2016年03月27日

モバP「泰葉のハイライトが凄いことになった」

P「〜♪」カタタン



ちひろ「えらいゴキゲンですね」



P「でしょう? 分かります?」





ちひろ「うわちょっとうざい」



P「いやあもう聞いてくれます? 最近の泰葉のまあ明るいことですよ」



ちひろ「ははあ、要は惚気たくて仕方ないと」



P「なんですちひろさん冷たいですね。まあいいや。この間も勝利するたびに『やったやった!』なんてはしゃいじゃったりして」



ちひろ「まあ確かに随分変わりましたね」



P「で、ふと思ったんですけど」



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P「これどっかで反動来るんじゃあないかと……」



ちひろ「急になんですか」



P「いや、もう……ちょっとキラッキラし過ぎでしょうよ……逆にちょっと大丈夫ですかね……」



ちひろ「最低か!! 素直に受け止めなさいそこは!」



P「いや、分かってますよ、分かってますが……」



ちひろ「信頼の証でしょうよ。ほらもう、そんなロクでもない心配してないでとっとと仕事片してしまいますよ」



P「はいはい……」



ちひろ「はいは一回!」

P「――で、ちひろさんは先に上がりですか」



ちひろ「Pさんだって本腰入れたらすぐ終わるでしょ。残業代払いたくないんで早く」



P「残業代ちゃんと出てんスね」



ちひろ「自分の給金くらい把握しておいてくださいよ。私がただ搾り取るだけだと思ってるんですか」



P「もうずっとそれどころじゃなくてねえ」



ちひろ「まったく、そんな調子でまともに生活出来てるんだか……」



ちひろ「それじゃ、お疲れさまです。お先です」



P「ウス……」

P「さて、と……俺も今日は早めに帰れるかな」



P「……ん? コーヒー?」



P「ちひろさん、いつの間に……。あの人結構いいところあるな……」ゴクゴク



P「うしっ! そんじゃ頑張りますか!」



P「こっちの企画書の――」





P「あれ……コーヒー入ったばかりなのに……」







P「……」









P「な……んか……」











P「あ――――――」























P「――――――――」















おはようございます、Pさん



よく眠れたみたいですね



ふふっ、よかった



……?



どうしたんですか?



いやだ、何を言ってるんですか



あれから家に帰ってきたんじゃないですか



だから



ここはPさんの家じゃないですか



今日から、Pさんの家はここなんです







やった、やっと名前呼んでくれましたね



はいっ



ここですよ



貴方の泰葉は、ここにいますよ



あれ



どうしたんですか



そうですか



きっと、よほど疲れが溜まってたんでしょうね



動けないようならもうしばらくお休みになった方がいいと思います



大丈夫ですよ



私がそばで



きちんと見守っててあげますから



ねっ



膝枕がいいですか



それとも腕ですか



Pさんのご期待に応えます



必ず



絶対



さあ、どうぞ



あれ



ふふっ、おかしなPさん



だから



ここがお家じゃないですか



お帰りなさい



ふふっ



ああ



それともお腹が空いたんでしょうか



もうそんな時間ですね



いえいえ



Pさんは時間なんて気にしないでください



気にしちゃいけないんです



時間に追われても、つらいだけだと思いますから



Pさんはここで



ずっと



おやすみしていましょうね





ずっと







ごはん、すぐ用意しますね



ちょっとだけ待っててもらえますか



大丈夫ですよ、心配はいりません



一生懸命練習しましたから



Pさんは分かってくれますもんね



私は一度やると決めたら



絶対



絶対



やり通すってこと







Pさんの好きなもの、たくさん作ってあげますね



きっちり調べたんですよ



任せてください



でも



Pさんの体に何かあってはいけませんから



バランスも考えないといけませんね



安心してください



苦手なものも



調べましたから





全て



あれ



お腹が空いたわけではないんですか



そうですか



ではもう少しあとにしましょうか



いえ、時間なんて気にしなくていいんですよ



さっき



一度



言いましたよね



どうしたんですか、そんなに怯えて



かわいそう



ずっと時間に追われてきたから、どうしていいか分からないんですね



何も分からなくてこわいですよね



私も、その気持ちは



痛いほど



分かりますから



大丈夫ですよ



これからは



私が



守ってあげますからね



ふふっ、不思議な縁ですね



Pさんが頑張ったから、私がここにいるんです



だから私が



もう頑張らなくていいようにしてあげられるんです



もう



大丈夫ですからね



ごめんなさい



こうするまでに



随分



時間がかかってしまいましたね



ごめんなさい



ごめんなさい





ごめんなさい



でも、よかった



Pさんが壊れちゃう前に間に合って



もう何も心配ありません



私、小さい頃からたくさん貯金してきてますから



知ってますよね



それに



これからも大丈夫ですよね



Pさんがいるから



あれ



ああ、いえ



Pさんが仕事のために頑張るのが大好きだってことは知ってますから



もちろん



だから、これからもプロデュースはできますよ



ただ



たまにはお休みしないと



ふふっ



そう教えてくれたのも貴方でしたね



ここなら、怖い人は来ませんよ



誰も入って来れないようにしてますから



ここには美味しいご飯もあたたかい布団もありますよ



それに



私もいます



ゆっくりお休みできるように



必要なもの



全て



用意しますからね







それと



Pさんの大好きなお仕事なんですけど



また、Pさんの負担になってはいけませんよね



そこで考えてみたんですけど



担当する子が



多すぎるのがいけないんですよね



間違いありません



さて





どうしましょうか



いえ



今はお仕事の話はよしましょうか



Pさんは私に甘えていてください



そうしましょう



これまで私がたくさん甘えさせてもらいましたから



その分お返ししなきゃ



ふふっ



全て返しきることなんてできるんでしょうかね



一生かかっても

おしまい







12:30│岡崎泰葉 
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