2014年02月27日
社長「プロデューサーを見つけてきたぞ!」
ちひろ「ついに社長のお眼鏡にかなうプロデューサーが見つかったんですね!」
社長「うむ!一目見たときから彼なら大きなことをしてくれると確信できたんだよ」
社長「うむ!一目見たときから彼なら大きなことをしてくれると確信できたんだよ」
ちひろ「事務仕事の負担も減りますし、社長がそこまでいう人ならスカウトの腕も期待していいんできますよ」
社長「ああ!彼の目を見たときから直感したよ……人を見る目、若者の瑞々しいセンス、希望をもった心!その全てを兼ね備えているとね!」
ちひろ(社長ったら本当にべた褒めですね……本当にどんな方なんでしょう?)
社長「まぁ、いつまでも見てもいない人間に賛辞を送っても埒もあかないね……」
社長「では、入ってきてくれ!」
ガチャ
モバP(以外P)「失礼しま…あ痛っ!」ゴンッ
ちひろ「………えっ?」
社長「おおっと……大丈夫かね?」
P「す、すみません……ははは、図体ばかりでかくて申し訳ありません」
社長「いやいや、我が事務所がまだまだ小さいだけだよ……君の大きさはそこまで関係がないよ」
P「小さいなんてそんな!……でも俺がここをもっと大きく改築できるくらい頑張りますね!」
社長「うむ!よくぞ言ってくれた!!事務所のこれからは君にかかっているぞ」
モバP「はい!……あと、そこにいるのはもしかして…」
社長「うむ、前もって説明したとおり彼女が事務員の千川ちひろくんだ」
ちひろ「は、はい……千川ちひろです」
社長「これからは彼女と共にアイドルのサポートから営業、事務仕事などをこなしてもらう!」
P「はい!……ではこちらも僭越ながら自己紹介を…」
P「これからアイドルのプロデューサーとしてこの事務所の一員に加わりました!Pです!これからよろしくお願いします!!」ドーーーーーーン
ちひろ(で、でかい……社長がPさんの胸くらいってどういうこと!?)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379580933
モバマスSSです
でっかいプロデューサーがアイドルと奮闘するだけのほのぼの……にする予定
あとこのSSは3〜5レスくらいの短いお話をつらつら形をとります
【履歴書】
社長「では、ちひろくんにも彼の履歴書には一度目を通してもらうよ」
モバP「お恥ずかしいものですが……どうぞ!」スッ
ちひろ「はい……では失礼して…」
ちひろ「………」パラパラ…
ちひろ(……身長が213cm、体重が128kg……そしてなぜか記入されている体脂肪率9%…)パラパラ…
ちひろ(日体大卒業……四年間アメリカンフットボール部に所属…ポジションはラインバッカー…)パラパラ…
ちひろ(どうりであんなにガッチリしてるし、大きいのか……)
ちひろ「あの〜……失礼なことをお聞きしますが、Pさんはそれだけスポーツ向きの体型をなさっているのにどうしてまたプロデューサーを?」
P「ああ、たしかに大学卒業時に周りからプロにはならないのか、とかは言われましたけど…」
P「元々俺がなりたかったのは人を、そして自分を成長させる現場で働きたかったんです」
P「だから体育の教師になろうかな、と思ってたんですが……」
P「お恥ずかしいことですけど…実家があまりお金がないものですから」
P「奨学金やら教師になるためのお金を考えると首が回らなくなりそうで……」
P「そんな時に社長にお声をかけていただいたんです!」
ちひろ「そうだったんですか……」
ちひろ「アイドルをプロデュースするのも立派な成長の現場ですからね」
P「そうですね!舞台は違えど、これからアイドルの子も自分も成長していけるんですよね!」
ちひろ「ええ!これから頑張りましょうね、Pさん」
P「はい!よろしくお願いします!!」
社長「うむ!君たちなら必ずやトップアイドルを生み出してくれると信じているよ」
社長「ではP君、何か他にも尋ねたいことがあったら社長室に来てくれ!」
社長「ではまた後で」バタンッ
P「はい!……ふぅ…柄にもなく緊張してしまいました……」
ちひろ「ふふふ…お疲れ様です
どうぞ、そのイスにおかけになってください」
P「はい、では失礼して……」ギシッ
P「……それにしても本当に自分がプロデュースになったんだなぁ……これからの仕事が楽しみです」
ちひろ「それはなによりです!Pさんの理想の仕事場になれるように私も協力しますね」
モバP「はい!……でも理想の仕事場に必要なものはもうありますけどね」
ちひろ「え?……事務所にはまだそんなに物も置いてないですよ…」
P「ああいえ……物じゃないですよ」
ちひろ「え?」
P「一緒に仕事を共にする綺麗な女性の同僚の方ですよ」ニコッーー
ちひろ「………」
ちひろ(ふ、不意打ちでしたぁ…)カァァァァ
【履歴書】 終わり
【担当アイドル】
ガチャ
P「おはようございま……痛っ!」ゴツッ
ちひろ「あ、アハハ……おはようございます…大丈夫ですか?」
P「す、すみません……昨日もこんなことしてしまってましたね…」
ちひろ「まぁ、ドアの大きさもPさんの身長もそうは変わりませんからね……気をつけるしかないですよ」
P「以後気をつけます…」
ガチャ
社長「おはよう、諸君」
P「あ、おはようございます!社長」
ちひろ「おはようございます」
社長「来て早速で悪いが……Pくんにはいよいよ君の担当アイドルと顔合わせをしてもらうよ」
P「……え?ほ、本当ですか?」
社長「うむ、君がくる前から三人のアイドルは私がスカウトしておいた」
社長「今回顔を合わせたら、次回彼女らと顔を合わせたときは早速仕事だ」
社長「初対面は大事とは言うが、君は私が見こんだプロデューサーだ…」
社長「そこまで気負わずとも君なら彼女らとしっかり仲良くできると思っているよ」
P「は、はい!……うう、不安になってきた…」
P「そ、そうだ、ちひろさん!なにか俺におかしなところありませんか?」
ちひろ「ふふふ……そんなに慌てなくても大じょ……」
ちひろ「ん?Pさん、ネクタイが曲がっていますよ」
P「え?本当ですか……こうかな…?」シュルシュル…
ちひろ「あらら……余計にひどくなってしまいましたよ」
P「む……まだスーツは慣れませんね…」シュルシュル…
ちひろ「う〜ん、結び方か違うような気がしますよ……ちょっと失礼しますね」ズイッ
P「え…えっ?ち、ちひろさん?」
ちひろ「ここをこうして……こうと…」シュルシュル
P「あ、あのー……ちひろさん…」カァァァァ
ちひろ「あ、もう少しですから……こうして…よしっ!」キュッ
ちひろ「できましたよ!Pさん……ってどうしたんですか?」
P「あ、あの……近い…です」カオマッカ
ちひろ「え?……あ、あああ!!す、すみません!」カァァァァ
P「い、いえ……ありがとうございました…」
ちひろ(ううう……馴れ馴れしすぎたかしら?)
社長(うむうむ、仲善きことは美しきかな!)
社長「身だしなみも整えたところで応接室にアイドルの子たちはいるからね……まず私が説明をしておくよ」
P「は、はい……お願いします」
社長「では私が合図を出したら入ってくれ」
バタンッ
P「はい………」
ちひろ「………」
P、ちひろ(どうしよう……気まずい…)
P「………あー…先ほどはすみませんでした、ちひろさん…」
ちひろ「い、いえ……こちらこそ馴れ馴れしすぎましたね」
P「そんなことありません!……どうもまだ女性には慣れてなくてね……あんな反応になっていました」
ちひろ「…え?女性に慣れてないって?」
P「はい……中学高校ともに男子校でしたし、大学の時もアメフトに熱中しすぎて女性と話す機会がなかったもので」
ちひろ(う、嘘……だとしたら初日のあの言葉って…)
社長「……おーい、Pくん!そろそろ入ってきてくれ」
P「あ、はい!ただいま!……ということでちひろさんありがとうございました」
ちひろ「え?あ、はい!頑張ってください」
バタンッ
ちひろ「………うう…顔がさらに…」カァァァァ
社長「では彼が君たちのプロデューサーになる!仲良くトップアイドルを目指してくれ!」
モバP「よ、よろしくな!皆!」ドーーーーン
凛、卯月、未央(デカッ!!)
【担当アイドル】 終わり
【茜の全力トライ】
茜「おはようごさいます!!!プロデューサー!!!」
P「お!おはよう茜!今日も元気だな」
P「…けど、今日の元気はたったそれだけか?」
茜「!!……いいえ!違います!!!」
P「ならその元気、全力でぶつけてこい!」
茜「今日も行きますよー……うーー!!!ボンバーーーーー!!」
バスッ!!!
P「うん!今日も元気満タンだな、頑張っていこう!」
茜「はい!!ではレッスン行ってきます!!」
凛「……あれもすっかりお馴染みの光景だよね」
卯月「きっとラグビーとかアメフトの仲間が出来てプロデューサーも嬉しいんだよ………あれ?未央ちゃんは?」
未央「プロデューサー!私もやってみていい?」
P「ん?未央もか?よし!なら来い!!」
ちひろ「未央ちゃんまで……」
未央「よーし!とりゃーー!」
ポスッ
P「……うーん…未央は入り方がまだまだ鋭くないな」
未央「ん?これでいいんだよ」
P「え?どういうことだ?」
未央「こういうこと!」スリスリ…
P「!?……み、未央!?ちょっ…」カァァァァァァァ
未央「えへへー…どうだ、参ったか!」トントン
未央「んっ?肩叩いたのだ……れ…」
凛「……」ゴゴゴゴゴゴ…
卯月「……」ドドドドドドド…
未央「……え、えーと」
ちひろ「ちょっと未央ちゃん…」コォォォォォォ…
凛「応接室でお話でもしようか…?」
卯月「すぐに終わるから…ね?」
未央「」
……………
………
…
ガチャ
きらり「みんなー、おっすおっ……え?」
未央「」マッサオ
凛「〜♪」ツヤツヤ
卯月(プロデューサーに抱きついちゃった!えへへー)ニコニコ
ちひろ「さて、お仕事お仕事」ニッコリ
P「ううう……」カァァァァァ
きらり(な、何があったんだにぃ?)
【茜の全力トライ】 終わり
見てる人、いるかな?
ちょっと今ニュージェネレーションの三人の話を一人ずつ書こうと思うんだけど、誰からがいいかな?
ちょっと迷ってるから聞いてみたいっすね
>>59レスサンクス
じゃあ卯月から書きます
【卯月とお料理】
ガチャ
P「ただいま戻りました!」
ちひろ「おかえりなさい、Pさん」
卯月「おかえりなさい、たしか今日は営業しに行ってたんでしたっけ?」
P「ああ、その通りだ
そして卯月!今回の営業で卯月になかなかいい仕事がきたぞ!」
卯月「えっ?ど、どんな番組ですか?」
P「それがな…◯◯っていう料理番組なんだけど知ってるか?」
卯月「そ、それって私が学校から帰ってくるとやってるからよく見てるんですが…」
P「なら話は早いな、あの料理番組にゲストとして卯月が呼ばれることになったんだ!」
卯月「えぇー!?あ、あれって結構主婦層の人にかなり人気ありましたよね?」
P「うん、だからこそここで卯月を売り込むチャンスなんだ!いけるか、卯月?」
卯月「わ、私そこまで料理が得意ってわけじゃないですよ?」
P「卯月が全てやるわけでもないし、料理人レベルのものをつくるわけでもないからそこまで緊張する必要もないぞ?」
卯月「そ、そうですか……でもやっぱり不安はありますよ…」
P「……よし!ならちょっと待っててくれ」
ガチャ
卯月「え?プロデューサーさん?……行っちゃった…」
ちひろ「ど、どこに行ったんでしょう…?」
……………
………
…
ガチャ
P「ただいま戻りました!」ドサッ
卯月「あ、おかえりなさ……どうしたんですか、このスーパーの袋…」
P「よしっ!卯月早速料理の練習をするぞ!」
卯月「えっ?こ、これって……」
P「ちひろさん、ちょっと給湯室のコンロとか流しを使いますね」
ちひろ「え?はい、どうぞ…」
P「じゃあさっそく行くぞ、卯月!」
卯月「え?ちょ、ちょっと待ってくださいー!」
……………
………
…
P「材料は一通り買ってきたけど……何を作ろう」
卯月「あ、あのー……プロデューサーさん」
P「ん?どうした、卯月?」
卯月「これって料理番組へ向けての練習だったりします」
P「そうだな、卯月に自信をつけるためには練習が一番かなと思ってな」
卯月「あ、ありかとうございます!」
P「まぁ、それにまだ俺お昼ごはん食べてないんだよね…」
卯月「ふふふ、Pさんってばちゃっかりしてますね」
P「それと俺も料理をもっとしっかり勉強したいしね」
卯月「たしかPさんは一人暮らしでしたよね?」
P「ああ、だから自炊するとき美味しいものが食べられたら嬉しいだろ?」
卯月「そうですね!……よしっ!では一緒に頑張りましょう!」
P「おうっ!」
卯月「じゃあ、さっそく………!…?」
P「ここはこの切り方で……!?…!」
……………
………
…
卯月「できましたー!」
P「うん、卯月お疲れ!」
卯月「Pさんこそお疲れ様です!どうですか、Pさん?私、ちゃんと出来てましたか?」
P「バッチリだったぞ!これならいつでもお嫁さんにいけるな!」
卯月「お、お嫁さん!?」ボッ
P「うん?どうした卯月?」
卯月「い、いえ…なんでも(隣で一緒に料理してたし、私にお嫁さんになれって言ってるのかと思った…)」
P「それなら早く食べよう!もう俺も限界なんだ」
卯月「ふふふ…そうですね、では…」
P、卯月、未央、凛、ちひろ「いただきます!」
P、卯月「!?」
未央「よしっ!肉じゃがいただき!…うまー!ホックホクだよ!」モグモグ
卯月「あ、あれ?未央ちゃんと凛ちゃんはいつの間に……」
凛「ついさっき帰ってきたの……このほうれん草のおひたし美味しいよ」シャキシャキ
P「そしてちひろさんもってことですか?」
ちひろ「お昼時にこんな美味しそうな匂いが事務所から漂ってれば来たくもなっちゃいますよ!……卯月ちゃん、このお味噌汁の出汁って何使ったの?」ズズズッ
P「まぁ、多めに作っておいたから大丈夫か……」
ガチャ
きらり「ただいまー、帰ってき……ん?この美味しそうな匂いは!」
茜「レッスン終えてきまし……わ!豪華な昼食ですね!!」
P「きらりと茜も帰ってきたか……まだ二人ともお昼ごはんたべてないだろ?一緒に食べようか」
きらり「にゃふふー!じゃあ、いただくにぃ☆」
茜「ありがとうございます!!ではいただきます!!!」
……………
………
…
P、ちひろ、卯月、未央、凛、きらり、茜「ごちそうさまでしたー!」
未央「いやー、本当に美味しかったよ!」
凛「卯月、プロデューサー、二人ともありがとう」
ちひろ「久しぶりに自分以外の人の手料理を食べられました」
きらり「卯月ちゃんもPちゃんもお疲れ様だったにぃ!」
茜「ぜひまた機会があればよろしくお願いします!」
P「どういたしまして!」
卯月「喜んでもらえて何よりだよ」
未央「それにしても……ふぁぁ…うぅ…」
凛「あんなにしっかり昼食食べちゃったから……ちょっと眠気が…」
きらり「きらりもねむねむしてきたにぃー……」
茜「たしかに少しまぶたが重いです……」
ちひろ「…そうですね、なら皆仮眠室でお昼寝でもどうぞ」
凛「え?そんなこと…」
P「そうだな、みんなはレッスンもあったしたまにはそういうこともした方がストレス発散になるし……そうさせてもらえ」
未央「…じゃあお言葉に甘えて…」
きらり「ねむねむすぅー…」
茜「眠るときも全力で休みます…」
凛「……そうだね、たまには…」
ガチャ
卯月「……」
P「ん?卯月もお昼寝しないのか?」
卯月「あ、ああ……それはさせてもらいます…けどその前に」
卯月「プロデューサー……今回はありがとうございました」
卯月「プロデューサーと一緒に料理できて嬉しかったです……えへへ…」テレテレ
P「……俺もだぞ」
卯月「はい!じゃあ、お昼寝してきますね」
ガチャ
P「……」
ちひろ「Pさん、コーヒー淹れておきました……よ?」
P「ううう……」カオマッカ
ちひろ「……ぷっ」
ちひろ(あんな大きなPさんが17歳の女の子に真っ赤にさせられるなんて……ふふふ)
【卯月とお料理】 終わり
さてニュージェネレーションはあと二人だけど…
どっち先に書くべきかな?
>>70
サンクス
では未央を
【未央とお留守番】
ガチャ
P「ただいま戻りましたー」
未央「お!お疲れ様ー、プロデューサー」
P「おう、ありがとうな……あれ?他の皆は?」
未央「うづきんは学校の用事でおくれるって言ってて、しぶりんは家の花屋さんが忙しくて今日はもしかしたらいけないかもってちひろさんに連絡があったよ」
P「そうか……それでそのちひろさんは?」
未央「書類関係で銀行に行かなきゃならないらしいからさっき出ていったよ」
P「それで未央は一人でお留守番だったと」
未央「…寂しかったんだよ?」
P「そうかそうさ…ご褒美にカステラでも一緒に食べよう」
未央「わーい!」
>>75ミス
>そうかそうさ…ご褒美にカステラでも一緒に食べよう
を
そうかそうか…ご褒美にカステラでも一緒食べよう
に
P「はい、ではどうぞ」コトッ
未央「いただきまーす……えへへ、あー幸せ…」モグモグ
P「カステラ一つで幸せなんて大げさな……でも確かに幸せだな」モグモグ
未央「甘いものは人を幸せにするんだよ?それくらい覚えとかきゃね、プロデューサー」
P「まぁ、その幸せを享受しすぎると後で体重計っていう不幸がのしかかってくるけど……」
未央「う……食べてる最中にそういう話はNGだよ」
P「ははは…そうだな」
未央「まったく…プロデューサーは乙女心を理解しなきゃ」
未央(……それにしても今事務所には私とプロデューサーの二人だけかぁ…)モグモグ
未央(う〜ん……ちょうどいい機会だし色々と普段聞けないこととか聞いちゃおうかな…)ニヤッ
未央「……ねぇ、プロデューサー」
P「ん?どうした?」モグモグ
未央「もし、プロデューサーがこの事務所の中の誰かとお付き合いするとしたら誰がいい?」
P「んぐっ!?ゴホッ!ゴホッ!!」
未央「あ!?ごめん、むせちゃった?はい、お水」
P「〜〜ッ!ぷはぁっ…はぁっ…」
未央「あ、アハハ……そんなに動揺するとは思わなかったよ」
P「い、いきなりお前はなんという質問をしてるんだ!?お前は!」
未央「ええ〜?だって気になるもん」
P「気になるって…あのなぁ…」
ここまで見てくれた人ありがとう
次の話で〆ることにします
【夢はでっかく、大きく前進】
バタン!
P「み、みんな!!」
ちひろ「うわっ!!ど、どうしたんですか、プロデューサー?」
未央「し、心臓が止まるかと思った……」
P「ついにみんながあの◯◯スタジアムでスペシャルライブを行えることになったぞ!!」
凛「……えっ?」
卯月「……◯◯スタジアムって、あの有名アーティストがこぞってライブで使ってるあの◯◯スタジアムですか?」
P「そうだよ!!ようやくみんなの努力が実ったぞ!!」
きらり「…え、えーと……」
茜「なんだか……実感が湧きません…」
早苗「私もあんなテレビで映ってた世界でライブなんて……」
ちひろ「……Pさん、本当なんですよね?」
P「こんな嘘は言いませんよ!本当です!!」
薫「そうだよ!せんせぇは嘘言ったりしないよ」
ちひろ「あ……あははは…」
未央「本当……なんだよね?…ははっ」
卯月「ふふふ……あはは!」
凛「やった……やったよ!!」
きらり「は、はぴはぴだにぃ!!」
茜「ううぅ…嬉しさボンバーーです!!!」
早苗「な、なんだか夢……見てるみたい…」
……………
………
…
早苗「………きらりちゃん!言ったとおりやっちゃって!」
きらり「ううー…あんまり気が進まないけど……にょわーー!」ガシッ
P「うおっ!?き、きらり……うわぁ!」ズルズル
茜「え!?きらりさんがPさんのことを引きずれてます!!」
早苗「……普段のPくんならきらりちゃんくらい、楽に力で勝てるっていうのに……」
ちひろ「それほどまでに疲弊してたってことですよね……」
P「き、きらり……今は離してくれないか?早く行かないと遅れち……
きらり「だめーー!!!!!」
きらり「ダメ!ダメッ!!絶対に離さないにぃ!!!」ギューーーーー
P「き……きらり?…」
きらり「このまま頑張りすぎちゃったらPちゃんが死んじゃう!!ヤダ!!そんなの絶対にヤダ!!」ボロボロ
P「………」
薫「せんせぇ、死んじゃやだぁーー!」ボロボロ
P「み……みんな…」
早苗「まったく……」
未央「女の子は泣かせちゃダメなんだよ……グスッ」
卯月「……いくら待ちに待ったライブでもプロデューサーさんに無理はしてほしくありません…」
凛「……倒れたりでもしたら許さないよ」
茜「今日ばかりは……Pさんを絶対に止めます!」
ちひろ「…連絡は私がしておきますから」
P「………」
P(何をしているんだ俺は……ファンを笑顔にするアイドルを……なんで泣かせてるんだ…)
P(……休もう…今は休んでみんなを安心させて……それからだって遅くはない…)
P「ごめん、みんな……一旦仮眠室で休んでくるよ」
……………
………
…
P(あのことがあってからライブまでの日はしっかりと休みをとりながらも激務に追われる日々を過ごしていった)
P(自分がオーバーワークで倒れかけたのだ……アイドルのみんなにもけして無理はさせず、ライブまでの練習をこなしてもらった)
P(そしてーーーー今…)
未央「みんなー!アンコールありがとっーー!!」
卯月「アンコールにお応えして本当の本当にラスト一曲歌っちゃいまーす!!」
凛「最後の最後まで……付き合ってくれる?」
ワァァァァァァァァ
P(今、そのクライマックスに向けてスタジアムの興奮が最高潮に達している)
ちひろ「えへへ……グスッ……ここまで来れたんですね……」
P「ははは、ちひろさん?泣くにはまだ早いんじゃないですか?」
ちひろ「そ、そういうPさんだって何箇所かウルっときてましたよね?」
P「黙秘権を行使しますねー……まぁ、それでもラストは俺でも泣くと思いますね…ははっ」
ちひろ「ふふふ……それは予想がついてましたよ」
P「いよいよラストですね……最高のフィナーレが見れますよ」
早苗「さて……最後の一曲に入る前にちょっとだけ語っちゃおうかな〜」
ちひろ「…え?ラストの前に語りの部分なんて入れてました?」
P「いや……入れてないですね……でもあのアイドルたちですからアドリブは十分考えてましたよ」
未央「ラストの一曲はみんなにとって……そして私たちにとって一番大きな存在……それといつもの私たちを陰ながら応援してくれる存在に気持ち込めて歌います!!」
P「…え?」
ちひろ「それって……」
卯月「楽しい時間は共有できて……悲しい時は慰めてくれる!」
凛「そんな人がみんなにもきっといる……いないなんてことは決してない!」
P「っ」
ちひろ「………」
きらり「前を向く時も、振り返る時も一緒、そんな時間を過ごしてきた存在に!」
茜「私たちの全てを全速力で届けます!!!」
P「………」
ちひろ「……うぅう……」
薫「ここまでついてきてくれたみんなにも幸せのおすそ分け!」
早苗「それ以上の幸せを願って!ラストの曲は!!」
「お願い!!シンデレラ!!!!」
ワァァァァァァァァァァァァァァァァ
ーーーーーーーーーー
ちひろ「ううぅ……うう……」ポタポタ
P「……まったく…みんなときたら……」
P「………」ジワァ
P「……おかげさまで……ちひろさんと俺の予想が外れちゃったよ………最後に泣くはずだったのにな……」ポロポロ
P「あー……ちくしょう…涙が止まんないなぁ……ううぅ…」ボタボタボタボタ
……………
………
…
P「さてと……書類のまとめも終わったし、そろそろ営業行ってきますね!」
ちひろ「はーい、気をつけていってらっ……ん?」
P「…?…どうかしましたか?」
ちひろ「ネクタイが曲がってますよ、Pさん」
P「ありゃ……そうでしたか…じゃあ…」シュルシュル
ちひろ「………Pさん?せっかくだし、私が直しましょうか?」
P「え?…い、いや大丈夫ですよ」
ちひろ「いいですから!私がぱぱっと直し……
未央「ちひろさん!その必要はないよ!私がやっちゃるー!」
卯月「わ、私が直します!」
凛「……二人ともネクタイの結び方なんて知らないでしょ?私がやるよ」
きらり「きらりが一番背が近いから、きらりがすぅー!!」
茜「しゃ、しゃがんでもらえれば私が一番全力で結んでみせます!!!」
早苗「いやいや……茜ちゃん、それは死んじゃうわよ…というよりここは一番年上のお姉さんに任せるべきじゃない?」
薫「せんせぇ!かおるが覚えて毎日するから、かおるに結び方教えてー!」
ちひろ「………」
ちひろ(あのスペシャルライブの大成功以来、Pさんへのみんなのアプローチが異様に強くなった……)
ちひろ(というのもスペシャルライブは大成功に終わった結果……アイドルのみんなはあらやる方面から引っ張りだこ)
ちひろ(そうなると、みんなPさんと一緒の時間が少なくなってくる……その分、短いうちにどれだけ印象与えるか…そんな流れになってきた)
ちひろ(いくら事務員でアイドルに比べたら一緒の時間が長いとはいえ……このままじゃ…)
ちひろ「はいはい、みんな!Pさんを離してあげてください!営業に遅刻しちゃいますよ」
P「え?あ……あぁ、やっばい急がなくちゃ!!」
P「それじゃ、行ってきます!」
ガチャ、バタン
未央「あらら……いっちゃった」
卯月「今回もうまくいきませんでした…」
凛「……今度顔を合わせるのいつだろ…」
きらり「Pちゃんとはぴはぴしたかったにぃ……」
茜「帰ってきたらトラーイ……し、してみるしかありません!!」
薫「じゃあ、かおるはお料理して待ってるー!」
早苗「こりゃ、飲みに誘うしかないわね……」
ちひろ(……もうみんなこの事に関しては自分がアイドルだって自覚を忘れてますね…)
ちひろ(……まぁ、でも……あれだけ事務所のみんなから人気のプロデューサーを狙うのをうながしたのはPさんがしたようなものですからね)
ちひろ(あのライブが終わったあと、Pさんが掲げたこれからのスローガンは……)
夢はでっかく、大きく前進! byP
ちひろ(夢はでっかく、なんてまるでーーー)
ちひろ「Pさんじゃないですか……ふふふ」
【夢はでっかく、大きく前進】 終わり
最後まで見てくれた人、ありがとう
この辺でhtml依頼出してきます
あと前にも書いてましたが、今度は別なPでCoのアイドルとのを書きたいと思ってます
よかったらそっちも見てください
社長「ああ!彼の目を見たときから直感したよ……人を見る目、若者の瑞々しいセンス、希望をもった心!その全てを兼ね備えているとね!」
ちひろ(社長ったら本当にべた褒めですね……本当にどんな方なんでしょう?)
社長「まぁ、いつまでも見てもいない人間に賛辞を送っても埒もあかないね……」
社長「では、入ってきてくれ!」
ガチャ
モバP(以外P)「失礼しま…あ痛っ!」ゴンッ
ちひろ「………えっ?」
社長「おおっと……大丈夫かね?」
P「す、すみません……ははは、図体ばかりでかくて申し訳ありません」
社長「いやいや、我が事務所がまだまだ小さいだけだよ……君の大きさはそこまで関係がないよ」
P「小さいなんてそんな!……でも俺がここをもっと大きく改築できるくらい頑張りますね!」
社長「うむ!よくぞ言ってくれた!!事務所のこれからは君にかかっているぞ」
モバP「はい!……あと、そこにいるのはもしかして…」
社長「うむ、前もって説明したとおり彼女が事務員の千川ちひろくんだ」
ちひろ「は、はい……千川ちひろです」
社長「これからは彼女と共にアイドルのサポートから営業、事務仕事などをこなしてもらう!」
P「はい!……ではこちらも僭越ながら自己紹介を…」
P「これからアイドルのプロデューサーとしてこの事務所の一員に加わりました!Pです!これからよろしくお願いします!!」ドーーーーーーン
ちひろ(で、でかい……社長がPさんの胸くらいってどういうこと!?)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379580933
モバマスSSです
でっかいプロデューサーがアイドルと奮闘するだけのほのぼの……にする予定
あとこのSSは3〜5レスくらいの短いお話をつらつら形をとります
【履歴書】
社長「では、ちひろくんにも彼の履歴書には一度目を通してもらうよ」
モバP「お恥ずかしいものですが……どうぞ!」スッ
ちひろ「はい……では失礼して…」
ちひろ「………」パラパラ…
ちひろ(……身長が213cm、体重が128kg……そしてなぜか記入されている体脂肪率9%…)パラパラ…
ちひろ(日体大卒業……四年間アメリカンフットボール部に所属…ポジションはラインバッカー…)パラパラ…
ちひろ(どうりであんなにガッチリしてるし、大きいのか……)
ちひろ「あの〜……失礼なことをお聞きしますが、Pさんはそれだけスポーツ向きの体型をなさっているのにどうしてまたプロデューサーを?」
P「ああ、たしかに大学卒業時に周りからプロにはならないのか、とかは言われましたけど…」
P「元々俺がなりたかったのは人を、そして自分を成長させる現場で働きたかったんです」
P「だから体育の教師になろうかな、と思ってたんですが……」
P「お恥ずかしいことですけど…実家があまりお金がないものですから」
P「奨学金やら教師になるためのお金を考えると首が回らなくなりそうで……」
P「そんな時に社長にお声をかけていただいたんです!」
ちひろ「そうだったんですか……」
ちひろ「アイドルをプロデュースするのも立派な成長の現場ですからね」
P「そうですね!舞台は違えど、これからアイドルの子も自分も成長していけるんですよね!」
ちひろ「ええ!これから頑張りましょうね、Pさん」
P「はい!よろしくお願いします!!」
社長「うむ!君たちなら必ずやトップアイドルを生み出してくれると信じているよ」
社長「ではP君、何か他にも尋ねたいことがあったら社長室に来てくれ!」
社長「ではまた後で」バタンッ
P「はい!……ふぅ…柄にもなく緊張してしまいました……」
ちひろ「ふふふ…お疲れ様です
どうぞ、そのイスにおかけになってください」
P「はい、では失礼して……」ギシッ
P「……それにしても本当に自分がプロデュースになったんだなぁ……これからの仕事が楽しみです」
ちひろ「それはなによりです!Pさんの理想の仕事場になれるように私も協力しますね」
モバP「はい!……でも理想の仕事場に必要なものはもうありますけどね」
ちひろ「え?……事務所にはまだそんなに物も置いてないですよ…」
P「ああいえ……物じゃないですよ」
ちひろ「え?」
P「一緒に仕事を共にする綺麗な女性の同僚の方ですよ」ニコッーー
ちひろ「………」
ちひろ(ふ、不意打ちでしたぁ…)カァァァァ
【履歴書】 終わり
【担当アイドル】
ガチャ
P「おはようございま……痛っ!」ゴツッ
ちひろ「あ、アハハ……おはようございます…大丈夫ですか?」
P「す、すみません……昨日もこんなことしてしまってましたね…」
ちひろ「まぁ、ドアの大きさもPさんの身長もそうは変わりませんからね……気をつけるしかないですよ」
P「以後気をつけます…」
ガチャ
社長「おはよう、諸君」
P「あ、おはようございます!社長」
ちひろ「おはようございます」
社長「来て早速で悪いが……Pくんにはいよいよ君の担当アイドルと顔合わせをしてもらうよ」
P「……え?ほ、本当ですか?」
社長「うむ、君がくる前から三人のアイドルは私がスカウトしておいた」
社長「今回顔を合わせたら、次回彼女らと顔を合わせたときは早速仕事だ」
社長「初対面は大事とは言うが、君は私が見こんだプロデューサーだ…」
社長「そこまで気負わずとも君なら彼女らとしっかり仲良くできると思っているよ」
P「は、はい!……うう、不安になってきた…」
P「そ、そうだ、ちひろさん!なにか俺におかしなところありませんか?」
ちひろ「ふふふ……そんなに慌てなくても大じょ……」
ちひろ「ん?Pさん、ネクタイが曲がっていますよ」
P「え?本当ですか……こうかな…?」シュルシュル…
ちひろ「あらら……余計にひどくなってしまいましたよ」
P「む……まだスーツは慣れませんね…」シュルシュル…
ちひろ「う〜ん、結び方か違うような気がしますよ……ちょっと失礼しますね」ズイッ
P「え…えっ?ち、ちひろさん?」
ちひろ「ここをこうして……こうと…」シュルシュル
P「あ、あのー……ちひろさん…」カァァァァ
ちひろ「あ、もう少しですから……こうして…よしっ!」キュッ
ちひろ「できましたよ!Pさん……ってどうしたんですか?」
P「あ、あの……近い…です」カオマッカ
ちひろ「え?……あ、あああ!!す、すみません!」カァァァァ
P「い、いえ……ありがとうございました…」
ちひろ(ううう……馴れ馴れしすぎたかしら?)
社長(うむうむ、仲善きことは美しきかな!)
社長「身だしなみも整えたところで応接室にアイドルの子たちはいるからね……まず私が説明をしておくよ」
P「は、はい……お願いします」
社長「では私が合図を出したら入ってくれ」
バタンッ
P「はい………」
ちひろ「………」
P、ちひろ(どうしよう……気まずい…)
P「………あー…先ほどはすみませんでした、ちひろさん…」
ちひろ「い、いえ……こちらこそ馴れ馴れしすぎましたね」
P「そんなことありません!……どうもまだ女性には慣れてなくてね……あんな反応になっていました」
ちひろ「…え?女性に慣れてないって?」
P「はい……中学高校ともに男子校でしたし、大学の時もアメフトに熱中しすぎて女性と話す機会がなかったもので」
ちひろ(う、嘘……だとしたら初日のあの言葉って…)
社長「……おーい、Pくん!そろそろ入ってきてくれ」
P「あ、はい!ただいま!……ということでちひろさんありがとうございました」
ちひろ「え?あ、はい!頑張ってください」
バタンッ
ちひろ「………うう…顔がさらに…」カァァァァ
社長「では彼が君たちのプロデューサーになる!仲良くトップアイドルを目指してくれ!」
モバP「よ、よろしくな!皆!」ドーーーーン
凛、卯月、未央(デカッ!!)
【担当アイドル】 終わり
【茜の全力トライ】
茜「おはようごさいます!!!プロデューサー!!!」
P「お!おはよう茜!今日も元気だな」
P「…けど、今日の元気はたったそれだけか?」
茜「!!……いいえ!違います!!!」
P「ならその元気、全力でぶつけてこい!」
茜「今日も行きますよー……うーー!!!ボンバーーーーー!!」
バスッ!!!
P「うん!今日も元気満タンだな、頑張っていこう!」
茜「はい!!ではレッスン行ってきます!!」
凛「……あれもすっかりお馴染みの光景だよね」
卯月「きっとラグビーとかアメフトの仲間が出来てプロデューサーも嬉しいんだよ………あれ?未央ちゃんは?」
未央「プロデューサー!私もやってみていい?」
P「ん?未央もか?よし!なら来い!!」
ちひろ「未央ちゃんまで……」
未央「よーし!とりゃーー!」
ポスッ
P「……うーん…未央は入り方がまだまだ鋭くないな」
未央「ん?これでいいんだよ」
P「え?どういうことだ?」
未央「こういうこと!」スリスリ…
P「!?……み、未央!?ちょっ…」カァァァァァァァ
未央「えへへー…どうだ、参ったか!」トントン
未央「んっ?肩叩いたのだ……れ…」
凛「……」ゴゴゴゴゴゴ…
卯月「……」ドドドドドドド…
未央「……え、えーと」
ちひろ「ちょっと未央ちゃん…」コォォォォォォ…
凛「応接室でお話でもしようか…?」
卯月「すぐに終わるから…ね?」
未央「」
……………
………
…
ガチャ
きらり「みんなー、おっすおっ……え?」
未央「」マッサオ
凛「〜♪」ツヤツヤ
卯月(プロデューサーに抱きついちゃった!えへへー)ニコニコ
ちひろ「さて、お仕事お仕事」ニッコリ
P「ううう……」カァァァァァ
きらり(な、何があったんだにぃ?)
【茜の全力トライ】 終わり
見てる人、いるかな?
ちょっと今ニュージェネレーションの三人の話を一人ずつ書こうと思うんだけど、誰からがいいかな?
ちょっと迷ってるから聞いてみたいっすね
>>59レスサンクス
じゃあ卯月から書きます
【卯月とお料理】
ガチャ
P「ただいま戻りました!」
ちひろ「おかえりなさい、Pさん」
卯月「おかえりなさい、たしか今日は営業しに行ってたんでしたっけ?」
P「ああ、その通りだ
そして卯月!今回の営業で卯月になかなかいい仕事がきたぞ!」
卯月「えっ?ど、どんな番組ですか?」
P「それがな…◯◯っていう料理番組なんだけど知ってるか?」
卯月「そ、それって私が学校から帰ってくるとやってるからよく見てるんですが…」
P「なら話は早いな、あの料理番組にゲストとして卯月が呼ばれることになったんだ!」
卯月「えぇー!?あ、あれって結構主婦層の人にかなり人気ありましたよね?」
P「うん、だからこそここで卯月を売り込むチャンスなんだ!いけるか、卯月?」
卯月「わ、私そこまで料理が得意ってわけじゃないですよ?」
P「卯月が全てやるわけでもないし、料理人レベルのものをつくるわけでもないからそこまで緊張する必要もないぞ?」
卯月「そ、そうですか……でもやっぱり不安はありますよ…」
P「……よし!ならちょっと待っててくれ」
ガチャ
卯月「え?プロデューサーさん?……行っちゃった…」
ちひろ「ど、どこに行ったんでしょう…?」
……………
………
…
ガチャ
P「ただいま戻りました!」ドサッ
卯月「あ、おかえりなさ……どうしたんですか、このスーパーの袋…」
P「よしっ!卯月早速料理の練習をするぞ!」
卯月「えっ?こ、これって……」
P「ちひろさん、ちょっと給湯室のコンロとか流しを使いますね」
ちひろ「え?はい、どうぞ…」
P「じゃあさっそく行くぞ、卯月!」
卯月「え?ちょ、ちょっと待ってくださいー!」
……………
………
…
P「材料は一通り買ってきたけど……何を作ろう」
卯月「あ、あのー……プロデューサーさん」
P「ん?どうした、卯月?」
卯月「これって料理番組へ向けての練習だったりします」
P「そうだな、卯月に自信をつけるためには練習が一番かなと思ってな」
卯月「あ、ありかとうございます!」
P「まぁ、それにまだ俺お昼ごはん食べてないんだよね…」
卯月「ふふふ、Pさんってばちゃっかりしてますね」
P「それと俺も料理をもっとしっかり勉強したいしね」
卯月「たしかPさんは一人暮らしでしたよね?」
P「ああ、だから自炊するとき美味しいものが食べられたら嬉しいだろ?」
卯月「そうですね!……よしっ!では一緒に頑張りましょう!」
P「おうっ!」
卯月「じゃあ、さっそく………!…?」
P「ここはこの切り方で……!?…!」
……………
………
…
卯月「できましたー!」
P「うん、卯月お疲れ!」
卯月「Pさんこそお疲れ様です!どうですか、Pさん?私、ちゃんと出来てましたか?」
P「バッチリだったぞ!これならいつでもお嫁さんにいけるな!」
卯月「お、お嫁さん!?」ボッ
P「うん?どうした卯月?」
卯月「い、いえ…なんでも(隣で一緒に料理してたし、私にお嫁さんになれって言ってるのかと思った…)」
P「それなら早く食べよう!もう俺も限界なんだ」
卯月「ふふふ…そうですね、では…」
P、卯月、未央、凛、ちひろ「いただきます!」
P、卯月「!?」
未央「よしっ!肉じゃがいただき!…うまー!ホックホクだよ!」モグモグ
卯月「あ、あれ?未央ちゃんと凛ちゃんはいつの間に……」
凛「ついさっき帰ってきたの……このほうれん草のおひたし美味しいよ」シャキシャキ
P「そしてちひろさんもってことですか?」
ちひろ「お昼時にこんな美味しそうな匂いが事務所から漂ってれば来たくもなっちゃいますよ!……卯月ちゃん、このお味噌汁の出汁って何使ったの?」ズズズッ
P「まぁ、多めに作っておいたから大丈夫か……」
ガチャ
きらり「ただいまー、帰ってき……ん?この美味しそうな匂いは!」
茜「レッスン終えてきまし……わ!豪華な昼食ですね!!」
P「きらりと茜も帰ってきたか……まだ二人ともお昼ごはんたべてないだろ?一緒に食べようか」
きらり「にゃふふー!じゃあ、いただくにぃ☆」
茜「ありがとうございます!!ではいただきます!!!」
……………
………
…
P、ちひろ、卯月、未央、凛、きらり、茜「ごちそうさまでしたー!」
未央「いやー、本当に美味しかったよ!」
凛「卯月、プロデューサー、二人ともありがとう」
ちひろ「久しぶりに自分以外の人の手料理を食べられました」
きらり「卯月ちゃんもPちゃんもお疲れ様だったにぃ!」
茜「ぜひまた機会があればよろしくお願いします!」
P「どういたしまして!」
卯月「喜んでもらえて何よりだよ」
未央「それにしても……ふぁぁ…うぅ…」
凛「あんなにしっかり昼食食べちゃったから……ちょっと眠気が…」
きらり「きらりもねむねむしてきたにぃー……」
茜「たしかに少しまぶたが重いです……」
ちひろ「…そうですね、なら皆仮眠室でお昼寝でもどうぞ」
凛「え?そんなこと…」
P「そうだな、みんなはレッスンもあったしたまにはそういうこともした方がストレス発散になるし……そうさせてもらえ」
未央「…じゃあお言葉に甘えて…」
きらり「ねむねむすぅー…」
茜「眠るときも全力で休みます…」
凛「……そうだね、たまには…」
ガチャ
卯月「……」
P「ん?卯月もお昼寝しないのか?」
卯月「あ、ああ……それはさせてもらいます…けどその前に」
卯月「プロデューサー……今回はありがとうございました」
卯月「プロデューサーと一緒に料理できて嬉しかったです……えへへ…」テレテレ
P「……俺もだぞ」
卯月「はい!じゃあ、お昼寝してきますね」
ガチャ
P「……」
ちひろ「Pさん、コーヒー淹れておきました……よ?」
P「ううう……」カオマッカ
ちひろ「……ぷっ」
ちひろ(あんな大きなPさんが17歳の女の子に真っ赤にさせられるなんて……ふふふ)
【卯月とお料理】 終わり
さてニュージェネレーションはあと二人だけど…
どっち先に書くべきかな?
>>70
サンクス
では未央を
【未央とお留守番】
ガチャ
P「ただいま戻りましたー」
未央「お!お疲れ様ー、プロデューサー」
P「おう、ありがとうな……あれ?他の皆は?」
未央「うづきんは学校の用事でおくれるって言ってて、しぶりんは家の花屋さんが忙しくて今日はもしかしたらいけないかもってちひろさんに連絡があったよ」
P「そうか……それでそのちひろさんは?」
未央「書類関係で銀行に行かなきゃならないらしいからさっき出ていったよ」
P「それで未央は一人でお留守番だったと」
未央「…寂しかったんだよ?」
P「そうかそうさ…ご褒美にカステラでも一緒に食べよう」
未央「わーい!」
>>75ミス
>そうかそうさ…ご褒美にカステラでも一緒に食べよう
を
そうかそうか…ご褒美にカステラでも一緒食べよう
に
P「はい、ではどうぞ」コトッ
未央「いただきまーす……えへへ、あー幸せ…」モグモグ
P「カステラ一つで幸せなんて大げさな……でも確かに幸せだな」モグモグ
未央「甘いものは人を幸せにするんだよ?それくらい覚えとかきゃね、プロデューサー」
P「まぁ、その幸せを享受しすぎると後で体重計っていう不幸がのしかかってくるけど……」
未央「う……食べてる最中にそういう話はNGだよ」
P「ははは…そうだな」
未央「まったく…プロデューサーは乙女心を理解しなきゃ」
未央(……それにしても今事務所には私とプロデューサーの二人だけかぁ…)モグモグ
未央(う〜ん……ちょうどいい機会だし色々と普段聞けないこととか聞いちゃおうかな…)ニヤッ
未央「……ねぇ、プロデューサー」
P「ん?どうした?」モグモグ
未央「もし、プロデューサーがこの事務所の中の誰かとお付き合いするとしたら誰がいい?」
P「んぐっ!?ゴホッ!ゴホッ!!」
未央「あ!?ごめん、むせちゃった?はい、お水」
P「〜〜ッ!ぷはぁっ…はぁっ…」
未央「あ、アハハ……そんなに動揺するとは思わなかったよ」
P「い、いきなりお前はなんという質問をしてるんだ!?お前は!」
未央「ええ〜?だって気になるもん」
P「気になるって…あのなぁ…」
ここまで見てくれた人ありがとう
次の話で〆ることにします
【夢はでっかく、大きく前進】
バタン!
P「み、みんな!!」
ちひろ「うわっ!!ど、どうしたんですか、プロデューサー?」
未央「し、心臓が止まるかと思った……」
P「ついにみんながあの◯◯スタジアムでスペシャルライブを行えることになったぞ!!」
凛「……えっ?」
卯月「……◯◯スタジアムって、あの有名アーティストがこぞってライブで使ってるあの◯◯スタジアムですか?」
P「そうだよ!!ようやくみんなの努力が実ったぞ!!」
きらり「…え、えーと……」
茜「なんだか……実感が湧きません…」
早苗「私もあんなテレビで映ってた世界でライブなんて……」
ちひろ「……Pさん、本当なんですよね?」
P「こんな嘘は言いませんよ!本当です!!」
薫「そうだよ!せんせぇは嘘言ったりしないよ」
ちひろ「あ……あははは…」
未央「本当……なんだよね?…ははっ」
卯月「ふふふ……あはは!」
凛「やった……やったよ!!」
きらり「は、はぴはぴだにぃ!!」
茜「ううぅ…嬉しさボンバーーです!!!」
早苗「な、なんだか夢……見てるみたい…」
……………
………
…
早苗「………きらりちゃん!言ったとおりやっちゃって!」
きらり「ううー…あんまり気が進まないけど……にょわーー!」ガシッ
P「うおっ!?き、きらり……うわぁ!」ズルズル
茜「え!?きらりさんがPさんのことを引きずれてます!!」
早苗「……普段のPくんならきらりちゃんくらい、楽に力で勝てるっていうのに……」
ちひろ「それほどまでに疲弊してたってことですよね……」
P「き、きらり……今は離してくれないか?早く行かないと遅れち……
きらり「だめーー!!!!!」
きらり「ダメ!ダメッ!!絶対に離さないにぃ!!!」ギューーーーー
P「き……きらり?…」
きらり「このまま頑張りすぎちゃったらPちゃんが死んじゃう!!ヤダ!!そんなの絶対にヤダ!!」ボロボロ
P「………」
薫「せんせぇ、死んじゃやだぁーー!」ボロボロ
P「み……みんな…」
早苗「まったく……」
未央「女の子は泣かせちゃダメなんだよ……グスッ」
卯月「……いくら待ちに待ったライブでもプロデューサーさんに無理はしてほしくありません…」
凛「……倒れたりでもしたら許さないよ」
茜「今日ばかりは……Pさんを絶対に止めます!」
ちひろ「…連絡は私がしておきますから」
P「………」
P(何をしているんだ俺は……ファンを笑顔にするアイドルを……なんで泣かせてるんだ…)
P(……休もう…今は休んでみんなを安心させて……それからだって遅くはない…)
P「ごめん、みんな……一旦仮眠室で休んでくるよ」
……………
………
…
P(あのことがあってからライブまでの日はしっかりと休みをとりながらも激務に追われる日々を過ごしていった)
P(自分がオーバーワークで倒れかけたのだ……アイドルのみんなにもけして無理はさせず、ライブまでの練習をこなしてもらった)
P(そしてーーーー今…)
未央「みんなー!アンコールありがとっーー!!」
卯月「アンコールにお応えして本当の本当にラスト一曲歌っちゃいまーす!!」
凛「最後の最後まで……付き合ってくれる?」
ワァァァァァァァァ
P(今、そのクライマックスに向けてスタジアムの興奮が最高潮に達している)
ちひろ「えへへ……グスッ……ここまで来れたんですね……」
P「ははは、ちひろさん?泣くにはまだ早いんじゃないですか?」
ちひろ「そ、そういうPさんだって何箇所かウルっときてましたよね?」
P「黙秘権を行使しますねー……まぁ、それでもラストは俺でも泣くと思いますね…ははっ」
ちひろ「ふふふ……それは予想がついてましたよ」
P「いよいよラストですね……最高のフィナーレが見れますよ」
早苗「さて……最後の一曲に入る前にちょっとだけ語っちゃおうかな〜」
ちひろ「…え?ラストの前に語りの部分なんて入れてました?」
P「いや……入れてないですね……でもあのアイドルたちですからアドリブは十分考えてましたよ」
未央「ラストの一曲はみんなにとって……そして私たちにとって一番大きな存在……それといつもの私たちを陰ながら応援してくれる存在に気持ち込めて歌います!!」
P「…え?」
ちひろ「それって……」
卯月「楽しい時間は共有できて……悲しい時は慰めてくれる!」
凛「そんな人がみんなにもきっといる……いないなんてことは決してない!」
P「っ」
ちひろ「………」
きらり「前を向く時も、振り返る時も一緒、そんな時間を過ごしてきた存在に!」
茜「私たちの全てを全速力で届けます!!!」
P「………」
ちひろ「……うぅう……」
薫「ここまでついてきてくれたみんなにも幸せのおすそ分け!」
早苗「それ以上の幸せを願って!ラストの曲は!!」
「お願い!!シンデレラ!!!!」
ワァァァァァァァァァァァァァァァァ
ーーーーーーーーーー
ちひろ「ううぅ……うう……」ポタポタ
P「……まったく…みんなときたら……」
P「………」ジワァ
P「……おかげさまで……ちひろさんと俺の予想が外れちゃったよ………最後に泣くはずだったのにな……」ポロポロ
P「あー……ちくしょう…涙が止まんないなぁ……ううぅ…」ボタボタボタボタ
……………
………
…
P「さてと……書類のまとめも終わったし、そろそろ営業行ってきますね!」
ちひろ「はーい、気をつけていってらっ……ん?」
P「…?…どうかしましたか?」
ちひろ「ネクタイが曲がってますよ、Pさん」
P「ありゃ……そうでしたか…じゃあ…」シュルシュル
ちひろ「………Pさん?せっかくだし、私が直しましょうか?」
P「え?…い、いや大丈夫ですよ」
ちひろ「いいですから!私がぱぱっと直し……
未央「ちひろさん!その必要はないよ!私がやっちゃるー!」
卯月「わ、私が直します!」
凛「……二人ともネクタイの結び方なんて知らないでしょ?私がやるよ」
きらり「きらりが一番背が近いから、きらりがすぅー!!」
茜「しゃ、しゃがんでもらえれば私が一番全力で結んでみせます!!!」
早苗「いやいや……茜ちゃん、それは死んじゃうわよ…というよりここは一番年上のお姉さんに任せるべきじゃない?」
薫「せんせぇ!かおるが覚えて毎日するから、かおるに結び方教えてー!」
ちひろ「………」
ちひろ(あのスペシャルライブの大成功以来、Pさんへのみんなのアプローチが異様に強くなった……)
ちひろ(というのもスペシャルライブは大成功に終わった結果……アイドルのみんなはあらやる方面から引っ張りだこ)
ちひろ(そうなると、みんなPさんと一緒の時間が少なくなってくる……その分、短いうちにどれだけ印象与えるか…そんな流れになってきた)
ちひろ(いくら事務員でアイドルに比べたら一緒の時間が長いとはいえ……このままじゃ…)
ちひろ「はいはい、みんな!Pさんを離してあげてください!営業に遅刻しちゃいますよ」
P「え?あ……あぁ、やっばい急がなくちゃ!!」
P「それじゃ、行ってきます!」
ガチャ、バタン
未央「あらら……いっちゃった」
卯月「今回もうまくいきませんでした…」
凛「……今度顔を合わせるのいつだろ…」
きらり「Pちゃんとはぴはぴしたかったにぃ……」
茜「帰ってきたらトラーイ……し、してみるしかありません!!」
薫「じゃあ、かおるはお料理して待ってるー!」
早苗「こりゃ、飲みに誘うしかないわね……」
ちひろ(……もうみんなこの事に関しては自分がアイドルだって自覚を忘れてますね…)
ちひろ(……まぁ、でも……あれだけ事務所のみんなから人気のプロデューサーを狙うのをうながしたのはPさんがしたようなものですからね)
ちひろ(あのライブが終わったあと、Pさんが掲げたこれからのスローガンは……)
夢はでっかく、大きく前進! byP
ちひろ(夢はでっかく、なんてまるでーーー)
ちひろ「Pさんじゃないですか……ふふふ」
【夢はでっかく、大きく前進】 終わり
最後まで見てくれた人、ありがとう
この辺でhtml依頼出してきます
あと前にも書いてましたが、今度は別なPでCoのアイドルとのを書きたいと思ってます
よかったらそっちも見てください
17:30│モバマス