2015年11月30日
美羽「もう秋かぁ」
美羽「秋…………うん、よしっ! せっかくだし秋らしいことをしよう!!」
美羽「…」
美羽「……?」
美羽「……!」
美羽「どうしよう」
美羽「秋らしいことが思いつかない……!!」
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美羽「食欲の秋………は、かな子さんが体現してるだろうし」
美羽「ていうか年中だし」
<オイシイカラダイジョウブダヨ
美羽「ヒッ」
美羽「読書の秋……」チラ
文香「…」ペラペラ
美羽「文香さん」
文香「…」ペラペラ
美羽「文香さーん」
文香「…」ペラペラ
美羽「…」
文香「…」ペラペラ
美羽「…」プニプニ
文香「…」ペラペラ
美羽「…」ムフッ☆
文香「…」ペラペラ
美羽「うん、文香さんがいるからなぁ」
美羽「スポーツの秋……」
バンッ
茜「おはよーございまーす!!!!今日もいい天気ですね!!!秋の風が心地よいです!!あーーーー何だか走
りたくなってきました!!!走ってきます!!!善は急げ!!!!あっ!!!美羽さん杏さんもご一緒にどうで
すか!!???」
美羽「寒いから遠慮しておこうかなぁ」
杏「杏いま美嘉のために走ってるからいいかな〜」シャンシャン
茜「わっかりましたーーーー!!!では行ってきます!!!!」
バンッ
美羽「私にはむりだぁ」
美羽「うぅ……ほんとにどうしよう……」
美羽「このままじゃわたしの秋が終わっちゃうよぉ……怠惰の秋だよ……」
杏「」ウッ
美羽「もうだめ……お手上げ侍……みうさぎはこたつに篭ります……」モゾモゾ
杏「ちょ、美羽足当ってる……あはは!!こちょばいこちょばい」
美羽「おやすみ世界……」スヤア
「お困りかい?」
美羽「!? この声は……!」
愛海「あたしだー!!」ムナカター
美羽「うひゃあ!」ジタバタ
ガツン
愛海「う゛っ゛ふ゛」
杏「なにやってんの」
美羽「愛海ちゃん、いつからここに……!?」
愛海「女、棟方熱海は考えた…………この寒い秋空の元、こたつの中で身を潜めていれば、ぬくもりを求めてや
ってきた哀れな雌どもを踏破できるのではないか……?そう、考えたのだ……」
美羽「はぁ」
愛海「作戦は成功したものの……対象が暴れることで頭を強打するという不覚……くそ、これじゃキュートなお
団子が団子三兄弟だぜ」
杏「ばかだなぁ」
美羽「ばかだねぇ」
愛海「ありがとう」
杏「うん。ほら氷」
美羽「わっ、杏さんが優しい」
杏「杏はいつでも優しいよ」
愛海「杏さん、もしかしなくてもあたしのことすきでしょ」
杏「うっさい」ポイ
愛海「んはああああああぅうんんんっ背中にこおりがああああああ」ジタバタ
愛海「ま、あたしが現れた理由はそれだけじゃないんだけどね」
美羽「え?」
愛海「美羽ちゃん、どうやら悩んでるみたいだね?」
美羽「な、何故それを……!!」
愛海「聞こえてたし」
美羽「だよね」
愛海「食欲の秋はかな子さん……読書の秋は文香さん……スポーツの秋は茜さん…………怠惰の秋は杏さん……」
杏「氷いるかい」
愛海「ごめんなさぃ」
美羽「………あぁーっと手が滑ってなんやかんや氷が私の背中にーーーー!!!」ポイ
杏「えっ」
愛海「えっ」
美羽「んんうっっんはあぁぁぁぁぁぁぁぁやばひいいいいい」ジタバタ
杏「みうさぎ……」ピロリン
美羽「う、うぅ……つい矢口の血が騒いで……」
愛海「美羽ちゃんも苦労してるんだね。杏さんあたしにも写真送っといて」
杏「ツイッターに載せるよ」
美羽「ありがとうございます」
杏「みうさぎ……」
愛海「そこは止めようよ」
愛海「それで、美羽ちゃん」
美羽「うんなぁに」
愛海「やることが見つからないなら……あたしと一緒に来ないかい?」
美羽「わー何かかっこいーからついてく!」
愛海「わーお軽ーい!よーっし、じゃああたし達の『秋』は……!!」
美羽「うん!分かってるよ……!」
愛海・美羽「「お山の秋だーーー!!!」」
杏「えっ」
愛海「杏さん、頂きます」
杏「はぁ!?」
美羽「私にはもうこれしか残ってないんです」
杏「は、はっ、ちょ、ちょっと、 まっ!!! うわーーーー!!!!ああーーーーー!!!!!!! あああああ
アアアアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ絶賛配信中ーーーーー!!!!!!」
シャンシャン
NICE
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―――――
美羽「ぐす………いっぱいおこられた」
愛海「うー……20人くらいしか踏破出来なかった……」
美羽「でも、楽しかったな……!」
愛海「でしょ!!」
美羽「あと、清良さん、すごかった……」
愛海「その話はやめておこう」
美羽「はい」
美羽「うぅ……もう私はだめだぁ……なにもできない……やることがない……やぐちはおこたにこもります……」モゾモゾ
愛海「みかんでも食べて元気だしなよ」
美羽「みかん!?やったー!」
愛海「ちょろい」
美羽「わーい!………うん、やっぱりこたつにみかんは最高ですね!」
愛海「…」
美羽「はー……何かもう、怠惰の秋でいいかな!ぬくもりさいこー!!」
愛海「………甘いね」
美羽「? みかん甘いねー」
愛海「そうじゃないよ」
美羽「……? 愛海ちゃんもおこた入りなよー! おいでおいで」
愛海「あたしはぁ!!こたつのぬくもりより!!お山のぬくもりの方がすきなのー!!!」
美羽「え〜」
愛海「こうなったら一人でもやってやる……!!」
美羽「もうやめときなよー、皆警戒して逃げられちゃうってー」
愛海「ふふ、それがぁー、警戒していない人がぁー、ここにぃー、いるんだよなぁ…………?」
美羽「……え?」
愛海「美羽ちゃん、14歳の割には中々大きいよね」
美羽「…………器が?」
愛海「バストだよ!!」
美羽「ひぃっ!!」
愛海「美羽ちゃん、許してヒヤシンス」
美羽「あっ、あっ、これ知ってる、まっ」モゾモゾ
愛海「遅いわァァーーーー!!!」ガバー
美羽「うわあーん!!愛海ちゃんに着いて行ったの失敗だったぁ!!もう後悔の秋だよー!!!」
おしり
21:30│矢口美羽