2015年06月10日

P「なになに、ツンデレ特集?」

貴音「伊織、一緒にらあめんを食べに行きましょう」



伊織「あらゴメンなさい、さっき食べてきちゃったわ」



貴音「そうですか・・・」











貴音「ではプロデューサーと 二 人 で行くとします」



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伊織「なっ・・」



貴音「どうかしましたか?」



伊織「ま、まあお昼くらい二人で行くといいわよ」



貴音「ええ。プロデューサーは午後から休みなそうなので楽しんできますね」フフ



伊織「ええっ!?」



貴音「・・どうかしましたか?」



伊織「し、しょうがないから私もついて行ってあげるわ」



貴音「まことですか?では一緒に行きましょう」ニコニコ



伊織「あ、ちょ、ちょっと・・・」







P「あれ?伊織さっき飯食ったって言ってなかったっけ?」



伊織「貴音と一緒にご飯に行きたかっただけよ。か、勘違いしないでよね」



貴音「ふふふっ」ニコニコ



P「・・?」

別の日



美希「でこちゃ〜ん・・美希寝るから膝枕して〜」



伊織「でこちゃん言うな!なんで私が膝枕なんか・・!」



美希「ふ〜ん。じゃあプロデューサーにしてもらおっかな〜」ニヤ



伊織「はっ、はあ?」



美希「・・どうしたの?そんなに驚いちゃって」ニヤニヤ



伊織「アイツは仕事中でしょーが。なに変なこと言ってるのよ、もう・・・」



美希「でも今は休憩してるみたいだよ?」



美希「おーいプロデューサー!」



伊織「なっ何を・・」

P「おーどうした美希〜」



伊織「ま、待ちなさい!」



伊織「こ、こんな奴にやらせるくらいなら私がしてあげるわ。膝枕・・・」



美希「ふ〜ん」ニヤニヤ









美希「プロデューサー!でこちゃんが膝枕してくれるってー!」



伊織「は、はああああ!?!?!?/////」



伊織「なんで私がこんな奴なんかにっ・・・///」



P「呼ばれて来てみたらこんな奴扱いだなんて・・・」



美希「さっき膝枕してあげるって言ったの」



伊織「あ、あれはコイツにじゃないわよ!!」



P「・・・?」



伊織「なっ、何見てるのよこの変態っ!」ダッ



P「お、おう・・・」(いきなり怒ってどっか行ってしまった・・・)



美希「でこちゃんいじるの超楽しいの」



P「・・よくわからんがほどほどにな」



また別の日



P「やよいーいるかー?」(次の仕事の打ち合わせしたなーって)



P「・・・お、いるじゃないか」



やよい「伊織ちゃん、今日うちで一緒にご飯食べない?」



伊織「ええ。ぜひ行かせてもらうわ」



やよい「じゃあプロデューサーも誘うね」



伊織「なっ・・なんで?」



やよい「え?だって大勢いた方が楽しいし・・」



やよい「伊織ちゃんプロデューサーのこと大好きだし・・」



伊織「なあっ!?////」



P「やーよいー・・?」

やよい「あっプロデューサーおはようございますっ!」



伊織「なああああああ!?」



P「・・伊」



伊織「なっ、勘違いしないでよね!アンタなんか大好きなわけないでしょうが!!」



P「あの」



伊織「じ、じゃあ私収録行ってくるわ!」ダッ



P「行ってしまった・・・」



やよい「うー・・・」

またまた別の日



P「俺って伊織に嫌われてるんだろうか・・・」



貴音「・・・」



美希「・・・」



やよい「・・・」



貴音「あの、なぜそう思うのですか・・?」



P「だって俺にだけ口調が厳しいし・・・」



美希「美希にもいつもあんな感じなの」



P「好きなわけないでしょ!とか言われたし・・・」



やよい「あれは本心じゃないと思います・・・」



P「なんか最近話しかけてもすぐ逃げちゃうし・・・」



美希(何やってるの・・・)



P「まさか彼氏でもできたんじゃ」ガタッ



美希「それは無いの」



貴音「ありえません」



やよい「ないかなーって」



P「そ、そうか・・・」

貴音(プロデューサーは鈍いから伊織にはもっと素直になってもらいたいのですが・・)



やよい(私のせいかも・・)





律子「あ、いたいた!やよい、美希、貴音!仕事行くわよ〜」



3人「はーい」



P「ちょ、ちょっと待ってくれ!大事な相談中で・・!」



律子「・・いいから仕事してください」



-二時間後-



P(ふぅ・・・やっと一段落着いた・・休憩しよ)



P「ん?なんだこの雑誌?真の忘れ物かな?」



P「なになにー?『素直になれない!ツンデレっ子特集!』・・・なんだこれ」



P「暇つぶしに読んだろ」ペラッ



P「・・・・・」ペラペラ





P「・・・もしかして伊織ってツンデレなんじゃ」



P「いやいやまてまて、こんな雑誌情報にはだまされないぞ!」



P「・・・」チラッ



〜必見!ツンデレの子をデートに誘うには〜



P「・・・」



P「ま、まぁ試してやらないこともないんだからねっ!」

伊織「はぁ・・・最近あいつとうまく話せないわ・・」



伊織「なんでもっと素直になれないのかしら・・・」ガチャッ



伊織「おはようございまーす」



小鳥「あらおはよう伊織ちゃん」



P「おはよう伊織!」



伊織「お、おはよう・・//」



P「なぁ伊織、ちょっとお願いがあるんだけど」



伊織「なっ、何よいきなり・・」



P「次のステージの下見手伝ってくれないか?」



伊織「えっ・・?」



P「遊園地の中にあるステージなんだけど、一人じゃ行きにくいしさ、ほら」



P「お願いだぁ〜っ!伊織しか予定が合う人がいないんだ!人助けと思ってなんとか!!」ドゲザァ



小鳥(目の前で大の男が中学生に土下座している・・・ピヨォ)



伊織「な、や、やめなさいよこんなとこで土下座なんて・・!」



P「お願いだぁ〜!!伊織がっ!YESと言うまでっ!土下座するのをやめないっ!!!」



伊織「わ、わかったわよ!しょ、しょうがないから一緒に行ってあげるわよ!!」



P「ほんとか!?」



伊織「まったくもう・・・//」





P(雑誌にあった『相手が優位であると感じさせる』ってのはこういうことなんだよな・・?)



P(しかしまだわからん・・単なる慈悲の心かも。土下座は一種の暴力だしな)







小鳥「ええ。あのとき伊織ちゃんは国士13面待ちが完成したような笑顔だったわ。私じゃなきゃ見逃しちゃいますね」



〜遊園地〜



伊織「今日はアンタの驕りだから遊びつくしてあげるわ。にひひっ」



P「ああ。楽しもうな」(なんか機嫌よさそうだな)



伊織「〜♪」





------------------

P「〜ということがあってだな」



美希「・・で?」



P「?・・それだけだけど」



貴音「あの・・そのあとはどうなったのですか?」



P「ふつうに帰ったけど」



やよい「何かなかったんですか?」



P「何かって?」



P「とにかく嫌われてないみたいでよかった〜安心したわ〜」















美希・貴音・やよい(駄目だコイツ・・・)





終わ

もうちょっとだけ続くんじゃ







----



伊織「――ってことがあってね」ニコニコ



美希「それで、そのあと何もなかったの?」(激しくデジャブなの・・)



伊織「何かって?」



貴音「愛の告白、とかです」(きっと何も無いのでしょうね・・)



伊織「なっ、まっ、まさかアイツから何か聞いたの!?////」



やよい「え?」



美希「・・ん?」



貴音「おや?」



伊織「ハッ!?」















伊織「そうだこれからレッスンに行かなきゃ」



美希「逃がさないの」ガシッ



春香「そうだよ、お菓子でも食べてゆっくりしなって」



亜美「なにやら面白そうな話があるようで」



真美「さっさと吐いちまいな、いおりん」



伊織「なっ、アンタたち、いつの間に・・!?」



あずさ「ラブコメの波動を感じたので」



真「恋バナと聞いて」



雪歩「わ、私も気になる」



千早「私たちのことは気にせず続けて?」



響「さぁ話すさー!」



ヤイノ ヤイノ ヤイノ

P「なんだか賑やかですね」



律子「プロデューサー、今日は機嫌がいいみたいですね。何かいいことあったんですか?」



P「さぁ、どうでしょう」フフッ



小鳥「また一人裏切り者が・・・」



終わり



23:30│水瀬伊織 
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