには着られましたが、特に胸とお尻がぴっちぴちです。



 肌に密着した布は、胸、腰、骨盤周りにお尻と、私の女性らしいボディラインをかなり強調しています。



 今にも硬くなった乳首の形が浮かび上がってきそうな、裸でいるよりも恥ずかしいくらいの格好。



 そんな私を見るプロデューサーさんの眼には欲望が煮えたぎっていて、この服も私も滅茶苦茶にされてしまいそう。



 でも、それでいいんです。



 小さい時の衣装を無理やり着て挑発するような女には、ケダモノみたいな男が似合いです。



 この衣装がフィットしていた頃は、男の人に見られることなんて、大して意識していませんでした。



 ましてや、それで悦びを感じるなど、想像すらしていませんでした。



 それでも、今こうしてプロデューサーさんに舐めるように視姦されているのは嫌ではありません。



 自分の女としての魅力を味わってもらえているようで、自尊心がくすぐられます。



 もっと近くで見て欲しくて近づくと、ぎゅっと抱きしめられました。



 下腹部に、熱くて固いものが当たっています。



 私の男が、私を見て興奮している。



 子供の頃に着ていた衣装に欲情している。



 かつてがむしゃらにストイックだった頃の努力の結晶を、男に媚びて誘惑するために消費してしまっている。



 その悍ましい事実が私の視界を曇らせ、見上げた彼の顔以外何も見えなくなってしまいます。

 首を反らせて軽く目を閉じると、すぐにキスしてくれました。



 唇と唇を合わせて、舌を絡ませ唾を啜り合うエッチな口づけ。



 仄かに歯磨き粉の香りがして、彼が私とこうしてキスするために準備してくれていたということを知りました。



 予め決めていた約束の時間、私が来るまでそわそわしていたのでしょうか。



 もしかしたら、仕事も手につかないくらいドキドキしてくれていたのでしょうか。



 好きな男に求められて、嫌な気分になる女はそういません。



 跪いて、彼のズボンを下ろし窮屈そうにしていたものを露出させてあげます。



 軽く握って擦っただけでも、じっとりとした汗と透明な粘液が私の手に張り付いて、淫らな糸を引いています。



 衝動的に、このまま思い切りしごいて射精させたくなりましたが、せっかくの衣装を活用しないのも勿体無いです。



 いい機会ですから、前に一度教えてもらったテクニックを使ってみましょう。



 そう思って、私は勃起しきったものにレオタード越しの胸を押し付けました。



 混紡糸の布地に粘液が染み付いていきます。



 服に締め付けられた私の胸は、押し付けられた男性器に向かって反発しています。



 なんとか人並み以上に育ってくれたそのおっぱいを、両サイドから掴んで、胸骨の前にとらえた彼のものに向かって思い切り押し付けました。



 硬い棒に当たって、乳房はむちぃっと変形しています。



 口内に貯めていた唾を胸元に垂らすと、滑らかな布との間の摩擦が減り、ぬるぬるしてきました。



 唾と先走りとで、レオタードはもうかなりひどいことになっていますが、まだ足りません。



 プロデューサーさんは女性の服を汚して喜ぶ変態なので、このまま胸の間に射精させて、精液をしっかりレオタードにかけさせてあげないと。



 胸を熱い精液でどろどろにされるのを想像しただけで、股が疼いてきました。



 思わず見下ろすと、まだそれほどシミは広がっていませんが、このままだといずれじっとりと濡れていくことでしょう。



 別にそれでも構わないのですが、彼を放って一人で気持ちよくなるのは、申し訳ないし恥ずかしい。



 ですから、私はできるだけ早くプロデューサーさんを胸で屈服させたいのです。



 しかしサイズのきつい服を着ているせいで、男性器を挟み込むのはなかなか難しいです。



 完全には竿を覆い尽くせないので、半分くらい抱きしめて、後は手と上半身とで胸と布地を擦りつけます。



 余りやったことのない遊びでしたが、ちらっと上目遣いを向けてみると、結構感じてくれているようです。



 ずりずりっと着衣のままの胸を擦りつけると、エッチな熱が伝わってくるようで、私の乳首も敏感になってきます。



 布越しに摘んでみると甘く痺れて、思わず手に力が入ってしまいます。



 ぎゅっ、と強くおっぱいを押し付けられて、プロデューサーさんも一瞬たじろぎました。



 射精しそうなところを、我慢してくれたようです。



 そういえば、まだ出してもいいって言ってあげていませんでしたね。



 服を着たままパイズリされて喜ぶヘンタイさんのくせに、許可無く射精はしない。



 そんな、変に律儀なところも可愛らしいです。



 彼の望み通り、私は許可してあげました。



 出したかったら、そのまま出してくださっていいですよ。



 私の服、あなたの精液でベタベタにしてくださいね。



 臭い染み付かせて、もう二度と着られないくらいにしてくださいね。



 そう言い終えると、もう彼の忍耐は限界のようです。



 しっかり最後まで気持ちよくなってもらうため、私は胸での圧迫をいっそう強めました。



 ぎゅっ、ぎゅむっと左右からおっぱいに挟まれて、サラサラした布で先端を擦られて、遂に精液が噴き出ました。

 恐らくは今日初めての射精で、精液が私の顎にまで届いています。



 びくびく震える竿をがなんだか愛おしくて、ずっと胸に抱いていたくなります。



 精液は私の首から胸元に飛び、流れ落ちてレオタードにどんどん染みこんでいきます。



 遂にやってしまった。かつて着ていたバレエ衣装で男の精液を受け止めてしまった。



 思い出深い品を、男と遊ぶためだけに浪費してしまった。



 私の努力とともにあった品を、子作りですらない淫らな遊びのために消費してしまった。



 背徳感とともに身体を離すと、谷間に溜まっていた精液が腹の方まで垂れ落ちていきます。



 ますます広がる白い汚れを見ていると、私自身までプロデューサーさんに汚されてしまったようで、ぞくぞくします。



 汚されて、征服されて、純潔を奪われて、何もかも捧げてしまって。



 もうプロデューサーさん以外の誰にも相手にされない、淫らな女にされてしまいます。



 胸から解放されても、彼のものにはまだ萎える気配がありません。



 私のレオタードを汚し尽くしても、まだまだ満足できていないのでしょう。



 私のナカに入れてヌポヌポ言わせて、思い切り射精しないと収まりがつかないのでしょう。



 服、身体の外側だけじゃなくて内側まで、どろっどろの精子で汚される。



 そう思うと、今日が初めてというわけでもないのにお腹の奥が熱くなって、我慢できなくなってしまいます。



 がちがちになった彼のものに触れたくて、自分のナカに迎え入れたくて、股布をずらします。



 濡れた陰唇を外気に晒して、さあいよいよ、という時。



 扉の向こう、廊下の方から話し声が聞こえてきました。



 どうもこちらに向かってきているようです。



 この時間は私たちの他に誰も事務所に来ないはずでしたが、なにか予定外のことがあったのでしょうか。



 プロデューサーもこれは把握していなかったようで、かなり焦っています。



 今から更衣室を出たら、間違いなく顔を見られてしまいます。



 着衣を整えている時間もありません。



 やむなく私たちは、唯一鍵の開いていた私の専用ロッカーに潜り込みました。



 間一髪、荷物を隠しロッカーに入り扉をそっと閉めた直後、更衣室の扉が開きました。



 息を殺して様子をうかがっていると、入ってきたのはなんと忍ちゃんと柚ちゃんとあずきちゃん。



 フリルドスクエアのメンバーたちでした。



 聞き耳を立てていると、どうも彼女達三人も偶然、予定に空きができてしまったようです。



 それで、いつも一番にレッスン場入りしている私を驚かせようと、こうして早くにやってきたのだそうです。



 それを聞いて私はとても申し訳ない気分になりました。



 早くに来ているのは、もちろんアイドル活動が楽しいからです。



 レッスンの準備運動などに多くの時間を取りたいがためです。



 しかしそれ以上に、プロデューサーさんと二人きりでお話したり、今日のように逢瀬を楽しんだりしたいからなのです。



 彼女たちは、私たちの関係を知りません。



 みんなプロデューサーさんとは良い関係を築いていますが、男女の仲にまで発展しているのは私だけ。



 私は、やりくりして作った時間を男とセックスするのに使ってしまう、いやらしい女なのに。



 みんなの眼を盗んでこっそり、バレエの衣装着てセックスしちゃう、悪い子なのに。



 彼女たちは私のことをごく真面目な人間だと思ってくれているのです。



 そのあまりの罪悪感に、背筋が震えます。

 思わず溜息をつくと、私の吐息を浴びたプロデューサーさんが唾を飲み込みました。



 熱心なプロデューサーのサポートを受けた私たちのアイドル活動が順調なこともあって、更衣室の設備もかなり良い物が揃ってきています。



 それでも、男女二人が入るのには十分な大きさではなく、お互いかなり密着してしまっています。



 まるで、昨今はやりの壁ドンみたいな姿勢。



 こんな近くにいると、ますます彼のことが好きになってしまいそう。



 扉のスリットから差し込む僅かな光りに照らされた顔が、いつもより精悍に見えてしまいます。



 漏れ聞こえてくる友人たちの声も、燃料にしかなりません。



「今日は穂乃香チャンいないんだね」



「いつも、誰よりも早く来てるのにね。さすがに早く来過ぎたのかな」



「かもねっ。でも、そういえばPサンもいなかったよね」



「二人でどこか行ったのかな?」



「ええーなにそれズルい」



「いや、きっと穂乃香ちゃんのことだから、お仕事関係の何かじゃない?

 ステップ見てもらってるとか、予定の打ち合わせしてるとか」



「ああー、ありそう」



 ごめんなさい、みんな。



 お仕事なんかじゃないんです、私はただ欲望を満たしたくて、セックスしたかっただけなんです。



 狭い空間で身体をくっつけあっていると、お互いの鼓動が伝わり合うよう。



 露出させられ、お預けを食らわされたかたちの男性器に、そっと手を伸ばしてしまいます。



 彼は一瞬、抵抗しかけました。



 しかしバレエで培った柔軟性があれば、閉所での優位は私のもの。



 唇にそっと指を添え、興奮と恥ずかしさに突き動かされるままに言いました。



 動かないでください。バレちゃいますよ。



 静かに……この、おちんちん、楽にしてあげますから。



 思い切って、あえていやらしい言葉遣いをするとプロデューサーさんの身体が硬直しました。



 彼はまだ隠し切れていると思っているようですが、私にエッチな言葉を言わせるのが好きなのは既に分かっています。



 いろいろな言葉を教えこんでくれたのは、他でもないプロデューサーさんなのに。おかしな人です。



 勃起したままの竿に右手を添え、どろっと濡れた股に慎重に誘導。



 女子更衣室の片隅でこんなこと、見つかったら一体どうなることやら。



 私はアイドルを続けられなくなって、プロデューサーは職を追われて……



 その恐怖に煽られるまま、私は腰を突き出し、彼のものを受け入れました。



 めりめりめり、と男性器が私を貫きます。



 口に手を当て、必死に声を抑えこんでのセックス。



 ロッカーの薄い扉一枚隔てて友人たちがいる、絶対に見つかってはいけない状況でするセックスが余りに気持ちよすぎて、私は意識を保つのに必死でした。



 彼もまた、身動きの取れない状況で私に犯されて悦んでいます。



 歯を食いしばって、できるだけ音を立てないように努力しながらも、おちんちんはびくびくさせています。



 その姿を見ているだけで、もっとしたい、もっといじめたい、そんな欲求が際限なく沸き上がってきます。



 してはいけないところでするセックスがこんなに気持ちいいなんて。



 また一つ、プロデューサーさんに教わってしまいました。

 限られたスペースで、ずいっ、ずいっと小刻みに腰を振ってみます。



 思うようには動けませんが、却ってそれが良い。



 もともと、激しく突かれるようなのと同じくらい、じっくりねっとり絡み合うのも好きでしたから。



 しかし、無理に動いたせいでしょうか。忍ちゃんが不審を感じ取ったようです。



「なんか、変な音しない?」



「ネズミか何かかな?」



 マズい、バレちゃう、音を出しちゃダメ。



 慌てて動きを止めますが、子宮の疼きは止むことがありません。



 もっともっと奥深くまでプロデューサーさんを犯したくってたまらない。



 自分では怖くて触れない、奥の部分を何度も突いて欲しい。



 そんな欲望を無理矢理抑えこんで、自分で自分を寸止めしながら耐えていると扉の向こうに忍ちゃん。



 彼女の気配から逃れるように、ぐぐっ、と身体を傾けると、その勢いで男性器がいっそう深く挿入されて子宮口が押し上げられて、私はイきました。



 声にならない声を上げて腹の奥の切なさに悶える私に、忍ちゃんは気づかなかったようです。



「うーん、何も無いね」



「そっかー。今度、Pサンに相談してみよっか」



「そうだね」



 友人たちの他愛無い会話を聞きながら、こっそりイく。



 叫ぶことはできません。



 少しでも声を出したら見つかる、そんな恐怖の中での絶頂は生まれて初めてのものです。



 快感を口から逃せないまま脳を揺らされます。



 歯を食いしばって喉を反らせて喘ぎ声を抑えこむと、ヨダレが唇の端から流れ出てきました。



 背徳に悶える膣がぎゅうぎゅう締まって、プロデューサーさんも無理矢理射精させています。



 お腹の奥に、暖かくて濃い液体がじんわり広がって、そのエッチな感触で私は正気に戻ることもできず、ただイキっぱなしにされました。



「二人、レッスン場にでも行ってるのカナ」



「あたしたちも行ってみようか」



「じっとしててもしょうがないもんね」



 フワフワしたエクスタシーの中、三人が出て行く音が聞こえます。



 再び更衣室が静かになって、数分様子を見た後、私たち二人はロッカーからまろび出ました。



 はあー、はあっ……怖かった、です。



 そう言うと、彼はまだ恐怖の残った表情で、何故あんなことをしたのかと詰問してきました。



 なんで、でしょうね。



 したかったから、でしょうね。



 プロデューサーさんとあんなふうにくっついて、いつまでも我慢なんてしていられませんから。



 股から腿へ漏れ出る精液の、生ぬるい感触。



 汗ばんだフトモモに精液が染みこんでいくような気がして、ゾクゾクします。



 彼の、二回射精してまだ萎えていない陰茎は、見ているだけでも生唾が溢れます。



 咎めるようなことを言いつつも、まだやり足りないんでしょう。



 胸とお腹は粘ついた精液塗れで、股の布とパンツはずらされて中出しされたばかりの精液が溢れ出て、内股まで白く汚されて。



 まるで強姦されたバレリーナのような姿の私を見ると、プロデューサーさんはもう何も言わず、私を壁際に追い詰めました。

 されるがままに寄りかかって片脚を軽く上げると、右手で掴んで持ち上げられて、陰唇を開かされます。



 片脚立ちになって、もう一方の脚を高く上げる、バレエをしていた時にもよくしていた体勢です。



 右の太腿を掴まれて股を開かされて、先ほど中に出されたばかりの精液がごぼっと逆流してくる、とんでもなくイヤらしい体位です。



 立ったままで、こんなふうに脚を上げっぱなしでいられるのも、もしかしたらバレエ経験の賜物でしょうか。



 膣から精液がだらだらと流れ出て、私の中から熱が失われていきます。



 冷めたくなくて、もっと熱くして欲しくて、私は言いました。



 そうですね。私もあなたも、一回だけじゃ満足できませんよね。



 そんな風にちょっと誘ってみると、返答も無しに挿入されました。



 身長差もあって、少し私が浮き気味というか、釣り上げられたような感じです。



 ロッカーの中でしたセックスの意趣返しでしょうか、今度は私が自由を奪われています。



 さっきまでとは全く逆の、主導権の許されない、まるで蹂躙されるようなセックス。



 力任せに犯されても、これはこれでいいです。



 愛しい男に好きにされてしまうのが、気持ちよくて。



 目を見開いて私を貪る今の彼は、言葉少なで凶暴な印象ですが、一方でどこか無防備で隙だらけにも思えます。



 普段、他のアイドルたちやアイドルとしての綾瀬穂乃香と接するときは、静かでちょっと厳しくて、いかにも上司然とした男が、セックスするときだけ欲望を剥き出しにする。



 他の誰も知らない彼の一面を知っている、これほど満たされることはありません。



 愛されてる、求められている自覚が、私の中の女、欲張りで独占欲の強い悪女をこの上なく焚きつけます。



 肩を抑えこまれて、壁とプロデューサーとの間に挟み込まれて、逃げ場なんてどこにもありません。



 がんがん犯されて、私の心はもうとろとろです。



 一度射精させたのにまだガチガチなものを執拗に打ち込んでくる彼の身体に両腕を回してキスのおねだりをすると、すぐに応えてくれました。



 下半身に何度も何度もピストンされ、一方で唇をキスで愛され、唾を味わって舌を絡ませ合う、こういうセックスが私は大好きです。



 綾瀬穂乃香は清純なイメージで売っているアイドルで、実際男性経験なんて全く無かったのですが、彼に抱かれるときは別です。



 まるで娼婦か奴隷のように、自分の全てを擲ってしまいます。



 ちゅっぱ、ちゅぱという、淫らな唾の鳴る音が心地いい。



 愛液と精液の混ざった白濁液が、股で泡立っています。



 その汚液が私のレオタードにシミをつけているのを見て、かつて純粋だった頃を思い出して、また私はイきました。

 

 背筋が粟立って、呼吸が止まりそうな感覚。



 絶頂するとともに膣もきゅぅぅっと締まって、プロデューサーさんも息を呑みます。

 私たち二人、セックスにのめり込み過ぎてだんだん周りを気にしなくなってきました。



 もしかしたら、また忍ちゃんたちが戻ってくるかもしれないのに。



 忘れ物を取りに来たり、するかもしれないのに。



 プロデューサーとアイドルの種付け生セックス、見られちゃうかもしれないのに。



 その恐怖も、今の私には快感にしかなりません。



 もっともっと愛しい彼とキスしたくて、唇を尖らせてじゅるじゅる音を立てて口を啜ると、ピストンが強まります。



 さっき中出しされたばかりの子宮が、もう新しい子種を欲しがっています。



 もう一回、出して。中に精液、出して。



 そう囁きながら強く抱きしめると、胎の奥深くまで膨らんで亀頭が打ち込まれて、突然の浮遊感。



 子宮口近くを責められて、弱いところに思い切り中出しされて、私はか細く叫びながら絶頂しました。



 またいった。いかされた。なかだしされていった。せいえきだされてたねづけされてきもちよくされちゃった。



 中出し、中イキ、こんなイイこと教えられたら、もう二度と純粋だった頃には戻れません、



 穂乃香は一生、この人のものです。



 たとえ何があっても、愛しています。



 絶対に、絶対に離しませんからね。



 私を孕ませようとする男に抱きついたまま、子宮を満たす精液の暖かさに酔い痴れていました。







 その後、しばらく周囲の様子を伺ってから、着衣を整えた私は一人で事務所へ戻りました。



「あ、穂乃香チャン帰ってきた」



 柚ちゃんが嬉しそうに私を出迎えてくれます。見ると、やはりフリルドスクエアのメンバーが勢揃いしていました。



 皆さん。今日は早かったんですね。



 何食わぬ顔でそう言うと、全く疑念を含まない返答。



「いつも穂乃香チャンを待たせてるのも悪いカナ?って思って」



「どこ行ってたの?」



 訪ねてくるあずきちゃんも、不審に思っている様子はありません。



 まだ早鐘を打ち続けている心臓の音を隠すように、何気ない風に答えました。



 プロデューサーのさんに、その、踊りを見てもらっていて。ここではできなかったので。



「あー、やっぱり。じゃあ、入れ違いになっちゃったんだね」



「いいなー。あたしも後で見てもらおうっと」



 仲間たちをごまかしながらも、股の奥からは生中出しされた精液が漏れ出てきています。



 どろっとした粘液がパンツを汚すのを感じ取って、私はまたひとり、静かに気持ちよくなっていました。



おわり



17:30│綾瀬穂乃香 
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