2015年11月09日
杏「何やってんの」 美波「え?」
の設定も少し出てきます
それではどうぞ
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〜街中〜
杏「ふぁ〜」
杏「たまに気まぐれで散歩でもしてみたけど、特に面白いこともなかったなぁ。」
杏「やっぱ休みの日は部屋でゆっくりが1番だよねぇ。」
杏「仕方ない、ゲーセンでスコアランキングを全部杏の名前にして帰るか。」
〜ゲームセンター〜
杏「さ〜て早速・・・・・」
??「う〜ん・・・・・」
杏「ん、あれは・・・・・」
美波「中々難しいわね・・・・・」
杏(美波ちゃんじゃん、何でクレーンゲーム1人でやってんだろ)
杏(まさかここで面白い事発見できるとは・・・・少し見てよっかな。)
美波「ああ・・・また失敗・・・・」
杏(まだやってるよ・・・・もういくら使ってんだろ。)
杏(仕方ない、そろそろ・・・・)
杏「ねぇ、何やってんの?」ポン
美波「ひゃっ!」ビクッ
杏「そんなに驚かなくてもいいじゃん。」
美波「あ、杏ちゃん・・・・何でここに・・・・」
杏「杏はゲームやりにきたんだよ、ごく自然だよ。美波ちゃんが1人でここにいることの方が杏的にはびっくりだけどね。」
美波「そ、そう・・・・私はたまたま通りかかってこのぬいぐるみが目に止まったからちょっとやってみようかなって・・・・・」
杏「ふ〜ん、どれ?」
美波「あの雪だるまみたいな奴・・・・・」
杏「うわ、中々えげつない所に置いてあるね。」
美波「そうなの?」
杏「でもまぁ、取れないことはないか。」
チャリン
美波「え、取ってくれるの?」
杏「流石にこれ以上見てられないからね。」
ウイイ・・・・ガシッ
美波「あ、掴んだ・・・・」
ポトリ
杏「よし。」
杏「ほれ」スッ
美波「あ、ありがとう・・・・」
杏「さ〜て、それじゃ・・・・」チャリン
美波「え、まだやるの?」
杏「もう1個あったからね、アーニャの分も取ってあげるよ。」
美波「杏ちゃん・・・・・」
〜数分後〜
ポトリ
杏「よし!」
美波「まさかタグの所を掴むなんて・・・・・」
杏「ほれ」スッ
美波「本当に何から何までありがとね。」
杏「まぁ言い暇潰しになったしね、それじゃ。」トコトコ
美波「・・・・・・」
〜杏、ゲームプレイ中〜
杏「・・・・・」ピコピコ
チラ
美波「・・・・・」ジー
杏「・・・・何で見てんのさ。」
美波「いや、ちょっと興味が・・・・・じゃなくて、皆のお姉さんとして杏ちゃんが何をしてるのか監視を・・・・ね。」
杏(お姉さんとして・・・・ねぇ)
杏「まぁ勝手にすれば?」
美波「はい!」ワクワク
〜数分後〜
杏「よっしゃ!ハイスコア更新!1位から10位まで全部杏の名前にしてやったぜ!」
美波「すごいわね〜」パチパチ
杏「・・・・・・」
美波「どうしたの?」
杏「やる?」
美波「え?私は別に・・・・」
杏「さっきからやりたそうにしてたからさ、杏が奢るからさ、ホレ」
美波「そ、それじゃ・・・・・」
〜数分後〜
美波「ハァ・・・やっぱり杏ちゃんみたいにはいかなかったわ・・・・」
杏「まぁまぁ・・・・・」
杏(あの腕前・・・・そのうち11位クラスにはなりそうだ・・・・杏のランキングが侵略される所だった・・・・)
杏「さて、やることもやったし、杏は帰りますか。」
グゥゥ・・・・
杏「う・・・・」///
美波「杏ちゃん、良かったら私が奢るけど?」
杏「いいの?」
美波「さっきのぬいぐるみのお礼もあるし・・・・杏ちゃんのおかげで消費が1300円で止まったしね。」
杏(そんなにやってたのか・・・・)
杏「じゃあ、ちょっと気になる店があるんだけど、そこでいい?」
美波「ええ、いいわよ。」
〜とある焼肉屋〜
美波「ここ?」
杏「うん、噂だとある有名アイドルもこっそり通ってるらしいよ。」
美波「へぇ・・・・」
店員「いらっしゃいませー」
杏「2人ね。」
店員「かしこまりました、こちらへどうぞ。」
ジュウウウウウウ・・・・・
杏「そろそろいいかな。」
美波「そうね、それじゃ・・・・」
杏みな「いただきます。」
パク・・・モグモグ・・・
杏「うん、うまい。」
美波「確かに・・・・美味しいわね。」
杏「今度皆にも紹介してあげようかな。」
美波「いいわね。」
杏「ただプロデューサーが焼肉奉行と化しそうだ・・・・・」
美波「まさか・・・・・」
杏『本田さん!野菜も食べてください!』
美波「ブッ!」
杏『三村さん!デザート頼むの速すぎです!』
美波「や、やめて杏ちゃん・・・・・プププ・・・・」ガクガク
杏(ツボった!?)
美波「ハァハァ・・・・ヤバかった・・・・」
杏(ヤバイ・・・そこはかとなく色っぽい・・・・)
美波「ああもう杏ちゃん・・・・口元汚れてるわよ。」フキフキ
杏「ちょ・・・・自分でできるってば。」///
??「あ・・・今日は女の人も結構いるなぁ・・・・安心ですぅ」
杏「ふぅ食った食った。」ゲフー
美波「じゃあ会計してくるわね。」
杏「あ、ちょっと待って。」
美波「え?」
杏「やっぱり杏も半分出すよ。」
美波「え・・・・でも・・・・」
杏「この店がいいって言ったの杏なんだし、そのくらいはね。」
美波「杏ちゃん・・・・・」
〜公園〜
杏「ふぃ〜ちょっと休憩してから帰ろ。」
美波「杏ちゃん、今日はありがとね。」
杏「ま、たまたま会った縁だし、そのくらいはね?」
杏「それに・・・・・」
美波「え?」
杏「美波ちゃんはいつもお姉さんとして、皆を見守ってくれてるんだからさ」
杏「たまには甘えたっていいんだよ?」
杏「ま、杏は年上年下関係なく甘えますけどね!」ドヤァ
美波「・・・・・」ジワ
杏「ん?美波ちゃん?」
美波「杏ちゃん・・・・杏ちゃーん!」
ガバッ!
杏「ちょ・・・美波ちゃんどうしたの・・・」
ギュウウウウウウウ・・・・・
杏「ちょ・・・抱きつきすぎだって・・・・絞まっちゃう」////
美波「杏・・・お姉ちゃん・・・」
杏「いや、流石に杏の方が年下・・・・」
美波「・・・・・・」
ギュウウ・・・・
杏(ま、いいか。)
〜数分後〜
美波「ZZZ・・・」スヤスヤ
杏「あ〜あ、遂に杏の膝の上で寝ちゃった・・・・」
杏「ヤバイ・・・可愛いかも・・・・」ナデナデ
美波「フフフ・・・・」スヤスヤ
杏「って、これじゃ杏帰れないじゃん。」
杏「どーしよ・・・・」
??「何をやってるんですか?」
杏「ゲ、アーニャ・・・・何で・・・・」
アナスタシア「たまたま通りかかりまして・・・・ところで杏、何をしているんですか?」
※この2人は実際はロシア語で会話しています
杏「い、いやその・・・・」
アナスタシア「杏、私は質問をしているんですよ?」
杏「こ、これはたまたまね・・・・・」
アナスタシア「たまたま・・・・ですか。」
アナスタシア「たまたまで、ミナミを膝枕する状況になるんですか・・・・」
杏「まぁなっちゃうもんなんだよ。ハハハ・・・・」
アナスタシア「そうですか・・・・・」
美波「う〜ん・・・・杏お姉ちゃん・・・・」
アナスタシア「!」
アナスタシア「ミナミ・・・今何と・・・・」
杏(ヤバイヤバイヤバイ・・・・・)
杏「た、たまたまそういう夢でもみてるんじゃないかな・・・・・ハハハ・・・・」
アナスタシア「そ、そうですか・・・・・」
アナスタシア「・・・・・・」
杏「あ、アーニャ・・・怒ってる?」
アナスタシア「いいえ、全然怒ってませんよ?」ニコニコ
杏(怖ええーーーーーー!!!!)
アナスタシア「ただ・・・・一言だけ言わせてください・・・・・」
アナスタシア「さぁ、あなたの罪を数えなさい・・・・・」
杏(ああ、今日はいい風が吹くなぁ・・・・)
美波「うふふ・・・・」スヤスヤ
〜おわり〜