2016年03月02日
杏「結婚?」
杏とほのぼのしたいだけ
卯月に対しての個人的な印象を書いています
ですので卯月Pの方すみません
卯月に対しての個人的な印象を書いています
ですので卯月Pの方すみません
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杏「どうしたの?いきなり」グデー
モバP「いやな、昨日母親から電話で早く結婚しろって急かされてな」
杏「プロデューサーって今何歳だっけ?」グデー
モバP「22だけどさ、まだ結婚早くないか?」
杏「まぁそうだね。というよりもなんで急かしてきてるの?」グデー
モバP「理由としては早く嫁さんと孫見せろってことなんだけど…」
杏「なにか言いにくいことでもあるの?あとアメちょーだい」アーン
モバP「ん」
杏「アメうまー」コロコロ
モバP「んで本音としては母親が結婚する前に両親が亡くなってかなり悔やんだからだそうだ」
杏「それはなんとも」コロコロ
モバP「自分もそんな思いさせたくないんだけどな…」
杏「んじゃさっさと結婚したらいいじゃん」コロコロ
モバP「できたらしてるさ。でも自分彼女いないし」
杏「彼女なんて作ればいいじゃん。プロデューサーだったらすぐできるでしょ」コロコロ
モバP「それがなかなか厳しいんだよなぁ…。こんな仕事だから相手は興味本位で付き合い始めても会う時間がなさ過ぎて勝手に離れていくし」
杏「それはプロデューサーがしっかり捕まえとかないとだめでしょ。相手が悪いみたいな言い方だよ」コロコロ
モバP「自分が悪いとは思うけどさ、やっぱりこの仕事を理解してくれるような相手じゃないと無理なのかなって思ってさ」
杏「理解ねぇ、んじゃちひろさんは?」コロコロ
モバP「もちろん電話の日にちひろさんに告ったらさ」
ちひろ『すみませんプロデューサーさん。身長はいいんですけど収入と学歴が足りないので無理です』
モバP「って言われてさ」
杏「まさか三高じゃないと無理ってちひろさんハードル高いね…」コロコロ
モバP「ちひろさん美人でありつつ可愛さも兼ね備えてて仕事もバリバリできるからしょうがないさ」
杏「いまどきそうそう簡単には見つからないと思うけど頑張ってほしいね、ちひろさん(大抵そういう人って婚期逃すんだよね)」コロコロ
「それじゃあアイドルの中から選んだらどう?」
モバP「アイドルの中から?うちの事務所はCuteばかりだし、やっと勢いついてきているのに付き合うのはNGだろ」
杏「というかこの事務所Cuteしかいないしアイドルも10人もいないじゃん」グデー
モバP「上の人が有名事務所は少数精鋭だからって理由であまり増やしたくないらしい」
杏「真似したって上手くいくのかなぁ、まぁいいけどさ。アメちょーだい」アーン
モバP「ん」
杏「ありがと。最初は今勢い出てきた卯月は?かわいいじゃん」
モバP「卯月か…。卯月はなんだかなぁ」
杏「なに言ってるのプロデューサーそんなこと言ってたらファンに刺されるよ」コロコロ
モバP「それはわかってるんだけど…。卯月ってさよく『頑張ります!』って言ってるじゃん。あれ聞いてると変に気遣うんだよね」
杏「なんで?頑張ろうとしててかわいいじゃん。卯月はぶりっこするようなタイプじゃないし」コロコロ
モバP「それはわかるんだ。候補生の中から自分が選んだし、レッスンもいつも一生懸命でさ、いつもにこにこ笑ってて場の雰囲気も和ませるし」
杏「それじゃあなんで気遣うの?」コロコロ
モバP「頑張りますって言ってるのは自分に言い聞かせてるんじゃないかなって思い始めてさ。確かにいろんなことを頑張って結果が出てきた時期だ。けど普通そんなに頑張れないだろ」
杏「それは人それぞれでしょ頑張れる度合はさ」コロコロ
モバP「それはわかる。だがずっと一緒にいて思ったんだ」
「もしその頑張る度合いを超えて心がつぶれたら」
杏「え?」
モバP「今は勢いに乗ってて心情も精神的にもかなりいい方だろう。けどもしここで勢いがなくなっていったら?
きっと卯月はもっと頑張ろうとするだろう。それこそ度合いを超えるほど。そんななかふと思うんだ『こんなに頑張ってるのに…私って駄目なのかな?』と」
「そこからはよっぽどのことがない限り立ち直れないだろう。最悪鬱とか精神を患うだろうと」
「実際自分の友人がそうなってるのを見てたから怖いんだ、変わっていく姿が」
杏「プ、プロデューサー?妄想がひど過ぎるよ?」
モバP「確かにひどい妄想だな。だが現実にありうることなんだ。だから今のアイドルたちの中で一番気遣ってるよ」
杏「気遣うってどんな?」
モバP「一緒に目標立てて達成したら祝う、達成できなくても一緒に頑張ろうって息抜きを入れる」
杏「え?それって普通じゃん」
モバP「普通でいいんだよ、卯月の中じゃ頑張るのは当たり前なんだからそれに対して普通のことで対応する。逆にやり過ぎれば誰だって変に気を使うだろ?せめてここでは気遣わせたくないからな」
「それに卯月の笑顔には何度も救われたしそれを守るためなら自分も卯月以上に頑張るさ」
杏「へぇ〜プロデューサーも結構考えてるんだね。でもそれって結婚と関係なくない?」グデー
モバP「ところがどっこい関係あるんだな。さすがに結婚してそのあとも気遣うのは自分のメンタルボロッボロになるだろ」
杏「守るって言っておきながらそれはひどいよ、最悪だね」グデー
モバP「言うとすれば心の余裕を持つことかな?それこそ杏みたいに。まぁこれからに期待だよ」
杏「本人いないからって結構言うね。聞かれる心配ないけどさ。それじゃあまゆは?」グセー
モバP「まゆは無理だ結婚できない」
杏「きっぱりだね。なんかあったんでしょ?」ゴロン
モバP「不法侵入してたんだ」
杏「不法侵入?プロデューサーの部屋に?」グデー
モバP「ああ、その日までには少し違和感はあったんだ。女性用の香水みたいな匂いとか歯ブラシが新品になってたり、ごみが無くなってたり」
杏「少しのレベルじゃないよね、それ」ゴロン
モバP「あれ?って感じだったし、基本帰って寝るだけだしな」
杏「帰って寝るだけなんて杏と似た者同士だね」フフン
モバP「そこだけな。んでさすがに怖いからカメラ隠して置いてたらさ」
杏「映ってたんだね」
モバP「その日からどう切り出そうか悩んでたんだけど、今カメラの映像スマホでも見れるやつあるだろ」
杏「監視カメラで最近ついてるやつでしょ?」
モバP「それ見てて入った瞬間部屋に行こうと思ってな」
杏「仕事せずになにやってるのプロデューサー…」
モバP「内密に解決しないといけないだろ?アイドルが不法侵入だなんて事知られたらこの務所終わるぞ」
杏「まだまだ小さいからね、ここ。それに今注目され始めてるからメディアにばれたくないと」
モバP「わかってるじゃないか、はいアメ」
杏「ありがと」アーン
モバP「それで部屋でまゆに聞いたんだ。まずなんで合鍵を持っているか」
杏「まずはそこだよね。そしたら?」コロコロ
モバP「前に鍵忘れてたのを届ける時に作ったそうだ。んでいろいろ聞いてたら泣き出してな」
杏「ばれちゃったしそりゃ泣いちゃうよね」コロコロ
モバP「まぁ自分も結構怒ったからな。なにせ部屋に入ったからな」
杏「部屋に入るっていっても特に目立ったことなかったならいいじゃん。不法侵入だけど」コロコロ
モバP「なんというか部屋に入れたくないんだよね他の人」
杏「あ〜あれでしょ?プライバシーとか」ゴソゴソ
モバP「おい、なにあさってるんだよ」
杏「いいじゃん見られても困るの置いてないでしょ」ゴソゴソ
モバP「まぁいいか。とにかくプライベートに勝手に立ち入ったことは自分の中じゃ結構大事なことらしくね。泣きながらも話聞いてたら俺のことが好きなことと好奇心とかお節介だとかだそうだ」
杏「よかったねプロデューサー好きな人いたじゃん結婚待ったなしだね」ゴソゴソ
モバP「告られてもその時はうれしく感じなかったな。そのあと話し合って部屋に来ていいけど誰かと一緒に来ること。来るときは自分に連絡をあらかじめ入れることとかあとは細かいことだな」
杏「だからみんなプロデューサーの部屋について知ってるんだね」ゴソゴソ
モバP「そうしないとまゆがな…ってそこは開けるな」
杏「いいじゃんってこれは」<リトバス、エロゲ etc
「ま、まぁ男だしねしょうがないね」ゴソゴソ、バタン
モバp「…もうだめだ…お終いだぁ」
杏「プロデューサー気にしないで話続けよ?リトバスのエロ要素なんておまけ程度だし」ゴロン
モバP「…なんで知ってるんだよ」
杏「だってやったことあるし」
モバP「それもそれでどうかと思うけどな。じゃあ次は智絵里だけど」
「あの子はいいとこばかりだけどちょっと怖いことがな」
杏「怖いとこなんてないじゃんあんな天使そうそういないでしょ」
モバP「そうなんだがな。会うたびに四つ葉のクローバー渡してくるのはちょっと」
杏「会うたびもらってるんだ…というかどこで見つけてるんだろ」
モバP「それは謎だよな。んで四つ葉のクローバーの花言葉があるんだけど」
杏「へぇ、花言葉なんてあったんだね。よいしょっと」
モバP「なんで膝の上に乗るんだよ。軽いからいいけど」
「その花言葉が『私のものになって、私を想ってください』なんだけど」
杏「…それはちょっと」
モバP「調べたとき全身鳥肌立ったもん。しかも後ろから覗かれてるの気づいて血の気引いたというかなんというか」
杏「…それは大変だったね」
モバP「残念ながらいま愛に飢えてないからな。智絵里は様子見ですはい(ハイライトない目で迫られたのはさすがに言えない)」
モバP「けどもし同じクラスだったら告ってるけどな、めちゃくちゃ可愛いし」
杏「ここで上げてもさっきのパンチが強すぎて無理だよ…良い子なのはわかるけどね」
モバP「良い子だからこそ…な」
杏「つ、次は最近入ったみくは?」
モバP「みくは可愛いしいいんじゃないかな。みくのファン第1号になれてよかったよ」
杏「スタイルもいいしみくにゃんに決定だね」
モバP「マーキングやめてくれたらな」
杏「マーキング?」
モバP「みくは猫で売り出してるだろ?なのか知らないけど仕事中めちゃくちゃすりすり体くっつけてくるし」
杏「そういえば事務所じゃ結構じゃれてるね」
モバP「一方的にな。まぁ楽しんでるけど匂いを付けられるのはやめては欲しいかな」
杏「みくは甘い感じの香水つけてるしね」
モバP「いい匂いなんだけど自分がつけてるみたいでなんか周りの目が気になるし。一回やめてと言ったんだが聞いてくれなかったし」
杏「みくは曲げないからね」
モバP「それにまゆは16でみくは15。20歳まで最低4,5年待つのはさすがに辛いかな」
智絵里が抜けてましたすみません。16歳です智絵里ちゃんごめんね
杏「手だしそうだから?」ニヤニヤ
モバP「まぁ否定しないが年の差もな」
杏「そこは否定しなよ。年の差はどれまでだったらいいの?」
モバP「まゆも智絵里もみく将来絶対スタイルよくなるからな。年の差は±5かな」
杏「±5ってことは杏と卯月とちひろさんと最近入った菜々さんだね」
モバP「菜々でいいだろ?同い年なのになんでさん付けしてんの」
杏「プロデューサーまじで言ってるの?」
モバP「いやだってプロフィールに17歳って書いてあったし」
杏「プロデューサーもう一回見てみよしっかり」
モバP「明日事務所でな。菜々はしっかりしてるようでおっちょこちょいだから一緒にいたら楽しそうだけど大変そうだし。まだ会って間もないしなんとも言えないかな」
杏「そうだね(明日からプロデューサーもさん付けになるんだろうな)」
杏「一通り出たけど誰にするの?内容的には年の差があるけどみくなんじゃない?」
モバP「みくも菜々より先にはいったとはいえまだまだこれからだろ。ってことで杏だな」
杏「え?なんで杏なの?」
モバP「なんでって杏がいいからかな」
杏「いや、それ理由になってないから。さっきスタイルがっていってたじゃん」
モバP「スタイルは別に気にしてないけど。杏が一番自然体で接することができるのが大きいかな?」
「それに一番信頼もしてるしね。自分がプロデューサーになって初めて自分の目で見てスカウトしてここまでずっと一緒にいるんだから」
杏「い、いきなりそんなこと言ったって///」
モバP「だから杏さえ良ければ結婚を前提に付き合ってくれないか?」
杏「あ、杏と付き合うなら養えるくらい稼がないとだめだよ?」
モバP「もちろんさ。返事は急がなくていいk「いいよ!」」
杏「いいよ付き合ってあげるよ。まったくしょうがないなぁプロデューサーは杏がいないとダメダメだしね///」
モバP「ありがとな杏」ギュッ
杏「ちょ、ちょっとプロデューサー!?///」
モバP「可愛いな杏は」ナデナデ
杏「むぅ…そんなことしてたら付き合ってあげないんだからね」フイッ
モバP「ごめんごめん」サッ
杏「ぎゅっとしてていいよ。あと付き合うのは杏が18になってからね。ばれたらスキャンダルだからね」ニヤニヤ
モバP「1年なんてすぐさ。これからよろしくな杏」ギュッ
杏「こっちもよろしくねプロデューサー」ギュッ
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~8年後〜
あの日の約束通り杏が18歳になって付き合うようになった。付き合うといっても外にはあまり行かず、どちらかの家でゆっくりと過ごすのが自分たちには合っていた。
そして20歳トップアイドルになった杏はアイドル引退と結婚することをライブの最後で伝えた。ファンの反応が怖かったが残念でありながらも祝っていて杏もホッとしていた。
21歳で子杏を産み今はママタレントとして活躍しつつゲームブログを主に活動している。
そして…
モバP(30)「ただいま」ガチャ
子杏(4)「パパおかえり!!」ピョンッ
モバP「おっと、ただいま」ギュッ
杏(25)「おかえりP。ごはんにする?お風呂にする?」
モバP「お風呂にしようかな」
子杏「パパママいっしょにはいろ!」
杏「そうだね一緒に入ろっか」ナデナデ
モバP「それじゃあ子杏は先に行っててね」
子杏「うん!」タッタッ
杏「お疲れさま。どうだった?みんなは」
モバP「みんな頑張ってるよ。あと母親が子杏連れてきてって電話来たんだけど」
杏「そうなの?今度連れて行ってみようかな」
モバP「時間が合えばね。あと杏」
子杏「パパ〜ママ〜早く〜」タッタッ
杏「子杏、裸で来たら風邪ひくでしょ?」
モバP「すぐ行くからお風呂で待ってて」
子杏「はーい」タッタッ
杏「まったくもう」
モバP「杏」
杏「なに?」
モバP「これからもずっと愛してるよ」
杏「杏はもっと愛してるよ」
おわり
22:30│双葉杏