2015年08月18日

あずさ「貴音ちゃん……私、怖い……」

765プロ 事務所







貴音「そんなに怯えなくても大丈夫ですよ、あずさ」





あずさ「で、でも……でもぉ……」



貴音「やはり、恐ろしいですか?」



あずさ「え、えぇ……。私、一体どうなってしまうのかしら……」



貴音「一つ、質問してもよろしいですか?」



あずさ「な、何かしら……?」



貴音「入れられるのは……初めてですか?」



あずさ「…………」コクリ



貴音「やはり、そうでしたか」



あずさ「……どうして、わかったの?」



貴音「そういった経験、あずさは薄そうに思えたもので」



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あずさ「そ、そういう貴音ちゃんは……」



貴音「わたくしですか?」



あずさ「その……け、経験は?」



貴音「ふふ……ありますよ?」



あずさ「え……!」



貴音「人生を通して一度だけ、ですが」



あずさ「どう……だったの?」



貴音「そうですね……」



あずさ「…………」



貴音「痛かった……です」



あずさ「うぅ……やっぱり……」



貴音「しかし痛みは、そう長くは続きません」



あずさ「……本当に?」



貴音「ええ」



あずさ「その言葉、信じて大丈夫なのよね……?」



貴音「もちろんです」

あずさ「あの……貴音ちゃん」



貴音「はい?」



あずさ「私のお願い……聞いてくれるかしら?」



貴音「どのような、願い事でしょう?」



あずさ「こ、事が終わるまで……」



貴音「終わるまで?」



あずさ「私の身体を、離さないでほしいの……」



貴音「わかりました。では」ギュッ



あずさ「あっ……」



貴音「この様な感じで、よろしいですか?」



あずさ「…………」コクリ



貴音「ふふ……」ギュウッ



あずさ「あっ……」



貴音「まさかあずさと、事務所で抱き合う日が来るとは思いませんでした」



あずさ「貴音ちゃんの身体、温かい……」



貴音「あずさの瞳は真、透き通っていて綺麗ですね……」

あずさ「……ありがとう、貴音ちゃん」



貴音「そろそろ……いかがでしょう?」



あずさ「大丈夫……。心の準備……できたと思うから」



貴音「では……」



あずさ「…………」ギュッ



貴音「……始めましょうか」



あずさ「……お願いします」



貴音「お願いいたします……二人とも」



亜美真美「「おっしゃー!」」



真美「やっと出番だじぇー!」



亜美「いくらなんでも、準備に時間かけすぎっしょ!」



真美「覚悟だお姫ちん! ショージュン合わせ!」



亜美「行くよあずさお姉ちゃん! ターゲットローック!」



真美「目標、お姫ちんのむっちりヒップセンター!」



亜美「目標、あずさお姉ちゃんのぷりぷりおけつど真ん中!」



真美「ハアアアアアアア!」



亜美「オオオオオオオオ!」



真美亜美「「カンチョー!!」」ドスドスッ



貴音「ひあああああああっ!!」



あずさ「いやああああああっ!!」

貴音「うう、うぐあっ……ああああ……」ビクビク



あずさ「あっ……ああ……はああん……」ビクンビクン



   ドサドサッ



真美「『きゅうしょにあたった! こうかはばつぐんだ!』」



亜美「『あずさおねえちゃんとおひめちんはくずれおちた!』」



真美「おっしゃー! お姫ちんのお尻ライフを99パーセント削ったYO!」



亜美「あずさお姉ちゃんのおけつの命もフーゼンのトモシビだNE!」



あずさ「ううぅぅ……い、痛い……痛いぃ……!」



貴音「これは……よ、予想外に強烈な……ああっ……」



あずさ「あうぅぅ……」



貴音「はぐうっ……」



真美「どうだねお姫ちん、あずさお姉ちゃん!」



亜美「食べ物の恨みの恐ろしさ、思い知ったかー!」



貴音「お、思い知りました……し、知らなかったこととはいえ……」



あずさ「か、勝手に亜美ちゃんと真美ちゃんのプリンを食べてごめんなさい……」



真美「んむ! わかればよろちい!」



亜美「罰ゲームも受けてくれたし、許ちてしんぜよう!」

貴音「ま、真に申し訳ありませんでした……うくうっ!」



あずさ「つ、次からはちゃんと、名前を確認するわね……はぁんっ!」



貴音「うう……はうぁ、くぅぅ……」



あずさ「いたたた……いた……たぁ……」



真美「けど、罰ゲームの二択でカンチョーを選ぶのは予想外だったYO!」



亜美「お姫ちんが一瞬で決めたから、亜美、チョ→驚いたYO!」



あずさ「た、貴音ちゃん……痛みは長く続かないなんて、嘘ばっかり……」



貴音「で、ですが! くすぐりよりは、まだ耐えられるかと思いまして!」



あずさ「そ、それは確かに、そうかもしれないけどぉ……あんっ!」



貴音「そ、それに! 以前プロデューサーに受けた時、ここまでの衝撃は、あぁっ!」



真美「んっふっふー! 甘いねお姫ちん!」



亜美「考えが甘すぎるっしょー!」



真美「真美達のスペシャルテクを、兄ちゃんなんかと一緒にしないでYO!」



亜美「そーそー! 兄ちゃんと亜美達では、レベルが全然違うのだ!」



貴音「うあ、あぐうっ……!」



あずさ「ああああっ……痛、痛いぃ……」



真美「……あり?」

真美「そ→いえば……」



亜美「ん? どったの、真美?」



真美「食べられたプリンって確か……2個ずつだったよね?」



亜美「んー、そういえばそうだったね……はっ!?」



あずさ「?」



貴音「?」



真美「気づいたかね、亜美探偵!」



亜美「そっか……! これは、単純な計算問題だYO!」



あずさ「??」



貴音「??」



真美「2個のプリンを食べられて、シッコーした罰ゲームは一回だけ!」



亜美「これが一体、何を意味するとゆ→のか!」



真美「答えは簡単にして単純! さあ亜美探偵、解答を!」



亜美「ズバリ、回数不足! 罰ゲームの回数が、一回足りてないではないかー!」



真美「さすがは亜美探偵! まさちく正解であーる!」



あずさ「えっ!?」



貴音「な……!」

亜美「2−1=1……こんなの、小学1年年の問題じゃないか→!」



真美「真美とちたことが、完全に見落すとこだったじぇ……」



亜美「ひゃああ危ない! 危ないとこだったねー真美!」



真美「ホントだYO! これぞまさちく、危機一髪ってやつだNE!」」



亜美真美「「と、ゆーわけで」」クルリ



あずさ「ちょちょちょ、ちょっと!?」



貴音「お、お待ちなさい亜美! 真美!」



真美「気づいちゃったから、ちかたないねー……」ジリジリ



亜美「足りないんだから、ちょうがないねー……」ジリジリ



亜美真美「「んっふっふー……」」ジリジリ



貴音「う、ううぅ……」ジタバタ



あずさ「あ、あんっ……」ジタバタ



真美「おっと、逃げようとしてもムダだYO!」



亜美「そのお尻のダメージじゃ、そう簡単には動けないっしょ?」



貴音「くっ……」ジタバタ



あずさ「い、いやっ……」ジタバタ



亜美真美「「んっふっふー!」」ジリジリ

真美「さあさあ! おとなしく、真美達のドクガにかかるのじゃ!」



亜美「こうなるのが、あずさお姉ちゃんとお姫ちんのウンメーだったのだYO!」



あずさ「ま、待ってちょうだい亜美ちゃん、真美ちゃん!」



貴音「こ、今回の件は、心から反省しております!」



あずさ「プ、プリンなら、後でちゃんと買ってくるわ! ね、ね?」



貴音「で、ですから! ですからもうこれ以上はどうか――」



亜美「目標、お姫ちんのビッグお尻ちん中心核!」



真美「目標、あずさお姉ちゃんのプリプリプリンセスピーチフロントホール!」



あずさ「だ、誰かぁ……」



貴音「た、助けて……助けてください……」



真美「せーの!」



亜美「せーで!」



貴音「お助けをぉ!」



あずさ「いやああああああっ!」



亜美真美「「カンチョー!」」グサグサッ



貴音「はぎゃああああぁぁぁ!!」



あずさ「ひぎいいいいぃぃぃぃ!!」

小鳥「以上、765プロの日常を、私の秘蔵コレクションからお届けしました!」



小鳥「皆さんも、食べ物の恨みには気を付けてくださいね!」



小鳥「え? 今の動画と画像が欲しい?」



小鳥「……ピヨピヨピヨピヨ!」







おしまい



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