2015年12月25日

高垣楓「いってみおー」本田未央「お、おー」






モバマスのSSです。







アニメの設定で書いています。





書き溜めした物をまとめて投稿しますが上手く出来ないかもしれません。





それでもよろしければお願い致します。









SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449366244









武内P「お疲れ様です」





本田未央「お疲れ様です・・・ふう、今日は大変だったよー」





武内P「予定より大幅に収録時間が長引いてしまいましたね」





未央「うん・・・外も暗いなー・・・あ、確か明日ってNGで朝のラジオに出演する予定だよね?」





武内P「はい・・・本田さん、今日は女子寮を使いませんか?」





未央「え?」





武内P「このまま家に帰って、明日早く346プロに来るのも大変だと思いましたので・・・」





未央「・・・そうだね、それじゃ使わせてもらおうかな」





武内P「わかりました、今日はいくつか部屋が空いていますのでそちらをご利用下さい」





未央「ありがとう・・・荷物置いたらご飯食べてくるね、プロデューサーも行く?」





武内P「申し訳ありません、私はまだ仕事が残っていますので」





未央「そっか・・・あんまり無理しちゃダメだよ?」





武内P「はい、ありがとうございます」





未央「それじゃ私、行くね、プロデューサーまた明日」





武内P「お気をつけて」













〜街角〜





未央(さて、どこかに美味しいお店はないかな・・・)





未央(う〜ん、今日はいっぱい動いたからすごくお腹減っちゃった)





未央(・・・唐揚げでご飯食べたいなー)





未央(・・・たまに家族で居酒屋行くけど、居酒屋の唐揚げって美味しいんだよねー)





未央(でも、さすがに私一人で居酒屋に入るのは・・・)ポンポン





未央「ん?」クルッ













高垣楓「・・・未央ちゃんですか?」





未央「・・・え!?楓さん!?」ビクッ













楓「ふふ、やっぱり未央ちゃんでした」





未央「ど、どうしたんですか!?こんな所に!?」





楓「今日のお仕事は終わりましたので、飲みに行こうかなと思って」





楓「本当は瑞樹さんと早苗さんも来る予定だったのだけど、お仕事長引いてるみたいだから1人になっちゃいました」





未央「そ、そうだったんですか・・・」





楓「未央ちゃんはどうしたの?」





未央「私もお仕事終わったんですけど、明日は朝早いから女子寮を使わせてもらう事になって、近くでご飯食べようかなと思って探してたんです」





楓「あらあら、未央ちゃんもお仕事頑張ってるのね」





未央「はい!頑張ってます!」













未央「・・・あ、あの!」





楓「な〜に?」





未央「そ、その・・・もし良かったら、楓さんがこれから行くお店に付いていっても良いですか?」





楓「私と一緒に?」





未央「はい!楓さんのお話聞きたいです!」





未央「あ、もちろん自分の食べる分は自分で払いますから!」





楓「あらあら・・・私、お酒飲んじゃうけど構わないかしら?」





未央「もちろんです!お酌させて頂きますよ!」





楓「ふふ・・・それじゃ、一緒に行きましょうか」





未央「よろしくお願いします!」





楓「それと、未央ちゃんが食べる分も私が支払います」





未央「え!?そ、そこまでしてもらわなくても・・・」





楓「実を言うと、1人で飲みに行くのも寂しいなって思ってた所だから、未央ちゃんが一緒に来てくれて嬉しいの」





楓「だから、これはお礼って事で・・・ね?」





未央「・・・はい!ありがとう御座います!」













楓「それじゃ、未央ちゃんと一緒に言ってみおー」





未央「・・・お、おー・・・あ!」





未央「それじゃ、お支払いは楓さんの立て替えで、お願いしまーす・・・なんちゃってー・・・」





楓「・・・・・・」





未央「・・・・・・」













楓「」パアァ





未央(すっごく嬉しそう!?)













〜居酒屋〜







楓「すいませーん」ガラガラ





店主「おお、楓ちゃん!いつもありがとよ!今日も個室かい?」





楓「はい、お願いします」





店主「あいよ!・・・おや?後ろの子は?」





楓「ふふ、私の後輩です」





未央「初めまして!本田未央です!」





店主「・・・おお!最近テレビでよく見かける子だな!」





店主「楓ちゃんの後輩なら歓迎するぞ!ウチは酒だけじゃなくてご飯もこだわってるからしっかり食べてってくれ!」





未央「ありがとう御座います!」









―――――――――――――――――――――――――――――――――――









〜個室〜





楓「それじゃ未央ちゃん、遠慮せずに好きなの食べてね」





未央「ありがとうございます!それじゃ・・・決めました!」





楓「はい・・・すみませーん」





店員「はい」ガラッ





楓「熱燗と・・・いつものおつまみセットを一つお願いします・・・未央ちゃんは?」





未央「えっと、シーザーサラダと鶏の唐揚げとご飯大盛りとオレンジジュースお願いします!」





店員「かしこまりました、少々お待ち下さい」ガラッ









―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――













店員「それではごゆっくりどうぞ」ガラッ





楓「それじゃ未央ちゃん、食べましょうか」





未央「はい!・・・あ、お酒、注がせて下さい!」





楓「あらありがとう、お猪口にちょこっと入れてほしーなー」





未央「いやー楓さんからのお願いを避ける訳にはいきませんなー、酒だけに!」





楓「」パアァ





未央(あはは・・・ホントに駄洒落が好きなんだなー)













未央「えっと、それじゃ、いただきます!・・・あむっ・・・うーん!この唐揚げジューシーで美味しー!ご飯が進みますなー」





楓「ふふ、ここの料理はすごく美味しいからご飯を食べに来るだけでもお勧めですよ」





未央「楓さんはここによく来るんですか?」





楓「ええ、瑞樹さんと早苗さんの3人で飲みに来ます」





未央「美人なお姉さん3人が来るお店かー、良いですね!」





楓「あらあら、言葉がお上手ですね」





未央「えへへ」













楓「・・・」クイッ





楓「ふぅ・・・」





未央「・・・・・・」





楓「?・・・どうしたの?」





未央「あ、いや・・・お酒飲んでる楓さん、すごく色っぽいなって思って・・・」





楓「そ、そう?ちょっと恥ずかしいですね」





未央「あはは、すみません・・・それじゃ、もう1杯どうぞ」





楓「ありがとう、未央ちゃんはお酌が上手ね」





未央「えへへ」













楓「未央ちゃん達とは、イベントに一緒に出た事がありましたね」





未央「はい!あの時はありがとう御座いました!」





楓「こちらこそ、団扇を配る手伝いをしてもらって、助かりました」





未央「わ、私!楓さんの「ファンの笑顔を忘れずに、一緒に輝きたい」って想いにすごく感動しました!」





未央「私も楓さんみたいにファンの皆を笑顔に出来たらいいなって思ってて・・・」





楓「ふふ・・・未央ちゃん達ならきっと出来ますよ、頑張って下さい」





未央「楓さん・・・はい!頑張ります!」













楓「私、未央ちゃんが羨ましいなって思ってるんですよ」





未央「え!?私をですか!?」





楓「ええ、未央ちゃんって346プロのスタッフさんの皆と交流があるでしょ?皆未央ちゃんに好印象を持ってるし」





楓「私、人見知りな所があるから未央ちゃんみたいに知らない人にも自分から話しかけるようにしないといけないって思ってるの」





未央「ええ!?楓さんが人見知り!?そうはとても思えないですよー」





楓「ふふ、ありがとう・・・未央ちゃん聞き上手ね、スタッフさんが好印象なのもわかるわ」





未央「えへへ・・・あ、もう1杯どうぞ」





楓「ありがとう」













未央「あ!私、楓さんに聞きたいことがありまして」





楓「あら、何かしら?」





未央「楓さんって、私たちのプロデューサーとお知り合いなんですか?」





楓「・・・シンデレラプロジェクト担当のプロデューサーですか?」





未央「はい、私が初めて346プロに来たとき、楓さんとプロデューサーが挨拶していた所を見かけて、ちょっと気になってたんです」





未央「もしかして、前に楓さんのプロデュースを担当してたんじゃないかなって思って」





楓「・・・・・・」





楓「・・・ふふ、そんなことはありませんよ、何回か同じ現場で一緒に仕事をしただけです」





未央「そうですか・・・プロデューサーの過去話聞けると思ったんだけどなー・・・」





楓「あまり、人の過去を詮索してはいけませんよ」





未央「えへへ・・・はい、すみません」













楓「・・・でも、あの人、未央ちゃん達を担当するようになってから、変わりましたね」





未央「え?」





楓「最初に会った時の印象は、無口で無表情な人だなって思ってましたけど、最近はあの人も良く笑うようになりましたし、嬉しそうにあなた達の事を話している所をよく見かけますよ」





楓「あなた達を担当していく中で、あの人の考えも変わっていったのでしょうね」





未央「プロデューサー・・・えへへ、だとしたら嬉しいです」





楓「未央ちゃんはあの人が大好きなんですね」





未央「え!?いや、そりゃ、プロデューサーとしてすごく信頼できる人ですけど!そういう感情を持っていると言う訳では無いと・・・思うけど、え〜と、あの・・・」





楓「ふふ、ごめんなさい、少し意地悪しちゃいましたね」





未央「あ!楓さん、酷いですよ!お返しです、もう1杯どうぞ!」





楓「あらあら、未央ちゃんに飲まされちゃうわ〜」











―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――











未央(この後も、楓さんに質問したり、楓さんにいろんな話をしてもらったりする事が出来ました)





未央(その中で、楓さんもお酒を飲むペースが上がって、すごく上機嫌になってました)





未央(・・・でも)







――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――











〜数時間後〜







未央「・・・か、楓さん?」





楓「うふふふ〜、な〜に、未央ちゃん?」ポワポワ





未央「だ、大丈夫ですか?」





楓「だいじょ〜ぶですよ〜・・・所で未央ちゃん?」





未央「は、はい?」













楓「未央ちゃんはいつの間に2人に分身したんですか?」ポワポワポワ





未央「すごく酔ってるー!?」













未央「あ、あの!楓さん!そろそろ帰りましょう!」





楓「え〜?私、まだまだイケますよ〜」





未央「い、いや、私は朝から仕事ですから、そろそろ寝ないと響いちゃうかな〜って」





楓「む〜・・・それもそうですね、それじゃ、かえりましょ〜」フラフラ





未央「あわわ、気をつけて下さいね!」













楓「店長さ〜ん、お勘定お願いしま〜す」ポワポワ





店長「あいよ!・・・って、おいおい、大丈夫か?」





未央「あはは、すみません、ちょっと酔っちゃったみたいで」





店長「構わんよ!・・・しかし、珍しいね」





未央「え?」





店長「普段、瑞樹ちゃんや早苗ちゃんの3人で来るんだが・・・基本、早苗ちゃんが酔っ払って楓ちゃんと瑞樹ちゃんが介抱している事が多いんだよな」





店長「でも、楓ちゃんがここまで酔う事は無かったからな・・・後輩と来て気が緩んじゃったんかね?」





楓「店長さ〜ん、私は酔ってませんよ」フラフラ





店長「千鳥足で何言ってんだ、タクシー呼ぶからそれで帰りな」





未央「ありがとうございます!ご飯すごく美味しかったです!」





店長「おう!ありがとさん!また来てくれよ!」





未央「はい!」













〜タクシー内〜





未央「楓さん!家は何処ですか?」





楓「和歌山ですよ〜」ポワポワ





未央「出身地じゃなくて!今日帰る場所ですよ!」





楓「私も朝から仕事なので、今日は女子寮を使わせてもらってますよ〜」





未央「それはよかったです!運転手さん!346プロダクションまでお願いします!」





運転手「はいよ」ブロロロ





―――――――――――――――――――――――――――――――――――――











〜女子寮内〜





未央「ほら、楓さん、もうすぐですよ!」





楓「は〜い」フラフラ





未央(うう、楓さん身長高いから、上手く肩を貸せない・・・)













〜部屋内〜







未央(ふう、なんとか楓さんをベットに寝かす事が出来た・・・)





楓「ふふふ、ベットの上だ〜」ゴロゴロ





未央「あはは・・・」





未央(私の中の楓さんのイメージが崩れていく・・・)





未央(でも・・・イメージの楓さんよりこっちの楓さんの方が私は好きかな)





未央「楓さん、私は自分の部屋に戻りますね、今日はありがとうございました」





楓「・・・未央ちゃん」





未央「はい?」





グイッ





未央「わっ!」ドサッ













楓「ふふふ・・・」ムクッ





未央「か、楓さん?どうして私に馬乗りしてるんでしょうか?」





楓「未央ちゃん、今日はありがとう、すごく楽しかったわ」ポワポワ





未央「は、はい、私も楽しかったです」ドキドキ





楓「ふふ、未央ちゃんにお礼をしないといけませんね」ポワポワ





未央「い、いえ!そんな事してもらわなくても・・・と、言いますか、か、顔が近いです!」アワワワ





楓「ふふふ、未央ちゃん・・・」スッ





未央「か、楓さん!ちょっ、まっ、待って!・・・あ・・・」







―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――













〜翌日、346プロ廊下〜







未央「お、おはようございます!」





渋谷凛「おはよう、ちょっと遅かったね」





島村卯月「未央ちゃん、大丈夫ですか?」





未央「う、うん!ちょっと寝過ごしちゃって・・・」





武内P「それでは、収録現場に行きましょう」





NG「「「はい!」」」













楓(う〜ん・・・昨日の記憶が曖昧だわ・・・なんだか未央ちゃんに迷惑掛けたような・・・)





楓「あら?皆さんおはようございます」





未央「」ビクッ





武内P「おはようございます」





凛「おはようございます」





卯月「おはようございます!」





未央「・・・・・・」





楓「未央ちゃん、昨日はありがとう、私、何か迷惑を・・・













未央「お、おはようございます・・・かえ姉さま」モジモジ





凛「!?」





卯月「!?」





武内P「!?」





楓「!?」





おわり



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