2015年04月27日
P「嫁が欲しいな」貴音「!」
超短いです
若干オリ設ありです
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P「可愛い嫁が欲しいなぁ」
貴音「そうなのですか」
P「可愛くて家事が出来る嫁が理想だなぁ」
貴音「古都では花嫁修業と爺やにだいぶ扱かれました…懐かしき思い出です」
P「…」
P「可愛くて明るい嫁が欲しいなぁ」
貴音「左様ですか…確かに響ややよいなどを見ていると、こちらまで朗らかになるようですね」
P「…」
P「可愛くてナイスバディな嫁が欲しいなぁ」
貴音「…あなた様も殿方ですので仕方ないのでしょうが、もう少しおぶらーとに包んでは如何かと」
P「…」
P「可愛くて気遣いが出来る嫁が欲しいなぁ」
貴音「ふふっ、当然です、気配りは淑女の嗜みです故」
P「…」
P「可愛くて無邪気な嫁が欲しいなぁ」
貴音「無邪気、ですか…邪気はないとは思いますが、童のようではございませんのでご期待にはそえないかと」
P「…」
P「可愛くて長髪の綺麗な嫁が欲しいなぁ」
貴音「自分で言うのもなんですが、この銀髪は目立ちますから…手入れには気を遣っております」
P「…」
P「可愛くて守ってあげたくなる嫁が欲しいなぁ」
貴音「なんと、いずれ殿方を支えねばと思っておりましたが、一方そのような考え方もあるのですね…面妖な」
P「…」
P「可愛くてしっかり者の嫁が欲しいなぁ」
貴音「気をつけてはいるのですが、時に天然だと評されることがあります…ままなりませんね」
貴音「こうして改めて鑑みると、私もまだまだ修行が足りませんね」
P「…」
貴音「私はまだ相応しくはないのかも知れません」
貴音「それでも、それでも希うことが許されるのなら」
貴音「私は…結ばれたく存じます」
貴音「あなた様の、伴侶へと」
P「…」
P「可愛くて、明るくて、ナイスバディで、気遣いが出来て、無邪気で、長髪が綺麗で、守ってあげたくて、しっかり者」
貴音「…」
P「さらに」
貴音「?」
P「さらに優雅で、気丈で、高貴な精神を持っている」
貴音「あなた様」
P「そのうえ清廉で、思慮深くて、古風な雰囲気な嫁が欲しいなぁ」
P「貴音」
P「結婚してください」
貴音「…私としたことが、胸の高鳴りを抑えられません」
貴音「あなた様…不束者ですが、よろしくお願い申し上げます♪」
完
19:30│四条貴音