2015年04月16日

美希「ハニー!今日もお仕事お疲れさまなのー!」ダキッ


P「うぉっ、いきなり抱きついてくるなって!」



春香「そ、そうだよ美希!プロデューサーさんだって疲れてるんだし迷惑だよ!」





美希「むー、そんなことないの!ハニーだって顔がにやけてるから、きっと喜んでるの」



千早「プロデューサー……」ジトー



律子「プロデューサー殿……?」



P「ちょ、おいお前ら目が恐いぞ!さすがに手なんか出したりしないって!」



美希「ハニーになら……いいよ?」ウワメヅカイ



亜美「だ、ダメだよ兄ちゃん!中学生に手を出したら犯罪だよ!」



真美「ちょっ、亜美!真美たちもまだ中学生だから……」



亜美「あ!そうだった!んあんあ〜!オケツ掘っちゃったよぉ〜!」



小鳥「」ガタッ





※アイマスssです。短いです



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428416200





P「亜美、その言い間違えは少しヤバイからな。……さて、俺も仕事終わったし帰るか。おまえらもこんな時間まで事務所に残ってないで早く変えれよ」



響「そ、それなら自分送ってくぞ!」



真美「あー!抜け駆けはダメだよひびきん!」



貴音「そうです。いくら響とはいえ、ここはだけは譲れません」



あずさ「あらあら〜」ゴゴゴゴゴゴ



ギャーギャー ヤイノヤイノ







P「お前らなぁ……まぁ、本当は全員一緒に送ってってやりたい所だが、今日の収録の反省会をやらないといけないから、今日は美希と一緒に帰る」



美希「さすがハニーなの!誰にも正妻ポジションはゆずらないの!」



P「正妻ってなぁ……美希の単独ライブの仕事が入ってるからお前のプロデュースに集中しなくちゃいけないってだけだぞ」



美希「それでも嬉しいもんは嬉しいのー!ハニーとデートー」



響「なんか前もそんなこと言って二人で帰ってた気がするぞ!」



伊織「そうよ!私は今日こそ散っていったやよいのためにあんたと一緒に帰らないといけなかったのに!」



P「散っていったって……スーパーの特売のために早めに帰っただけだろ……」



P「さて、俺はそろそろ行くけどお前らもいい加減帰るんだぞ。社長が警察にしょっぴかれるからな。小鳥さん、律子、あとは任せたぞ。いくぞ美希」ガチャ



美希「はいなのー!」



ガチャン





全員「……」



真「いやぁー、今日もダメでしたね」



雪歩「うん……あれはもはや鈍感とかいうレベルじゃないよ……」



春香「最近はいつも美希と一緒だもんねー……」



響「あー、自分も美希みたいにできたらなぁ」



伊織「ほら、またそんなこと言って。この間みんなで決めたでしょ!誰がプロデューサーを落としても恨みっこなしって!いまは美希がちょっとリードしてるだけよ。すぐにこの伊織ちゃんが見返してやるんだから!」



千早「でも、ここまでやってなびかないってのもいくらなんでもおかしい気もするわね……」



亜美「もしかして兄ちゃんって……」



真美「いわゆるホモの人だったり……」



律子「そんなことないはずよ?昔高校時代の彼女さんの写真見せてもらったことあるし……」



春香「どんな人ですか!?」



響「自分も気になるぞ!」



律子「えーっと、背が高くて長髪で大人っぽい人だったわ。……ちょうどあずささんが髪を切る前みたいな感じだったかしら」



あずさ「えぇっ?髪を切る前、ですか〜?」



亜美「あずさお姉ちゃん、兄ちゃんが入ってきてからすぐ髪切っちゃったもんねー」



貴音「勿体無い事ですね」



伊織「でもそれなら、どうしてあんななのかしら」



春香「うーん……やっぱり鈍感なだけなのかな」



真美「ま、まさかミキミキ、もう兄ちゃんと付き合って……?」







バタン ブロロロロロ



美希「やっぱプロデューサーの車は広くていいの!」



P「そうか?まぁたくさん人運んだりするし、広い方が便利なんだよ。広いってもミニバンなんだけどな」



美希「やれやれなの……プロデューサーがそんなんだから事務所内があんな甘甘なお菓子の家みたいになっちゃうの」



P「返す言葉もございません」



美希「ほんとなの。ミキのこともしっかり考えてよね!」



P「あぁわかってるって。今日も一日ありがとな。おにぎりかいちごババロア、どっちがいい?」



美希「うーん……今日はキャラメルマキアートの気分なの」







美希「それにしてもあの時はビックリしたの」



P「あの時?」



美希「プロデューサーが、『俺のことをハニーって読んでくれ!』って言ってきた日なの。こいつ頭おかしいんじゃねぇのかって思ったの」



P「あー……辛辣だな。自分でもキモいと思ったけど」



美希「まぁミキ的には、悪くない取引だったかな。別にプロデューサーのことすごく嫌いだとか、そんな訳じゃなかったし」



P「ハハハ……まぁな。自慢じゃないけど今までの人生で女の子に嫌われたことないからな」



美希「」イラッ



P「美希は分かるよ、確かに可愛いし性格も明るい。美少女の典型例みたいなやつだからな」



P「でも俺はよくわかんないんだよな。性格も顔も良い方じゃないだろうし……雰囲気とかなのかな」



美希「少なくともミキと社長以外の全員を騙してるような人が良い性格とは到底思わないの」





P「まぁな……小鳥さんは良いとしても、美希以外のアイドルたち全員がデレデレだもんな。俺に」



美希「コクられたりしないようにミキに常に俺の近くにいてベタベタしててほしい、ってのはさすがにどうかと思うけどね。それならいっそ付き合ってるフリしたらよかったと思うな。」



P「いや、それは高校の時にやったんだよ。そうしたら結局、フリだったハズの女の子にベタ惚れされちゃったんだよ」



美希「あー……ハ…プロデューサーなら確かにそれはたしかにありそうなの」



P「ハニー呼びで慣れすぎたな」



美希「うーん、普段プロデューサーといるときはいつもハニー呼びだから、そっちでなれちゃったの」



P「慣れって恐いな。さて付いたぞ、喫茶店。今日の収録の反省だ」



美希「えー!ほんとにやるのー!?」







P「……で、今日はあそこの振り付けをもう少し丁寧ににやれたら良かったって所くらいかな」



美希「ながかったの〜」



P「はぁ……結局いちごババロアまで食いやがって……」



美希「ほら、プロデューサーってミキにお願い事してる立場だから、それ相応の対価は必要だと思うの!」



P「毎日1品って契約だっただろうに……まぁいいや。今日はボーナスだぞ」ピロリロリン



P「ん?メールか?」



美希「あ、真美からなの……なになに、『ミキミキってもしかして兄(c)と付き合ってんの!?!?』だって。何て返すべきかな」



P「うーん……まぁ『付き合ってないよ?だって美希はハニーのお嫁さんなの〜!』とか書いとけば?」



美希「今の物真似全然にてないし、しかも文面キモいの」



P「面目ない」





美希「もうこんな時間なの」



P「……おっと、ほんとだな。仕事してるとすぐに時間がたっちゃうな」



美希「ミキ的には仕事してるだけだったら、全然時間たつのは早く感じないの……」



P「楽しいことしてるときとかは時間は早く過ぎるんだよな」



美希「そうなの!練習の時は長く感じても、ステージにたって踊る一曲はすぐ終わっちゃうの!」



P「でも最近の美希は練習も楽しそうにやってるじゃないか」



美希「うん!ミキね、最近色々楽しいの!」



P「そうか、なんか良いことあったのか?」



美希「……これだからプロデューサーはプロデューサーなの」



P「えっ!?俺何かしたか!?」





P「俺が連れてきておいてなんだけど、親に起こられたりしないのか?」



美希「うん。ミキの家族は普段真面目だけど、そう言うところだけ何故か適当なの」



P「ふーん……まぁいつも通り送ってくよ。お前みたいなのが夜道を歩いてたら変なやつに襲われるかもしれないしな」



美希「変なやつって、プロデューサーのこと?」



P「いや俺ロリコンじゃないし」



美希「ふーん……でもミキ、体つきは大人みたいって言われるよ?」



P「いやいや、年齢は15だろ」





美希「じゃあ、プロデューサーは大人の女の人が好きなんだよね?」



P「うーん……まぁそうなるな」



美希「じゃああずさとかはどうなの?」



P「あー……あずささんか。申し訳ないが」



美希「なんで?」



P「あずささんには申し訳ないんだが、元カノに似ててな」



美希「あぁ、高校時代になんとかっていってた人?」



P「そう。だからちょっと恋愛対称と見れないんだよな。というかそもそも、アイドルと恋愛なんてしたらえらいことになる」



美希「へぇー、そうなんだ。じゃあプロデューサーの好きなタイプは?」



P「俺か?そんなの聞いてどうするんだ?」



美希「え?えっと……ほらプロデューサーって、アイドルのみんなとも付き合ったりしようとしないし」



P「アイドルのみんなとはそりゃ付き合わないけど……」



美希「うーん……じゃあ765プロのみんなの中から一人選ぶとしたら?」



P「えぇ!?一人?うーん……」



美希「やっば貴n



P「美希かな」







美希「えっ!?//」



P「あぁいや、みんな合法な年齢だったとしたら、だぞ?」



美希「何でミキを選んだの?」



P「うーん、なんとなくかな。そんなことよりさっさと帰るぞ」



美希「もう!はぐらかさないでちゃんと教えてほしいのー!」







P「美希起きてるか?もうすぐ家だぞ」



美希「いつも寝てると思わねぇでほしいの!」



P「ははは、すまんすまん」



P「でも美希は花より団子……ってか、花より睡眠って感じだもんな。恋愛するくらいなら寝てるイメージだ」



美希「失礼なの!ミキだって恋愛くらいするの!謝れなの!訴訟も辞さないの!」



P「おぅふ、そんなに怒ることないだろ……でも美希も恋愛とかするんだな。全然男なんかに興味ない感じなのかと思ってたんだが」



美希「うーん、学校の男子は子供っぽいから話にならないとは言ったけど、恋愛そのものに興味がない訳じゃないの」



P「ふーん、じゃあ美希が彼氏つくったら普段俺にしてるみたいなデレデレな感じになるのか。ちょっと羨ましいな」



美希「えっ!?」



P「はは、冗談だよ。それよりついたぞ、家」



美希「えっ!?あぁうん、もう着いたんだね……ありがとなの」ガチャ



P「どういたしまして。また明日な」



美希「あっ……」



P「ん?どうした美希?忘れ物か?」



美希「……なんでもないの」



P「そうか。明日も仕事だ、早めに寝ろよ。じゃあな!」





バタン ブロロロロロ





美希「…………」



美希「プロデューサーがそんなんだから事務所があんな感じになっちゃうの……」



美希「……」



美希「ミキだって、15歳の女の子なんだよ?ねぇ……ハニー」











伊織「ちょっと!離れなさいよ!いやがってるじゃない!」



美希「そんなことないの!ハニーだって喜んでるのー!」



P「おい!ちょ!引っ張るなって!服が破れちゃうから!」



美希「えへへ」



美希(今はまだ、15歳だけど)



美希(大人になったら、きっと振り向かせてみせるから)



美希「楽しみにしててね!ハニー!」



おしまい



08:30│星井美希 
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