2014年04月24日
PaP「反省会をしよう」CuP「ふむ」
CuP「で、なんの反省会だ?」
PaP「過去の総選挙について、だ」
CuP「……なるほどな」
※
Pたちによる個人的な見解です。Pたちを貶すのは結構ですが、属性・アイドルを貶すのはNG。
>>1はPaPですがどの属性も大好きです。というかアイドルみんな大好きです。
「ランカー」の意味及び使い方がちょっとアレですが「ランクインした人」ってことで使ってます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396156791
PaP「知ってのとおり、第三回総選挙の開催が決まった」
PaP「これに向けて対策を練るためにこれまでの総選挙を振り返ろうと思う」
CuP「前回のような事態を避けるために、か?」
PaP「……」
CuP「CoPがこの場にいないということは、つまりそういうことなんだろ?」
PaP「……違う、と言えば嘘になるな」
CuP「まあいいさ。俺も今回の総選挙は今まで以上に気合いれなきゃならないんだ」
CuP「結果次第では、Cuteの威厳にも関わってくるんでね」
PaP「ではまず、第一回の総選挙の結果を見てみよう」
第1位 79256票 Pa 十時愛梨
第2位 60197票 Co 神崎蘭子
第3位 39669票 Pa 城ヶ崎莉嘉
第4位 38096票 Pa 市原仁奈
第5位 32110票 Pa 日野茜
第6位 31491票 Cu 緒方智絵里
第7位 26999票 Co 多田李衣菜
第8位 26834票 Cu 双葉杏
第9位 25448票 Cu 小日向美穂
第10位 22382票 Co 川島瑞樹
第11位 Co 高垣楓
第12位 Pa 諸星きらり
第13位 Co 新田美波
第14位 Cu 輿水幸子
第15位 Cu 安部菜々
第16位 Co 藤原肇
第17位 Pa 城ヶ崎美嘉
第18位 Pa 向井拓海
第19位 Co 渋谷凛
第20位 Pa 高森藍子
第21位 Pa 姫川友紀
第22位 Pa 大槻唯
第23位 Pa 及川雫
第24位 Cu 五十嵐響子
第25位 Pa 相葉夕美
第26位 Co 白坂小梅
第27位 Cu 三村かな子
第28位 Cu 前川みく
第29位 Cu 島村卯月
第30位 Co 鷹富士茄子
CuP「あれはお前にとってはかなり気分のいいものだったろう」
PaP「否定はしない。上位をPassionが占め、一位には愛梨が輝いた。全体に対してのPassion率もなかなか高い」
PaP「中間の時点で手応えはあったが、最終結果も充分良かったと言っていいだろう」
CuP「羨ましいな、ちくしょう」
PaP「そう言うな」
CuP「んじゃ、次は第二回だな」
1位 391,769票 Co 神崎蘭子
2位 236,701票 Co アナスタシア
3位 207,251票 Co 高垣楓
4位 187,313票 Cu 輿水幸子
5位 182,692票 Co 渋谷凛
6位 175,327票 Cu 佐久間まゆ
7位 159,537票 Cu 緒方智絵里
8位 159,373票 Co 北条加蓮
9位 122,086票 Cu 双葉杏
10位 121,967票 Co 白坂小梅
PaP「……」
CuP「……なあ」
PaP「何も言うな。続けるんだ」
CuP「……はいはい」
第11位 Co 神谷奈緒
第12位 Pa 星輝子
第13位 Cu 安部菜々
第14位 Pa 十時愛梨
第15位 Pa 高森藍子
第16位 Pa 城ヶ崎美嘉
第17位 Pa 姫川友紀
第18位 Co 鷹富士茄子
第19位 Co 塩見周子
第20位 Cu 小日向美穂
第21位 Co 藤原肇
第22位 Cu 三村かな子
第23位 Pa 向井拓海
第24位 Co 橘ありす
第25位 Co 速水奏
第26位 Pa 相葉夕美
第27位 Pa 諸星きらり
第28位 Co 新田美波
第29位 Cu 島村卯月
第30位 Co 森久保乃々
第31位 Co 上条春菜
第32位 Cu 櫻井桃華
第33位 Cu 前川みく
第34位 Co 多田李衣菜
第35位 Co 高峯のあ
第36位 Co 佐城雪美
第37位 Pa 赤城みりあ
第38位 Co 三船美優
第39位 Pa 市原仁奈
第40位 Pa 喜多日菜子
第41位 Pa 片桐早苗
第42位 Cu 五十嵐響子
第43位 Pa 城ヶ崎莉嘉
第44位 Co 成宮由愛
第45位 Cu 早坂美玲
第46位 Pa 大槻唯
第47位 Pa 堀裕子
第48位 Co 佐々木千枝
第49位 Pa 村上巴
第50位 Pa ナターリア
PaP「こんなところだな」
CuP「改めて見ると、第二回はCoolの無双っぷりがすごいな」
PaP「トップ3を独占、トップ10の半数以上を占めてるわけだしな」
PaP「それに引き換えPassionは属性内1位の輝子でさえ12位という体たらくだ」
CuP「おい、そんな言い方は……」
PaP「分かってる。俺もアイドルを責めるつもりで言ってるんじゃない」
PaP「総選挙である以上順位がついてしまうのは仕方ないし、順位が低いからと言ってそれがそのままアイドルとしての差であるとは思っていない」
CuP「まあ、当然だな」
PaP「しかし、第二回はPaasion全体の順位が低かったというのはれっきとした事実だ。それから目を背けてはいけないとも思う」
CuP「なるほどな。それでお前の思う反省ってなんだ?」
PaP「まず、このような結果になってしまったのは全てひとえに俺の責任であると言っていい」
CuP「と言うと?」
PaP「第一回でPassion大正義とか言われていい気になっていたのかもしれない」
PaP「そのせいで、愛梨をはじめとした多くのアイドルに悲しい思いをさせてしまった」
CuP「……」
PaP「ガチャやイベントでの露出をもっと増やしていれば、なんて何度後悔したか分からない」
CuP「……それを今言ってもどうにもならないさ。順位はあくまで順位でしかない、気にしすぎるのもよくない」
CuP「それにアイドル達だって自分の活動を振り返って多少なりとも反省したはずだ。お前は自分の責任ってことで片付けようとしてるが、そんなアイドル達の思いを切り捨てるのか?」
CuP「さっきお前が言ってたとおり、順位が全てじゃない。第二回はCoolのアイドルたちが頑張った、それだけだろ?」
PaP「……そうだな。すまない、ちょっと取り乱した」
PaP「さっきの発言はPとして適切でないな、忘れてくれ」
CuP「ああ。反省会はもっと冷静にやっていこう」
PaP「それじゃあ気を取り直して、反省会の続きだ」
PaP「まず、各属性の11位以下の人数を比較してみるとこうなっている」
Cu:8人
Co:15人
Pa:17人
PaP「11位以下は得票数が分からないというのがネックだが、Passionがそこに集中していたことに違いはない」
CuP「上位ばかりが注目されがちだが、こうして見るとやっぱりCoolはランカーがそもそも多いんだな」
PaP「ああ。そういう意味でもやっぱり第二回はCool無双だったと痛感するな」
PaP「話を戻すが、おそらくPassionは11位以下のランカーが多い分、票が割れてしまったのだと思う」
CuP「……ほう」
PaP「蘭子とアーニャの票数は十万票以上の差があるが、4位以下はそれほど大きな差はない」
PaP「よって11位以下も同様に接戦だったんじゃないか、というのが俺の予想だ。安易な希望的観測ではあるがな」
CuP「なるほどな。そう思うのも無理はないだろう」
CuP「ただしその考え方でも、まだ根本的な問題は残ってるよな?」
PaP「……ああ。票が割れたから、なんてのは所詮負け犬の遠吠えでしかない」
PaP「Coolのランカーがあれだけいる以上、総得票数はきっとCoolがダントツだろう」
PaP「そういった意味でも第二回はCoolが圧倒的だったことは否めない」
PaP「それに、数人のアイドルに票が集まったとしてもその分ランカーが少なくなるだろうし、一概にどちらがいいとは言えないな」
CuP「……耳に痛い話だ」
CuP「第二回のCuteは上位に何人か食い込んだが、全体的なランカー数が三属性で一番少ない」
PaP「そっちはそっちで別の問題を抱えてるわけか」
CuP「ああ。さらに言えば、第一回で圏外もしくは未登場だったアイドルのランクインが少ないというのも問題だ」
PaP「確かにCoolもPassionも、どちらも上位には新規アイドルがいる。ありすや奏、乃々、早苗さんに裕子も新規だがランクインしてるな」
CuP「第一回は30位までだったから31位以下は考えないとすると、圏外からランクアップしてきたのはまゆ一人ということもある」
CuP「CoPaに比べると、どうしても新規勢の勢いが気になってしまう」
PaP「しかしランキングの下がり幅が少ないというのも特徴的なんじゃないか?」
CuP「そうだな。根強い人気があると考えればありがたい話ではあるが……」
CuP「欲を言えば、新規アイドルにももっと光を当ててやりたいというのが本音だ」
PaP「まあそれはどのPもそう思ってることだろうさ」
PaP「それにCuteには美玲がいるじゃないか」
PaP「初登場してからすぐに総選挙が始まったにも関わらずランクインしたんだ、十分健闘したと思うぞ」
CuP「ああ、そこは俺もよく頑張ってくれたと思っている」
CuP「最近はCuteの新規勢も力をつけているからな。嬉しい限りだ」
CuP「第三回は近頃露出が多くなってきたこずえあたりがダークホースになるんじゃないかと思っている」
PaP「新規勢の話ならPassionも負けてないぞ」
PaP「ロリ枠では梨沙がいるし、バレンタインのアイプロでファンの心を掴んだ清美もいる」
CuP「古参アイドルが底力を見せるか、新規アイドルが勢いに乗っていくか」
PaP「それは今回の見所の一つになるだろうな」
CoP「面白い話をしてるじゃないか」
PaP・CuP「!」
PaP「CoP……!」
CoP「俺も混ぜてくれよ、P同士なのに仲間はずれは悲しいぜ」
PaP「……まあいいさ。聞かれて困る話ってわけでもない」
CoP「そう言ってくれると思ったよ。で、お題は第三回総選挙に向けてってとこかな?」
CuP「ああ、そうだ」
CoP「だったらやっぱり、またCoolの一強だろうな」
PaP「なんだと……!」
CuP「待て、落ち着くんだ」
CoP「新規アイドルの話をしてたみたいだが、それもCoolは抜かりない」
CoP「小学生の晴、中学生の飛鳥、外人(?)枠ライラ、着実にファンを獲得しているマキノに文香」
CoP「そして第二回ではランクインこそしなかったものの確かな実力を持つ、大和亜季」
CoP「層の厚さには自信アリだ」
PaP「クッ……!」
CuP「……お前の言うとおり、確かに層は厚いな」
CuP「だが、そこがお前の弱点でもあるぞ?」
CoP「……なんだと?」
CuP「第一回に比べ、Pの数もアイドルの数も格段に増えている」
CuP「個性溢れるアイドル達と、趣味嗜好の全く異なる多数のPたち」
PaP「……そうか。それだけ手を広げて、票割れを起こすんじゃないかってことか」
CoP「ふん。全体の得票数は属性で(おそらく)トップなんだ。多少割れたところでどうということはない」
CoP「それにCuP、お前が一番気になるのは1位……シンデレラの座だろう?」
CuP「ッ!」
CoP「第一回はPassionの十時、第二回はCoolの神崎。となれば第三回シンデレラにはなんとしてでもCuteのアイドルを輝かせたいはずだ」
CuP「……」
CoP「PaPも同様、神崎が連続でシンデレラになることは避けたいはず。望むは十時の返り咲きか?」
PaP「……」
CoP「まあPの数が増えたといっても、所詮はにわかPばかりだろう。その程度で神崎の1位は崩れないさ」
PaP「なっ!? お前、新人Pをそんな言い方するなんて――!」
CuP「やめろPaP。こいつの言うことは事実だ」
CuP「Pが増えたのは素直に嬉しい。しかしにわかと呼ばれるPがいるのも現実なんだ」
CuP「そしてそういったPたちの票は、あるところに流れやすい……」
CoP「そう、いわゆる新参ホイホイというやつだ」
CoP「広告やCMを見てPになり、そこまで情熱的にプロデュースするわけでもないため他のアイドルの魅力に気付きにくい」
PaP「結果として、CGプロの顔として大々的に宣伝されているところに票が流れるわけか……」
CoP「それが二代目シンデレラ・神崎蘭子というわけだな」
CoP「まあ本来ならNGの三人もその役目を担うはずなんだが……」
CoP「渋谷はいいとして、島村・本田が相手では張り合いがないな」
CuP「――テメェ!」
PaP「やめろCuP!」
CuP「なぜ止める! 自分の属性の代表がバカにされてんだぞ、悔しくないのか!」
PaP「悔しいに決まってるだろ! でもそれ以上に――」
PaP「俺は、自分の力の無さが悔しい……!」
PaP「未央に結果を伝えたときのことを思い出すと、今でも胸が張り裂けそうになる……」
〜〜〜
未央「ねえPさん! 総選挙の結果ってもうわかった?」
PaP「あ、ああ」
未央「ホントに!?」
PaP「えっと、未央の順位はだな……」
未央「私のことより、しまむーとしぶりんはどうだったの!?」
PaP「え?」
未央「だって二人とも第一回のこともあるし、順位が下がって落ち込んじゃってたりしたら嫌だなって……」
PaP「未央……」
PaP「――という結果だったぞ」
未央「そっか、しぶりんは一つ下がっちゃったか……。でも、トップ5に入るなんてやっぱりすごいことだよね!」
未央「しまむーも唯一順位キープするなんて、逆にすごくて笑っちゃうね!」クスクス
PaP「……そうだな」フフッ
未央「……それで、私はどうだった?」
PaP「未央は……残念だが、ランキングには……」
未央「……」
PaP「……未央、すまなかっt」
未央「――なーんだ、残念!」
PaP「え?」
未央「うーん、今回は50位まで発表ってことだったからちょっとは期待してたんだけどなー」
未央「でも、私は嬉しいんだよ? かわいいしまむーもカッコイイしぶりんもちゃんとランクインしてたんだし!」
PaP「未央……」
未央「NGの一員として、私ももっともーっと頑張っていかないとね!」
未央「二人に置いていかれないように、もっと頑張っ、て……」ポロ
未央「あ、あれ? おかしいなぁ、全然悲しくなんてないのに……」ポロ、ポロ
PaP「くっ……」
未央「Pさん、私ってそんなに魅力ないのかな……?」グスッ
〜〜〜
CuP・CoP「「そんなことない!」」
CuP「なにアイドル泣かせてんだよお前は! それでもPか!」
CoP「ちゃんと気遣ってあげたんだろうな!? 心の傷はそう簡単には治んねぇんだぞ!」
PaP「な、なんだよ急に!?」
CoP「なんだもクソもあるか! お前がへっぽこプロデューサーだからアイドルにそんなに悲しい思いさせたってことに怒ってんだ!」
CuP「そうだそうだ! なんであんな可愛くていい子をランクインさせられないんだよ!」
CoP「あーあー、これだからPaPは使えないんだよ!」
CuP「まったくだ!」
PaP「お前らキャラ変わりすぎだろ! 特にCoP!」
CoP「うっさい! CuとPaのアイドルのためにお前らを焚きつけてやろうと悪役演じてたのに、そんな話聞かされて落ち着いていられるか!」
CuP「ていうかPassionはあんなに可愛い子いっぱいいるのになんであんな結果になったのかね。あ、PaPがアホだからか」
PaP「なにおう!? Cuteだって相当だぞ! あんなにいい子ばっかりなのに1位取れない方が逆に不思議だわ!」
CoP「まあそういうな。へっぽこP同士仲良くしろよ」
CuP「そういうお前もだ! 第二回はアイドルのおかげでCoolが優勢で終わったからっていい気になりやがって!」
PaP「ちょっとでも順位下げてアイドルに悲しい思いさせてみろ、その場で八つ裂きにしてやるからな!」
ギャーギャー
ちひろ「……」コソッ
ちひろ「結局プロデューサーさんはみんな、アイドルたちが大好きなんですよ」
ちひろ「属性も順位も関係なく、好きなアイドルを好きなだけ応援しましょう。ね?」
おわり
17:30│モバマス