2014年02月08日

モバP「ポンコツアンドロイドか」

P「5人共かわいかったなぁ」

P「しかし、実際のところ、ポンコツだったらどうなるんだろ」

P「家政婦型アンドロイド、だっけ? 設定は」


P「メイド服なんかはイベントで着せたことあるしな」

P「アンドロイド……アンドロイドか」

P「こう、ガシャガシャって感じ?」

P「卯月だったらガンバロイドとか……」

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――
P『家政婦型アンドロイドを買ってみたけど、随分働きものだな』

UZK『ガンバリマス! ガンバリマス!』ガタガタ

P『昨日から、ずっと働いてくれてるみたいだし』

UZK『ガンバリマス! ガンバッ……』ドテッ

P『お? 大丈夫か?』

UZK『』ジタバタ

P『……え? 連続稼働時間が28時間超え!?』

P『一日以上働いてるじゃないか!!』

UZK『ガンバリマス……ガンバリマス……』

P『しっかりしろっ、タイプUZK型ー!!』
――
P「……」

P「これは、アカンな」

卯月「プロデューサーさん、お疲れ様ですっ」

P「おお、卯月、こないだのユニットCDもライブも良かったな」

卯月「あっ、えへへ……」

P「これからもがんばっ……」

卯月「はい、がんばります!」

P「あーいや、がんばりすぎなくていいぞ」

卯月「えっ、どうしてですか?」
P「まあ、それより、ほら。一足早いがプレゼントだ」ゴソッ

卯月「わっ、ど、どうしたんですか、こんな」

P「頑張ってるんだから、労わないとな」

卯月「……。あっ、中、見ても」

P「いいぞいいぞ」

卯月「マグカップと、ココア」

P「少し良いの探してきたんだ。暖かくして休むのも大事だろ」

卯月「プロデューサーさん……」

卯月「えへへ、一生大事にしますね」

P「いや、ココアは早めに飲んでくれよ」

卯月「あ、だったら、今すぐ淹れてきます! プロデューサーさんの分と一緒に」ダッ

P「あ、いや、それは卯月のために……あー、行っちゃった」

P「……ん、まあ、いいか」
みく「Pちゃん、何してるにゃ」ヒョコッ

P「おお、みくか。いや、こないだの打ち上げがちゃんと終わらなかったからな」

みく「にゃにゃっ! てことは、打ち上げ第二弾てこと?」

P「そうそう、あの5人でちょっと調整して」

みく「そう言ってくれれば、Pちゃんの分のパーティー用ネコミミセットを準備してきたのにっ!」

P「いや、なんで俺までネコミミだよ」

みく「だってみくは猫キャラなんだもん♪」

P「猫普及キャラではなかったと思うが……」

P(うーん、この強引さからすると、ニャンドロイドはこんな感じかな?)
――
MIK『マゲナイヨ! マゲナイヨ!』ガンッガンッ

P『』

MIK『ミクハ ジブンヲ マゲナイヨッ!』ガンッガンッ ガシャッ パリーン

P『曲がれぇえええええええええええええええええ!!!』

P『何で食事の準備をお願いしたら戸棚にぶつかってんのぉ!?』

MIK『……ニャ』クルリ

P『そうだ、ストップだ!』

MIK『ミクハ ジブンヲ マゲナイノ ニャ』

P『こっちを向いて可愛く見せてもダメ!』

MIK『ニャ?』
――
P「ダメだこりゃ」

みく「にゃっ!? いきなりダメ出し!?」

P「い、いや、別にみくのことじゃないぞ」

みく「う〜、Pちゃんは急に変なこと言うからキライにゃ」

P「まあまあ、これやるから、機嫌直してくれ」ガサッ

みく「プレゼント?」

P「おう、CDとライブのお祝いだ」

みく「……スプーンと、紅茶?」

P「ちょっと良いやつだぞ」

P「……その、スプーンは値段が高いやつだから、曲げるなよっていう……」

みく「ぷっ」
>>3 仮面ラ◯ダーは関係ないんだ。すまんな

P「笑うなよ、ちょっと考えて買ったのに」

みく「あははっ、だって、あははっ」

P「くそっ、面白いと思ったのに」

みく「ぜ〜んぜん面白いにゃ、あはははっ!」

P「くそー、自分から言わなきゃ良かった」

みく「ふふ、あはっ、Pちゃん大好きにゃ〜」ナデナデ

P「うるせっ」

みく「あ、紅茶入れてこようか?」

P「あ、いや、卯月がココア入れてくるって言ってたから」

みく「じゃあ、お湯沸かしてるところだから、みくもいれてくる!」タタッ

P「あ」
P「うーむ、確かにいろいろ飲んでる時間はあるがなぁ」

P「えっと、美穂と菜々はもう少ししたら来るか」

P「ん? 杏は?」

杏「いるけど」

P「いたのか」

杏「なんか、プロデューサーの金で飲み食いが出来るって聞いてたから」

P「それは間違ってないが、その言い方は間違っている」

杏「同じならいいじゃん」

P「いいかなぁ……」

P(うーむ、杏は仮にアンドロイドでもそのままっぽいな。アンズロイドというか)
――
ANZ『ツカレター、ダルイー』

P『お前、本当にアンドロイドか?』

ANZ『ゴシュジンサマー、マッサージシテー』

P『お前がする方で、俺はされる方だろ?』

P『ちょっとはアンドロイドらしいことを言ったらどうだっ、タイプANZ型!』

ANZ『……』

ANZ『エラー、エラー、シュツリョクテイカ。エネルギーノ ホジュウヲ オコナッテクダサイ』

P『そういう意味じゃない』
――
P「ポンコツじゃねぇか!」

杏「えっ」

杏「……いや、そうかもしれないけどさ」

P「あー、違う違う、そうじゃない」

杏「何なの?」

P「ほれ、飴ちゃんやるから怒るなよ」

杏「お、おう、さんきゅー」

杏「……燃費悪いとか思ってない?」コロコロ

P「思ってるけどさ」

杏「思ってるじゃん」
P「思ってるけど……それだけじゃないからな」ゴソゴソ

杏「ん?」

P「ほれ、プレゼント」

杏「ん……リボン。と、コンパクト」

P「そうそう。おしゃれして、もっと可愛くなってくれや」

杏「……」

杏「あ、ありがと」

P「顔真っ赤だぞ」

杏「うるさいな」テレテレ
美穂「ただいま戻りましたぁ〜」

P「おー、美穂、お疲れ様」

美穂「あっ、プロデューサー! あ、あの、菜々さんが少し遅れるって」

P「あれ、そうか。わざわざありがとう、美穂」

美穂「えへへ、そんなこと、大丈夫ですよ」

P(美穂も成長したなぁ)

杏「美穂ちゃんもプロデューサーから何かもらったら?」

美穂「えっ?」

杏「なんか食べ物だけじゃなくって、いろいろくれるみたいだし」

美穂「あ、あの……それって、その、あの」

P「おう、お祝いにな」

P(美穂がポンコツ……だとすると……)
――
MIH『ゴシュジンサマ ホンジツノ ホウコクデス』ウィーン カタカタカタ

P『おっ、ありがとう』

P『さすが新型ミホドロイドは違うな……ん?』


「ゴシュジンサマト ドキドキ☆ ミホミホダイアリー♪」


P『』

MIH『ハッ ソ ソレハ ナイブデータデス!』

MIH『マチガイデス! ミチャ ダメデス!』バッ ステーン

P『お、落ち着け、これはこれでゆっくり見るから』

MIH『ミチャ ダメデス〜〜〜!!!』
――
P(かわいい)

P「かわいい」

美穂「えっ、あ、あの、プロデューサー!?」

P「ん? ああ、すまない。これだ、これ」ガサッ

美穂「わあ〜! 猫さんの手帳だ!」

P「あと、ひざ掛けな。その、ひなたぼっこ好きなんだろ」

美穂「え、えへ、覚えてくれてたんですね」

P「冬場は日差しはあるけど、空気が冷たいからなー」

美穂「プロデューサー……ありがとうございますっ」
杏「なんか、杏の時より良い物上げてない?」

P「バカ言うな。これもいろいろ探したんだぞ」

美穂「あっ? 杏ちゃんももらったんですね」

杏「ん……へへ」

美穂「ふふー」

P「……」

P「あ、そうだ。菜々はどのくらい遅れるって言ってた?」

美穂「あ、そうなんです! ちょっと怪我をしたみたいでって」

P「怪我!?」

ガチャッ
菜々「う……ウサミン、ただいま、戻りましたっ」

P「菜々、大丈夫か!」

菜々「だ、大丈夫です」ヨロヨロ

P「なんか怪我をしたって聞いたけど」

菜々「け、怪我……いえ、確かに、そうかもしれませんけど……」

杏「またやっちゃったの」

P「ああ……」

菜々「むぐぅぁっ! ち、違いますっ! ぎっくりとかそういうのではっ! たたたっ」

P「まあまあ、いいからソファにお座り」

菜々「ああ、プロデューサーさんが優しいのに涙が出る……」
――
P『くそっ、Gが出やがった!』

USM『ウサミンビームッ!』ビーッ! ボカン!

P『うおわっ!』

USM『大丈夫ですかっ、ゴシュジンサマ!』

P『お、おお、大丈夫じゃないのは家の壁だけどな』

USM『キャハッ☆ お家の安全まで、ウサミンドロイドにお任せッ』

P『そ、そうか。頼もしいな、壁に穴は空いたけど』

P『……ま、まあ、しゃべりも滑らかだし、高性能だな』

USM『ハウッ!』ドサッ

P『!? どうした!?』

USM『イマノデ……腰部パーツ……ソンショウ……』

P『』
――
P「おう、ポンコツってそういう意味じゃないからな」

菜々「はうっ! な、菜々の体はまだまだピチピチですっ!」

P「あ、いや、そういうことじゃなくってな」

P「じゃーん、頑張った菜々にプレゼント〜」

菜々「えっ、えっ? ほ、本当ですか? 誕生日でもないのに?」

P「ああ。開けてみてくれ」

菜々「う、うう〜、嬉しいです〜」ガサゴソ

――湿布。

菜々「……」

P「よく効くらしいぞ」

杏「良かったね」

美穂「よ、良かったです……?」
菜々「こういうの! こういうの求めてないんです!」

P「いや、これはこれでマジなんだが……」

P「でも、こっちも本命な」サッ

菜々「はっ」カサカサ

菜々「……あの」

P「どうした?」

菜々「く、くくく、口紅なんですけど……!」

P「おう。セクシー路線もやりたいなぁって思ってな」

P「ってかそれは取引先の試供品で、本命は欲しがってたアニソン歌手のサイン入りCD……」

菜々(こここ、これって、お返しはキスでって意味よね!? ね!?)
P「まあ、なんだ。やっぱりCuならセクシー系の衣装を着ないとなって」

杏「なるほど……道理で肌面積が広いのをよく着せられると思ってたよ」ジーッ

美穂「も、もしかして、スカートが短かったの……」ジーッ

P「あっ、い、いやいや」

菜々「はうう、着ます! 菜々、いっぱい着ちゃいますよぉ!」

卯月「何を着るんですか?」

菜々「あにゃぁっ! 卯月ちゃん」

みく「なんだかエロい流れを感じるにゃ」

菜々「ひにゃぁっ! みくちゃん」

P「さー! みんな揃ったし、会場取ってるから行こうか!」

P「今日は第二弾の打ち上げというわけで!」

卯月「えっ、まだココアが」
菜々「あ、あの、菜々は、その……」コシガ……

P「しょうがない、背負っていくからつかまって」ぐいっ

菜々「あっ!」

菜々(ヤバい……幸せ絶頂過ぎて、今夜死ぬかも……)

みく「あっ!? Pちゃん、ナナちゃんだけずるいにゃ!」

みく「みくものせて!」

P「乗るわけ無いだろ」

杏「……。あー、アンズツカレチャッタナー」

P「!?」

杏「これは背負ってもらわないと、ウゴケナイナー」

卯月「あ、杏ちゃん、プロデューサーさん二人も背負えないから……」
杏「そんなこと言って、卯月ちゃんも背負われたいんでしょ?」

卯月「え!?」

美穂「あ、杏ちゃん! わ、私だって我慢してるんだから!」

みく「これは全員一人ずつ背負われて移動する流れにゃ!」

P「無理だから!」

みく「みくを背負ったら当たっちゃうかもなのにー?」

P「いや、そんなん言うても」

卯月「……」チラッ

美穂「……」コクコク
卯月「ぷ、プロデューサーさん。私、お仕事もっとがんばりますから……今日は、もし、よければ……!」

美穂「プロデューサー……」ウルウル

P「お、おう」

菜々「な、菜々、立てますよ!」

P「いや、無理しちゃダメだから!」


※全員Pが背負って行きました。ココアと紅茶は飲み干しました。


P「俺がポンコツになりそうだわ……」

おしまい。
ポンコツアンドロイドがジュエリーズで一番好き
Cuは良い曲もらったよね
アイプロお疲れ様です(*´ω`*) 私は前半戦で力を使い果たしました

01:30│モバマス 
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