2016年01月12日

モバP「真奈美サンタからのプレゼント」

のんびりと書いていきます



あけましておめでとうございます



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真奈美「よし、休憩だ」





梨沙「ふぅ...」



イヴ「梨沙ちゃん、水分どうぞぉ〜♪」



梨沙「んっ、ありがと」



愛海「はぁ...はぁ...」



梨沙「なによ愛海、もうバテたの?」



愛海「あ、あたし...もう限界...」



梨沙「だらしないわね、そんなことじゃクリスマスライブの最後まで立ってられないわよ?」



愛海「え、エネルギーを補充すれば...大丈夫...」



イヴ「エネルギー?」



愛海「うん、イヴさんに協力してもらえれば...効率よく補充できるんだけど...」



イヴ「そうなんですか〜、私に協力できることならなんでも言ってくださいねぇ♪」



愛海「んっ?今なんでも言った?」



イヴ「はい、言いましたよぉ♪」





愛海「じゃあ、遠慮せずにいっただっきまーすっ!」ピョーンッ!





ガシッ!





真奈美「おっとストップ」

愛海「あ、あれ?真奈美さん...」



真奈美「愛海、どうやら体力が有り余っているようだね」



愛海「い、いや〜...これはね、あたしのお山を求める気持ちが身体を動かしてるだけで、実際はもう限界...」



真奈美「謙遜することはない、そんなに元気なら愛海にだけもう1セットメニューを追加してみようか」



愛海「うわーん!許してぇー!」





梨沙「バカね、愛海のやつ...」



イヴ「仲良しですね〜、お二人とも♪」





ガチャッ





P「失礼します」



イヴ「あっ、プロデューサーさん、お疲れ様ですぅ♪」



P「おう、お疲れ様...って、どうかしたんですか真奈美さん?」



真奈美「なに、愛海がどうしても特別メニューをやりたいというからな」



愛海「ちがうよ〜!あたしはただエネルギーを補充しようと...」



P「あー、なんとなく何があったかわかりました...まあ、あんまりいじめないでやってください」



真奈美「わかっているよ」

梨沙「でも...愛海じゃないけど今回のイベント結構キツイわね...」



イヴ「そうですねぇ、ファンの人たちとのプレゼント交換に握手会、そして最後にライブですからちょっと大変かもしれないですぅ」



P「まあ...確かに少し長丁場になるから大変かもしれないな...」



真奈美「...P、ちょっといいか?」



P「えっ、なんですか?」



真奈美「ちょっと相談があってな、三人は休憩していてくれ」

ギュッ





P「ふがっ...」





真奈美「こらP」



P「ま、まなみひゃん...ら、らにを...?」



真奈美「なにを不安そうな顔をしているんだ」



P「ふ、不安そうな顔...?」



真奈美「キミ、さっきアイドルたちの様子を見て、自分の選択が間違っていたんじゃないかとか考えただろう?」



P「え、えーっと...」



真奈美「誤魔化したって無駄だぞ?Pはすぐ表情に出るからな」



P「......」



真奈美「君は私たちならできると信じてこの内容を考えたんだろう?」



P「それは...もちろん...」



真奈美「だったらなにも心配する必要はない、キミが選んだアイドルたちがこの程度で音を上げるわけがない」



P「そう...でしょうか」



真奈美「そうさ、それともキミは私たちを信じていないのか?」



P「いえ、そんなわけは...」



真奈美「だったらそんな顔をするな、プロデューサーであるキミが不安になるとアイドルたちにもダイレクトにその気持ちが伝わってしまうぞ?」

P「はい...」



真奈美「私もできる限りメンバーのフォローをする、だからキミはどっしり構えていろ」



P「お願い...できますか?」



真奈美「もちろんだ、お願いだからそんな顔はするな、なっ?」



P「...ええ、わかりました」



真奈美「うん...いい子だ」





チュッ





P「ま、真奈美さん...」



真奈美「ふふっ...いい子にはゴホービをあげないとな♪」チュッ チュッ...



P「で、でもこんなところで...んむっ...」



真奈美「わかってるさ...ちょっとだけだ」



P「んっ...」



真奈美「...よし、私もエネルギーを補充できた、そろそろ戻るか」



P「は、はい...」



真奈美「ふふっ...顔が真っ赤だぞ、P」



P「そ、それは...」



真奈美「もういい加減に慣れたらどうだ、初めてじゃないだろ?」



P「む、無理ですよそんなの...」



真奈美「ふっ、困ったやつだ...」

ガチャッ





真奈美「すまない、待たせたな」



梨沙「あら、遅かったわね」



イヴ「なんの相談をしてらしたんですか〜?」



P「えーっとだな...」



真奈美「打ち上げの話だ、せっかくだしクリスマスパーティーも兼ねて盛大に行わないかと思ってね」



梨沙「えっ、ホントに?」



P「ま、真奈美さ...んぐっ」



イヴ「それはいい考えですね〜、みんなでパーティー♪」



真奈美「ライブの後でいろいろとご馳走を用意するよ、そうだな...プレゼントも用意しよう、だから頑張ってもらえないか?」



梨沙「まあ、もともとアタシは頑張るつもりだったけど、そこまでしてもらえるんだったら張り切らない理由はないわね!」



イヴ「楽しみですぅ、私も頑張っちゃいますよ〜♪」



真奈美「そうか、それならPも安心できるな、だろう?」





P(なるほど...そういうことか...)





P「...ええ、三人とも辛いだろうけど、思いっきり豪華なパーティーにする、だから精一杯頼む!」



梨沙「フン、当然じゃないの!任せときなさい!」



イヴ「パーティー楽しみですねぇ〜♪」

愛海「うーん...パーティーかぁ...」



P「あれ?もしかして不満なのか愛海?」



愛海「いやぁ、嬉しい事は嬉しいけどそれだけじゃ...」



真奈美「やれやれ...仕方ないな、愛海?」



愛海「んっ、なあに?」



真奈美「ライブをしっかり終わらせたら...」ゴニョゴニョ...



愛海「...えっ、本当!?」



真奈美「ああ、本当だ」



愛海「お、おぉ...」ブルブル...



P「ど、どうした愛海?」



愛海「プロデューサー!あたしやるよ!思いっきり頑張る!だから見ててね!」



P「お、おう...頼む」



愛海「うひひひ...がぜんやる気出てきた...♪」



P「...何を言ったんですか?」ヒソヒソ...



真奈美「気にしなくていい、それよりもPはライブとその後のパーティーのことを考えておいてくれ」



P「ええ、ありがとうございます...本当に...」





真奈美「いいさ、キミは前だけ向いてくれれば...な」







−−−−−−







イヴ「メリー...クリスマースッ!」パーンッ!





梨沙「はぁ...ライブ終わった後なのに元気ねイヴったら」



イヴ「だってぇクリスマスですよ梨沙ちゃん!うれしくて疲れなんか吹っ飛んじゃいますよぉ〜♪」



梨沙「アタシは正直クタクタよ、今日はさすがに疲れたわ...」



イヴ「元気出してください、ほらぁ♪プロデューサーさんがこんなに盛大なパーティーを...」



梨沙「プロデューサーのオフィスを飾り付けただけじゃない...」



P「すまん...他の場所は全部抑えられててさ...ここでしか用意できなかった...」



イヴ「いいんですよぉ♪どこでだっていいんです、みんなで楽しくパーティーをするのが重要なんですからぁ♪」



P「イヴ...」



真奈美「いいことを言うな、さすがはサンタ...と言ったところか?」



イヴ「あっ、真奈美さん♪サンタの衣装、似合ってますねぇ♪」



真奈美「ありがとうイヴ、待たせてしまってすまないな、ようやく料理ができたところだ、悪いが運んでもらえるかなサンタクロースさん?」



イヴ「はぁ〜い、任せてください♪運ぶのは得意ですから〜☆」



梨沙「んで、ご馳走ってのは真奈美の料理なワケ?」



P「そう言うな、真奈美さんの料理はすごく美味しいんだぞ?」



梨沙「にしたってねぇ...もっとド派手なフルコースとか想像してたんだけど...」



?「ブモッ♪」ベロッ



梨沙「うひゃあっ!な、舐められたぁ!」



イヴ「あはは、ブリッツェンも喜んでるみたいですねぇ〜♪」



真奈美「ちゃんとブリッツェンへの食べ物も用意してあるよ、安心してくれ」



ブリッツェン「ブモッ、ブモッ♪」ベロベロ...



梨沙「ちょ、ちょっとコラー!あ、アタシは食べ物じゃなーい!舐めるなー!」

イヴ「ん〜♪このターキー美味しいですぅ、真奈美さんのお料理上手ですねぇ♪」



真奈美「ふふっ、サンタクロースに褒めてもらえるとは光栄だよ」



P「はむっ...どうだ梨沙、美味しいだろ?」



梨沙「んっ、ホントだわ、美味しい...」



P「あれ、そういえば愛海はどうした?さっきから姿が見えないけど...」



梨沙「ああ、愛海ならそこに座ってるわ」





愛海「......」





P「...おい、どうしたんだあれ?真っ白になってるじゃないか...」



梨沙「エネルギーを使い果たしたみたいね、なんだかよく知らないけど今日は最初からエンジン全開で動き回ってたし」



P「確かに今日はいつも以上に元気あったなとは思ったが...」



イヴ「愛海ちゃんすごかったですねぇ、私感動しちゃいましたぁ〜♪」



真奈美「ふむ...まさかこれほど真剣に取り組むとはな...言ってみるものだ」



P「おーい愛海、大丈夫か?」



愛海「...燃えたよ...燃え尽きたぜ...」

P「参ったな...どうしたら...」



真奈美「やれやれ...こうなれば仕方ないな、あれほど頑張っていたんだし、私を約束を果たすとするか」



P「約束?」



真奈美「愛海、こら愛海」



愛海「あっ...ま...なみ...さん?」



真奈美「ふむ、もはや完全にエネルギー切れのようだな、そんなになるまでよく頑張った」



愛海「う、うん...あたし...がんばった...」



真奈美「ああ、ちゃんと見ていたさ、それじゃ...約束のプレゼントをあげよう」





ギュッ





愛海「おぉ...」



真奈美「よしよし」ギュウウウウウウ

P「ま、真奈美さん!?」



真奈美「んっ、どうかしたか?」



P「あの...いったい何を...」



真奈美「ああ、愛海との約束なんだ、ライブをしっかり終わらせたらプレゼントをあげる、とね」



P「ご、ゴホービってそのハグがですか...?」



真奈美「そうだ、それと...」





モミッ!





真奈美「んんっ...!」



愛海「......」モミモミモミモミ...



P「こ、こら愛海!」



真奈美「い、いいんだ...これもプレゼントのうちでな...あんっ...」



P「で、ですが...」



真奈美「それにほら...愛海を見てみろ...」



愛海「......」モミモミモミモミ♪



P「か、カラカラだった皮膚によい色つやがあっという間に!それに肌にハリが出てきた!」

愛海「...ひひ」



真奈美「んっ?」



愛海「うひひひひ!実に!スガスガしい気分だッ!!これほどまでにッ!絶好調のハレバレとした気分はなかったなァァァァ!」モミモミモミ...



P「あ、愛海!いい加減に...」



真奈美「だ、大丈夫だ...これはプレゼントだからな、しばらくこのままにさせてやってくれ...んんっ...♡」



愛海「そうだよ、プロデューサー、これは頑張ったあたしへのプレゼントというゴホービなんだからァ!」



P「そ、それはそうかもだが...」









愛海「うひひひひ!真奈美さんのお山を堂々と登れるなんて、最高に『ハイ!』ってやつだアアアアアアアハハハハハハハハハハハハーッ!」











梨沙「...付き合い考えようかしら」



イヴ「なんだかすごいですねぇ〜♪でも愛海ちゃんすっかり元気になったみたいですぅ」



ブリッツェン「ブモッ」









−−−−−−







ガチャッ





P「戻りました」



真奈美「お疲れ様、三人は無事に送り届けてくれたかい?」



P「ええ、もうすっかり疲れて眠っちゃってましたけど...」



真奈美「ふふっ、やはり安心したのかもしれないな」



P「はい、それと...なんかすいません、後片付けまでやってもらって...それに...」



真奈美「愛海のことか?気にするなと言っただろう、それよりPの方こそ梨沙たちへのプレゼントを用意してくれて助かったよ」



P「渡す時にすごく警戒されちゃいましたけどね、特に梨沙から...」



真奈美「少しインパクトが強すぎたようだな、今後は自重するよ」



P「そうですね...それと、真奈美さん」



真奈美「んっ、なんだ?」



P「...本当にありがとうございました」ペコッ



真奈美「どうした、改まって?」



P「いえ、今回のライブでのまとめ役も、それからこのパーティーのことも真奈美さんに頼りっぱなしで...」



真奈美「いいんだ、私に出来ることと言ったらこれくらいだからな」



P「そんな...」



真奈美「Pこそ本当にお疲れ様だったな、今日のためにずいぶんと頑張っていたじゃないか、企画の段階からライブの運営とその後のイベントまで...大したものだ」



P「まあ、俺もこれくらいしかできませんからね」



真奈美「フッ、言うじゃないか...」



P「ええ、おっと...そういえば言い忘れてましたけど...」



真奈美「んっ?」



P「今日の真奈美さんは...すごく素敵でした...」



真奈美「そうか...」



P「はい...」





ギュッ





真奈美「嬉しいよ...ありがとう...」

P「真奈美さん...」



真奈美「どうやら...キミの期待に応えられたようだな...」



P「それどころじゃありませんでした、期待以上でしたよ」



真奈美「...フフッ、どうにも参ったな」



P「なにがです?」



真奈美「顔がな...にやけてしまう...元に戻らないよ...」



P「笑ってる真奈美さん、素敵ですよ...」



真奈美「そうかな...締まりがなくはないか?」



P「いえ、綺麗です...」



真奈美「まったく...キミは私を喜ばせるのが上手いな...」



P「あの...真奈美さん」



真奈美「なんだ?」ギュウウウウ



P「えと...ちょっと離してもらえないかなと...渡したいものがあるので...」



真奈美「ふむ、そうか...ではあと10秒だけ待ってくれ...」ギュウウウウウウ

P「では、遅くなりましたけど...」



真奈美「うむ」



P「メリークリスマスです真奈美さん、どうぞ」ガサッ



真奈美「ありがとう...開けてみてもいいか?」



P「ええ、まあ...」



真奈美「なんだ?随分と変な顔だな...」



P「いえ、正直言うとあんまり自信のあるものじゃないので...今回は用意するのにとにかく時間がありませんでしたし...」



真奈美「ほほう、一体なんだろうな...」ガサガサ...



P「うぅぅ...」





真奈美「これは...スポーツウェアか?」





P「ええ...」



真奈美「ふむ...なかなかいいデザインだ、色も好みだな」



P「お、お気に召しましたか?」



真奈美「ああ、大事に使わせてもらうよ」

P「ふぅ...よかった」



真奈美「しかし、どうしてこれが自信のないプレゼントなんだ?すごくいいじゃないか」



P「いえ、その...」



真奈美「?」



P「本来は...イヤリングとか...ネックレスとか...もう少し色気のあるものをプレゼントしたかったんですが...」



P「今回は本当に時間がなくて...それに真奈美さんの好みもわかりませんでしたし...」



P「でも...クリスマスにスポーツ用品をプレゼントするってのもどうかなと思って...」



真奈美「P...」



真奈美「フフッ、フフフ、アハハハハ...」



P「わ、笑わないでくださいよ!結構真剣に悩んでたんですから...」



真奈美「すまない...だが、フフフ...キミは本当におもしろいな...」



P「お、おもしろい?」



真奈美「私が怒ってプレゼントを突き返すとでも思ったか?」



P「いや、それはさすがに...」



真奈美「私はね、キミが今回どれほど忙しかったのかを一番よく知っているつもりだ」



真奈美「何日も夜遅くまで残業をして、時には泊まり込んで...一分一秒を惜しんで仕事をしていた」



真奈美「そのキミが、貴重な時間を惜しんで私の為にプレゼントを選んでくれた...」



真奈美「そのプレゼントを、私が気に入らないわけがないだろう?」



P「真奈美さん...」





チュッ





真奈美「嬉しいよ...」

P「んっ...ありがとうございます...」



真奈美「フフッ、とてもいいクリスマスだな...」



P「俺もです...疲れましたけど、すごく充実してました...」



真奈美「そうだな...おっと、もうこんな時間か」



P「そろそろ帰りましょうか、家まで送りますよ」



真奈美「頼むよ、それとな...」



P「はい?」



真奈美「よければ、部屋に上がって行かないか?」



P「いや...さすがにもう遅いですし、真奈美さんに迷惑が...」



真奈美「構わんさ、今回の一番の功労者はキミだ、馬車馬のように働いたうえにプレゼントまでくれた、少しくらいお返しをさせてくれ」



P「でもさっきのパーティーで充分...」



真奈美「あれはキミが用意したものだろう?今度は私がなにかしてあげたいんだ」



P「はぁ...」



真奈美「それに...私もPにプレゼントがあるしな」

P「真奈美さんが俺にですか?」



真奈美「ああ、ぜひとも私の部屋で渡したいんだ...」



P「ゴホービ...ですか」



真奈美「生憎、私の方も時間がなくてな、たいした物は用意できなかったんだが...」チラッ...



P「っ...!!」



真奈美「どうだろうか?」





P(あ、あれ...気のせいかな...)



P(今...服の隙間から見えた真奈美さんの肌に...)



P(なにか...リボンみたいなのが巻いてあったような...)





真奈美「昼間のライブにも負けないくらい...Pを夢中に自信があるんだ...」スッ...



P「ま、真奈美さ...」



真奈美「頑張ったPへのゴホービとして...」







真奈美「プレゼント...受け取ってもらえないか?」







−−−−−−







愛海「あぁ〜...」グデー...



イヴ「愛海ちゃん、大丈夫ですかぁ?」



愛海「昨日あんなに頑張ったんだから今日ぐらいは休みにしてほしかったなぁ...」



梨沙「仕方ないでしょ、年末は忙しいんだから」



愛海「それはわかってるけどさぁ...それにしても昨日の真奈美さんのお山は思い出しただけで...うひひ♪」ワキワキ...



梨沙「ちょっ...!やめなさいってのその手付き!」



イヴ「わぁ〜、すごいですねぇ〜、手が別の生き物みた〜い♪」





ガチャッ





P「よう、みんなおはよう」



真奈美「昨日はご苦労だったな」



イヴ「あっ、おはようございますプロデューサーさん、真奈美さん♪」



真奈美「おはようイヴ、あの後はすぐに眠れたかい?」



イヴ「は〜い、ブリッツェンと二人でグッスリでしたよぉ〜☆」

P「梨沙もよく休めたか?」



梨沙「まあね、疲れてたしさすがにグッスリだったわ」



真奈美「そうか、それはなにより...」





ピョーンッ!





愛海「うひひ♪真奈美さーん!おっはよ...」





ガシッ!





真奈美「おはよう愛海、その様子だとしっかりと休んだようだな」



愛海「あ、あはは...ま、まあね...んっ?」



真奈美「どうした?」



愛海「真奈美さん、ケガでもしたの?」



真奈美「いや、なぜだ?」



愛海「ほら、首の周りにアザみたいなのが何個か...」



P「っ!!」ギクッ!

真奈美「...そうだな、昨日はライブ終わりで私も浮かれていた、知らぬ間にぶつけていたのかもな」



愛海「へぇ〜、真奈美さんでもそんなことあるんだね」



P「......」ダラダラダラ...



梨沙「...ねえ、それってもしかしてキ」



ブリッツェン「ブモッ♪」ベロッ



梨沙「うひゃあっ!な、なにぃ!?」



イヴ「ブリッツェンったらすっかり梨沙ちゃんのこと気に入ったみたいですよぉ〜♪」



梨沙「ちょっ...や、やめなさいったらブリッツェン!やめてぇ!」



P「お、お前たち、そろそろ時間じゃないか?」



イヴ「あっ、本当ですねぇ、早く行かないと大変ですぅ〜」



愛海「それじゃあお仕事の前にエネルギー補給を...」ワキワキ...



真奈美「ダメだ」



愛海「えーっ!昨日はさせてくれたのに...」



真奈美「昨日は昨日だ」



愛海「とほほ...」



真奈美「はぁ、まったく...」





ギュッ





愛海「もがっ...!」



真奈美「ほら、これで我慢しろ」ギュウウウウウ

愛海「く、くるひぃ...で、でもこれは...これはぁ...♪」



真奈美「はい終わりだ、さあ支度をしろ」



愛海「えへへへ...はぁ〜い♪」フラフラ...



イヴ「愛海ちゃん、大丈夫ですかぁ?」



愛海「らいじょーぶらいじょーぶ...うひひひ...」



真奈美「梨沙も早く支度をするようにな」



梨沙「ね、ねえ真奈美...その首のアザなんだけど...」



真奈美「んっ?ああ、私がうっかりしていたせいだな、今後は気をつけるよ」



梨沙「そ、そう...ならいいんだけど...」



真奈美「心配してくれてありがとう、梨沙は優しいな」



梨沙「べ、別に心配なんかしてないわよ!まったくもう...じゃあ、アタシたち外で待ってるわね!」



真奈美「ああ、私もすぐに行く」



梨沙「ほらアンタたち、ボヤボヤしてんじゃないわよ!」



イヴ「わぁ〜、梨沙ちゃんも元気いっぱいですねぇ〜♪」



愛海「あぁ...真奈美さんのお山の感触がまだ顔に残ってて...」





バタン





P「...気付かれましたかね?」



真奈美「大丈夫さ、こういうのは堂々としていれば案外バレないものだ」



P「そ、そうですね...」



真奈美「うむ、だからPも普通にしているといい」



P「はい...そ、それにしても愛海のやつにも困ったもんですね!なにかあるとすぐにお山がーって...」



真奈美「...フフフ」



P「えっ?」



真奈美「フフッ...フフフフッ...♪」



P「ま、真奈美さん?」



真奈美「フフフ...すまない、だがキミがそれを言うのかい?」



P「?」



真奈美「ゆうべのキミは、愛海に負けないくらい...私のお山にご執心だったようだが?」



P「うっ...」



真奈美「どうだ?」



P「は、はぁ...そう言われると...なんとも...」



真奈美「別に怒ったりはしていないぞ?Pに気に入ってもらえて何よりだ、キミも何度も喜んでいたようだしな...」



P「......」



真奈美「どうした?今さら恥ずかしくなったか?」



P「いや...その...」



真奈美「フフッ、可愛いやつだ...♪」ギュッ

P「んぐっ...ちょっ、真奈美さ...」



真奈美「こら暴れるな、くすぐったいだろ」ギュウウウウ



P「んむぅ...」



真奈美「フフ、それにしてもゆうべはキミを喜ばせるつもりだったが...Pのおかげで私もそれ以上に喜んでしまったよ」



P「...あの...すいません...その...」



真奈美「謝ることはない、Pは仕事続きだったんだ、発散も必要さ」



P「はぁ...」



真奈美「...さて、もう少しこうしていたいが...そろそろ出発しないとな」パッ



P「ぷはっ...お、お願いします、昨日の今日で疲れてると思いますけど...」



真奈美「昨夜はPが休ませてくれなかったからな」



P「そ、それは...」



真奈美「冗談だ、そんなに慌てるな、それにな...」



P「?」



真奈美「愛海の言葉を借りれば、エネルギーを補充できたから...大丈夫さ」



P「エネルギーを補充?」



真奈美「ああ、Pが一晩中傍にいてくれたからな、疲れも吹っ飛んだよ」



P「真奈美さん...」



真奈美「さあ、おしゃべりはこのくらいにしよう、キミにはキミの仕事があるんだろう?」



P「...ええ、わかってますよ、じゃあ今日もよろしくお願いします」



真奈美「ああ、それじゃ行ってくるよ」



P「はい、頑張ってください」



真奈美「おっと、それとだな...」



P「まだなにか...?」



真奈美「今後は私の首の周りへのプレゼントは控えてくれると助かるな、さすがに何度も誤魔化すのは大変だからね」



P「も、もちろんです...気を付けます...」



真奈美「そうしてくれ、だが...」







真奈美「それ以外なら大歓迎だ...どこでも好きなだけ...なっ?」







おわり



20:30│木場真奈美 
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