2015年10月19日

志希「とにかく明るい一ノ瀬」拓海「アウト」

【前置き】

・モバマス

・ゆるゆる

・みじかい





OK?



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志希「世の中には、嗅いでいるのに嗅いでいないように見えるポーズが存在します」



拓海「ねえだろ」



志希「今日は、そんな嗅いでいないように見えるポーズの一部をお見せしたいと思います」



拓海「聞けよ」



志希「まずは、拓海ちゃんのうなじを嗅ぐときのポーズ」



拓海「やめろ」



<ヘーイ!



志希「安心してください。嗅いでますよ」



拓海「安心できねえよ。つーか今の声ヘレンだろ」



志希「拓海ちゃん、シャンプー変えた〜?」



拓海「おう。最近別のブランドに……って普通に嗅いでんじゃねえ!」



志希「えー」ハスハス



拓海「離れろォ!」



志希「むー」



<ガラガラガラ



ヘレン「安心しなさい。世界レベルよ」



拓海「やっぱりヘレンじゃねえかよ。しかもどの辺が安心できるのかわかんねえよ」



ヘレン「とにかく世界レベルなヘレンよ」



拓海「芸名パクってんじゃねえよ。本家に謝れ」



志希「ん〜、新しいキャラを開発してたんだけどねー」



拓海「もうちょい別の路線はなかったのかよ」





志希「一ノ瀬さん宮本さんもいいんだけど〜、あんまりやってると飽きられちゃうしー」



拓海「ああ、なんか前にラジオでやってウケてたヤツか」



志希「やっぱり飽きられる前にイロイロ考えとかないとねー」



ヘレン「常に妥協を許さず、新しいステージを目指す……世界レベルね」



志希「ふふ〜♪」



拓海「……言ってることはマトモだけに何も言えねえ」





志希「そういえばー、ずっと気になってたんだけどー」



ヘレン「何かしら?」



志希「どの辺が世界レベルなの?」



拓海「そういえば」



ヘレン「……」



志希「いっつも世界レベル世界レベルって言ってるけど、ドノヘンなの?」



ヘレン「……」



<パリーン!



ヘレン「アデュー!」バッ



志希「サラダバーだー!」



拓海「ここ3階だぞオイ!?」







スタッ

タッタッタッ…



拓海「普通に着地したー!?」



志希「なるほどー、あの辺が世界レベルなワケね〜」



拓海「いや、絶対脚痛めてるだろアレ!?」













志希「ん〜、お腹すいちゃったー」



拓海「そろそろ昼か。食堂にでも行くか?」



志希「ん」ウデノバシ



拓海「……?」



志希「おぶって♪」



拓海「自分で歩け」



志希「えー、志希ちゃんお腹がすいて力が出ないー」



拓海「そう言ってうなじの匂い嗅ぐ気だろ」



志希「……んふふ〜♪」テヘ



拓海「そんな『ばれちゃったテヘー』みたいな顔してもダメだからな?」



志希「しょうがない、自分で歩きますかー」







ワイワイ…

ガヤガヤ…



拓海「今日はどうすっかなー」



志希「あたしはエビドリアー♪」



拓海「んじゃ、アタシはカツカレーにでもすっか」



志希「おー、刺激物」



拓海「何か無性にカツカレー食いてえんだよ」



志希「わかるわかるよー」



拓海「席どこにすっかなー」



志希「どこも満席だねー。合い席頼むしかなさそーだね」



拓海「んー……おっ」







友紀「やっほー!」



拓海「友紀。合い席させてもらってもいいか?」



友紀「いいよー! こっちももう一人いるけど」



拓海「もう一人……?」







ヘレン「……」ズルズルズルズル



拓海「おい世界レベル」





ヘレン「どうしたのかしら」モッチャモッチャ



拓海「どうしたのかしらじゃねえよ。何を無我夢中でざるそばにガッついてんだ」



ヘレン「ここのざるそばはイケてるわ」



拓海「そうかい」



ヘレン「そばとめんつゆが舌の上でシャッキリポーンよ」



拓海「パねえな」



友紀「たくみちゃんは……おっ、カツカレー!」



拓海「たまに食いたくなるんだよ」



友紀「カツカレーといえば、千葉茂さんが産みの親だね!」



拓海「なんだっけソレ……たしかカツとカレーをいっぺんに食いてえから作ってもらったんだっ気か?」



友紀「大体そんな感じだね!」



拓海「カツとカレー……最強のタッグだな」



友紀「小笠原とラミレスみたいなもんだね」











拓海「くぁっ……」



拓海(腹いっぱいメシ食ったせいか眠い……)



拓海「軽く寝るか……」ゴソゴソ



志希「……」ゴソゴソ



拓海「オイ」



志希「?」クビカシゲ



拓海「可愛く首かしげてもダメだ。何してんだお前」





志希「えー? あたしも寝ようかなーって」



拓海「もう一つベッドあんだろうが」



志希「添い寝してあげるー♪」



拓海「帰れ」



志希「む〜、拓海ちゃんツンツンモード?」



拓海「暑苦しいんだよ」





志希「……」チョコン



拓海「……」ゴロン



志希「……」



拓海「……」



志希「……」ショボーン



拓海「……あーもう! こっち来い!」



志希「!」



ぼふっ

ごそごそ



志希「……んふふ〜♪」スリスリ



拓海「顔をグリグリすんじゃねえ。少しでも変なトコ触ったら蹴り出すからな」



志希「安心してください。嗅いでるだけですよ」ハスハス



拓海「いつまでそのネタ引っ張んだよつーか嗅いでんじゃねえ!」



志希「やっぱりいい匂いー♪」



拓海「……はぁ」













P「ただ今戻りましたー。あれ、誰もいないのか?」



ちひろ「あら? 仮眠室のドア、開きっぱなしですね」



P「誰だ? ドアは閉めろとあれほど言ったのに……」



ちひろ「どうしました?」



P「……まあ今日は、このままにしておいてあげましょう」



ちひろ「……?」ヒョコッ



拓海「……z」



志希「……」



P「二人仲良く寝てることですし」



ちひろ「あらあら」



P「志希、完全に抱き枕にされてますね」



ちひろ「窒息しないか心配ですね」



P「大丈夫ですよ。たぶん」







拓海「……ん」



志希「……んふふー♪」ハスハス



おわり。



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