2014年02月28日
春香「私、将来的にプロデューサーさんに嫁ぐじゃないですか」
P「え?何も一回言って?」
春香「今のうちに子供の名前とか決めといた方がいいと思うんですよ」
P「え?ごめんよく聞こえない」
春香「そういえばプロデューサーさんは何人欲しいんですか?」
P「え?ごめんちょっと意味分からない」
春香「今のうちに子供の名前とか決めといた方がいいと思うんですよ」
P「え?ごめんよく聞こえない」
春香「そういえばプロデューサーさんは何人欲しいんですか?」
P「え?ごめんちょっと意味分からない」
春香「私的には一人がいいと思うんですよ」
P「なあ分かったから扉から手、放してくれないか」
春香「一人の子に愛情たっぷりあげたいじゃないですか?」
P「うんわかるわかる」
春香「ですよね」
P「分かったから南京錠切ろうとしないでくれる?」
春香「プロデューサーさん春彦とかどうですか?」
P「誰だよハルヒコ」
春香「女の子だったら春音とかどうでしょう」
P「ああ、きっと春香に似た可愛らしい女の子になると思うよ」
春香「ありがとうございます、きっと春彦はプロデューサーに似た優しい子になりますよ」
P「大丈夫春香の子が他人の俺に似るはずないから安心してくれ」
春香「あはは何言ってるんですかプロデューサーさん」
春香「そういえばプロデューサーさん」
P「なんだい春香」
春香「お義父さんお義母さんに挨拶したいんでそろそろ実家の場所を教えて欲しいんですけど」
P「そうか春香は両親と別居しているのか偉い偉い」
春香「よくわからないですけどありがとうございます」
P「どういたしまして、だから掴んだ手を放してくれないか」
春香「プロデューサーさんの手っておっきくて温かいんですね」
P「ああ、手が温かいやつは心が冷たいらしいぞ」
春香「その冷たい心を春の日差しが溶かすんですか?」
P「お前はいったい何をいっているんだ」
春香「すいませんプロデューサーさんこの手」
P「なんだどうした春香」
春香「我慢できないんで舐めていいですか」
P「危ないところだった」
春香「後2センチくらいだったんですけど」
P「そろそろ閉めていいかドア」
春香「開けてくれるんですか?」
P「開けるにしても一回閉めなきゃならんだろうに」
春香「ああ、確かに」
P「じゃあ閉めるから」
春香「はい」
春香「プロデューサーさんいつ開けてくれるんですか」
春香「プロデューサーさんもう十分経ちますよ」
春香「プロデューサーさん嘘はいけないですよ嘘は」
春香「プロデューサーさん近所迷惑になりますよ」
春香「プロデューサーさん寝ちゃったんですかプロデューサーさん」
P「分かったからピッキングしようとすんの止めよう」
春香「あ、プロデューサーさん南京錠まだ付いてますよ」
P「確かに付いているかもしれない、けれど心は繋がっている。そう思わないか?」
春香「じゃあ後は身体が繋がるだけですね」
P「待っていま警備呼んでるから」
春香「警備さんに見られてないと興奮しない性癖でも?」
P「なあ春香、電話って凄いよな」
春香「そうですか?」
P「ああ、離れていても誰かと繋がっている。それはとても素晴らしい事だ」
春香「まるで私とプロデューサーさんみたいですね」
P「ああ、春香とファンたちに似ているな。だから電話を返してくれ」
春香「プロデューサーさんて天の邪鬼なところありますよね」
P「そうかもしれないな」
春香「好きな子ほど苛めちゃうみたいな」
P「イヤなことをイヤと言わないとかな」
春香「その天の邪鬼な心を春の日差しが暖かく包み込むんですよね」
P「ごめん春香のたとえ話は難しくて俺には理解できない」
P「春香って凄いよな」
春香「本当ですか」
P「ああ、いつも元気で前向きで」
春香「照れちゃいますね」
P「どんな苦難にも諦めず立ち向かう度胸も春香の美点だ」
春香「えへへ」
P「だからその前向きさを俺の家のドアを打ち破る事でなく是非ファンたちに全力で注いであげてほしい」
P「春香に提案です」
春香「はいどうぞ」
P「その話は明日事務所でしよう」
春香「私はその話をつい昨日聞きましたよプロデューサーさん」
P「だが今度は約束を守ると言ったら?」
春香「プロデューサーさんの『今度』は一昨日の筈だったんですけど」
春香「プロデューサーさんこんな子どう思いますか」
P「どんな子だい」
春香「ちょっとドジで」
P「うんうん」
春香「だけど頑張りやで」
P「かわいいかわいい」
春香「リボンがトレードマーク」
P「あーちょっとご遠慮願うわぁ」
春香「じゃあプロデューサーさんはどんな子がいいんですか?」
P「うーんそうだなぁ、ドアを壊さない子かな」
春香「ドアを壊さなければ誰でもいいんですか」
P「で、ちょっとおとなしめな感じで」
春香「ふんふん」
P「可憐で清楚っぽい子」
春香「わかりました。可憐で清楚な大人しいドアを破壊しない春香さんですね」
P「もうそれでいいや」
P「じゃあ逆に聞いていいか?」
春香「スリーサイズは知ってるじゃないですか」
P「大丈夫興味ないから」
春香「どうぞどうぞ」
P「春香は好きなタイプとかないのか?年上の情けない感じの世話焼き男以外で」
春香「うーん、プロデューサーさんですかね」
P「やあ春香おはよう」
春香「おはようございます」
P「天気がいいな」
春香「暑いですね~」
P「ああ、空調入れようかな」
春香「あーいいですね」
P「いいだろ?なあ春香」
春香「はい?」
P「窓ガラスの鍵付近にガムテープ貼ってるのはなんでだい」
春香「ドアから入るのやめようかと」
P「ドアから入るのをやめたら窓にガムテープ貼る理由になるのか」
春香「あ、これは破片が散らないようにするんですよ」
P「ごめんちょっと意味がわからない」
春香「いやだからそのまま割ったら破片飛ぶじゃないですか」
P「わかったから金鎚しまえよ」
春香「ところでプロデューサーさん」
P「なんだい春香」
春香「今日の服気合い入ってると思いませんか」
P「うんとても可愛らしいな」
春香「学校の友達にも彼の家に行くって自慢してきちゃいました」
P「へえ、彼氏が待ってるから早く行っておやり」
春香「わかりました行きますね」
P「まあ待て」
春香「はい、どうしたんですか」
P「言葉が悪かった、恋人の待つ家に行くんだろう?」
春香「はい」
P「そこに行ってあげなさい」
春香「もちろんですっ」
P「まあ待て」
春香「はい」
P「ガラスは、割るな」
春香「暑くなってきましたね」
P「俺は涼しいよ、きっと今春香の家も涼しいだろうなぁ」
春香「それはつまりプロデューサーさんの家が私の将来的な家であることを掛けた言葉遊びですか?」
P「違うよ、言葉どおりだよ」
春香「言葉通りここはお前の家だよということですね」
P「お願いだから帰ってくださいお願いしますお願いします」
春香「そこまで言われたら帰らないといけないじゃないですか」
P「春香はやればできる子だなぁ」
春香「よいしょ」
P「だから割るなって言ったよね俺」
春香「あ、ガムテープ回収するんで待っててくださいね」
P「俺がやっとくから春香は家にお帰り」
春香「ではお言葉に甘えまして、ただいまプロデューサーさん」
P「日本語って難しいなぁ」
P「なあ春香」
春香「はい、どうしましたプロデューサーさん?」
P「俺出掛けたいな」
春香「デートですか?」
P「うんひとりで」
春香「じゃあお夕飯作って待ってますね」
P「大丈夫お前が帰るまでネカフェで暮らすから」
春香「ネットカフェに2人きりって狭いけど肌の密着具合すごそうですねっ」
P「うんだから俺の上からどいてもらっていいかな」
春香「どうして私の手を掴むんですか?」
P「俺に身の危険が迫ってるからだよ」
春香「つまり男はオオカミだってプロデューサーさんが教えてくれる流れですか?」
P「俺が今オオカミに襲われてるんだけどな」
春香「オオカミいませんけど」
P「見回すなオオカミ」
春香「あっ私かぁ」
P「いいこと考えた」
春香「どんなことですか?」
P「春香がマウント解除するじゃん?」
春香「それで今度はプロデューサーさんが上に?」
P「俺が立ち上がるじゃん?」
春香「ああ、立位」
P「でネカフェに行く」
春香「なんでプロデューサーさんは執拗にネットカフェプレイを推奨するんですか」
P「おしっこ行きたい」
春香「どうぞどうぞ」
P「シャレになんないから口開けんのやめてくんない?」
春香「じゃあ私もトイレに一緒に入っていいですか?」
P「いやです」
春香「じゃあ」
P「だから口開けんのやめて」
春香「プロデューサーさん春香さんトイレですよ春香さんトイレ」
P「春香」
春香「はい」
P「降参だ、一緒にトイレ行こう」
春香「行きましょう、私が拭いてあげますね」
P「春香、男の子は拭かないんだぜ」
春香「あ、そうなんですか。残念だなぁ」
P「恥ずかしいから心の準備がしたい。まず春香から入って」
春香「わかりました」
春香「プロデューサーさんまだですか?」
春香「お返事ないですけど大丈夫ですか?」
春香「プロデューサーさん、録画の準備できましたけど」
春香「プロデューサーさーん?」
春香「あれ、もう家にいない」
P「やあこんにちは春香」
春香「こんにちはプロデューサーさん」
P「偶然だな、こんなところで会うなんて」
春香「プロデューサーさんカプセルホテルでしたかったんですか?」
P「うんカプセルホテルで誰にも邪魔されずゆっくりしたい」
春香「鍵くれないと入れないんですけど」
P「入れる気ないけど」
春香「焦らしプレイしたいんですか?」
P「そうそう」
春香「じゃあ準備しながら待ってますね」
春香「プロデューサーさん」
P「なんだい春香」
春香「下のカウンターで閉め出されたって言ったんですよ」
P「へえ」
春香「けど合い鍵貸してくれませんでした」
P「そりゃ当たり前だろうに」
春香「でもここのホテルの鍵って家のより開けやすくて良かったです」
春香「あれまた居ない。窓から出てったのかな」
P「ただいま」
春香「お帰りなさい」
P「行ってきます」
春香「まあまあ」
P「なんでセーフハウスの場所まで知ってんだ」
春香「いや嫁としては知っておかないといざという時大変じゃないですか」
P「おかしいな俺独身だけど」
春香「そういうと思って婚姻届持ってきたんですけど判子がないんですよー」
P「持ってて良かった印鑑全種」
春香「血ってすごいですよね」
P「ああ、確かに」
春香「これが指についてるだけで判子になっちゃうんですよ?」
P「びっくりだよな」
春香「素敵ですよね」
P「ああ、だから俺の親指を放してくれないか」
春香「動くと削げちゃいますよプロデューサーさん」
P「わかった、なら刃物をしまおう」
春香「プロデューサーさん疲れましたね」
P「ああ、さっきから腕相撲状態だもんな」
春香「あとちょっとなんですけど」
P「あとちょっとだな、俺の親指が婚姻届につくまで」
春香「じゃあ一気に行っちゃいましょう1、2、3ヴァイッって感じで」
P「いいねそれ今度歌に使おう」
春香「でもプロデューサーさん全力で抵抗するんですね」
春香「あ、プロデューサーさんあそこみてください」
P「ん?こらだましたな何もないぞ」
春香「えいっ」
P「おっとあぶない、騙されるところだった」
春香「いやだなあ、あそこに2人の未来が見えただけですよ」
P「暗闇でしたけど」
春香「見えないところに愛があるってことですよ」
P「なあ春香」
春香「そろそろやめないかという話ならお断りします」
P「いや、俺はもうだめだだから最後にお願いを聞いてほしい」
春香「いいですよ、最後と言わず何度でも」
P「渾身ののヮのをみせてくれないか」
春香「いいですよ」
春香「のヮの」
春香「あれ?婚姻届がない」
春香「プロデューサーさん婚姻届どこに隠したんですか?」
P「さあどこだ」
春香「あはは、もうっ子供みたいなんですから♪」
P「この部屋のどこかにあるぞー探してみよう」
春香「うーんどこかなぁ」
春香「プロデューサーさんヒント…あれ?」
P「ヒントは破きました」
春香「あーあ」
春香「どうするんですか結婚できませんよプロデューサーさん」
P「じゃあ諦めて帰るってのはどうだ?」
春香「それはできないですよー」
P「だよねーでも婚姻届ないからなんもできないよねー」
春香「じゃあ二枚目を出しましょう」
P「」
P「なんだ朝か」
P「いやな夢だったな」
P「窓を強化ガラスにしよう、うん」
P「さて仕事に行くかな」
P「行ってきます」
「いってらっしゃい」
おしまい
P「なあ分かったから扉から手、放してくれないか」
春香「一人の子に愛情たっぷりあげたいじゃないですか?」
P「うんわかるわかる」
春香「ですよね」
P「分かったから南京錠切ろうとしないでくれる?」
春香「プロデューサーさん春彦とかどうですか?」
P「誰だよハルヒコ」
春香「女の子だったら春音とかどうでしょう」
P「ああ、きっと春香に似た可愛らしい女の子になると思うよ」
春香「ありがとうございます、きっと春彦はプロデューサーに似た優しい子になりますよ」
P「大丈夫春香の子が他人の俺に似るはずないから安心してくれ」
春香「あはは何言ってるんですかプロデューサーさん」
春香「そういえばプロデューサーさん」
P「なんだい春香」
春香「お義父さんお義母さんに挨拶したいんでそろそろ実家の場所を教えて欲しいんですけど」
P「そうか春香は両親と別居しているのか偉い偉い」
春香「よくわからないですけどありがとうございます」
P「どういたしまして、だから掴んだ手を放してくれないか」
春香「プロデューサーさんの手っておっきくて温かいんですね」
P「ああ、手が温かいやつは心が冷たいらしいぞ」
春香「その冷たい心を春の日差しが溶かすんですか?」
P「お前はいったい何をいっているんだ」
春香「すいませんプロデューサーさんこの手」
P「なんだどうした春香」
春香「我慢できないんで舐めていいですか」
P「危ないところだった」
春香「後2センチくらいだったんですけど」
P「そろそろ閉めていいかドア」
春香「開けてくれるんですか?」
P「開けるにしても一回閉めなきゃならんだろうに」
春香「ああ、確かに」
P「じゃあ閉めるから」
春香「はい」
春香「プロデューサーさんいつ開けてくれるんですか」
春香「プロデューサーさんもう十分経ちますよ」
春香「プロデューサーさん嘘はいけないですよ嘘は」
春香「プロデューサーさん近所迷惑になりますよ」
春香「プロデューサーさん寝ちゃったんですかプロデューサーさん」
P「分かったからピッキングしようとすんの止めよう」
春香「あ、プロデューサーさん南京錠まだ付いてますよ」
P「確かに付いているかもしれない、けれど心は繋がっている。そう思わないか?」
春香「じゃあ後は身体が繋がるだけですね」
P「待っていま警備呼んでるから」
春香「警備さんに見られてないと興奮しない性癖でも?」
P「なあ春香、電話って凄いよな」
春香「そうですか?」
P「ああ、離れていても誰かと繋がっている。それはとても素晴らしい事だ」
春香「まるで私とプロデューサーさんみたいですね」
P「ああ、春香とファンたちに似ているな。だから電話を返してくれ」
春香「プロデューサーさんて天の邪鬼なところありますよね」
P「そうかもしれないな」
春香「好きな子ほど苛めちゃうみたいな」
P「イヤなことをイヤと言わないとかな」
春香「その天の邪鬼な心を春の日差しが暖かく包み込むんですよね」
P「ごめん春香のたとえ話は難しくて俺には理解できない」
P「春香って凄いよな」
春香「本当ですか」
P「ああ、いつも元気で前向きで」
春香「照れちゃいますね」
P「どんな苦難にも諦めず立ち向かう度胸も春香の美点だ」
春香「えへへ」
P「だからその前向きさを俺の家のドアを打ち破る事でなく是非ファンたちに全力で注いであげてほしい」
P「春香に提案です」
春香「はいどうぞ」
P「その話は明日事務所でしよう」
春香「私はその話をつい昨日聞きましたよプロデューサーさん」
P「だが今度は約束を守ると言ったら?」
春香「プロデューサーさんの『今度』は一昨日の筈だったんですけど」
春香「プロデューサーさんこんな子どう思いますか」
P「どんな子だい」
春香「ちょっとドジで」
P「うんうん」
春香「だけど頑張りやで」
P「かわいいかわいい」
春香「リボンがトレードマーク」
P「あーちょっとご遠慮願うわぁ」
春香「じゃあプロデューサーさんはどんな子がいいんですか?」
P「うーんそうだなぁ、ドアを壊さない子かな」
春香「ドアを壊さなければ誰でもいいんですか」
P「で、ちょっとおとなしめな感じで」
春香「ふんふん」
P「可憐で清楚っぽい子」
春香「わかりました。可憐で清楚な大人しいドアを破壊しない春香さんですね」
P「もうそれでいいや」
P「じゃあ逆に聞いていいか?」
春香「スリーサイズは知ってるじゃないですか」
P「大丈夫興味ないから」
春香「どうぞどうぞ」
P「春香は好きなタイプとかないのか?年上の情けない感じの世話焼き男以外で」
春香「うーん、プロデューサーさんですかね」
P「やあ春香おはよう」
春香「おはようございます」
P「天気がいいな」
春香「暑いですね~」
P「ああ、空調入れようかな」
春香「あーいいですね」
P「いいだろ?なあ春香」
春香「はい?」
P「窓ガラスの鍵付近にガムテープ貼ってるのはなんでだい」
春香「ドアから入るのやめようかと」
P「ドアから入るのをやめたら窓にガムテープ貼る理由になるのか」
春香「あ、これは破片が散らないようにするんですよ」
P「ごめんちょっと意味がわからない」
春香「いやだからそのまま割ったら破片飛ぶじゃないですか」
P「わかったから金鎚しまえよ」
春香「ところでプロデューサーさん」
P「なんだい春香」
春香「今日の服気合い入ってると思いませんか」
P「うんとても可愛らしいな」
春香「学校の友達にも彼の家に行くって自慢してきちゃいました」
P「へえ、彼氏が待ってるから早く行っておやり」
春香「わかりました行きますね」
P「まあ待て」
春香「はい、どうしたんですか」
P「言葉が悪かった、恋人の待つ家に行くんだろう?」
春香「はい」
P「そこに行ってあげなさい」
春香「もちろんですっ」
P「まあ待て」
春香「はい」
P「ガラスは、割るな」
春香「暑くなってきましたね」
P「俺は涼しいよ、きっと今春香の家も涼しいだろうなぁ」
春香「それはつまりプロデューサーさんの家が私の将来的な家であることを掛けた言葉遊びですか?」
P「違うよ、言葉どおりだよ」
春香「言葉通りここはお前の家だよということですね」
P「お願いだから帰ってくださいお願いしますお願いします」
春香「そこまで言われたら帰らないといけないじゃないですか」
P「春香はやればできる子だなぁ」
春香「よいしょ」
P「だから割るなって言ったよね俺」
春香「あ、ガムテープ回収するんで待っててくださいね」
P「俺がやっとくから春香は家にお帰り」
春香「ではお言葉に甘えまして、ただいまプロデューサーさん」
P「日本語って難しいなぁ」
P「なあ春香」
春香「はい、どうしましたプロデューサーさん?」
P「俺出掛けたいな」
春香「デートですか?」
P「うんひとりで」
春香「じゃあお夕飯作って待ってますね」
P「大丈夫お前が帰るまでネカフェで暮らすから」
春香「ネットカフェに2人きりって狭いけど肌の密着具合すごそうですねっ」
P「うんだから俺の上からどいてもらっていいかな」
春香「どうして私の手を掴むんですか?」
P「俺に身の危険が迫ってるからだよ」
春香「つまり男はオオカミだってプロデューサーさんが教えてくれる流れですか?」
P「俺が今オオカミに襲われてるんだけどな」
春香「オオカミいませんけど」
P「見回すなオオカミ」
春香「あっ私かぁ」
P「いいこと考えた」
春香「どんなことですか?」
P「春香がマウント解除するじゃん?」
春香「それで今度はプロデューサーさんが上に?」
P「俺が立ち上がるじゃん?」
春香「ああ、立位」
P「でネカフェに行く」
春香「なんでプロデューサーさんは執拗にネットカフェプレイを推奨するんですか」
P「おしっこ行きたい」
春香「どうぞどうぞ」
P「シャレになんないから口開けんのやめてくんない?」
春香「じゃあ私もトイレに一緒に入っていいですか?」
P「いやです」
春香「じゃあ」
P「だから口開けんのやめて」
春香「プロデューサーさん春香さんトイレですよ春香さんトイレ」
P「春香」
春香「はい」
P「降参だ、一緒にトイレ行こう」
春香「行きましょう、私が拭いてあげますね」
P「春香、男の子は拭かないんだぜ」
春香「あ、そうなんですか。残念だなぁ」
P「恥ずかしいから心の準備がしたい。まず春香から入って」
春香「わかりました」
春香「プロデューサーさんまだですか?」
春香「お返事ないですけど大丈夫ですか?」
春香「プロデューサーさん、録画の準備できましたけど」
春香「プロデューサーさーん?」
春香「あれ、もう家にいない」
P「やあこんにちは春香」
春香「こんにちはプロデューサーさん」
P「偶然だな、こんなところで会うなんて」
春香「プロデューサーさんカプセルホテルでしたかったんですか?」
P「うんカプセルホテルで誰にも邪魔されずゆっくりしたい」
春香「鍵くれないと入れないんですけど」
P「入れる気ないけど」
春香「焦らしプレイしたいんですか?」
P「そうそう」
春香「じゃあ準備しながら待ってますね」
春香「プロデューサーさん」
P「なんだい春香」
春香「下のカウンターで閉め出されたって言ったんですよ」
P「へえ」
春香「けど合い鍵貸してくれませんでした」
P「そりゃ当たり前だろうに」
春香「でもここのホテルの鍵って家のより開けやすくて良かったです」
春香「あれまた居ない。窓から出てったのかな」
P「ただいま」
春香「お帰りなさい」
P「行ってきます」
春香「まあまあ」
P「なんでセーフハウスの場所まで知ってんだ」
春香「いや嫁としては知っておかないといざという時大変じゃないですか」
P「おかしいな俺独身だけど」
春香「そういうと思って婚姻届持ってきたんですけど判子がないんですよー」
P「持ってて良かった印鑑全種」
春香「血ってすごいですよね」
P「ああ、確かに」
春香「これが指についてるだけで判子になっちゃうんですよ?」
P「びっくりだよな」
春香「素敵ですよね」
P「ああ、だから俺の親指を放してくれないか」
春香「動くと削げちゃいますよプロデューサーさん」
P「わかった、なら刃物をしまおう」
春香「プロデューサーさん疲れましたね」
P「ああ、さっきから腕相撲状態だもんな」
春香「あとちょっとなんですけど」
P「あとちょっとだな、俺の親指が婚姻届につくまで」
春香「じゃあ一気に行っちゃいましょう1、2、3ヴァイッって感じで」
P「いいねそれ今度歌に使おう」
春香「でもプロデューサーさん全力で抵抗するんですね」
春香「あ、プロデューサーさんあそこみてください」
P「ん?こらだましたな何もないぞ」
春香「えいっ」
P「おっとあぶない、騙されるところだった」
春香「いやだなあ、あそこに2人の未来が見えただけですよ」
P「暗闇でしたけど」
春香「見えないところに愛があるってことですよ」
P「なあ春香」
春香「そろそろやめないかという話ならお断りします」
P「いや、俺はもうだめだだから最後にお願いを聞いてほしい」
春香「いいですよ、最後と言わず何度でも」
P「渾身ののヮのをみせてくれないか」
春香「いいですよ」
春香「のヮの」
春香「あれ?婚姻届がない」
春香「プロデューサーさん婚姻届どこに隠したんですか?」
P「さあどこだ」
春香「あはは、もうっ子供みたいなんですから♪」
P「この部屋のどこかにあるぞー探してみよう」
春香「うーんどこかなぁ」
春香「プロデューサーさんヒント…あれ?」
P「ヒントは破きました」
春香「あーあ」
春香「どうするんですか結婚できませんよプロデューサーさん」
P「じゃあ諦めて帰るってのはどうだ?」
春香「それはできないですよー」
P「だよねーでも婚姻届ないからなんもできないよねー」
春香「じゃあ二枚目を出しましょう」
P「」
P「なんだ朝か」
P「いやな夢だったな」
P「窓を強化ガラスにしよう、うん」
P「さて仕事に行くかな」
P「行ってきます」
「いってらっしゃい」
おしまい
23:30│天海春香