2015年08月26日

奈緒「Pさん、なに見てんだ?」モバP「みくのビデオ」

奈緒「ああ、この前言ってたにゃんにゃんにゃんの仕事のやつか?」



モバP「おう、みくがパニクってNGワードとか出してないかチェックしてんだ」



奈緒「まあ、みくだもんな」





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モバP「そうだな、例えばのあさんが魚を出したときとか多いんだよ、そういうこと」



奈緒「へぇ、ちゃんと見てるんだな、アイドルのこと」



モバP「もちろんだよ。お前のことだってちゃんと見てるんだからな」



奈緒「なっ、なに言ってんだよっ!?」



モバP「ハッハッハッ、もちろんアイドルとしてだよ」



奈緒「……Pさん、最近わかってやってるだろ」



モバP「さあ、何のことだろうな」



奈緒「ったく、いつか本当に刺されるぞ、あんた」

ガチャッ



みく「ただいまにゃー。あれ、Pチャン何見てるにゃ?」



モバP「お前たちのこの前の仕事のビデオ」



みく「ああ、この前のかにゃ。奈緒チャンもにゃ?」



奈緒「いや、アタシもさっき来たばっかだからあんまり見てないぞ」



みく「ならみくも一緒に見るにゃ!」

モバP「そうか、なら2人とも座れよ」ポンポンッ



奈緒「なんでさりげなく女子高生を隣に誘ってんだよ……」



みく「奈緒チャンが座んないならみくがPチャンの隣に座るにゃ」



モバP「みくにゃんはいいです」



みく「なんでにゃ!」



モバP「冗談冗談」



みく「まったく。で、奈緒チャンは座んにゃいにゃ?」



奈緒「すっ、座んないとは言ってないだろっ!」



モバP「ほう?」



奈緒「あっ、座るとも言ってねえよっ!」



モバP「はいはいツンデレ乙」



みく『なんでにゃっ!今どっから魚出したにゃ!?』



モバP「みくうるさい」



みく「今のはビデオの方にゃ!」

奈緒「と、とにかく、アタシは別にPさんの隣に座りたい訳じゃねえからな」



モバP「しかし残念、俺がもうソファの中央を取った。2人とも俺の両脇に座るんだな」



みく「しょうがにゃいにゃあPチャンも」ポスッ



モバP「どうすんだ?奈緒」



奈緒「す、座ればいいんだろ座れば!」ポスッ



モバP「うん、素直な奈緒は可愛いな」

奈緒「な、何言って……『ボクもカワイイですよねっ』フフーン



みく「なんなのにゃ、今の声!?」



モバP「晶葉が作った機会だ。おれが可愛いって言うと反応するらしい」



奈緒「また変な物を……」



モバP「幸子の前で使ったらどんな反応すんのかね、っと、みく」ピッ



みく「なんにゃ、停止して」

モバP「ここ、暴れすぎて下着の肩紐見えてる」



みく「にゃっ!?な、なに見てるにゃPチャン!?」



奈緒「のあさんがみくに魚を押しつけてる……、なんだよこの場面」



モバP「普段から気をつけろとは言ってたろ?」



みく「アーニャンが後ろから羽交い締めしてくるんだからしょうがないにゃ!」



モバP「人のせいにするなっ!」

奈緒「ま、まあまあPさん。みくも反省してるみたいだしこのくらいで……」



モバP「みくの下着を見ていい男は家族か俺だけだ!」



奈緒「なに言ってんだよアンタ!」



みく「ま、まあPチャンになら見せてもいいにゃ……」



奈緒「みくもだよ!今の完全にセクハラだろ!」



モバP「奈緒、相手が嫌がんなきゃセクハラにはなんないんだぞ」



奈緒「最低な発言だな!」

モバP「まあ冗談は置いといて、次はTPのビデオだな」



みく「みくは別に冗談は言ってないにゃ」ボソッ



奈緒「あ、アタシらのもあんのかよ」



モバP「もちろんだ、最近凛と加蓮の際どい発言が多くなってきてだな。その点、奈緒はツンデレだからそういうのは大丈夫なんだけど」



奈緒「ツンデレじゃねぇよ!」

みく「ハイ、Pチャン!」スッ



モバP「どうぞ、前川さん」



みく「最近の奈緒チャンはPチャンの話ばっかりしてるにゃ!」



奈緒「おいなに言ってんだよみく!」



モバP「ほう、それはそれは。有益な情報ありがとう前川さん。お礼にこの煮干しを差し上げましょう」



みく「いらんにゃ!」

奈緒「Pさん!今の言葉信じんなよ!」



モバP「はいはい。あっ、俺の机のDVD取って」



奈緒「釈然としないなぁ、……ほい」



モバP「ん、サンキュ」



みく「Pチャン、みくには煮干し以外はなんかないのにゃ?」



モバP「そうだな、冷蔵庫にリンゴがあったはずだから持ってっていいぞ」



みく「また微妙なものを……」





モバP「さて、そろそろ見るか」ウィーン



奈緒「あれ、そのDVDのケースは?」



モバP「そうだな、それも机の上にあるはずだけど、…………みく、これ投げたら取りにいくか?」



みく「それは犬だにゃ、みくは猫ちゃんだにゃ!」



モバP「そうか、ならみくはなんで服着てるんだ?」



みく「な、なに言ってるにゃ!?」



モバP「猫なら服を着る必要はないだろ」



奈緒「Pさん、それ長くなりそうだからもう再生しようぜ?」



モバP「そうだな」ガチャッウィーン









モバP「で、みく。なんで服脱がないの?」



みく「逆になんで脱がなきゃならにゃいにゃ!」



モバP「猫なんだろ?服着てる猫なんておかしいだろ」



みく「みくは猫だけど人間なんだにゃ!だから服を着てるんだにゃ!」



モバP「そうやって自分をすぐに曲げるのか。失望しました、みくにゃんのファン辞めます」



みく「Pチャン、それ地味に傷つくにゃ……」



モバP「そうか、ごめんなみく。そんなみくも可愛いよ」



みく「そ、そうかにゃ?ならいい『さすがボクですね!』フフーン!



奈緒「何のコントだよこれ」

モバP「いやーすまんな。さて、お前の勇姿も見てやろう」



奈緒「なんなんだよそのキャラ」



モバP「あー、ちひろさんから貰ったドリンク飲んでから徐々にテンションが上がってきてんだよな」



奈緒「それアブナイやつじゃねぇのか!?」



モバP「いやいや、問題ない。ちひろさんも害はないって言ってたし」

みく「Pチャン、少しは自分の身体も大事にしてね?」



モバP「もちろんだにゃ!」グッ!



奈緒「ホントに大丈夫があんた!」



モバP「おう、モウマンタイだ。さて、奈緒のビデオ見るぞみく!」



みく「がってんだにゃ!」



奈緒「トライアドプリムスの、な」





奈緒『おい凛、なんでアタシばっか狙うんだよ!加蓮からも……ってお前はお前で何やってんだよ!?』



奈緒『加蓮っ!さっき嘘教えやがったな!』





奈緒『ア、アタシにこんなの似合うわけねぇだろ!?』



モバP「いやー奈緒は可愛いな」ニマニマ



みく「そうだにゃあ」ニマニマ



『でもボクもカワイイですよね!』フフーン



奈緒「なんなんだよ……もう///」



モバP「いやーいいじゃないかよ奈緒。お前は可愛いんだから自信持てよ」



奈緒「んなこと言われたって『さすがボクですね!』フフーン



奈緒「ああもううるさいなこれ!Pさんどうにかしてくれよこれ!」



モバP「えっと、確かここにスイッチが……っとあったあった」カチッ



奈緒「ったく、あんまり人をからかうなよな!」



モバP「からかってなんかいないさ、奈緒が可愛いのは本当なんだからな」



奈緒「……………………」



みく「どうしたにゃ奈緒チャン、顔が真っ赤だにゃ」



奈緒「うっさいなみく!」

モバP「みく、自分がいじられてないとイキイキしてるな」



みく「まあいつもはみくがいじられ役だからにゃ。ちょっとはいじる側もしてみたかったにゃ」



モバP「そうやって簡単に自分を曲げるんですね、失望(以下略)」



奈緒「みく、あとでのあさんに魚持ってきてもらうからな」



みく「2人ともひどいにゃ!」

モバP「そういえば2人とも三人組のいじられ役だったな」



モバP「……よし、今度にゃん×3とTPでコラボでもしよう」



奈緒「なんでそうなんだよ」



モバP「例えばみくと奈緒を入れ替えるとか」



みく「いや無理があるにゃ、加蓮チャンとかみくが抑えきれる気がしないにゃ」



奈緒「アタシだってのあさんの相手はキツいよ」



モバP「んじゃあ、二つのユニットで三番勝負とか」



奈緒「…………どうせろくでもない勝負持ってくんだろ」

モバP「じゃあ何がいいんだよ!?」



奈緒「逆ギレしやがった!」



みく「Pチャン、別に無理して新しい案出さなくてもいいんだよ?」



モバP「…………みく」



奈緒「そうだよPさん。だってアタシたち、か………………可愛いんだろ?だったらしばらくはこのままでいいじゃねえか」





モバP「………………奈緒。そうだな、お前たちは今のままで十分可愛いもんな」



モバP「お前たちの新しい魅力を伝えんのは後からでも遅くな『ボクをプロデュースできるなんて、プロデューサーさんは幸せ者ですね』フフーン



奈緒「切ったんじゃなかったのかよ!」



みく「Pチャン、今のはさすがに格好悪いにゃ」



モバP「よーしわかった。みくには漁の取材、奈緒にはフリフリの衣装を着る仕事を取ってきてやる」



みく「なんでにゃ!最低だにゃPチャン!」



奈緒「なんでアタシまで巻き込まれてんだよ!」





凛「あれ、プロデューサー。そんなとこでどうしたの?」



モバP「ん、ああ、凛か。いやな、今度みくと奈緒を何かの形でコラボさせようと思ってな、ユニットもありかな」



凛「へえ。あ、そういえばこの前の仕事で何か話があるって聞いたけど?」



モバP「ああ、そのことか。この前TPでロケに行ったろ?」



凛「うん」



モバP「そのときの奈緒の負担が少し多かったかなって」

凛「そうかな?私はいつも通りだった気がするけど」



モバP「お前たちはそう感じているかもしれないけど、俺が見た限りでは凛と加蓮、2人ともいつもより少しテンションが高かった気がするんだよな」



凛「そう……なのかな」



モバP「あ、いや。別に責めてるわけじゃないぞ。ロケだって温泉だったんだしテンションが上がらないわけないし」



モバP「ただ、奈緒は一応年長者なんだし少しは気遣ってやれないかな。あいつ、お前らといるとき本当に楽しそうだから」



凛「…………」



モバP「あ、すまないな。説教くさくなったか?」





凛「ん、別にそうは思ってないけど……」



モバP「けど?」



凛「……いや、なんでもない」



モバP「なんだよ、気になるな」



凛(最近、プロデューサー奈緒のことばっか話してる気がするな)



凛「…………」ゲシッ



モバP「痛っ!?なんだよいきなり足踏んで!?」



凛「べっつにー」



モバP「なんだよほんとに」

?後日?



奈緒「こんにちはー……ってあれ、Pさん居ねーのか?」



凛「あ、奈緒。おはよう」



奈緒「おはよう、もう昼だろ。ところでPさんはいないのか?」



凛「プロデューサーならさっきちひろさんに拘束されてどこか連れて行かれたよ」



奈緒「なにしたんだよあの人……」



凛「ところで奈緒、明日はなんの日か知ってる?」



奈緒「ん?敬老の日だろ、それがどうした?」

凛「奈緒ってさ、TPでの年長者じゃん。だから奈緒のこと敬おうと思って」



奈緒「いや、敬老の日は明日だろ?てかなんでアタシなんだよ、老じゃねーし」



凛「……最近、奈緒には負担をかけてたなって思って。それに明日は奈緒が一日中仕事でしょ?」



奈緒「わかってたなら少しは抑えろよな……」



凛「ごめんって。ていうかプロデューサーに言われたんだよね、奈緒のこと大事にしろって」



奈緒「なっ!?なんでPさんがっ!?」



凛「プロデューサーも奈緒のこと大事に思想ってるからでしょ」



おわり



22:30│神谷奈緒 
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