2015年07月17日

P「今日は夏日だな…」

P「うちのアイドル達もさぞ暑がってることだろうな」



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春香「おはようございまーす!」ガチャッ





P「春香か、おはよう。今日は暑いなー」



春香「ほんとですよ!昨日まで雨とか曇りとかパっとしない天気だったのに…もう参っちゃいますね」



P「その割には随分気合が入ってるな」



春香「私の取り柄は元気な所ですから!暑いからってファンのみんなにはダレた顔見せられないですしね!」



P「うん、確かにそうだな。じゃあ春香を見習って俺もいっちょ頑張るか!」



春香「はい!今日も一緒に頑張りましょうね、プロデューサーさん!えい、えい、おー!」



















千早「おはようございます」ガチャリ



P「おはよう千早、今日は少し早いんだな」



千早「はい、暑くて思わず早く起きてしまって…折角なので少し早めに出ることにしたんです」



P「確かに今日は暑いよなあ。ニュース見たけど最高気温が30℃こえるってさ」



千早「30℃を超えるですか…それは確かに暑いのも納得ですね」



P「梅雨も明けたようだし、本格的に夏が始まるって感じだな。水着の仕事も入ってくる頃だろう」



千早「み、水着…ですか。私、そういう仕事は余り…」



P「そうか…?なら水着を着てステージで歌うってなればどうだ?」



千早「ステージでですか?それなら喜んで…って水着でですか…」



千早「うーん…ステージでは歌いたいですが、水着となると…でも…歌えるし…そもそも気にしなければ…でも…」ブツブツ



P(やっぱ千早を弄るの面白いや)

美希「おはようなのー…」



P「おう、おはよう美希…ってまたエラくダルそうだな」



美希「そりゃそうなの…今日めっちゃ暑いし…はぁー」ボフッ



P「おいおい、出勤早々ソファーに直行って…」



美希「しょーがないのー…もう事務所に来るだけで美希疲れちゃったもーん…」ゴロゴロ



P「まったく…俺だからいいものの、律子に見られたらまた怒られるぞ?」



美希「心配ないのー、今日は律子は昼から事務所来るって美希調べたもーん」



P「その努力をもうちょっと他の物に使ってくれよな、美希……美希?」



美希「スゥ…スゥ…」



P「ね、寝てる…」

真「おはようございます!」ガチャッ!



P「おお真か、おはよう。今日は暑いって言うのにいつにも増して元気だな」



真「あ、わかります?実はですね…今日は久しぶりに天気が良かったんで、思わずいつもより多めにランニングしてきたんですよ!」



P「こんな暑いのにか?さすが真だな。俺なんか部屋から出るのも暑くて億劫だったと言うのに」



真「朝の日差しを浴びながら走ると気分もスッキリしますよ!もしよかったらプロデューサーも一緒に走りましょうよ!」



P「お、俺は遠慮しとくよ。疲れて仕事どころじゃなくなっちゃいそうだからな」



真「そうですか?それは残念です…折角プロデューサーと二人で走れると思ったんだけどなあ…」



P「うーん…さすがにフルは無理だけど、軽く付いて行くくらいなら行ける…かも」



真「えっ、ほんとですか!?じゃあ早速明日から一緒にやりましょう!」



P「明日!?ま、また随分急な話だな」



真「善は急げって言うじゃないですか!じゃあプロデューサー、約束ですよ!」



P(あんまりに寂しそうな顔するから思わず言っちゃったけど…俺、大丈夫かな)



P(…まあいいか!これも真と交流を深めるチャンスだしな!)





〜翌日〜



P「」プシュー



真「プ、プロデューサー…いくらなんでも体力無さ過ぎですよ…」

雪歩「おはようございます」ガチャリ



P「ん、雪歩か。おはよう」



雪歩「おはようございますプロデューサー。今日は何だか暑い日ですね」



P「そうだなあ、昨日までなんだかパッとしない天気だったのにここに来てだもんな」



雪歩「夏バテには気を付けないとですね」



P「そうそう、水分補給はしっかりと。それに塩分も忘れずにだな」



雪歩「はい!…あ、そうだ。あの、プロデューサー」



P「ん?どうした?」



雪歩「喉…乾いてませんか?もしよかったら冷たい麦茶入れてきますけど」



P「冷たい麦茶か…いいねえ。じゃあお言葉に甘えて一杯貰おうかな」



雪歩「じゃあ少し待ってて下さい、すぐ入れてきますね!」

伊織「うー…おはよう」ガチャッ



P「お、伊織…っておいおい、朝から随分と不機嫌そうだな」



伊織「そりゃこんなに暑かったら不機嫌にもなるわよまったく…」



P「まあ気持ちは分かるが…もうちょっとアイドルらしい顔でだな」



伊織「何よ、何か文句あるの?別にあんたにまで営業スマイル使う必要ないんだし。それより早く持ってきてちょうだい」



P「持ってくるって…何をだ?」



伊織「何をって…オレンジジュースに決まってるじゃない!ほんっと気が利かないわねあんたって」



P「ああ、すまんすまん。今持ってくるよ」ガタッ



伊織「早くしなさい!もちろんキンキンに冷えたやつよ!」





P「ほれ、キンキンに冷えてやがるオレンジジュースだ」



伊織「遅いわよ!まったく……ゴクッゴクッゴクッ」



伊織「…ぷはぁー!」



P「一気って…よほど喉が乾いてたんだな」



伊織「ふう、何とか生き返ったわ…。やっぱり暑い日にはこれに限るわね」



P(しっかしほんと幸せそうな顔だな、そんなに美味しいんだろうか?)



伊織「…あんたも欲しかったら飲んでいいわよ?ただし一杯だけだけど」



P「え、いいのか?あのオレンジジュースはワタシ専用だから駄目ってこの前言ってたけど」



伊織「別に少しくらいならいいわ、それにまだ家にいっぱいあるし」



P「そうか?それならまた気が向いたら飲むよ。ありがとうな伊織!」



伊織「べ、別にお礼を言われるような事じゃないわよ。貧乏なあんたにセレブな気分を少しでも味わわせてあげようっていう伊織ちゃんの優しさよ!」

やよい「おはようございまぁーす」ガチャ



P「やよいか、おはよう!…っていつもより元気ないな。どうしたんだ?」



やよい「うう…今日はとっても暑くて…事務所に来るだけで何だか疲れちゃいましたあ」



P「ははは、なるほどな。まだ仕事まで時間あるし、事務所でゆっくり休むといいよ」



やよい「はい、そうしますぅ」



P「そうだやよい、喉乾いてないか?飲み物持ってくるぞ」



やよい「え、いいんですか?それくらい私がやりますけど…」



P「いいっていいって、アイドルの体調管理もプロデューサーの仕事だしな。ちょっと待ってくれよな」





P「ほれ、オレンジジュースだ。よく冷えてるぞ」



やよい「わあ、ありがとうございますプロデューサー!じゃあ頂きまーす!」



やよい「ゴクッゴクッゴクッ…ぷはあ!このオレンジジュース、すっごく美味しいです!」



P「そうか?なんたってあの伊織お墨付きだしな!というか本人の奴なんだから当たり前か」



やよい「えっ、そうなんですか!?勝手に飲んだりしちゃうと伊織ちゃん怒っちゃうかも…」



P「大丈夫大丈夫、ちゃんと伊織に許可は貰ってあるよ。むしろ貰ったし」



やよい「あ、それなら安心ですね!うっうー!これで今日も一日頑張れますー!」



P(やよいのテンションも上がったようだ!この調子で今日も頑張ろう!)













真美「おっはよー兄ちゃん!」ガチャッ



亜美「おっはー!」



P「おお、亜美に真美か。おはようさん」



真美「いやー今日も暑いですなー!思わず道路で死んでるミミズになるかと思ったよー」



P「例えが何と言うか…アレだな」



亜美「ん〜しかし事務所はエアコン効いてていいですなー。うちだとお母さんがエアコンの温度あまり下げちゃ駄目って言うし」



P「あまり下げすぎても風邪ひくしな。どうせ二人の事だから朝起きたらお腹丸出しで寝てたとかじゃないのか?」



亜美「むむっ、なぜバレた…!」



真美「さては貴様…見てたな…?」



P「そんなわけないだろ…」



亜美「何にせよ暑い!ちゃんとお腹の方にも風送ってあげないとね」パタパタ



P「おいおい、さすがに男の目の前で服パタパタするのはどうかと思うぞ」



亜美「大丈夫っしょー!男の人って言っても兄ちゃんだしー」



真美「あ、真美もしよー…」チラッ



P「…?どうしたんだ真美、こっち見たりして」



真美「あの、兄ちゃん…ちょっと服パタパタする間だけ向こう見ててよ」



P「お、おう」クルッ



真美「真美が言いって言うまでこっち向いちゃだめだかんね!」パタパタ



P(俺の目を気にする真美に気にしない亜美か…同じ双子でも結構違うもんなんだなあ)



真美「もーいいよー兄ちゃん!」









貴音「おはようございます」ガチャリ



P「おはよう貴音、今日は暑いなー」



貴音「はい。この暑さ…初夏の訪れを感じます」



P「そろそろ梅雨も明けた頃だし、本格的に夏に突入してくるな」



貴音「あの、ところでプロデューサー…随分汗をかいているようですが」



P「あ、やっぱわかる?俺って結構汗っかきでな、特に昨日まで雨降ってたから湿気があるだろ?それで余計にだな…」



貴音「なるほど…それは災難でしたね」



P「ああ、なかなかキツイ一日になるな。ところで今日はここまでタクシーで来たのか?」



貴音「いえ、本日もここまで徒歩で参りました」



P「え?その割には汗をかいてないようだけど…何でだ?」



貴音「ふふっ、それは…とっぷしぃくれっとです」



P(き、気になる…凄く気になる。また貴音の謎が一つ増えてしまった)

響「おはようだぞ〜…」ガチャリ



P「響おはよう。朝から随分お疲れの様子だな」



響「どうにも暑くてあんまり寝付けなかったから…ふあ〜…」



響「それに事務所に来るまでも凄く暑かったし…」



P「そんなに暑かったらタクシー使えばよかったんじゃないか?距離的にそんな高くは付かないと思うけど」



響「いやあ、それも考えたんだけど…今月はちょっといぬ美達のご飯代でピンチでさ。節約のために歩いたんだ」



P「なるほど、確かにあれだけのペットを飼ってるとなると餌代もバカにならんだろうな」



響「ほんとその通りでさー、急に暑くなって来たからご飯のバランスも考えなきゃダメだし」



P「ほんと響は頑張りやだな、俺だったらとっくに市販品に逃げてる所だよ」



響「んー、やっぱみんな大切な家族だしな。毎日のご飯は自分で作りたいんだ!そっちの方が細かい所まで手をかけれるし!」



P「ふむ…よし決めた、今日の仕事が終わったらどこかに飯食いに行くか!勿論俺の奢りだぞ?」



響「え、ほんとか!?やったー!ありがとうだぞプロデューサー!」



P「気にするな!何はともあれ一日暑い日になるけど頑張ろうな」



響「なんくるないさー!自分、今日もバリバリ頑張って仕事するぞー!」

律子「おはようございまーす」



P「やあ律子、おはよう」



律子「おはようございますプロデューサー。ん〜…ここはクーラー効いてて涼しいですね!」



P「外はうだるような暑さだしな。今日は一日事務所に居る予定だからラッキーだったよ」



律子「あ、いいなあプロデューサー…私なんか伊織達の付き添いで昼から外回りですよ…」



P「そりゃあまた災難だ。まあここは律子が何ともないような顔してないとアイドル達にも移っちゃうし、気を付けないとな」



律子「そうですねえ、私が一番しっかりしてないと。アイドル達にダルそうな顔見せるわけにはいかないですものね」



P「そうそう、ここはお手本になると思って辛抱の時だな。…とは言うけど伊織達が来るまで時間あるし、それまでは羽を伸ばしておくといいよ」



律子「ではお言葉に甘えて…しばらくはこの快適さを謳歌することにしましょう!」

あずさ「おはようございまあーす」ガチャッ



P「あ、あずささんおは……ってあずささん!?」



あずさ「あら?どうしたんですプロデューサーさん、そんなに驚いたりして」



P「い、いえ…何だかこんがり焼けたなーっと思いまして…」



あずさ「あ、なるほどそういうことですか。私も気が付かない内に焼けてたんですよ〜」



P「気が付かない内って…駅から事務所までそんな焼けるほど距離ないはずじゃ…?」



あずさ「え?でもここに来るまで私結構歩きましたけど…」



P「今日は駅からどんな道のりで事務所まで来たんですか?」



あずさ「えぇっ〜と…ピラミッドとかスフィンクスが見えたりしたような、しなかったような…?」



P(……詳しくは聞かないでおこう。今は無事にあずささんがここに辿りつけたのを神に感謝しなくては)



あずさ「あ、そういえば歩いてる途中に色んな人から差し入れ貰ったんですよ〜」



P「差し入れ…ですか?」



春香「プ、プロデューサーさん!事務所の外にラクダが居るんですけど!!」バターン



P「」

小鳥「あーあっつい〜…」ガチャリ



P「あ、小鳥さんおはようございます」



小鳥「もーほんと暑い…なんでこんなに暑いのかしら…」フラフラ



P「あの…こ、小鳥さん…?」



小鳥「こんな日はビールでも飲んでたいとこだけど流石に仕事中だし…ここはお茶で我慢我慢」トクトクトク



小鳥「グビッグビグビッ……っぷっはー!あーいきがえるわー」グイッ



P「こ、小鳥さん!おはようございます!」



小鳥「へっ!?プ、プロデューサーさん!?」ビクッ



P「あ、あの…はい」



小鳥「い、いったいいつから…」



P「いえ、小鳥さんが事務所に来た時からですけど」



小鳥「えっ…」



小鳥「…あの、全部見てましたよね」



P「あ、な、なんかすいません…」



小鳥「………」



P「………まあ、その…今日は暑いですしね、少しは仕方ないと言った所も」



小鳥「……グスン」



P(!?)



小鳥「うわぁーん!プロデューサーさんのばかー!おたんこなすー!ピチピチ二十歳ー!」ダッ



P「えぇっ!?ちょ、ちょっと小鳥さん!」



P「……行ってしまった」

高木「ふー暑い暑い」ガチャリ



P「あ、外回りお疲れ様です社長」



高木「うん、君もお疲れ様。いやー外はうだるような暑さだねえ」



P「そうですね、今日はかなり暑くなるって言ってましたし」



高木「もう夏もすぐそこまで来てるようだね。それでは私は社長室で書類整理をしておくよ」



P「はい、わかりました」



高木「君も無理しない程度に頑張ってくれたまえ。それじゃ」ガチャ



P「………」



P(社長、全身から湯気出てたな…)





P「はあ、今日は一日暑かったな…明日も早いしシャワー浴びて早めに寝るとしよう」





P「これで終わり…っと。明日持っていく書類も準備できたしそろそろ寝るか」



P「おっと、今日みたいに朝起きたら汗だくなんて事がないようにしとくか。暑さ対策は万全にして…」



P「…よし、これで完璧だな。おやすみっと」カチッ









〜翌日 雨〜



春香「え?今日はプロデューサーさん休みなの?」



真「うん、どうもエアコン付けて氷枕しいて冷えピタシート貼って半袖半ズボンで掛け布団かけずに寝たら風邪ひいたらしいよ」



千早「それは…ひいてもおかしくないわね」





終わり









23:30│アイマス 
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