2014年02月21日

喜多見柚「フツウの雪の日」

楓「寒いので、温泉に行きませんか?」
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http://i.imgur.com/j0hsJhd.jpg


P「…」

P「なんというかまた、唐突ですね」

楓「ふふ。冬季だけに、突然です」

P「全然上手くないです」

楓「……辛辣ですねー…」

P「寒いので」ナデナデ

楓「あっ…ふふ。そうですねーさむいですねー」ニコニコ

P(可愛い)

ガチャ

「はふー。ただいまー」ガサ

P「?」



・シリーズ


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P「フードに雪ついてるな。はらうよ」

柚「えへへーアリガトー」

P「うん。よっと」

柚「……」

柚「ふ、ふにに…ふにふに」フニフニ…

P(なんか音が漏れとる)

P「…」…ペチ

柚「ふにっ」


柚「へへっ」

柚「ほらっ。まえにPサンがそれ可愛いなってほめてくれたから!それ以来くせになったんだー」にぱー

P「……」

P「そ、そっか。…なんかよく分からんがごめんな」

柚「??う、うん。べつにいいよっ」

P「ありがとう」ペチ

柚「ふにっ。ま、またたたいたなー」

P「可愛いから」

柚「??そ、そかっ。ならよいよっえへへっ」ペカー

P(可愛いなぁ…)ペチペチ

柚「ふに、ふに」



P「フードしててもやっぱり体は冷えてるな。よしよし」ナデナデ

柚「ふに。えへへ」

柚「Pサンがこうやってあっためてくれるなら平気カモー」

P「そうか?」

柚「うんっ。へへー」

P「そっか」ナデナデ

柚「うんうんっ。だからもっとなでていいんだぞー」

P「はいはい」ナデナデナデ…

柚「えへー」


楓「今日も雪がすごいですね…」

柚「ねー。あやうくアタシもゆきだるまするところだったかも」コクコク

P「そんなに?あとゆきだるまするってなんだよ」

柚「ついついゆきだるま作りたくなるしょーじょーのことだよ!」ペカー

P「そういう?雪まみれになる的な意味かと思ったわ」ペチ

柚「ふにー」アー

楓「…」クスクス


P「…それで温泉。本当に行きますか?」

楓「いいんですか?」

P「ええべつに。といっても近所の銭湯のことですけど」

楓「い、いいですいいです。それで全然…大丈夫です。わーい」

柚「??なんの話かナ?」

P「寒いから温泉に行きたいなって。柚も行くか?」

柚「おおっそれはいいカモ!行かない理由がないよ!」ペカン

P「そっか」

楓「じゃあ三人でおでかけですね」

P「そうですね」

柚「わーい」

楓「わーい」


柚「マフラーぐるぐる」

P「苦しそうだな」

柚「な、長いもので。一緒に巻く?」

P「恥ずかしいから遠慮します」

柚「そっかー残念かもー。ぐーるぐーる」

P「…はは」

P「…?楓さん、どうしたんですかほどいたマフラーを構えて」

楓「へっ…あ、い、いえいえ。なんでもないですよ…?…ぐるぐる…」

P(ものすごく雑に巻き直しはじめた…)

P「…貸してください。ちゃんと巻いてあげますから」

楓「え…あ、あー。す、すいません…」

P「いえ」

柚「ふふー」


P「……」ぐるーん

P「…けほっ」

柚「おおっ。Pサンなんだかもこもこで可愛いかも!」

P「…それはどうも」

楓「お似合いですよ。ふふ」

P「…どうも」

柚「ねーなんだかいい感じだよねー」ニパー

楓「ねー」ニコー

P(…まあいいか)ハァ…



さくさく


柚「着いたー」

P「たぶん俺の方が早いと思うので、その辺りで待ってます」

楓「はい。あの、私たちに気を遣わずに…プロデューサーさんもゆっくりして来てくださいね」

P「了解です」

柚「一緒に入る!?」

P「入らない」ペチ < フニー

P「じゃあまたあとで」

楓「はい」

柚「はーい」


P「?」

P「…そういえば柚はまだなんですね」

楓「はい」

楓「……」

楓「…あの、プロデューサー」

P「?はい」

楓「プロデューサーは柚ちゃんのことをどう思っていますか?」

P「?…どう?」

楓「はい」

P「……」


楓「いまのというのは…そういうことだと、思っていいんでしょうか」

P「えっと…たぶん」

楓「そうですかー…」

楓「…ふふ。ちょっと、安心しました。思っていたよりも、その」

楓「プロデューサーさんがしっかりしていたので」

P「…しっかりって」

楓「ふふ。はい。プロデューサーさんはしっかり者でした。意外と」

P(意外と、か)ハハ…

楓「ふふふ」ニコニコ


楓「では…えっと」

楓「私先に事務所に戻ります」

P「え?」

楓「柚ちゃんは大きな仕事が終わったばかりですから。今日は遠慮して、身を引こうかと」

P「…」

楓「先に帰ってコーヒーを挽いて待っていますね。ふふっ」フフフフ…

P(あ、よかった。なんかいつも通りだ)








P「……」ハー…

柚「ぴとっ」

P「うっ……あ、暖かい」

柚「Pサンは冷たいねっ。ごめんねー待たせてる間に冷えちゃったかなっ」

柚「ほらほらっ柚が暖めてあげるよっぴとーぺたぺた」

P「ありがとう」

柚「どういたしましてっ。へへっ」にぱ



さくさく


P「この前のライブすごくよかったよ」

柚「うん。…うん?」

柚「わわっ急にほめられると照れる!」ペカカー

P「そっか。じゃあ面白いからもっとほめようかな」

柚「いいと思うよ!へへー。ほめてほめてっ」

P「うん」



さくさく


P「…頑張って、みんなに追いついて、それでどうするんだ?」

柚「…ンー…べつにどうもしないかナー」

柚「楽しければいいんじゃないかナっ?なんてっ」くるんっ

P「…うん」ポン

柚「ふに」

P「そうだな。楽しければいいな」ナデナデ

柚「…うん。えへへ。いいんじゃないかなっ」ニパ

P「うん」


P「…まあ」

柚「?うん」

P「うん」

P「俺も頑張るよ」

柚「おっやる気だねーっ。うんうんっ柚のやる気はPサンが柚をかまってくれるかどうかにかかってるからね!その調子で!」

P「はい」クス

柚「はいっ!えへへっ」

おわりん


柚かわー

08:30│喜多見柚 
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