2015年05月20日
千川ちひろ「プロデューサーさんとの誓い」
「プロデューサーさん。はい、今月のモバコインの請求書」
「え?クレカ払い?もう限度がきて止められてるじゃないですか」
「今月は待ってあげませんよ。何ヵ月連続で待ってあげたと思ってるんですか?」
「え?クレカ払い?もう限度がきて止められてるじゃないですか」
「今月は待ってあげませんよ。何ヵ月連続で待ってあげたと思ってるんですか?」
「これだけ待ってあげたんです。私のほうも、払って貰わないと困ります。ですから、今月こそはきちんと払ってもらいます」
「そこをなんとかって、やだなあ。プロデューサーさんはお金がないのに生活費を切り崩してまでガチャを回して、イベントを走るクズ野郎なんです」
「しかし、そのおかげで今、プロデューサーさんの下にはこれだけのアイドルたち」
「ふふっ、みんなに囲まれて満足ですか?」
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「それはよかったです。さて、本題に戻りますが、お金がないなら借金でもして払ってもらおうかなあ……」
「借金は嫌なんですか?でしたら、どうします?」
「そうだ、プロデューサーさん、私の言いなりになってくださいよ」
「プロデューサーさんのことをすごく慕っている凛ちゃんやまゆちゃんがこれを聞いたら、どう思うでしょうかねえ……」
「彼女達でも、頭に角生やしてプンプンでしょうね」
「やだなあ、プロデューサーさん。
自分が使った分のお金さえも払えないからこうなってるんですよ?いくら優しい彼女達でもこんなクズなことをしたあなたを助けてくれるでしょうか……?」
「私、前からプロデューサーさんのことを私のものにしたかったんです……」
「一生、プロデューサーさんの味方になってあげます」
「24時間365日、プロデューサーさんのことを見てましたから、あなたのこと。
プロデューサーさんのお部屋、トイレ、お風呂、台所……」
「たしか、今日の朝ご飯は卵焼きと牛乳だけでしたね。ちゃんとご飯を食べられず、可哀想なプロデューサーさん」
「ああっ、その絶望に満ちた顔、たまりませんっ」
「でも、私の言いなりになれば、もう苦しい思いはしなくて済むんです。
ガチャの支払いの件も水に流して揚げます。」
「その代わり、もうイベントを走ることも、ガチャを回すことも禁止です。
私の言いなりですからね?私の許可なしに他の女の子と関わるなんて、契約違反ですよ?」
「他にどんな誓約をさせましょうかねぇ……ありすぎてどれから加えようか悩みます」
「大丈夫ですよ。次第に私との生活に順応していくんです」
「え?一緒に住むのは当然じゃないですか。だって、あなたは私の言いなりなんです。私のために働いてもらうんですから。」
「働くからには、ご褒美はきちんとあげますよ。どんなお仕事にも対価ってものが必要ですからね?
プロデューサーさんが頑張ったら、差し上げますよ。それは、その時のお楽しみです」
「楽しみです。プロデューサーさんにあんなことやこんなこと……
あっ、ヨダレが……すみません、はしたないところを見せてしまいました。」
「千川ちひろは天使だって、巷では言われているんですよ?ひどいことはしません。もちろん、誓約さえ守れば、ね?」
「プロデューサーさんはこんなに天使でカワイイ私とずっとずっと居られるんです」
「前から私がコスプレをするたびに、私の胸元をチラチラ見てましたよね?プロデューサーさんも、私のことをほしいって思っていたんでしょう?」
「ですから、プロデューサーさんは幸せ者なんですよ。私と一緒に生活できて」
「ですから、私に一生を捧げてくれていいんですよ。プロデューサーさん」
「もちろん、拒否権はありませんよ?絶対にプロデューサーさんは悦んでくれます。絶対に」
「すっごく期待してますよ。私のかわいくてかっこいいプロデューサーさん?」
おわり
17:30│千川ちひろ