2015年10月14日

双葉杏「やさしさに包まれたなら」

双葉杏「料理をしよう」

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双葉杏「さぁおあがりよ!」ドヤァ

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442764881/





↑これらの続きです

お待たせしましたお風呂編です

お泊り会だなんて、そんなキャピキャピした青春を送ったことのないわたしには、これが限界だ……

楽しんでいただければ幸いです



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442854294



杏「さて、と。お湯が沸くまでちょっとかかるけど……どうする?」



かな子「トランプでもしようか?」



杏「麻雀牌ならあるけど、トランプ持ってないんだよねぇ」



かな子「麻雀牌はあるんだね……」ニガワライ



智絵里「だ、誰がやるの……?」



杏「双葉杏」



智絵里「えと、杏ちゃんのほかに」



杏「きらりには一応教えたけど、まぁありゃろくに覚えてないだろうなぁ。うーん……美波ちゃんはけっこう打てるね」



かな子「え!? 美波さん麻雀できるの?!」

杏「この間は毟られたよ…………主にみくが」



智絵里「みくちゃんもできるんだ」



杏「みくは初心者ってわけでもないのに全然降りないで突っ張るから良いカモなんだよねぇ。その点、意外と未央は冷静に……ってごめん、わかんないよね」



かな子「ううん、大丈夫だよ。それよりも、未央ちゃんもできるんだね」



杏「未央はお兄さんに教えてもらったらしいよ。……あとほかには、部長に楓さんに川島さんに安部s……ナナとか、まぁ大人は割りとみんな打てるよね。……あっ、いや、ナナは同い年だけどさ」アセアセ



智絵里「えっ? ……そ、それで杏ちゃん、楓さんたちとも麻雀したの?」



杏「さすがにやってないよ、そんな機会ないし。ただこないだ事務所で4人が打ってるの見かけてさ」



かな子「そ、そうなんだ……」



杏「まぁかな子ちゃんと智絵里ちゃんにはわからないままでいてほしいって言うのが杏の親心だよ」



かなちえ「あ、あはは〜」ニガワライ

杏「まぁそんな感じ。っと、それでなにすr」ピピーピピー オフロガワキマシター



智絵里「あ、ちょうどお風呂沸いたみたいだね」



かな子「それじゃあお待ちかねのお風呂タイムだねっ」



杏「あぁ……杏のスレンダー(笑)なボディが衆目に晒されるのか……」トオイメ

〜 in 脱衣所 〜



かな子「前から思ってたけど、杏ちゃんの家って広いよねぇ」



智絵里「あ、わたしも思ってました」



杏「そうかなぁ〜?」ヌギヌギ



智絵里「脱衣所もお風呂も……全体的に間取りもすごく広いし」



かな子「高層マンションの最上階だし!……って、わぁ……」マジマジ



杏「な、なにさ……////」



智絵里「杏ちゃん、お肌もちもちですごく綺麗……髪も束ねたんだね? ポニーテールの杏ちゃんって、始めてみるかも」ジックリ



杏「髪の毛は濡れると邪魔になるから……////// あと、肌は不健康なだけだって//////」カオマッカ

かな子「そんなことないよ大福みたいにもちもちで綺麗だよ? ……それに……」オナカサスリ



智絵里「ぁう、なんか急に恥ずかしくなってきちゃった……//////」



かな子「……うん」トオイメ



杏「え? いやいやいや、まさかとは思うけど2人は一緒に脱がないつもりじゃないよね?」



かなちえ「えっ?」



杏「杏はもう下着だけだっていうのに、まさか2人は別々に脱いで入ってくるつもりじゃあないよね?」ニッコリ



かな子「あ、え、えぇっと……私はちょっと、その……」



智絵里「わたしも、えっと、ほら……」



杏「ほほぅ……二人がそう来るなら……杏は、実力行使も辞さないよ……!」ジリジリ

智絵里「あ、杏ちゃん……わたし、心の準備が……」



杏「先に一緒に入るって言ったのは智絵里ちゃんだよ?」ニッコリ



かな子「杏ちゃん、いったん落ち着こう? ね?」



杏「……落ち着いたらどうするの?」ジリジリジリ



かな子「あ、飴をあげる……?」



杏「飴くれるの?」キラキラ



かな子「あげる! 飴あげるから、ね? ちょっと待って?」



杏「……かな子ちゃんを見逃して先に入って待ってれば、ほんとうに飴くれるの?」ジリジリジリジリ



かな子「う、うんあげる! 飴あげるよ!」アセアセ



杏「そうかぁ飴をくれるのかぁ…………だが断る!」ガバッ



かな子「きゃっ!杏ちゃんちょっと待ってッ!」



杏「いいや限界だ脱がすねッ!!」シュバババ



智絵里「」ガクブル

杏「おぉう……これはこれは……」マジマジ



かな子「うぅ……//////」



杏「智絵里ちゃん……こいつを見てくれ」



智絵里「あ、え……?」チラッ



杏「どう思う?」



智絵里「えっと……すごく、おっきい」



杏「……だよね」ペタペタ



智絵里「うん……」ペタペタ



かな子「あ、あの、2人とも?////」ボイーン



杏「理不尽だよね」ストーン



智絵里「……うん」ストーン

かな子「え? あ、私はその……太ってるだけだから、ね?」アセアセ



杏「太っているだけなら……こんなくびれはできないのだぁーッ!」ダキッ



かな子「ひゃわぁっ!?」



杏「えぇいこのふわふわ我侭ボディめ、ほら智絵里ちゃんも」ギュー



智絵里「…………え、えいっ」ダキッ



かな子「ち、智絵里ちゃんまでっ//////」



杏「ふふふふふ……近くに来てくれたね、智絵里ちゃん」クルリンパッ



智絵里「えっ!?」



杏「ほらっ! かな子ちゃん!」ガシィッ



かな子「ご、ごめんね智絵里ちゃん!」ヌガセー

智絵里「あ、あぅ//////」



杏「う、うぉ」ゴクリ



かな子「これは……」



あんかな「細っ!」



杏「うわぁ、杏が抱きついただけでも折れちゃいそう」ジィッ



かな子「ふわぁ……お肌すべすべ」マジマジ



智絵里「あ、あんまり見ないでぇ//////」カオマッカ



杏「……よし、じゃあ智絵里ちゃんもそう言っていることだし2人は先に入っててよ〜。杏は下着脱がなきゃだし」

智絵里「……うふ、うふふふ……ダメだよ杏ちゃん?」



杏「智絵里……ちゃん? あの、目がまゆみたいになってるよ……? ハイライト消えちゃってるってばッ!」



智絵里「杏ちゃんも、ちゃんと脱がなくちゃめっ、だよ?」ニコッ



杏「あ、これ死んだわ……」



智絵里「うふふふふふ」



かな子「」ガクブル

〜 in 風呂場 〜



かな子「湯船大きいけど……さすがに3人同時には入れないよね」



杏「きらりが手足伸ばして入れるって言うくらいだし、頑張ればいけるんじゃない?」



智絵里「ものはためし、ですっ」トポン



杏「なんか吹っ切れちゃったよね、さっき……」トオイメ



智絵里「ほらっ、杏ちゃんもかな子ちゃんも」



杏「しかたないなぁ〜」チャポ



かな子「お、お邪魔しま〜す」ザブーン ドボー



杏「まぁこうなるよね」



かな子「お湯もったいないなぁ」



杏「この状況でゆっくりあったまるには……そうだ!」



かなちえ「??」

かなちえ「??」



杏「かな子ちゃんの上に智絵里ちゃんが座って、その上に杏が座れば良いんだよ」ドヤァ



智絵里「そ、それならちょっとだけゆったり入れるかも……」



かな子「そうだねっ! はい、智絵里ちゃん、おいで?」



智絵里「う、うん/////// ほら、杏ちゃんも//////」



杏「お、おう。自分で言っておいてアレだけど、ちょっと恥ずかしいなこれ//////」

かな子「あ……智絵里ちゃんの髪、すごく良い匂いする」クンクン



智絵里「ひぅっ、か、かな子ちゃん首元……だめっ、息が……ぁっ//////」



杏「ぁんっ! 智絵里ちゃん耳くすぐったいってばっ//////」



かな子「きゃっ、ふ、ふたりともあんまり暴れないでっ//////」ギュゥ



智絵里「ぁぅっ……かな子ちゃんそんなに、抱きしめちゃ苦しっ//////」ハァハァ



杏「智絵里、ちゃん……っ! ほんと耳、ダメだってばっ//////」



かなちえ「そ、そんなこと言ったってぇ〜っ!」

〜 風呂上り 〜



杏「うぉぉぉぉぉ、頭ふらふらする。……智絵里ちゃん、平気?」ウチワパタパタ



智絵里「きゅぅ……」



杏「ダメみたいですねぇ」



かな子「完全にのぼせちゃったねぇ」ニガワライ



杏「はぁ……。かな子ちゃん、扇ぐの変わってもらって良い?」



かな子「あ、良いよ? 疲れちゃった?」



杏「うん、疲れちゃったよ。だから、早く寝たいから布団敷いちゃうね〜」



かな子「ふふ、ありがと杏ちゃん」パタパタ

杏「……あのさ、布団2枚で良い? てかまぁ全部で2枚しかないんだけどさ」



かな子「あれ? 杏ちゃん、あの折りたたみベッドは?」



杏「……壊れてる」ボソッ



かな子「え?」



杏「壊れてるんだよっ」



かな子「……ふふ、じゃあ仕方ないね。お布団2枚で川の字で寝よう?」



杏「うんっ。……ほら、智絵里ちゃん、ちょっと動ける?」



智絵里「うん……なんとか……。ありがと、かな子ちゃん、杏ちゃん」



かな子「どういたしまして」

杏「ほら、智絵里ちゃん、布団敷いたから横になって?」



智絵里「ありがとう、でももう大丈夫、だから」



かな子「じゃあ、みんなで歯を磨いて、寝ちゃおっか?」



杏「そうしようそうしよう、杏はもう疲れたよぉ〜」



かなちえ「ふふふ」ニッコリ

〜 夜更け 〜



杏「……もう寝ちゃった?」



かなちえ「zzz」



杏「杏はさ、いま幸せだよ」



かなちえ「zzz」

杏「これまでこんなに仲の良い友達なんてきらりしかいなかったから。シンデレラプロジェクトでみんなと出会えて、かな子ちゃんと、智絵里ちゃんとユニット組めて、杏、幸せだよ」



かなちえ「……」



杏「相変わらずお仕事は嫌いだし、頑張りたくないし、ファンのためとか、よくわからないけど……。でも、杏、きらりやかな子ちゃんや智絵里ちゃんが笑ってくれるから、頑張れるよ。うん……みんなが笑ってくれるから、頑張れるんだ」



かなちえ「…………」



杏「…………こんな杏に面倒見させてくれて、ありがとね」

かな子「杏ちゃんっ」ギュウ



智絵里「……杏ちゃん」ギュッ



杏「ぁ……う……おきてたの……?」



かな子「私からも、いつもありがとね、杏ちゃん」



智絵里「杏ちゃん、わたしもかな子ちゃんも、おんなじ気持ち、だよ……? きっと、きらりちゃんも、みんなも」



杏「っ…………!」

かな子「だから、ね」



智絵里「明日も明後日も明々後日も、そのもっと先も」



かなちえ「おはようございます、って言わせてね?」



杏「……こりゃあ当面、アイドル、辞められないなぁ〜」

= 終 =





08:30│双葉杏 
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