2014年04月13日
P「律っちゃんなう」律子「は?」
初SSです。
どうせ誰かやってるんだろうなぁと思って検索したら出てこなかった……で、読んでみたいって友達に言ったら
「言い出しっぺの法則」
どうせ誰かやってるんだろうなぁと思って検索したら出てこなかった……で、読んでみたいって友達に言ったら
「言い出しっぺの法則」
と一言言われたのでかいてみた。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396780639
律っちゃんをぎゅーぎゅーしたいな じたばたするのを押さえ込んでぎゅーってしたいな腕噛まれるのもアリだよ 噛んでいいよ 律っちゃん
P「律子ー」
律子「何ですか、プロデューサー殿」
P「そりゃあっ」ダキツキッ
律子「な、なななっ、何するんですか!?///」
P「あぁ、律子可愛いよ律子!」
律子「質問に答えて下さいよ!///」
P「いやぁ、律子って抱き心地が良さそうだなって思って」
律子「なっ――! と、とにかく離して下さい!///」ジタバタ
P「小さいのに適度に肉付きが良くて、髪はサラサラでいい匂いがするし……ほら、暴れるなって」
律子「そりゃあ暴れもしますよ! はーなーしーてー! この変態プロデューサー!///」ジタバタ
P「なんだなんだ、響の真似か?」
律子「聞く耳持たずですか!? こうなったら!」ガブッ
P「痛ぇっ! 噛みつかれた!」
律子「ふふふ、ほうへふか? やめへほひはっはらはなひへくらはい(ふふふ、どうですか? やめてほしかったら離してください)」ガブガブ
P「噛みつかれるのもありだな、もっと噛んでくれ律子!」
律子「もうヤダこの人!」
律っちゃんと二人で買い物に行くことになって、なんでもない顔で「デートだねー」って言ってめちゃくちゃに意識させたい。
律子「えーっと、あと必要なのは……何かありましたっけ?」
P「うーん……」
律子「プロデューサー? 聞いてますか?」
P「あぁ、聞いてる聞いてる。とりあえず後はボールペンとかテープとかの細かい備品くらいじゃないか」
律子「なるほど、じゃあ文房具のコーナーに……」
P「なぁ律子」
律子「なんですか? 何か必要なものでも思い出しましたか?」
P「これってデートだよな?」
律子「ふぇっ?///」
P「男と女が2人っきりで買い物。うん、どう考えてもデートだ」
律子「そっ、そそそ、そんなわけないでしょう!! ば、馬鹿なこと言ってないで早くいきますよ!///」
P「そうか。でも、律子とデートとか嬉しいな」
律子「相変わらず人の話を聞かない人ですね……///」
律子(デート? これってデートなの!? ででで、デートだなんて! そんな経験ないし……いやいや、そうじゃないって! 今日はただ事務所の備品を買いに来ただけで、プロデューサーはただの荷物持ちであって、2人っきりであるのは手が空いてたのが私とプロデューサーだけだっただけで……あーもう! 何でこんなに意識しないといけないのよ!!)
P「律子?」
律子「うるさいっ!///」
P「えぇー……」
律っちゃんはいつもメガネをかけていますが、こっそり度入りの鼻眼鏡にすり替えて、いつ気づくかなーと思っていたら、律っちゃんが出かけたのにぼくが気付かず、夕方帰ってきた律っちゃんが鼻眼鏡を握りしめて真っ赤な顔で睨んできたため、反省したい。
P「おはようございまーす。ん? 律子がソファーで寝てる……」
律子「Zzz……」
P「珍しいこともあるもんだなぁ……あーあ、メガネも掛けっぱなしで……」
P「………………!」ヒラメキ
――1時間後
律子「んんー……あれ、私、いつの間にか寝ちゃって……」
P「お、おはよう律子……」プルプル
律子「あ、おはようごさいますプロデューサー殿。すいません、みっともない姿を見せてしまって」
P「い、いや、みっともないだなんて……プッ」
律子「どうかしましたか?」
P「い、いや、何でもない、大丈夫だよ……」
律子「変なプロデューサー」
P「気にするな……ちょっ、ちょっとトイレに行ってくる」
律子「あ、はい」
律子「……あ、そうだ。そろそろ打ち合わせの時間だわ、準備していかないと」
ガチャバタン、タッタッタッ
P「ふー、ようやく笑いが治まった……さて、仕事を始めないと書類が溜まりまくってるからな……ハァ」
夕方
ダダダダダッ、ガチャ
P「ん? 律子?」
律子「………………」ゴゴゴッ
P(な、なんか滅茶苦茶怒ってらっしゃる。なんで……あっ、手に俺が朝イタズラで掛けさせた度入りの鼻眼鏡が……)
律子「プロデューサー殿……!」
P「は、はいぃ」
律子「覚悟はいいですか……?」
P「す、すいませんでしたぁああああぁぁぁっ――――!!!」
律っちゃんをちやほやしたい。
ちやほやされ慣れてない律っちゃんが挙動不審になるのを見て、さらにちやほやしたい。ちやほやしたい。
P「律子って可愛いよな」
律子「は?」
P「いや、改めて思ったんだが、律子って可愛いなって」
律子「な、何を言ってるんですか……わ、わた、私が可愛いだなんて……」
P「そのうえ、スタイルも良い」
律子「そ、そそそ、そんな、わたしなんて寸胴体型で脚も短いし……」
P「しかも、仕事が出来る。可愛くて、スタイルが良い敏腕女プロデューサーか」
律子「そ、そんな、わたしなんてダメダメでプロデューサーがいてくれりゅかりゃ……!!」
P(……やっぱり可愛いな)
律っちゃんがPixivで「みきりつ」で検索をかけるのを全力で阻止したい。
律子「プロデューサー殿、訊きたいことがあるんですが」
P「なんだ、律子が俺に質問だなんて珍しいじゃないか。ちなみに、Pヘッドの中身はいくら律子でも教えられないぞ」
律子「いや、それはどうでも良いです」
P(どうでも良いって言われた)
律子「あのですね……『みきりつ』ってなんですか?」
P「ブーッ!」
律子「キャッ、コーヒーがっ!!」
P「す、すまない、ゴホッゴホッ……な、何故そんなことを……」
律子「いえ、大丈夫です。実は小鳥さんが言ってて」
P(あの鳥類め……)
律子「それで気になったんですけど、教えてくれなくて……プロデューサーなら意味だけなら分かるって小鳥さんが」
P(あの腐れ鳥類が!)
律子「それで、教えてもらえません?」
P「いや、何だろうな、俺もヨクワカラナイナァ……」
律子「そうですか……あっ」
P「な、なんだ律子」
律子「そういえば、pixivで検索しても出てくるって」
P(あの鳥類、いつか焼き鳥にしてくれる――!)
律子「という訳で、少しパソコンを借りてもいいですか? 私のは少し調子が悪くて……」
P「あ、いや、ほら、俺、いま、仕事中、だから」
律子「何でそんなに片言風に? 仕方ないですね。勝手に使うのは気が引けますが、小鳥さんのパソコンで……」
P「あー! ところで律子は何でそんなに気になるんだ?」
律子「いえ、何となく尋ねただけなのにあそこまで隠されると気になって……」
P「そ、そうか……あ、ところで律子、この間の書類って」
律子「そこの棚の青いファイルに入ってますよ」
P「ありがと……あ、律子、腹減ってないか?」
律子「? いえ、竜宮を送ってくついでに食べてきたんで」
P「あ、あぁ……じゃあ、律子」
律子「もう、さっきから何ですか。落ち着いて調べられないじゃないですか」
P「いや、その……コーヒー!」
律子「はい?」
P「コーヒー飲みたいから、淹れてくれないか?」
律子「はぁ? コーヒーくらい自分で淹れてくださいよ」
P「あー、律子が淹れたコーヒーが飲みたいんだよ」
律子「ハァ、仕方ないですね、ちょっと待っててくださいね」トコトコ
P「……さて、どうやって律子の気を『みきりつ』からそらそうか……」
P(あの鳥、後で唐翌揚げにしてやる……!)
イベント会場では律っちゃんに千早コスしてもらいたい。
しかし、強烈な違和感を発する(自主規制)に無意識に目がいってしまい、
「も、もう着替えますっ」と逃げ出そうとする律っちゃんを必死に引き留めたい。
律子「何故私がこんな格好を……///」
P「おっ、結構似合ってるじゃないか」
律子「ていうかこれ、千早がLittle Match Girlで千早が着てた衣装じゃないですか……」
P「律子に似合うと思ってな、徹夜で仕立て直してきた」
律子「その情熱をもっと別の場所に活かせないんですか?」
P「ハハハ……いいじゃないか、他の皆も別の人の衣装を着てるし」
律子「だけど、あずささんがやよいの衣装を着てるのは少し……」
P「まぁ、本人の希望だから……しかし、千早風にするためにメガネを外して髪を下ろした訳だが、かなりマッチしてるな」
律子「そうでしょうか?」
P「髪を染めたら千早の影武者でいけるかもな」
律子「声でバレますよ、特に歌声」
P(いや、声よりもむしろ……)チラッ
律子「プロデューサー? 何処を見て………………ハッ///」
P「いや、その……」
律子「も、もう着替えます!」
P「いや、律子これも仕事だから……」
律子「じゃあ別の衣装にします!」
P「いまさら別の衣装なんて用意出来ないって」
律子「嫌です、着替えます!」
千早「………………」ペタペタ
春香「千早、ちゃん?」
千早「…………くっ」ペタペタ
朝起きるといきなりお嫁さん化していた律っちゃんに、どう接していいかわからずに食事中も言葉少なになり、来客用のお茶碗とか使わせてるのがとても申し訳なくなりたい。
食後、お皿洗いますねとか言われても
「あっ俺がやります!」とか敬語になりたい。
律子「あなた起きてください」
P「ん……律子? な、なんで律子が俺ん家に!?」
律子「そんな、結婚してるんだから当たり前じゃないですか……」
P「け、結婚!?」
律子「寝ぼけてるんですか? 顔でも洗ってきてください。朝ご飯、出来てますからね」
P「あ、あぁ」
P(律子と俺が結婚!? いつの間に? まさか別の世界線か? これがシュタインズゲートの選択ってやつか!?)
律子「」モグモグ
P(……あれ? 律子が使ってるのって友達のモバPやグリPが泊まりに来たときに使わせてる茶碗じゃないか……俺が安月給だから専用の茶碗も買ってやれないってことなのか……)
律子「」モグモグ
P(すまん律子、俺、もっとがんばるからな!)
律子「あ、食べ終わりました?」
P「え? あ、あぁ……」
律子「じゃあお皿洗っちゃいますね」
P「え、あ、いや、俺やりますよ」
律子「何故敬語なんですか? お皿くらい私が洗うから、ゆっくりしててくださいよ」
P「あ、はい……」
律子「〜♪」
P(エプロン姿の律子……良いなぁ)
…………………………
……………………
………………
…………
……
P「という夢を今朝みたんだが」
律子「それを私に話してどうしたいんですか……?」
P「とりあえず同棲から始めないか?」
律子「なっ――!? バカ……///」
律っちゃんがバイト禁止なのにメイド喫茶でメイドさんしてるのに出くわして、
ぎこちない姿を納めたい。
P「あれ、律子?」
律子「な、プ、プロデューサー!?」
P「お前、なんでこんなとこに……メイド服?」
律子「いや、あのですね……これは、その……」
P「メイド喫茶でアルバイト? ウチは副業禁止だぞ」
律子「ち、違います。親戚の手伝いですよ! 頼まれて仕方なく……」
P「でも、バイト代は?」
律子「…………まぁ、でますけど……」
P「ハァ……まぁ、良いんじゃないか? オフに何しようが律子の勝手だしな」
律子「……すいません」
P「」チラッ
律子「お、おかえりなさいませぇ♪ ご主人様ぁ☆」
P「」チラッ
律子「お、おいしくなぁれ萌え萌えきゅんっ♪」
P「」チラッ
律子「いってらっしゃいませ、ご主人様ぁ(ハート」
P(可愛い)
律子(プロデューサー……めっちゃ見てる……///)
律っちゃんがいつまでたっても敬語なので、そのたびに「そんなに緊張しなくていいんだぞ」「はっ、はい」みたいな会話を毎回やりたい。
P「なぁ律子」
律子「何ですか、プロデューサー」
P「律子って、何で敬語なんだ?」
律子「え? いや、敬語使うのは年上にくらいですけど……」
P「つまり、俺には敬語ってことだろ」
律子「まぁ……そうなりますね」
P「俺には別にタメ口で良いぞ」
律子「え、いや、そういうわけには……一応、人生の先輩ですし」
P(一応て……)
P「いいっていいって、ほらほらタメ口使ってみなよ」
律子「え、あ、うー……わ、わかりましたよ……」
P「さぁ、こい」
律子「は、はい」
P「………………」
律子「………………」
P「………………」
律子「………………」
P「律子?」
律子「わ、わかってます……」
P「………………」
律子「………………」
P「そんなに緊張しなくていいんだぞ」
律子「は、はい」
P「………………」
律子「………………」
P「律子」
律子「だ、大丈夫です……」
律子(……タメ口って、何か仲良しみたいで……いや、仲良くないわけじゃないけど……恋人同士みたいな/// いやいや、話が飛躍しすぎでしょ! 友達みたいで恥ずかしいというか……いや、プロデューサーと友達っていうのが恥ずかしい訳じゃなくて……)
P「律子?」
律子「ひゃい!///」
P(……可愛い)
魔法少女か…って呟いてる律っちゃんに
「律っちゃんが魔法少女になったら本気狩る(マジカル)律っちゃんだね」とか声をかけたくて、できっと本気(マジ)で狩られるから我慢したい。
律子「魔法少女か……」
P「どうしたんだ律子?」
律子「あぁ、プロデューサー。次の映画なんですけど、魔法少女ものなんですよね……」
P「魔法少女というか魔法学園というか異能力バトルというか……まぁ、少女が魔法(っぽいもの)を使うから間違ってはいないのか?」
律子「はい、それで、キャスティングや衣装の資料が届いたんで見てたんです」
P「へぇ、なるほど……魔法少女っていっていいのかは分からんが、俺の世代だとセーラー○ーンだな」
律子「私はプリ○ュアですかね。……懐かしいなぁ」
P「やっぱり憧れたりしたか?」
律子「それはもう、玩具を買ってもらって変身の練習とか…………な、何を言わせるんですか!!///」
P「えぇー、そっちが勝手に言ったんじゃ……」
律子「むー……」
P(しかし、律子の魔法少女姿か……)
……
…………
………………
律子『新番組! 魔法少女本気狩る(マジカル)律っちゃん! 視ないと関節という関節を逆に曲げちゃうぞ♪』キラリン
………………
…………
……
律子「……プロデューサー、何かものすごく失礼なこと考えてません?」
P「そ、そんなことないぞ!」
律子「…………アヤシい」
P(律っちゃんだと捻りがないか……? オータムーンとか……。しかし、律子にだったら……曲げられてもいいかもなぁ……///)
疲れて帰ってきた律っちゃんがソファで隣に座って、そのまま肩に寄りかかって寝てしまい、あたたかくなりたい。
律子「ただいま戻りました」
P「おかえりー」
律子「……ソファーに座って、余裕ですねぇ。仕事は終わったんですか?」
P「休憩だよ休憩。律子も座れよ」
律子「何で隣に座るようにうながすんですか……」
P「イヌ美が占領してるんだよ」
律子「あらホント、よく寝てますね」
P「響が帰ってくるまでお留守番だそうだよ。病院帰りにそのまま連れてきたらしくてさ」
律子「なるほどねぇ……じゃあ隣に失礼しますね」
P「」
律子「どうかしましたか?」
P「まさか本当に来るとは……」
律子「え? あ……///ま、まぁ良いじゃないですかたまには……」
P「そ、そうだな……ハハハ」
律子「ふぅ、何だか疲れました……」
P「最近あまり寝てないっていってたもんな」
律子「……その上で亜美の相手、あずささんの捜索ですからね。身体が保ちませんよ……」
P「捜索って……いや、間違ってはいないが。だけど、そのメンバーを選んだのは紛れもなく律子自身だぞ」
律子「そう、なんですよね……」
P「まぁ、でも、竜宮もかなり人気になってきてるし。律子の見る眼は間違ってなかったってことだな」
律子「そう、なんですよね……」
P「あれ、律子?」
律子「そう、なん……」
P「律子? おーい……寝ちゃったよ」
律子「Zzz……」
P(肩が枕にされてる……)
P「……疲れてんだな、まぁ、少し枕にくらいなってやるか」
律子「……う〜ん……フフッ……Zzz……」
P「寝ながら笑ってら……ゆっくり休めよ律子……」
P(なんだか……あったかいな……)
響「ただいまだぞー」
小鳥「」シーッ
響「? どうしたんだ?」
小鳥「」チョイチョイ
響「あ、律子とプロデューサー……気持ちよさそうに寝てるぞ」
小鳥「二人とも疲れてるのね、もう少し寝かせてあげましょ」
響「そうだな、アハハ」
P「Zzz……」
律子「Zzz……」
律っちゃんが目を閉じて唇をこちらに向けるので、しばし動揺して迷って、それを表に出さないように、でこぴんしたい。
律子「………………」
P「え、えええ、律子?」
律子「………………」
P(ど、どういうことだ……律子が目を閉じて唇をこっちに向けている……何を言ってるか分からないと思うが俺も何が起こってるのか分からない……)
P(これは、あれなのか、そういうことなのか? OKのサインなのか!? ブレーキランプ五回点滅くらいの!)
律子「…………やく……」
P「え?」
律子「…………早く……///」
P「」
P(あかん、これはあかん)
律子「………………///」
P「り、律子…………」
律子(ドキドキ)
P「ってい」パチコーン
律子「ったぁーい! 何するんですかプロデューサー!?」
P「いや、何となく……」
律子「何となくでデコピン!? 酷いですよ!」
P「ごめんな……次はちゃんとするからさ……」
律子「もう、仕方ないですね……」
………………
…………
……
P「というのが希望なんだが!」
律子「寝言は寝てから言ってください」
町で出会った律っちゃんはなんとメガネを外しており、声をかけると「たまにはコンタクトをつけてみたくて!」と言い訳するけど、そのメガネ外した姿も似合ってんじゃん、と本心を口にしたところ、俯いて無言になられたい。
P「あれ、もしかして、律子か?」
律子「え? あ、プロデューサー。奇遇ですね、今から帰りですか?」
P「いや、一旦事務所に戻るところだけど……律子、メガネどうしたんだ?」
律子「はい? あー、そのたまにはコンタクトにしてみようかと……その、気分転換ですよ! 気分転換!」
P「なんで春香みたいな喋り方に……」
律子「別に、たまの休日だからオシャレしちゃおうとかそんなんじゃなくて、気分転換というかなんというか、服とか髪型とか変えてみたついでというか!」
P「なんで焦ってるんだよ……?」
律子「あ、焦ってなんかないですよ! この格好をプロデューサーが見たらなんて言うかなぁとか思ってたところにちょうどあなたが来るから……!」
P「え?」
律子「あっ」
P「………………」
律子「///」
P「……まぁ、メガネないのも似合ってるんじゃないか? 可愛いとおもうぞ」
律子「あっ……/// う〜……///」
P(可愛いなぁ)
「ずっと前から好きでした」ってメールを律っちゃんから貰い、どきっとしたい。
「嘘つくなw」と送ると「バレました?でもこんなメール送れるのプロデューサー殿くらいですからw」って返ってきてドキドキしたあと「もちろん嘘!」と来て、何も信じられなくなりたい。
イッパイイッパイイッパイイッパイアナタノコエヲ〜♪
P「ん? 律子からメールか」
To 律子
Sub (non title)
ずっと前から好きでした
P「は、はぁっ!? いきなり何言ってんだアイツ!!」
壁<ドンッ
P「あ、す、すいません!」
P「お隣さんから怒られた……しかし、何だって急にこんなメールを――そうか、俺をからかって遊ぼうって魂胆だな」
P「じゃあ返信は……嘘つくなw……っとこれでよし」
イッパイイッパイイッパイイッパイキカセテホシイ〜♪
P「え、もう返信? 早いな」
To 律子
Sub (non title)
バレました? でもこんなメール送れるのプロデューサー殿くらいですからw
P「な、なんだよそれ……どういう意味なんだ? それくらい俺と律子が仲良くなったってことか? まさか、実はさっきのは本気だったとか……いやいや、でも、しかし……」
P「そういえば前にドッキリ企画で俺が女だって嘘ついたときに『ずっと親友でいようね』って言ったら、『それは……親友で構わないんですけど……』って言いながらも少し残念そうだったし」
P「ど、どうしよう! 律子の本心が分からないYO!」
壁<ドンッ
P「ご、ごめんなさい! しかし、恋愛感情ではないにせよ、律子が俺に親しみを持ってくれてるってことなんだよな……」
ゼッタイゼッタイゼッタイゼッタイアナタイガイハ〜♪
P「ん? またメールだ」
To 律子
Sub (non title)
もちろん嘘!
P「何なんだよ、もー!!」
壁<ドンッ
P「結局何が言いたいんだよ!」
壁<ドンッ
P「もう何も信じられない!」
千早<ドンッドンッ
P「明日も早いのに、こんなんじゃ寝られないよー!」
壁<ウルセー!
律子「嘘つけ……か」
律子「そりゃ、そうよね……というか、なんてもん送ってんのよ私は」
律子「まぁ、冗談ってことにしときましょうかね……よし、そーしんと」
律子「…………返事、来ない」
律子「怒っちゃったのかな? いやいや、フォローもしておいたし、大丈夫だとは思うんだけど………………読み返してみると結構恥ずかしいこと言ってるわね///」
律子「もちろん嘘ですっと。なんか、不自然な誤魔化し方になっちゃったわね……まぁ、いいか」
律子「一番最初のメール、本気だって知ったらどう思うのかな……? まったく、鈍感よね、あの人」
律子「あなた以外、好きになるわけないのに……なんて、まだ言えないかな」
終われ
17:30│秋月律子