2015年08月27日

未来「ヤンデレになりたいんですっ!」グリP「え?」

キャラ崩壊





グリP(以下P表記)「ヤンデレかい?」









未来「はいっ!ご指導お願いします!」







P「うーん、とは言ってもなぁ……いきなりなんでまた」







未来「はい!えっと…最近ヤンデレって言う言葉を知って……それで私なりに調べてみたんですっ!」







P「なるほど」







未来「でも…難しくて……これがヤンデレ!ってものが解らなかったんです…」







P「そうか…でも、自分で疑問に思ったことを調べようとするのは素晴らしいぞ、未来」







未来「えへへ…」





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P「うーん、そうだな……ハッキリ言うと病むとかは未来のキャラクター的に難しいんじゃないかな?」







未来「うぅ…そうですか、病むって難しいんですね……あっ、でもでも想いが重いとか!一途とか!やっぱり私ヤンデレの素質があると思うんです」







P「へぇ?どうしてだい」







未来「私っ!歌やステージとかアイドルのお仕事に対する想いは他の人より重いと思うんです!」







P「一途っていうのは?」







未来「はい!それは私ファンの皆さんのことが…応援してくれてる人達が大好きだからですっ!」







P「そうか…偉いぞ未来、その気持ちをいつまでも大切にな」







未来「えへへ…はっ、いけませんプロデューサーさん!一途じゃなくなってしまうので褒めないでください!」



P「ん?よくわからないが…すまないな」







未来「いえっ……それで…どうですか?私ヤンデレになれますか?」







P「うーん……残念だけど俺から未来にレクチャーできることはないなぁ、もうすぐ他の皆が来ると思うし…少し相談してみたらどうかな?」







未来「そうですか……わかりました!よしっ!私、最高のヤンデレになりますねっ」







P「ははっ、頑張れ未来!でも無理はダメだぞ?それじゃあ俺は外回りに行ってくるから」







未来「はいっ!プロデューサーさんいってらっしゃーい!えへへ、頑張れって言われちゃった…うーんでもレッスンまで暇だなぁ……マンガでも読んじゃお」





未来「ふぁぁ…っ、マンガも読んじゃったし……誰も来ないなぁ」







静香「おはようございます」







未来「あっ!静香ちゃんおはよう」







静香「あら?未来ずいぶん早いのね」







未来「うんっ!今日は少しプロデューサーさんに相談があって」







静香「……………へぇ、どんな相談?」







未来「えへへ…実は私っ!ヤンデレになりたいんだけど……静香ちゃんヤンデレってわかる?」







静香「ヤンデレ?ごめんなさい…もしかして相談ってそのこと?」



未来「うんっ!私ヤンデレになりたいからどうやったらなれるかなって」







静香「なんだそうだったの………ふぅ、ごめんなさい私ヤンデレってよくわからないの」







未来「そうなんだ………こっちこそ急に聞いてゴメンね」







静香「いえ、ところで……プロデューサーは?」







未来「えっと外回りに行ってくるって!」







静香「そう……ちなみにどんな格好だった?」







未来「格好…?いつものスーツ姿だけど」







静香「そ、そう………にしても今日は暑いわね」



未来「うん暑いよね〜記録的もーしょってテレビで言ってた」







静香「そうね………こんな日にスーツなんて着たら、シャツが汗で凄いことになりそうね……ふっ」







未来「え?うんそうだね、でも大人の人ってお仕事はスーツだから大変だよね…」







静香「未来……プロデューサーはさっき出て行ったの?」







未来「うん!そうだよっ」







静香「ありがとう…ちなみに事務所にジップロックって置いてたかしら」







未来「え?ジップロック?いや…無かったと思うけど」







静香「そうよね…私が全部使っちゃたものね」



未来「え?なんか言った?」







静香「いえ、なんでもないわ…ふぅ、それじゃあちょっと…近くのスーパーに行ってくるわね」







未来「え、うん…わかった」







静香「それじゃあ」







未来「静香ちゃん…鼻息荒かったけど…

何があったのかな?」



星梨花「おはようございま〜す」







未来「あ、おはよう星梨花!」







星梨花「未来さんおはようございま〜すっ!」







未来「うんうん!今日も星梨花は可愛いね〜」







星梨花「えへへ…ありがとうございます、あの…ところでプロデューサーさんは?」







未来「あ、お仕事で外回りだってさ」







星梨花「そうですか…せっかく見てもらおうと思ったのに…」







未来「あれ?どうしたの星梨花、それテスト?」



星梨花「はいっ…この前のテスト苦手な教科で良い点数を採れたので、応援してくれたプロデューサーさんに見せたくて」







未来「どれどれ……わっ!凄いよ星梨花っ、こんな難しい問題解けるなんて」







星梨花「えへへ、プロデューサーさんも褒めてくれ…ますかね?」







未来「うんっ!きっと褒めてくれるよ…それまで一緒にテレビ見て待ってようか」







星梨花「はいっ…プロデューサーさん早く来ないかなぁ」



数分後





星梨花「プロデューサーさん遅いですね……」







未来「外回りって行ってたから…すぐには帰ってこれないんじゃないかな?」







星梨花「なにか…事故にでもあったんじゃ…」







未来「だ…大丈夫だよ、……あっ、ほらテレビに春香さん出てるよっ!」









さらに数分後







星梨花「……………やっぱり何か事故に…パパにお願いして……」







未来「待った、待った!大丈夫だよ心配しなくてもプロデューサーさんなら…」



星梨花「…………ぅぅっ…でもぉ……グスッ」







未来「な、泣かないで星梨花ぁ〜、あ、ほらっ!テレビに春香さんが」







星梨花「グスッ…ぷろ…ぷろでゅ……っ…さぁん」









さらにさらに数分後







星梨花「……………私、プロデューサーさんに捨てられたんですね……」







未来「そ、そんなことないよ!プロデューサーさんも皆も星梨花のこと大好きだよ」







星梨花「だって……………」







未来「ほ、ほら…テスト見せるんでしょ?ねっ」



星梨花「……てすと……」







未来「うんうんっ!きっとプロデューサーさん…すっっっっごく褒めてくれると思うなっ」







星梨花「…………………ぅぅ」







未来「あ、ほらっ!またテレビに春香さんが………あれ?星梨花? 」







星梨花「私………探してきます………」







未来「え?でも…待ってれば」







星梨花「私待てません………プロデューサーさんに褒められないテストなんてテストじゃありませんから………失礼します未来さん」







未来「星梨花……よっぽとテストで良い点とったのが嬉しかったのかな?あ、ヤンデレのこと聞くの忘れたっ!…けど星梨花は解らないよね」



海美「おっはよー!!」







未来「あっ、海美ちゃんおはよーっ!」







海美「未来ちゃんおはよっ、今日も暑いね〜、こんな日にはアイスとか食べたくなるよね!」







未来「うんうんっ!やっぱり夏はアイスだよね」







海美「あははっ、話がわかるね〜未来ちゃん、よしそれじゃあ近くのローソンに行ってこようかな」







未来「私も行きた……あっ、でもお留守番してなきゃ」







海美「え?あ……プロデューサー居ない、どこかお出かけ?」







未来「外回りだってさ、こんな暑いのに大変だよねプロデューサーさん…熱中症とか大丈夫かな」



海美「熱中症…………あははっ!大丈夫だよプロデューサーだもんっ………でも一応LINEしてみるね」









数分後







海美「……既読にならない…何で……あっ、そうだ電話してみよう!その方が手っ取り早いよねっ」







未来「あ…でもお仕事中だったら…出れないんじゃ」







海美「大丈夫、大丈夫っ!えっとプロデューサーに電話っと…………………………繋がらない」







未来「そっかぁ、じゃあやっぱりお仕…海美ちゃん、またプロデューサーさんに電話?」







海美「う、うん……ほら、プロデューサーぼーっとしてたりするから、それで気づいてないのかもしれないし」







未来「なるほど〜」



数十分後









未来「ねぇ、そんだけ電話しても出ないなら…あれ、海美ちゃん、大丈夫?顔色すこし悪いみたいだけど…」







海美「……ん?えっ、あはは……ごめんね少しボーッとしてたみたい」







未来「大丈夫?体調悪いなら今日は…あれ?海美ちゃん……ほら携帯鳴ってる!きっとプロデューサーさんだよっ」







海美「あ、うんっ!…はい、もしもしプロデューサー?…………え?あっ…すいません……えっと今、お家に居なくて……はい、家族がいると思うので…はいお願いします…………」



未来「プロデューサーさん……じゃなかった?」







海美「う、うん…あはは……宅配便の人だった……頼んでた荷物を…っ…グスッ…」







未来「う、うみみ海美ちゃん!?どうしたの……どこか調子悪いの?」







海美「う、ううん……グスッ……でもプロデューサーが……プロデューサーが電話にもでてくれないしっ……LINEも見てくれないし……きっと私が何か怒らせることしちゃったんだ…グスッ…」







未来「そんなことないよ、プロデューサーさんはきっと…お、お仕事で電話に出れないだけだよ!」







海美「でも……こんなに電話しても…グスッ…っっ、かけ直してもくれないし……私がプロデューサーに何かしちゃったから……っ、グスッ…プロデューサー、ごめんなさい……」



未来「ど、どうしよう……海美ちゃん泣き止まないよ……ん?あれ、海美ちゃん、ほら!また携帯なってる!」







海美「グスッ…ぅ…どうせ……またプロデューサー以外の……………プロデューサー!?は、はいもしもしっ!うんっ!電話したよっ、え、用事?えっとプロデューサー元気かなぁって……えへへ…うんっ!いいよいいよーわかった〜じゃあね」







未来「プロデューサーさん何て言ってた?」







海美「ん?えへへ、電話出れなくてゴメンな…だってさ〜!もう別にそんな気にしなくても良いのにねっ、こっちも全然気にしてなかったし」







未来「よかったね海美ちゃん!」







海美「うん!あっ、そうだ私、ローソン行ってくるねっ…未来ちゃんにも何か買ってくるよ」







未来「いいの?ありがとう海美ちゃん」







海美「いいって、いいって〜、それじゃ行ってきまーす」







未来「行ってらっしゃーい、海美ちゃん元気だなぁ〜…あ、海美ちゃんにもヤンデレの事聞くの忘れちゃった…」



莉緒「おはようございまーす♪」







未来「わっ、莉緒さんおはようございます」







莉緒「あら♪未来ちゃん、おはよっ、今日も可愛いわねっ♪」







未来「えっ、えへへ…そうですか?ありがとうございます」







莉緒「うふふ、照れなくてもいいのよ?突然だけど私ね、将来は未来ちゃんみたいな明るくて元気な娘が欲しいって思ってるの♪」







未来「え、私みたいな…ですか?」







莉緒「うんうんっ♪そうして一緒にお買い物したり、ご飯作ったり〜♪たまにはパパの取り合いとかしちゃったり…素敵よね〜っ」



未来「はいっ!とっても素敵ですっ、幸せ家族って感じで……あの、莉緒さん…何か嬉しいことでもあったんですか?」







莉緒「えっ、わかる?わかっちゃう?さすが未来ちゃん!未来ちゃんだけに未来がわかる〜なんちゃってー♪」







未来「あ、あの…」







莉緒「あ…ご、ゴメンね?つい嬉しくて…………うふふっ」







未来「いいえっ!大丈夫ですけど……あの、何があったんですか?」







莉緒「知りたい?…えへへ…実はね……なんと近々プロデューサーくんからプロポーズされる予定なの!!」







未来「えええええっ!!プロデューサーさんからプロポーズ!?」







莉緒「驚くのも無理ないわよね、私もビックリしちゃって♪」





未来「は…はいっ!ビックリしちゃいました………あれ?でも近々ってまだプロポーズは」







莉緒「えぇそうよ、プロポーズ自体はまだされてないの……うふふっ、でももうプロポーズされたのと同じようのことよね♪」







未来「い、一体なにがあったんですか…?」







莉緒「ふふっ、実は昨日ね…プロデューサーくんが……」





回想





P「莉緒お疲れ様、凄くいいステージだったよ」







莉緒「お疲れ様プロデューサーくん…まぁ日頃のレッスンのおかげ…かしらね」







P「そうだね、でも何より莉緒が頑張ってたから結果がこうやってついてきたんだよ、良く頑張ってくれたねありがとう」







莉緒「プロデューサーくん………ち、ちょっと…もう!そういうのは不意打ちよ?まったく…私だから良かったようなものを…」







P「ん?何だかわからないけどゴメン?」







莉緒「い、いいわよ別に……鈍感なのはいつものことだし」







P「そうだ、今度の土曜の夜なんだが……なにか予定入ってるか?」







莉緒「土曜日の夜…?いいえ、特に予定はないけれど…なに?何かのお仕事?」





P「いや、でも…たまには食事でもしないか?ほら、これ」







莉緒「え……こ、これって…あの有名レストランのディナー招待券!?うそ…どうしてこれを?」







P「え?いや社長が、取引先から頂いたらしくてね…よかったら一緒にどうだい?」







莉緒「こ、こ、これって………その…いいのかしら…私なんかが貰ってしまって」







P「もちろんさ、一緒に楽しもう」







莉緒「う……うん、その…これって…そういうことよね?」







P「ん?あぁ…大丈夫だよ、ディナー後もキチンと部屋おさえてあるから」







莉緒「ディナー後の、へへ部屋!?………あ、あの……よろしくお願いしましゅ……」







P「おっ、そうか!それじゃあ楽しもうな」







莉緒「………はい……Pさん…」



回想終了







莉緒「ふへへ…ディナー&部屋……もう、これはそういうことしかないわよね…」







未来「あの莉緒さん?それって○○ってレストランですか?」







莉緒「え?うん!そうよ」







未来「あっ、な〜んだっ!それじゃあ莉緒さんも一緒なんですねっ!」







莉緒「え……?一緒?」







未来「はいっ!社長さんがチケット沢山貰ってきてくれたらしくて、テーブルマナー覚えるいい機会だから参加できる人は参加してほしいって……ほらこれっ」







莉緒「………じ、じゃあ…その後の部屋っていうのも………」







未来「うーん…あっ!このまえ小鳥さんが言ってた、大人の人達だけで行く二次会の居酒屋さんのことですかね?アイドルだし個室じゃないといけないからって………あれ莉緒さん?」



莉緒「…………ふっ、ふふふ……そうよね」







未来「り、莉緒さん?」







莉緒「……うぇ…ぐすっ……ひぐっ」







未来「莉緒さん!?どうして泣き…あれ、どこ行くんです?」







莉緒「…っ…もぅ…グスッ…帰る…」







未来「ええっ!?ち、ちょっ」







莉緒「もう…アイドル…むり…グスッ…実家帰るの…」







未来「ええ〜っ!?何があったんですか?」



莉緒「……いいのっ……わかってた…グスッ…事だものっ、どうせ私なんて…身持ちが固すぎる、グスッ…古くさい女だし……」







未来「ど、どうしよう……よくわからないがけど莉緒さんが泣いちゃった、誰か来てくれないかな…あっ」











桃子「………お兄ちゃん…どこ?桃子の…桃子だけのお兄ちゃん…どこにいるの?」





未来「桃子ちゃんおはよう、プロデューサーさんならお仕事で今外出中だよ?」







桃子「え…………うそ……桃子…昨日がオフだったから………もうお兄ちゃんに1日半以上会えてないのに………こんなのおかしくなっちゃうよ……」







未来「あははっ、桃子ちゃんはオーバーだなぁ〜プロデューサーさんなら直ぐに帰ってくるよ!ほらっ一緒にテレビ見ようよ」







桃子「いつ…?いつ帰ってくる?………桃子のお兄ちゃんはいつ帰ってくるの…ねぇ…教えてよぉ」







未来「わわっ、どうしちゃったの桃子ちゃん…困ったなぁ莉緒さんも」







莉緒「……このまま私……オブジェになるわ……そうして…そうしてその前で待ち合わせしてるカップルを………呪いで……へへへ」



未来「よくわからないけど落ち込んじゃってる……うーん」







桃子「はぁ……はぁ…うっ…く…ぁぁっ」







未来「も、桃子ちゃん!?どうしたの?急に…どこか苦しいの?」







桃子「お兄ちゃんが………お兄ちゃん……恋しい……お兄ちゃんの匂いが……恋しい、欲しい……よ」







未来「ええっ!?でも急にプロデューサーさんの匂いなんて……」







静香「ただいま」







未来「あっ!静香ちゃん、お願い手を貸して…桃子ちゃんが急に苦しみだして…」





静香「桃子が…桃子?どうしたの?どこが苦しいの?」



桃子「桃子…のお兄ちゃん……お兄ちゃんの……匂い……あっ、ぁぁ……欲しいよぉ…お兄ちゃん」







静香「……なるほど、だいたいの事情はわかったわ、そうね………少し桃子を見ていてくれる?未来」







未来「うん、わかった!」







数分後







静香「ゴメンね、待たせたわ」







未来「し、静香ちゃん!桃子ちゃんが……」







桃子「……ごめんなさい………桃子………でも、もし叶うなら……お兄ちゃんにありがとうって伝え……あっ、ああっ!」







静香「桃子?ほらこれを……」





未来「それって……シャツ?」







静香「ええ、3日物で鮮度はないけど今の桃子なら十分効果はあるはずよ…ほら桃子?大丈夫?ゆっくり吸うのよ…大丈夫、落ち着いてシャツは逃げないから」





桃子「はっ、はぁぁ……んっ……ふっあ」





未来「静香ちゃん今さらだけどそのシャツって」





静香「未来?これが誰のシャツかシャツじゃないかなんて人命の前では些細なことよ…違う?」





未来「そうだよね!頑張れ、頑張れ桃子ちゃん」





桃子「んっ…あっ…………お兄ちゃ……うぅ」







静香「ふぅ…どうやら一命はとりとめたみたいね、でもあと数分処置が遅れてたら……」



未来「お、遅れてたら?」







静香「考えたくもないわね………ところで莉緒さんはどうしたの?」





未来「あっ、なんかよくわからないんだけど…落ち込んじゃって」





静香「そう……まぁ大丈夫でしょ、そろそろ他のメンバーも来ると思うし任せましょう」





未来「そうだね!」





静香「それじゃあ私は撮影に行ってくるわね、桃子はソファに寝かせておくから」





未来「わかった!任せて」





静香「それじゃあ行ってきます」



未来「行ってらっしゃーい!…よしっ、テレビでも見ようっと」











琴葉「おはようございます」





未来「あっ、おはようございます琴葉さん!」





琴葉「おはよう未来ちゃん、それと…」







莉緒「うぅ……もう私なんて……」







琴葉「おはようございます莉緒さん、ふふっ、心配しなくても大丈夫ですよ…プロデューサーは莉緒さんのこと大事に思ってますよ」





莉緒「……………そんなの」







琴葉「きっと莉緒さんの事が大事だから傷つけたくなくて…プロデューサーも慎重になってるんですよ」



莉緒「そう……なのかしら」







琴葉「えぇ、それにあの人は簡単に人を嫌いになったりしませんから」







莉緒「………そう…よね……ありがとう琴葉ちゃん」







琴葉「いいえ…私はただ、あの人の事を誤解して欲しくないだけなんです…」







莉緒「そうね………よしっ……なんか元気でた!よーし今日もレッスン頑張るわよーっ!行ってくるわね!」







琴葉「行ってらっしゃい、莉緒さん」







未来「す、凄いです!琴葉さんっ、あんなに落ち込んでた莉緒さんを……一体どうやったんですか?」







琴葉「そんなに大げさな事じゃないのよ?ただ私は未来ちゃんより少しだけお姉さんだから、莉緒さんの気持ちも少し分かる気がするだけ」



琴葉「そんなに大げさな事じゃないのよ?ただ私は未来ちゃんより少しだけお姉さんだから、莉緒さんの気持ちも少し分かる気がするだけ」





未来「わぁ〜っ!でも凄いですよっ!いいなぁ、私も早く琴葉さんみたいなオトナの女性になりたいです!」





琴葉「未来ちゃんはそのままで充分魅力的よ?ヤンデレなんて物に無理にならなくてもね」





未来「でへへ…そ、そうですかぁ……あれ?琴葉さん、なんで私がヤンデレの事調べてるって」





琴葉「ふふっ、さっきも言ったでしょ?私は未来ちゃんより少しだけお姉さんだから、ただそれだけ」





未来「なるほど〜っ!!凄いですっ!私も早く琴葉さんと同じ18歳になりたいな〜」





琴葉「未来ちゃんならきっと私より素敵な女の子になれるよ……さてと」





未来「あれ?琴葉さん?どうしたんですか?急にカップとか食器を準備し始めて…」



琴葉「んー?いえ、あと少しであの人が…プロデューサーがケーキを買ってきてくれる気がして」







未来「ええっ?そんな〜それはさすがに…」







P「ただいま〜、ケーキ買ってきたぞー」







未来「18歳って凄いっ!!」







P「ん?どうした未来」





未来「あ、プロデューサーさん!凄いんですよ琴葉さん!プロデューサーさんが帰ってくる前に…」





琴葉「未来ちゃん」





未来「え…なんですか?」



琴葉「秘密を持つのも素敵な女性になるための秘訣なのよ?だから…ね」







未来「なるほど〜っ!!わかりました!二人のヒミツですねっ」







琴葉「ふふっ、そうね」







P「おいおい、なんだい?二人してナイショ話かい?」







琴葉「そうですよっ…ね?未来ちゃん」







未来「はいっ!てへへ〜」







P「そうかそれは残念だ」







桃子「ん………お兄ちゃ」



P「おはよう桃子…ずいぶん寝苦しそうだったけど大丈夫か?」







桃子「お兄ちゃん?あれ…いつの間に桃子寝て…」







P「俺が来た時はもう寝てたよ」







桃子「そう…んー、なんだかこの事務所に入ってからオフの日を挟むと記憶が飛ぶ気がする…まぁ大したことないからいいけど」







P「桃子は成長期だからな、そういうこともあるさ」







桃子「むぅ…お兄ちゃん!ちょっとそこに正座……あれ?」







未来「外がなんか騒がしいですね……あっ

、プロデューサーさん見てくださいよ!劇場の上空に偵察ヘリがあんなに」







P「おぉ壮観だなぁ…ん?」



星梨花「プロデューサーさん!…グスッ…良かったぁ…やっと見つけました…」







P「おはよう星梨花、探してたって俺を?」







星梨花「はい……ひぐっ……グスッ…プロデューサーさんの身に何かあったんじゃないかって」







P「星梨花は優しいなぁ」







海美「ただいまー!!あれ〜?私がいない間に増えてる」







P「やぁ、おはよう海美!」







海美「うん、おはよう…あれ?……せりりん、なんで泣いてるの……あっ!さてはプロデューサー!?」







P「…すみません」



海美「まったくプロデューサーには女の子心がわからないのかな〜、さっきも電話にすぐでてくれないし、私じゃなかったら危なかったよ」







P「申し訳ない…星梨花も心配させてゴメンな」







星梨花「いえ…私はプロデューサーさんが無事ならそれで」







海美「それでそれで?なんで電話に出れなかったの?」





P「それは…あっごめん電話だ………はいもしもし、杏奈か?え、俺の部屋の合鍵作っていいか?別にいいけど…ちゃんと領収書もらうんだぞ?経費でおちるから…あっ、ごめんキャッチが入ったから、じゃあな………もしもし〜…ん?千鶴かい?どうした…今、劇場の事務室だよ…うん、何を着てるか?スーツだけど…脱げ?なんで?……脱いでる音が聞きたい?わかったわかった…ほら脱いだぞ、はぁ?もう少し情感たっぷりに…勿体ぶって脱げ?どういう…あっ、キャッチが入ったから切るぞ……もしもし、朋花?え?何をしろって?パンツ?…ごめんキャッチが〜」



未来「これで電話に出れなかったんだね、プロデューサーさん」





海美「そっか、それなら仕方ないね」





桃子「まぁ、お兄ちゃんだし」







P「…あっ、スマホの電池が切れた……ふぅ、まったく皆の電話好きには参るね」







琴葉「お疲れさまでした、はいお茶ですプロデューサー」







P「ふぅ、ありがとう琴葉………ところで未来はヤンデレについて何かわかったのかい?」







未来「うぅ…結局わかりませんでした……」







P「そうか、けど…未来はそのままでも充分魅力的だよ」



未来「でへへ〜、さっき琴葉さんにも同じこと言われました…うん!そうですよね、これからも私らしく……ですよね、プロデューサーさん!」





P「そうだな、でもまた悩み事があったら言ってくれよ?」





未来「はーいっ!」





琴葉「めでたし、めでたしですね」





次の日



P自宅







P「ふぁぁ…んー、良い朝だ」



未来「おはようございますプロデューサーさん!」





P「おはよう未来、ずいぶん早起きだな……ん?どうやって家に入ったんだ?」





未来「でへへ〜♪なんとなく今日はプロデューサーさんと朝ごはん食べたくなって頑張って来ちゃいました」





P「嬉しいなぁ、ん?もしかして未来が朝ごはん作ってくれるのかい?」





未来「その…ゴメンなさい!実は失敗しちゃって…」





P「あはは、気にするなよ〜また頑張ればいいさ…準備が出来たら何か食べに行こうか」





未来「うぅ〜、すみませんプロデューサーさん……あれ?プロデューサーさんこの写真」





P「ん?あぁ…この前学生時代の友人と会ってね、その時の記念に撮ったんだよ」



未来「そうなんですか〜女の人ですね!」





P「あぁ、あの頃よりずいぶん綺麗になってて驚いたよ」





未来「ふふっ、そうですね〜本当に凄く綺麗な人で、ゴミ箱ぽーい」





P「え?」





未来「すとらーいく♪」





P「あっ、ちょ…未来」





未来「なんですか?あっ、大丈夫ですよプロデューサーさん!写真なら…はいっ」





P「ん?これは…この前、劇場の皆で撮った写真か」



未来「空いた写真立てにはこれを入れれば何も問題ないですよね」





P「えっ…いや…でも」





未来「プロデューサーさん、それよりお腹空きましたぁ…早く何か食べに行きたいです」





P「あ…うん、そうだな……よし準備してくるから待っててくれ」





未来「えへへ、じゃあ待ってますね…あっ、こんなとこにもゴミが……えいっ」







おわり





16:30│春日未来 
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