2016年02月22日

春香「プロデューサーさんのデート現場に遭遇してしまった」

このような拙作を目に止めていただき感謝感激恐悦至極の次第です。

注意事項

駄文注意

下記溜めはしていないのでゆっくり投稿

以下本文





その日、春の麗らかな気温の下で久々のオフを満喫するために私はショッピングに出かけていました。



……といっても特に欲しいモノがあったわけでもないのでただ適当にブラブラと歩き回っていると、道路の向こう側に見慣れた後ろ姿……というかプロデューサーさんの姿を見つけました。



そういえばプロデューサーさんも今日は仕事午前中だけで半オフだって言ってたっけ……こんなことならデートに誘えばよかった……ぬかった!



いやいや、まだ遅くはないぞ私、これから偶然を装って……いや本当に偶然なんだけど、デートに誘ってしまおう。



春香『あ、プロデューサーさん、こんなところで会うなんて奇遇ですね!』



なんて声をかけて自然と買い物に付き合ってもらって、そのあと一緒にディナーなんて……えへへ、そうと決まったら早速……っとと、お店に入ったけど、プロデューサーさんの目的のお店ってここだったのかな?



えっと……ここってジュエリーショップ?なんでプロデューサーさんジュエリーショップなんかに……



あ、出てきた、あれ?荷物が増えてないってことは何も買わなかったのかな……?



まぁいいや、えへへ、待っててくださいねプロデューサーさん!



う、でも交通量多いから道路横断なんてできないし……うわーん、また赤信号だよ!



 ◇◆◇



うぅ、見失わないですんだけどなかなか追いつけなかったよ……



えへへ、でもついに追いつきましたよプロデューサーさん!



春香「プロデューサーさ……うぇっ!?」



ぷ、プロデューサーさんが知らない女の人と会ってる!?



遠目だから細かいところはわからないけど、すっごい美人だっていうのはここからでもわかる……って、えぇぇええ!?



春香(プ、プロデューサーさんなんで腕なんて組んでるんですか!?しかも満更でもなさそうな顔で!)



ぐぎぎ……どういうことですかプロデューサーさん!私たちというものがありながら……っ!



春香(こ、これは765プロのみんなに報告するために追跡しなくては……!)



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451642945



◇◆◇



あ、あそこの喫茶店に入るのかな……?



あんまり近くの席に座ると変装してないしバレちゃうよね……



うぅん、ここからじゃあんまり会話が聞き取れないなぁ。



あれ、カバンから取り出したあの箱って……えぇ、もしかして!?



女性「わぁ…………婚約………綺麗…………ありがと……」



P「いや……喜んで…………」



こ、婚約ぅ!?あの人婚約って言った!?



そ、そんな、それじゃあやっぱりあの人はプロデューサーさんの……?



P「ところで…………式……」



女性「やっぱり…………ジューン…………」



P「…………」



女性「…………」ニコニコ



婚約指輪まで渡して…………



やっぱりプロデューサーさんにとって私たちはアイドルとプロデューサーでしか……



店員「こちら、ブレンドになります」



春香「プロデューサーさん……」ブツブツ



い、いや、落ち着くのよ私、まだ確実にそうと決まったわけでは……!



そう、ひとまずコーヒでも飲んで落ち着いて……



春香「あちっ!」



◇◆◇



P「ん……?」



P(今春香の声が聞こえたような気がしたんだが……)



女性「どうしたの?」



P「ああ、いや気のせいだったみたい」



女性「あら、そうなの」



うふふ、あの席にいる子この子のプロデューサーやってる事務所のアイドルよね……



ちょっとからかっちゃおうかしら。



P「姉さん、何か悪い顔してるけど何ロクでもないこと考えてるんだ?」



姉「うふふ、内緒♪」

◇◆◇



P「…………?」



コーヒが熱くて声出ちゃった……バ、バレてないかな?



女性「…………?」



P「……気のせい…………」



せ、セーフ……!



P「……さん、………………」



女性「うふふ……」



う、なんかめちゃくちゃいい雰囲気なんだけど……



P「ちょ…………さん!」



女性「ふふ、いいじゃない、せっかく…………」



えぇ……!あんなに顔近づけてまるでキ、キスするみたいな……!



女性「なんだか……初デートを…………」



P「いや、そんな…………」



女性「もう、…………」



や、やっぱりお付き合いしてるんだよね……いいなぁ、プロデューサーさんとデート……



女性「そう……今度……私と……行きたい?」



P「…………?唐突……」



女性「いいじゃない…………」



今度のデートの約束かな……うぅ、私だって……



P「でも……仕事……」



女性「あら…………残念……」



お仕事……



いつもいつも私たちのために休日だって週に一日だし、それすら急に潰れることもあるし……



彼女さんともなかなか会えないんだよね……



女性「お休み…………なの?」



P「芸能…………恩も……」



女性「もし…………口利き…………?」



P「え…………本気か?」

口利き……って言うともしかして再就職先……とか?



もしそうだとしたらプロデューサーさんやめちゃうのかな……



それは……嫌だなぁ……



P「やめない…………いらないよ」



え……?



P「今の…………楽しい……」



P「それに、ほっとけない…………」



女性「それって……」ガシャン



あ、カップ置こうとしてコーヒーこぼしてる、私みたい。



P「おいおい…………」ふきふき



女性「ごめんなさいね」



店員「よろしければ…………」



あ、あれ……?店員さんこっちの方指さしてるけどまさか……



P「まったく、コーヒーこぼすなんてらしくないな」



女性「うふふ、ごめんなさいね」



や、やっぱりぃぃぃいいい!



どうしよう……会話が聞こえるようになったのは嬉しいけど……ば、バレたりしないかな!?



女性「ところで、やっぱりほっとけない子って『天海春香』ちゃん?」



あ、私の話ししてたんだ……



P「ああ、そうだよ、最初の頃からどうにもおっちょこちょいでなぁ、何もないところで転んだり」



う、私のいないと思ってるところでこうやって話されてるとすごい恥ずかしい……



P「でもやっぱりそういうところも春香の魅力だと思うんだ」



私の魅力……



P「七転び八起きって言葉がぴったりな子だよ、どんなに辛いことがあっても常に笑顔で、周りに気を使って」



P「男からすれば可愛らしく家庭的な『理想の女性』として、女からすれば共感が持てて憧れとなる『理想の女性』として」



P「必ずトップアイドルになれる逸材だと思ってるよ」



り、理想の女性だなんて……そんなプロデューサーさん照れますよ……



女性「ふふ、妬けちゃうわぁ」

女性「ねぇ、最近はどうなの?」



P「どうって?」



女性「その春香ちゃんとよ」



P「春香と?」



女性「そう、例えばどこかに一緒に出かけたとか」



うぅ、私だってお出かけしたいけど、あなたが心配するようなそんなことは……



P「うーん、そうだなぁ……」



P「あぁ、そういえば最近春香がクッキーを焼いてきたんだがな」



女性「あら、家庭的な子なのね」



P「ああ、これがいつもうまいんだ、それこそ店で売ってても納得する位の」



ほ、褒めすぎですよぅ、プロデューサーさん!



というか彼女さんの前でそんなに褒めていいんですか!?



P「それがこの前持ってきたクッキーに関してはなんと甘くない代わりにめちゃくちゃしょっぱかったんだ」



え?



女性「あら、お塩と砂糖を間違えたのかしら」



P「多分な」



えぇぇええ!?



プロデューサーさんいつも通り美味しい美味しいって食べてくれてたから全然気付かなかった……



ご、ごめんなさいプロデューサーさん、今度からしっかり味見してきますね……!



あ……でもやっぱりもうプレゼントしないほうがいいのかな……

女性「でもそそっかしいけど、可愛らしい娘ね」



P「だろう!本当に春香は可愛いんだ」



P「中には春香のことをあざといなんていう奴もいるけど、むしろ春香はあざといぐらいでいいと思うんだ」



P「転んだ時とかに『またやっちゃいました』とか笑顔で言いながら自分の頭をコツンと叩くんだがこれがまた可愛いんだよ」



P「もうプロデューサーである前にやっぱり春香のファンなんだなって思うよ」



か、可愛いって言いすぎですよプロデューサーさん……!



彼女さんも目の前にいるのに……それに、私も諦められなくなっちゃうじゃないですか……!



女性「もう、私というものがありながら妬けちゃうわぁ」



P「何言ってるんだよ、姉さん」



春香「えっ!?」



え……今姉さんって言った……?



姉さんってことはもしかして、プロデューサーさんのお姉さん!?



女性「あら、もうバラしちゃうのね」



P「は、春香!?」



お、驚きのあまり大声出して気づかれちゃった……



盗み聞きしてたなんて最低だよね……うぅ、プロデューサーに合わせる顔がないよぉ!



春香「あ、プ、プロデューサーさん……!こ、これはその……し、失礼します〜!」



P「あ、ちょ、春香!?」



姉「うふふ、あの娘ずっとあなたと私のこと恋人同士だと思ってたみたいよ?」



P「な、なに!?というか姉さんは気づいてたのか!?」



姉「内緒♪」



姉「ここは私が払っといてあげるか追いかけてらっしゃい」



P「全部姉さんのせいだろ!?」



◇◆◇

と、咄嗟に逃げてきちゃったけどどうしよう〜〜!



明日以降事務所で顔合わせるときどんな顔すればいいのかわかんないよ……



真「あ、春香、どうしたんだいそんなに急いで」



街を駆け抜けていると撮影中だったのかスーツ姿をしている真に声をかけられました。



春香「あ、ま、真……!実は今プロデューサーから逃げてるところで……」



真「ぷ、プロデューサーから!?なんでまた」



春香「プロデューサーと(お姉さんが)デートして(ると思って)たんだけど、その……」



真「プロデューサーと!?」



な、なんて説明したらいいんだろう……いくら真でもデート中の会話を盗み聞きしてたなんて恥ずかしくて言えないよ……!



春香「ご、ゴメンネ真、これ以上は恥ずかしくて……!」ダッ



真「え?ちょ、春香!?恥ずかしいってどういうこと!?」



◇◆◇



ね、姉さんに言われて追いかけてきたけど、追いついて何を言えばいいんだ……?



誤解?は解けたと思うし……というか誤解も何もないし。



ええい、ひとまず追いついてから考えよう。



で、春香は……いなかったけど真なら見つけた。



P「お〜い真!」



真「プ、プロデューサー!?」



P「真、ここら辺で春香を見なかったか?」



真「……」



P「真?」



真「春香の場所を教えて欲しければ、ボクを倒していってください!」



P「な、なにぃ!?なぜそうなる真!」



真「これは、ボクなりの春香への誠意です!」



くっ……傷を一切付けずに真を無力化するにはどうすればいい……?





P「よしわかった……仕方ないな」荒ぶる鷹のポーズ



真「どこからでもかかってきてください!いくらプロデューサーとは「生っすかで花嫁修業する企画を─」あっちです!春香はあっちに行きました!」



P「サンキュー真!」



真「やーりぃ!約束ですからね!プロデューサー!」



P「任せろ!(ディレクター次第と雪歩ということはまだ黙っておこう)」



◇◆◇



は、恥ずかしすぎて顔から火が出そうだよぉ……!



と、とりあえず765プロの事務所に逃げ込もう、あそこなら比較的近いし、まさかオフに事務所に逃げ込んでいるとは思わないよね。



真美「おっ、はるるーん……ってなんで涙目!?」



春香「ま、真美ちゃん」



真美「あ、あれ?はるるん今日はオフだったよね?」



春香「うん、そうだけど……」



真美「じゃあまたオーディションに落ちたとかそういうわけじゃないよね、じゃあなんでそんな今にも泣きそうなのさ」



春香「そ、それがプロデューサーさんと……」



P「かぁ、春香ぁ!どこだ〜!?」



真美「兄ちゃんと何かあったんだね!?よーし、ここは天才真美ちゃんにまかせてはるるんは先に行くのだ!」



春香「真美ちゃん……ありがとう!」



真美「お礼ははるるんのクッキーでいいよん☆」



◇◆◇

真美「ふっふっふ、兄ちゃんそこで止まるがよいぞ!」



P「くっ……今度は真美か……!」



真美「はるるんの居場所を知りたければ「そういえば今度亜美の雑誌モデルの撮影にもう一人付けようと」はるるんはあっちだよ兄ちゃん!」



P「サンキュー真美!」



真美「つ、ついでに……その……」



P「そうだ、今日のインタビューご苦労だったな」ナデナデ



真美「えへへ……」



P(やっぱり真美って癒されるわ)



◇◆◇



小鳥「はぁ……やっぱり仕事中のお茶って和むわぁ……」



千早「あんまりサボってるとまた律子さんとプロデューサーさんのコンボ折檻入りますよ」



小鳥「うっ……そ、そもそも事務員が絶対的に足りてないのがいけないと思うな!」



千早「それはまぁ……否定しませんけど……」



春香「はぁ……はぁ……」ガチャバタン



千早「は、春香!?オフなのにそんなに急いでどうしたの!?」



春香「ぷ、プロデューサーさんから逃げてるところで……」



千早「プロデューサーに何かされたの!?」



小鳥。○(息を切らして逃げ込んできた春香ちゃん……



でも春香ちゃん……というかアイドルのみんな結構プロデューサー相手にほの字だし……



P「へへっ、もしアイドルを続けたかったら俺の言うとおりに……」



春香「い、いやっ!こっちに来ないでくださいっ」



P「そうは言っていても本当に嫌なのかぁ?ぐっへっへ」



春香「こ、こんな形でなんて……!」



って具合で……)

千早「……さん!小鳥さん!」



小鳥「……っは、な、なにかしら千早ちゃん」



千早「ひとまず春香をどこかに隠そうと思うんですけど……」



小鳥「そうねぇ……今日は社長もいないし、ひとまず社長室に隠れてもらうのはどうかしら」



千早「そうですね、そうしましょうか……春香、聞いていたわね、ひとまず社長室に」



春香「う、うん」



なんだか説明不足だったせいで随分大事になってきてるような気が……



なんかこのままだとプロデューサーがいろいろと被害を被りそうな……



春香「あ、あのね千早ちゃん」



千早「大丈夫よ春香、あなたのことは私が守るわ」



春香「いや、そうじゃなくて……」



カツカツカツ



千早「この足音……プロデューサーね」



春香(なんで足音でわかるんだろう)



千早「ほら、早く隠れて」



春香「えっ、あ……」バタン



どうしよう……なんというかこのままプロデューサーさんに説明されたら私ものすごく恥ずかしいんだけど……



P「すいません、誰かいます?」ガチャッ



千早「プロデューサー」



P「おお、千早ちょうど良かった、ここら辺で」



千早「そこに正座してください」



P「は?」



千早「そこに正座してください」



P「え?あの小鳥さん……」



小鳥「……やっぱり春香ちゃんは王道すぎるくらいが……」



P「あ、ダメみたいですね」正座

◇◆◇



P「だから、姉とあっていたところを春香に目撃されて」



千早「そこまでは理解しました」



P「どうやら春香は俺と姉を恋人同士だと勘違いしていたらしく」



千早「それも理解しました」



P「そして俺が春香に気づいたら突然逃げられたんだ」



千早「そこです」



P「はい?」



千早「話が飛躍しすぎています、なんでそれだけで春香が逃げねばならないんですか」



P「俺に聞かれても困る」



千早「まるで春香がプロデューサーがデートしていたのが気になって尾行していたらうっかり見つかって罪悪感に押しつぶされそうになって逃げ出したみたいじゃないですか」



春香(合ってるよ!見事すぎるくらい合ってるよ千早ちゃん!というかなんでそんなに寸分の狂い無く合ってるの!?)



P「いやー、まさか、だってあの春香が誰かの尾行なんかするわけないじゃないか、たまたま同じ店にいただけだろ」



春香(う……ごめんなさい、ごめんなさいプロデューサーさん)



千早「そうですよね……だって春香は私の嫁だもの」



春香(意味がわからないよ!流石にそこは意味がわからないよ千早ちゃん!)



P「いや、千早の嫁かどうかは置いておいてだな」



春香(待ってくださいプロデューサーさん、そこは訂正してください!置いておいていいことじゃないですよ!?)



P「春香と会わせてくれ、千早は知ってるんだろう?」



千早「お断りします、どうしてもと言うのなら「そうだ、今度生っすかであずささんの代わりにやよいのコーナー」プロデューサー、春香なら社長室に」



P「お、おうサンキュー」



春香(千早ちゃんにとって私はどんな位置づけなの!?)

P「春香、開けるぞ?」



春香「う……はい」



P「よし、ひとまず落ち着いて話そう、な?」ガチャッ



春香「はい……」



◇◆◇



春香「えっと、じゃああの指輪は……」



P「ありゃ姉さんが義兄さんからもらった指輪だよ、俺にとって義理の母になる人の肩身らしい」



小鳥「それを手直ししてもらって、プロデューサーさんが受け取りに行ってた……と。と、ところでそのお姉さんは今おいくつで……?」



P「ん?今年で26ですけど」



小鳥「ピヨォ……なんで世の中はこうも不公平なんですか……」



P「いや知りませんよ」



春香「あの、なんでプロデューサーさんが受け取りに……?」



P「あぁ……それが姉さんあずささんほどじゃないにしてもとんでもない方向音痴でな……」



春香「えっと……お店に行くだけですよね?」



P「あの人に地図を持たせると右に曲がった時に車のハンドルを切った感覚で地図を右に回すんだが、その時上が自分の正面だと思ってるんだ」



春香「うわぁ……」



P「まぁ不思議なことにどこをどう通っても必ずスタート地点に帰ってくるから探すのは苦労しないんだが……」



春香「それはすごい……んですかね?」



P「まぁそういうわけだからたまたま同じ店にいた春香が気に病む必要はないよ」



春香「え、えっとぉ……」



P「ん?まだ何か気になることあるか?」



春香「あの……実は、すいません!ジュエリーショップの前からプロデューサーさんについて行ってたんです!」



P「なん……だと……」

春香「ご、ごめんなさい……でもどうしても気になっちゃって……」



P「い、いやまぁいいさ、でもなんでまた」



春香「え、えっと……そのぉ……」



P「うん……?」



春香「えっと……え、えへへ」



P「いや、笑ってるだけじゃ……」



小鳥「ピヨー!なんでさっきの話で打ちひしがれている時にさらに目の前でこんな甘ったるい空間を形成されなくちゃいけないんですかぁ!」ブワッ



P「こ、小鳥さん落ち着いてください!甘い空間て何の話ですか!?い、痛い!叩かないでくださいよ大人気ない!」



春香(うやむやになってちょっと助かった……かな?)



◇◆◇



春香「あの、そういえば仕事口利きするとかなんとかって話ししてましたけど、お姉さんって何の仕事してるんですか?」



亜美「えぇ〜!兄ちゃんここやめちゃうの!?」



真美「……」ピクッ



やよい「プロデューサーさんやめちゃうんですか!?」



P「いや、やめたりしないよ、ちゃんと断ったし」



亜美「なんだぁ、びっくりさせないでよ兄ちゃん」



やよい「わたしもびっくりしちゃいました〜」



P「ははは、悪い悪い、で姉さんの仕事だったな」



P「駅前にある結構高級なフレンチレストラン、知ってるだろ?」



春香「あぁ〜知ってます、結構おしゃれですよねぇ、行ったことはないですけど」



P「姉さんあそこのシェフなんだ、それで俺にウェイターやってみないかって、話をね」



一同「!?」



春香「プロデューサーさんのウェイターー姿……」ボソボソ



真「やっぱり素材はいいし……」



雪歩「き、きちんと着飾りさえすれば……」



小鳥(ドSな執事を演じるプロデューサー……アリね!)



P「おーい、どうしたんだ?いきなりこそこそと」



真「いやー、でも今回結構な騒ぎになっちゃいましたよねぇ」チラチラッ



春香「そ、そうだねー、私も悪かったとは言え姉がいることを隠してたり、あんな意味深な会話したり」



小鳥「ふっふっふ、やっぱり罰ゲームは必須ピヨね……」



P「え?お、おいお前たち……?」



雪歩「逃げられないように外に穴掘ってきますぅ〜!」



P「ゆ、雪歩!お前もか!?」



春香「ふっふっふ、プロデューサーさん」



真「覚悟してくださいね」



小鳥「衣装、カメラ全部準備万端ピヨ!」



P「う、うわぁぁああ!」



おわり



23:30│天海春香 
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