2015年03月20日

フレデリカ「コタツでー」志希「ぐーだぐだ〜♪」

のんびりと書いていきます



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フレデリカ「ん〜...」ゴロゴロ...





志希「ふにゃ〜...」ゴロゴロ...



フレデリカ「コタツはいいねー♡」



志希「ねー♪みかん食べる?」



フレデリカ「うん、食べたい食べたい☆」



志希「はい、どうぞ」



フレデリカ「サンキュー♪あっ、ねえシキちゃんシキちゃん」



志希「なーにー?」



フレデリカ「みかんを食べるとね、指が黄色くなっちゃうんだって」



志希「あー、それ聞いた事あるよ、カロテンが指の表皮に付着しちゃうっていうやつ」



フレデリカ「そうそう、それと同じでブドウを食べると指がムラサキになるらしーよ」



志希「へー、それはあたし知らなかったなー」



フレデリカ「だよねー、まあ本当かどうかはわかんないんだけどねー」



志希「なーんだ、ウソなのかー♪」



フレデリカ「ウソじゃないよー!有名な学者さんが言ってたもん!」



志希「ユーメーなガクシャさん?なんて人?」



フレデリカ「うーん...名前忘れちゃった☆」



志希「ユーメーじゃないじゃーん♪」

フレデリカ「みかんおいしー♡」パクパク



志希「うまうま〜♡」パクパク



フレデリカ「あっ、そういえばブドウで思いだしたんだけどさ」



志希「なに?」



フレデリカ「ほら、フランスってワインが有名でしょ?」



志希「あー、そうだねー♪」



フレデリカ「アタシ、ワインの香りって大好きなんだよねー」



志希「うんうん、あたしも結構好きだよ〜」



フレデリカ「あのかぐわしい香りを嗅ぐと、パリの風景が頭の中にありありと浮かんでくるっていうか...」



志希「にゃるほど〜、フレちゃんにとっては故郷の味ってことだねー♪」



フレデリカ「そのとーり!日本人で言えばお袋の味みたいなやつってことかな?」



志希「ん〜、それもちょっと違うと思うけど、似たようなもんかにゃー?」



フレデリカ「ユッコちゃんっぽく言うと全部まとめてサイキックパワーって感じ!」



志希「全部まとめてサイキックパワー、フランスだから全部まとめてフランスパワー?」



フレデリカ「そうそう、全部まとめてフランスパワー☆」



志希「なんだか強そうな感じだね、それ♪」

フレデリカ「まあ、実はワイン飲んだことないんだけどね☆」



志希「あれ、そうだったの?」



フレデリカ「まだ未成年だしさー、パパが許してくれないんだー♪」



志希「へー、そういえば飲むで思いだしたけど」



フレデリカ「うんうん」



志希「あたし、香水作ってる時にうっかりジュースと間違えて作りかけの香水飲んじゃった事あるよ」



フレデリカ「ホントに?美味しかった?」



志希「わっかんないなー、気絶しちゃったからにゃー♪」



フレデリカ「なるほどー、気絶するくらい美味しかったってことかもねー♡」



志希「ん〜、そうかもしれなーい♪試験管じゃなくてペットボトルに入れてたから気付かなかったんだー」



フレデリカ「もー、シキちゃんドジっ子ー☆」



志希「てへぺろー♪」

志希「ん〜...」ゴロゴロ



フレデリカ「あふっ...」



志希「なんだか眠くなってきたなー...」



フレデリカ「アタシもー...でも負けないっ!」



志希「おおっ、フレちゃん強いねぇ...」



フレデリカ「コタツの誘惑に負けるようじゃ、パリジェンヌは名乗れないのだー!」



志希「でもここ日本だよー...」



フレデリカ「じゃあ負けちゃおっかなー...」



志希「とりあえずもう少しだけ入ってから考えたらー?」



フレデリカ「そうする〜、今日は寒いしねー...」



志希「もう12月だからねぇ...」

フレデリカ「はぁ...やっぱりあったかい...♡」ゴロゴロ



志希「ぬくぬく〜♪」



フレデリカ「唐突ですがー」



志希「なになに?」



フレデリカ「フレデリカ主催、のど自慢大会を開催しますっ☆」



志希「わー♪どんどんぱふぱふー」



フレデリカ「それではまずエントリーナンバー一番、宮本フレデリカさんどうぞー!」



志希「がんばれー!」





フレデリカ「ホントにホントにホントにホントにフーレーデーリカー♪」



フレデリカ「ホントにホントにホントにホントにそーなーのだー♪」



フレデリカ「近すぎちゃってー近すぎちゃってー、どーしよー♪」



フレデリカ「かわゆくって、どーしよー♪」



フレデリカ「ホントにホントにホントにホントにフーレーデーリカー♪」



フレデリカ「ホントにホントにホントにホントに会いたくなってー♪」



フレデリカ「オォ、フレデリーカ♪」





フレデリカ「ありがとうございましたー☆」



志希「なんて素晴らしい歌声!ゆーしょーだ!」



フレデリカ「イエーイ♪じゃあ賞品ちょうだい?」



志希「ではこのみかんをプレゼント♪」



フレデリカ「ワオッ、ありがとう!でもどうせなら現金がよかったなっ☆10億円くらい?」



志希「でもそんなにあっても財布に入らないよー?」



フレデリカ「それもそっかー♪」

フレデリカ「あー...」



志希「んみゅ〜...」



フレデリカ「ヒマだねー」



志希「ねー」



フレデリカ「っていうかみかん食べすぎたかなー、3つも食べちゃった」



志希「ダイジョーブ、みかんは身体にいいみたいだし」



フレデリカ「知ってる知ってる、この前なんかの雑誌で見たんだけど、クエン酸とか入ってて疲れてる身体にいいんだっけ?」



志希「そーそー、日頃レッスンを一生懸命頑張ってるフレちゃんにピッタリってこと♪」



フレデリカ「なるほどー、確かに昨日も疲れて動けなくなってたからねー」



志希「へー、そんなにレッスン頑張ったんだ」



フレデリカ「まあね、その後街に遊びに行ったんだけど夜の11時くらいになったらもう眠くて眠くて...」



志希「なるほどー、それはかなり疲れてるねー」



フレデリカ「でしょー?もう歳かなー」

フレデリカ「でも本当に食べすぎたなー、手からみかんの匂いがするよ」



志希「えっ、本当に!?」



フレデリカ「嗅いでみる?」



志希「いいの?嗅がして嗅がして♪」



フレデリカ「ハイドーゾ、シャッチョサン☆」



志希「クンクン、ハスハス〜♪」



フレデリカ「どう?みかんっぽい?」



志希「みかんのリモネンとフレちゃんの匂いが交じって...これは...」



フレデリカ「これは?」



志希「む〜、パリだ!これはパリの香りだ!」



フレデリカ「おー、パリの匂い?」



志希「うん、なんかヨーロッパな感じがする♪」



フレデリカ「オー、リアリー?」



志希「イエス、リアリー♪っていうかフランスの人なのに英語なんだ?」



フレデリカ「だって英語の方が単語知ってるんだもーん☆」

フレデリカ「フンフンフフーンフンフフー、フレデリカー♪」



志希「にゃんにゃんにゃにゃーん、シキデリカー♪」



フレデリカ「あっ、そういえばこの間美優さんの部屋に遊びに行ったの」



志希「寮だとフレちゃんの隣の部屋だっけ」



フレデリカ「そーそー、たまたまお休みだったからちょっと遊びに行ったんだけどね」



志希「どうだった?美優さんのお部屋」



フレデリカ「すっごく片付いてたよー、あととってもいい匂いがした☆」



志希「美優さんアロマやってるもんね」



フレデリカ「うんうん、なんだか癒されちゃったよ、美優さんすごいね!」



志希「美優さんマジ女神ってプロデューサーも言ってたよ♪」



フレデリカ「じゃあアタシは?」



志希「フレちゃんはフレちゃんマジフレちゃんって感じじゃない?」



フレデリカ「じゃあシキちゃんは?」



志希「あたしはマジギフテッドってことで♪」



フレデリカ「うーん、なんだか知らないけどとにかくよし!」

志希「でも美優さんは確かにいい匂いがする」



フレデリカ「おっ、シキちゃんもそう思う?」



志希「あの人からはこう...なんていうか...フェロモンがものすごく出てる感じがするんだよね〜」



フレデリカ「へー、フェロモンが?」



志希「そう、男の人を引き付けるようなのがムンムン出てる気がする、まあ本人は無自覚だろうけど」



フレデリカ「あー、それはあるかもね、美優さん雑誌とかの『お嫁さんにしたい女性』とかでいっつも上位なのに全然自分に自信なさげなんだもん」



志希「フェロモンムンムンなのに控えめな性格ってところがいいのかもねー」



フレデリカ「じゃあさ、他にそういうフェロモン出してる人ってウチの事務所にいたりする?」



志希「そうだねー、あとは大人組で言ったら志乃さんとか礼子さんとか...」



フレデリカ「じゃあアタシたちと同じくらいだと?」



志希「美波ちゃんかな、あの子はすごいと思う、あと文香ちゃん!」



フレデリカ「文香ちゃんはすごいよねー、アタシもしょっちゅうひきつけられてちょっかい出しちゃうなー」



志希「わかるわかる、文香ちゃん抱きついてハスハスしようとするとすごくエッチな声あげるんだもん」



フレデリカ「ねー、あれはズルイよねー」



志希「あとは菜々ちゃんも変わった匂いがするよ?」



フレデリカ「ふーん、じゃあちひろさんは?」



志希「お金の匂いかにゃー♪」



フレデリカ「だよねー☆」

志希「あー、しかしだいぶまったりしてるねー」



フレデリカ「し過ぎかもー」



志希「これだけ長い間コタツに入ってるとなんだか暑くなってきちゃった」



フレデリカ「アタシも汗かいちゃってるー...」



志希「もうダメー、上着脱いじゃおっと!」バッ!



フレデリカ「わおっ!シキちゃんセクスィー☆じゃあアタシも...スカートぽーんっ!」



志希「おー、フレちゃんエロエロ〜♪」



フレデリカ「うっふん♪なーんちゃって...はぁ」



志希「のど渇いたー...」



フレデリカ「アイス食べた―い...」



志希「でも寒いからコタツから出たくなーい」



フレデリカ「そーだそーだ、出たくないぞー!」



志希「あー...」



フレデリカ「にゅー...」







志希「ふにゃ...」



フレデリカ「くぅ...」





ガチャッ





P「むっ、まだいたのか...」



志希「すぅ...すぅ...」



フレデリカ「んっ...」





P「こんなところで寝やがって...」



P「しかもスカートと上着脱ぎっぱなしで...風邪ひくぞまったく...」



志希「んむっ...くんくん...」



P「うわっ、ゴミ箱がみかんの皮で一杯に...どんだけ食べるんだこの二人は...」



志希「むぅ〜...」



P「マンガも読みっぱなし、こんなんじゃ嫁の貰い手探すのも...」



志希「んにゅっ!」ギュッ



P「おわっ!起きてたのか志希?」



志希「ん〜、寝てたよー?でもプロデューサーの匂いで目が覚めちゃったー♪」



P「こら、離せって...」



志希「もうちょっとだけー、ハスハス〜♪」

P「重い、もういいだろ?」



志希「もうちょいもうちょい♪」



P「そろそろ...」



フレデリカ「とりゃー!」ガシッ!



P「ぐわぁっ!」ドサッ!



フレデリカ「プロデューサー、おそーい!」



P「お前も起きてたのか...」



フレデリカ「アタシのど渇いたー、アイス食べたいアイスー!」



志希「あたしもー♪買ってきてプロデューサー!」







P「でえーい!離せー!買ってくるから離せー!これじゃ動けないだろうがー!」

−−−−−−





志希「うまうま♪」パクパク



フレデリカ「あまーい、冷たくてオイシー♪」パクパク



志希「やっぱりコタツにずっと入ってると、さすがに暑いよねー」



フレデリカ「ねー、汗かいちゃってるし」



P「じゃあコタツから出てアイスを食べればいいだろ」



志希「それじゃなんかダメなんだよねー♪」



フレデリカ「コタツに入って食べるのがいいの☆」



P「うーん、俺にはイマイチわかんないな...」



フレデリカ「もー、プロデューサーってば全然ダメ!」



志希「バツとしてペロペロさせて〜♪」



P「やめなさい」ガシッ



志希「あうんっ♪」

P「それよりお前らこんな時間までゴロゴロしてたのか?」



フレデリカ「だってプロデューサー遅いんだもーん」



志希「そーそー、せっかくオフだから事務所に遊びに来たのに全然かまってくれないし」



P「仕方ないだろ、仕事あるんだから」



フレデリカ「アタシもお仕事あるよ、プロデューサーに構ってもらうお仕事☆」



志希「じゃああたしはプロデューサーをハスハスしたりされたりするお仕事♪」



P「キャンセル、二人ともその仕事はキャンセルだ」



フレデリカ・志希「ぶーぶー!」



P「はぁ...まったくお前らは...」



フレデリカ「ねえプロデューサー、もう仕事終わった?」



P「ああ、とりあえずはな」



志希「それじゃいっしょにご飯食べに行こうよ、約束でしょ?」



P「...まさかそのためにずっと待ってたのか?」



フレデリカ「だってプロデューサー連れて行ってくれるって言ってたもんねー?」



志希「ねっ♪」

P「...負けたよ、わかった、連れて行ってやる」



フレデリカ「やたー♪」



P「ただし、ちゃんとこの休憩室を片付けてからな」



フレデリカ「えー?食べ終わってからにしない?」



P「ダメだ、ここはみんなの休憩室なんだからちゃんと片付けろ、ゴミも捨ててマンガや雑誌も置いてあったところに戻しなさい」



志希「はーい」



フレデリカ「仕方ないか、じゃあ寒いけどコタツから出て...」



P「こ、こらフレデリカ!」



フレデリカ「んっ、なーに?」



志希「フレちゃんスカート脱ぎっぱなしだよ♪」



フレデリカ「あっ、忘れてた!いやーんプロデューサー、フレデリカのパンツ見ちゃダメー☆」



P「は、早くスカートはけー!」

−−−−−−





ビュウウウウ...





フレデリカ「うぅぅ...さむさむ...」



志希「コタツに戻りたくなっちゃうね」



P「もう冬だしな、仕方ないさ」



フレデリカ「えいっ!」ギュッ



P「お、おい...」



フレデリカ「プロデューサーあったかーい♪カイロにちょうどいいかも☆」



志希「おぉー、プロデューサーは人型のカイロだったってことだね、それじゃあたしも...」ギュッ



フレデリカ「どう?」



志希「ん〜、あったかいにゃー♪」ギュウウウウ



フレデリカ「でしょ?一家に一台プロデューサーがあれば冬も楽なのにな〜」



P「...あんまり調子に乗ってると連れて行かないぞ?」



フレデリカ「あー、もう!わかってるってば!怒らないで♪」

志希「どこに食べに行こうかにゃ〜?」



P「あんまり高い所は無理だぞ?給料日前だし...」



フレデリカ「別に高いところじゃなくってもいいよー、高級フランス料理があればね☆」



P「いや、お前俺の話聞いてたか?」



フレデリカ「ご飯食べに連れて行ってくれるってとこは聞いてたよ♪」



志希「あたしはなんでも奢ってくれるってフレちゃんが行ってたのは聞いた!」



P「何にも聞いてないだろうが!」



フレデリカ「ウソだってばー、ウ・ソ☆回るお寿司とか行きたいな」



志希「あたしも行きたいな、みくにゃんが大好きなお寿司屋さーん♪」



P「みくは玉子しか食べられないからあんまり好きじゃないって言ってたような...」



フレデリカ「いいのいいの、アタシ玉子もお魚も大好きだもん☆」



志希「あたし大トロ食べた〜い♪」



P「わかったわかった、じゃあ回転寿司にしよう、好きなだけ食べていいぞ」



フレデリカ「イエーイ、さっすがプロデューサー太っ腹☆」



志希「よっ、財布のヒモが軽い人っ♪」



P「......」ズーン



フレデリカ「あ、あれ...どうしたの?」



志希「なにか思う所があったんじゃない?」



P「いや、なんでもない!なんでもないぞ?今までのフェスでいくら使ったかなんて考えて...」



フレデリカ「うーん、よくわかんないけど元気出してってば、フレデリカがあーんしてあげるから!」



志希「それじゃあたしは元気の出る香水あげよっか?」



P「本当に大丈夫だよ、ありがとな二人とも」



フレデリカ「本当に大丈夫?」



P「ああ、もう平気だ」



フレデリカ「ならいいやー、ほら早く行こ?アタシおなかペコちゃんだよっ☆」



志希「あたしもー、早く大トロ大トロ♪」







P「わかったから引っ張るなってのー!」







おわり



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