2015年11月02日

卯月「私…もう笑顔なんて出来ない!!」

卯月「私…もうどうやって笑顔になっていたのか…もう分からないんです…」



未央「し、しまむー…」



卯月「おかしいですよね。ファンの人達のためにも笑顔にならなきゃって思うんですけど…ますます出来なくなって…」





未央「そういえば最近、笑顔どころか何もしてなくても、表情が暗いよね…。変化がないっていうか…」



卯月「ずっと笑ってなくて、もう表情が固まってしまったというか…。ママにも心配されるくらいにくたびれた顔になっちゃって…」



凛「笑顔の魅力が無くなってきた…。表情もどんどんくたびれてしまっている…







そんな卯月にぴったりの商品があるの!!!」



卯月「えっ!?」



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凛「フェイシャルフィットネスのパオ!!これがもう、お顔の筋肉をどんどんと刺激する!!くすんでしまった笑顔も、魅力的な笑顔をつくる笑筋を鍛えれば、たちまち元より素晴らしい笑顔に!!魅力的笑顔の黄金比にどんどんと近づくの!!」



卯月「でっ、でもっ…私アイドルで、中々時間を取るのは難しくて…」



凛「心配ご無用!!効率的な不可のかけ方で、一回のトレーニングにかかる時間はなんと30秒!!」



卯月「わあっ!忙しい毎日に大助かり!!」



凛「それだけじゃない!!このパオの素晴らしい所は、年齢を重ねるごとにどうしても出てきてしまう、ほうれい線、そしてたるみ!!その事を思うだけで、なんだか不安になること、ない!?」



未央「あるある!!」

凛「このパオはそれに効果バツグン!!考えてみれば顔の筋肉を刺激しているのだから当然といえば当然!!卯月のママにも、親孝行のためだと思っておひとつどう!?」



卯月「もちろんです!凛ちゃん、ありがとう!」(にこっ)



未央「おおっ!今までどうしようもないくらいに暗い顔だったしまむーに、笑顔が戻った!」



凛「まあ、笑顔をより良くするのがパオだから、卯月に笑顔が戻るのは当然…かなっ!!!」

某日 事務所



凛「プロデューサー、何だか最近…服が匂うよね。ちゃんと洗ってるの?」



武内P「す、すみません…クリーニングに出したはずなのですが…」



凛「駄目だよそれじゃあ…クリーニングだけじゃなく、自分の家で洗ったりしなくちゃ。」



武内P「すみません…そういった事には疎くて…。渋谷さん、何か洗剤などでオススメはありませんか…?」



凛「うーん…汚れがすごく落ちて…ふかふかになって…それでいい香りがして…さらに柔軟剤がいらないような洗剤…」



武内P「い、いえ、別にそれほど高望みは…」



凛「あるよ、そういう洗剤。」



武内P「ほっ、本当ですか!?そんな、夢のような洗剤が!?」



凛「それがこのエンブリー。」



武内P「これで仕事の効率がますます良くなりそうです…!」



凛「さらに美容液配合で肌が弱くても、乾燥した時期にも良いエンブリー。まあプロデューサーが夢中になるのも当然…かなっ!!!」

某日 事務所



きらり「凛ちゃん、凛ちゃん。ちょおっと助けて欲しいにぃ…」



凛「どうしたの?」



きらり「それが…杏ちゃん、最近レッスンもあんまりしてなくて…お腹が出ちゃってるんだにぃ…」



凛「それはアイドルとして致命的だね…。いいよ、私に任せて。」



後日 事務所



杏「はぁー今日も今日とてよっこらしょ…」(ぐぐぐっ…)



杏「んんっ!?な、なんだ…?クッションが反発して…」(ぐぐぐぐっ…)



杏「こ、これってもしかしてぇ…」





倒れるだけで



腹筋ワンダーコア♪





杏「ああああっ!いつの間にか私のうさぎクッションがワンダーコアに!」



きらり「大成功、だにぃ☆」



杏「い、いくらきらりでもこれはひどいよ!横暴だ!何で事務所の中で腹筋しなきゃいけないんだ!」



凛「ちっちっちっ…違うよ。…ワンダーコアはなんと三段階に負荷設定が可能なんだ!!」



杏「負荷を設定できる…?…ハッ!まさか!」



凛「そう…正直サボりたいときはいつでもサボれるんだよ!!!」



杏「な、なんだってー!!」



凛「そしてワンダーコアは、それ一つで様々な筋トレが可能!!置いておくだけで他のアイドルの大きな助けになる!!!」



杏「そ、そしてよくよく考えてみれば…思ったより座り心地が悪くない!」



きらり「これで杏ちゃんも大丈夫だにぃ☆」



凛「たとえ動かなくても、気楽に筋肉を付ける事ができる。それぞれがマイペースで行えるというのは、この世の理想形…かなっ!!!」

某日 事務所



武内P「ううっ…」



ちひろ「ああっ、プロデューサーさんが、日頃の激務がたたり顔面土気色に…これは私がスタミナドリンクを格安で提供してあげなきゃ!!」



凛「それにはおよばないよ!!」



ちひろ「えっ…凛ちゃん!?」



凛「たとえどれほどの栄養を取ったところで、一つの心ある差し入れに代わるものはないよ!!」



ちひろ「そ、そんな事を言ってもただの差し入れでは気休めにしかすぎな…ハッ、そ、それはまさか…」



凛「そう、あなたも知ってるでしょ?私がこれからプロデューサーに差し入れするものを!」



ちひろ「フランスの国民的炭酸飲料のオランジーナ!!オランジーナじゃないか!!」



凛「そう、ペプシでもコーラでもなくオランジーナ!!!このフランスの国民的炭酸飲料の美味しさなら、プロデューサーの疲れも吹っ飛ぶって事!!!」



ちひろ「ど、ドクターペッパーとかならどうとでもなったけど、オランジーナを持ってこられては…引き下がるしかありませんね。」



凛「オランジーナはフランスの国民的なもの。つまりはフランスの代表。オランジーナを味方にするという事は、実質フランスを味方につけるのと同義!!!

そこから自然と導き出される結論は…あのちひろさんが引き下がったのは、私とフランスがプロデューサーを元気付ける…その事の大きさゆえ…かなっ!!!」

某日 事務所



武内P「うううっ…」



卯月「なんだかプロデューサー、とってもつらそうです…」



未央「日頃の激務のせいで…楽しみや生きる意味を見失っているんだよ…」



卯月「凛ちゃん、どうにかなりませんか!?」



凛「うう…あんなに落ち込んでいるのは初めて見たし、どうしたらいいか…」



ちひろ「心配にはおよびません!!」



凛「ちひろさん!」



ちひろ「プロデューサーさんには、アイドルマスターシンデレラガールズを勧めようと思っています!!」



卯月「アイドルマスターシンデレラガールズって言ったら…あの!?」



未央「お仕事でプロデューサーの経験値とマニーを稼ぎ、ガチャでゲットしたりお仕事中に加入したりしたアイドルをレッスンで強化し、LIVEで他のプロデューサーと戦うという、今までの「アイドルプロデュース」という基本概念を保ちつつ、それと同時にダブったアイドルは「特訓で自分自身と向きあう」ということでレアリティを上げることができたり、 移籍してもらったりすることも可能である等、「ソーシャルゲーム」の側面も持っているっていう…あの!?」



ちひろ「そのアイドルマスターシンデレラガールズです!!働いて得た金がアイドルたちの血となり肉となる。こんな名誉な事がありますか!?日頃の激務も、アイドル達のためと思えば辛い事がありますか!!」



凛「…それだけだと駄目、だと思う」



ちひろ「そ、そんな…!!プロデューサーさんのお財布から、小銭一銭も残さないつもりですか!?」



凛「そんなつもりはないよ!!…そう、プロデューサーの負担を減らし、満足度を高めるためには…シンデレラガールズと陸続きのものを勧める必要がある!!」



ちひろ「……!!!まさか…!!」

凛「そう、アイドルマスターシンデレラガールズ、スターライトステージだよ!!」



卯月「スターライトステージ、通称デレステといえば、あのスマホで楽しめるリズムゲームの…!?」



未央「リズムゲームモード以外にも、アイドルとの「コミュ」、事務所風の箱庭モード「ルーム」、そして「ガシャ」がある。サービス開始当初からあるプラチナオーディションガシャには、モバマスのイラストを転用したSレアの他、新規イラストからなるSSレアが投入されている。アイドルの親愛度や、「特訓」させての衣装変更など、モバマスにあった要素の一部は引き継がれている、あの!!!」



ちひろ「成程…!!リズムゲームの際、ノーツの振ってくる速度、タイミング調整、演出の軽量化なども可能な充実したオプション…

特訓も同一カードを必要とせず、またガシャでレアが出る確率もかなり有り、さらにはSRが無くとも楽しむ事自体は十分出来るとなると…敷居はかなり低い!!!」



卯月「凛ちゃんかっこいいです!!」



ちひろ「…握手しましょう…!私たちは戦友です!!」



凛「ふふっ…。アイドルマスターが繋ぐ友情…アイドルマスターに真摯に向き合えば、この結果は当然…かなっ!!!」



ちひろ「他にもアイドルマスターミリオンライブ、アイドルマスターSideM、等があります。どれも基本無料なので、お気軽に触れてみてくださいね♪」



おわり



21:30│島村卯月 
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