2016年03月31日

みく「部屋に戻ったら謎のダンボールが置いてあった」




みく「・・・・・・開けたくないな」



みく「開けなきゃいけないんだろうなぁ」





みく(ガサゴソ)













みく、大変よ。この女子寮に恐ろしい殺人鬼、いや、猫アイドルのみを狙う殺にゃん鬼が忍び込んでいるわ。



私たちもいつ危険が及ぶかわからないわ。でもなぜか貴女は狙われないらしい。



だからこの同封している地図の順に見回って欲しいの。



みんなを守れるのは貴女だけよ。頼んだわ。



もし本当にどうしようもないピンチが訪れたら一緒に入れてあるこのスイッチを押しなさい。



それじゃあ本当に頼んだわよ。来なかったら引くほど泣くわよ。



大の大人がここまで泣くかってくらい泣くわよ。

  

                                    高峯のあ











みく「・・・・・・行きたくねぇ〜・・・」



みく「でも行かなきゃのあにゃん号泣するんでしょ?」



みく「いやそれはそれで見たいけどさ」



みく「行くか。はぁ・・・」









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みく「さて、1番の部屋に来たけどここアーにゃんの部屋じゃん」



みく「大方アーにゃん倒れてるんだろうな・・・」



みく「アーにゃーん!入るよー!」(ガチャ)







アーニャ「ゴフッ!グハァ!」(吐血)



みく「想像以上だったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」



みく「アーにゃん!!どうしたの!!なにされたの!!!」



アーニャ「みく・・・私は、もうダメです。」



みく「色々疑問が晴れないけどピンチなことだけは分かるにゃ!!!気を確かに!!」



アーニャ「あの殺にゃん鬼に、やられました・・・撲殺です・・・」



みく「撲殺!?物騒にゃ!!メチャクチャ物騒にゃ!!どこを!?何で!?何されたの!!??」



アーニャ「アー、足ツボされました。」



みく「・・・はい?」









アーニャ「足ツボ・・・凄く、痛かったです。私の足の裏、ありますか・・・?」



みく「あるよ!!どれだけ痛い足つぼでも足の裏は無くならないよ!!!」



みく「更に言うと撲殺なのそれ!?というかどこに吐血する要素があったの!?」



アーニャ「足を・・・銃で撃たれたかと思いました・・・」



みく「相当痛かったのかにゃ!?」



アーニャ「リンパが、凄く滞ってるって・・・」







みく「というかそもそもの疑問だけど誰にやられたんだにゃ?」



アーニャ「あれは・・・とても恐ろしい殺にゃん鬼です・・・」



みく「うんうん、それで?」



アーニャ「銀髪のクールビューティーで、アー(チラッ)激カワ美女の殺にゃん鬼の正体は・・・うっ。」(ガクッ)



みく「・・・・・・・・・言わされてるやん。途中カンペ見たし・・・」



みく「えー・・・アーにゃん死んじゃったよ・・・なんなのこれ・・・」



みく「これ、もう次の部屋行って良いのかにゃ・・・」



アーニャ「いいですよ」



みく「死体が喋るんじゃない」









みく「さて、2番の部屋に来たけど・・・ゆきにゃんの部屋か・・・」



みく「年少組まで巻き込んでるのかにゃ・・・」



みく「ゆきにゃーん、入るにゃー。」(ガチャ)



雪美「・・・・・・」(バタン)



みく「今気付かず慌てて倒れたにゃ・・・」



雪美「みく・・・・・・私もやられた・・・」



みく「そ、そうかにゃ・・・何をされたのにゃ?」



雪美「毒・・・」



みく「毒殺!!」







雪美「美味しかったけど・・・口の中が・・・痛い・・・」



みく「無理するから・・・」



雪美「私はもう・・・ダメ・・・早くほかの人を・・・助けてあげて・・・ガクッ」



みく「ゆきにゃんも逝ってしまった・・・」



みく「次の部屋に行かなきゃなのかにゃー・・・今度ゆきにゃんに辛すぎない明太子買ってこよう。」



雪美「やったー」



みく「死体が喋るんじゃない」









みく「3番の部屋・・・友紀チャンの部屋かー・・・ここまでで一番危ないなー・・・」



みく「というか友紀ちゃんのキャッツは意味が違うにゃ」



みく「友紀ちゃーん入るよー」(ガチャ)



みく「・・・・・・」



友紀「グゴーー!ズゴー!!」



みく「・・・・・・」



友紀「ズガー!ゴガー!!」



みく(爆睡してる・・・)











友紀「ズバー!ゴアー!!」



みく(この大量のビールの空き缶・・・)



友紀「ンガー!グアー!!」



みく(よく見たら「きゃっつ」って書いた猫耳つけてる・・・ちょっと欲しいのが腹立つ・・・)



みく「これは・・・・・・溺死かぁ・・・」



友紀「グオー!ガガー!!」



みく「次に行くか・・・」









みく「さあ4番の部屋。もうなんか慣れて来たにゃ。」



みく「はい、はるにゃんの部屋です。メガネが割られて死ぬに10000ペリカ。」



みく「はるにゃーーん。入るよー。」









春菜「いやああああ!!!!私のメガネがあああああ!!!!!」



みく「はい正解ー。」



春菜「コレクション全部並び変えられてるーーー!!!!」



みく「はい不正解ー。」



春菜「いやああああああああああああああ!!!!!!!!!」



みく「はるにゃん!はるにゃん!!帰っておいで!!意識取り戻して!!」



春菜「カラーごとに並び替えられてるーーー!!!」



みく「わかったから!!!わかったから!!!!!」



春菜「筒状に虹色に並べられてるーーーーー!!!!!!」



みく「色相環!!!」











春菜「いやああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」



みく「色相環の何がはるにゃんをここまでさせる!!??」



春菜「ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」(バタッ)



みく「し、死んだあああああ!!!!!」



春菜「」



みく「えっと・・・」



春菜「」



みく「・・・・・・」



春菜「」



みく「・・・・・・・・・・・・何死だよ!!!!!!!!!!



春菜「ショック死です」



みく「死体が喋るんじゃない」









みく「はい、5番の部屋は志希にゃんかあ・・・・・・一番怖いにゃこれ。」



みく「何飲んだの・・・下手すりゃ何か飲まされるまである・・・」



みく「志希にゃーん、入るにゃー。」(ガチャ)



志希(ハスハス、ハスハス)



みく「Pチャンのシャツ嗅いでるーーーー!!!!そっちかーーーー!!!」



志希「にゃはは〜たまらないね〜!」(トローン)



みく「このご時世だから!!!その顔は危ないから!!」



志希「にゃは〜にゃは、にゃははぁ〜」



みく「こ、怖ええええええええええ!!!!!!!!!!」











志希「にゃははあー・・・はぁ、はぁ、うっ!」(バタン)



みく「中毒死だあああああああああああ!!!!!!!」



志希「」



みく「あのね、ここまでで一番何て反応して良いか分からなかった。」



志希「」



みく「はあ、地図の番号全部回ったけどどうすれば良いのこれ」



志希「屋上行って〜」



みく「死体が喋るんじゃない」









みく「はあ、じゃあみくは屋上行くから、後でちゃんとそれ返すんだよ・・・」(ガタッ)



みく「え・・・?あっちの扉から物音・・・?しきにゃんは後ろで倒れてるし・・・誰?」



みく「・・・・・・開けてみるかにゃ・・・」(ガチャ)











凛「ハスハスクンカクンカペロペロモグモグムシャムシャクンカハスペロムシャムシャモグペロハスペロムシャムシャモグモグハスモグクンカモグハスペロムシャモグモグモグモグムシャムシャムシャムシャ」











みく「・・・・・・」(バタン)



みく「・・・・・・」



みく「アイツ犬だろ・・・」







みく「はい、女子寮の屋上です。サーテダレガイルンデショウネー」(ガチャ)



のあ「よくぞここまでたどり着いたわね。」



みく「知ってた。」



のあ「ここまでたどり着いた上に正体まで見破るとは、さすが私のライバルね。」



みく「ライバルて。殺にゃん鬼のライバルを持った覚えはないにゃ。」



のあ「でも今回はここでおさらばよ。」(ハングライダーバサッ!)



みく「えー・・・・・・」







のあ「さらば我がライバル。またあいましょう。」(離陸)



みく「・・・・・・」



みく「・・・・・・」(スイッチを取り出す)



みく「・・・・・・」(ポチッ)

























チュドーーーーーーーン!!!!!!













     _人人人人人_

     > 大爆死 <

      ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

















みく「・・・部屋に帰ろう。」











みく「はぁ・・・なんだったの今日は。」(ガチャ)







テーテテーテテテテーテテーテテテテーテーテーテッテッテッテー♪



みく「!?」









春菜「えー本日は高峯一座特別講演、「闇に紛れし殺にゃん鬼」ご来場いただき誠にありがとうございました〜」



留美「ブラボー!!」



穂乃香「最高ー!!



みく「ええー・・・増えてる・・・」



春菜「それでは出演キャストの皆様にご登場いただきます。」



みく「・・・・・・」



春菜「まずは被害者役!アナスタシアーー!!」



アーニャ「ありがとうございましたー!」



留美「ヒューヒュー!」



みく「・・・・・・」



春菜「そして被害者役!佐城雪美ー!!」



雪美「楽しかった・・・・・・」



穂乃香「カワイイー!!」



みく「・・・・・・」



春菜「そして被害者役!姫川友紀ー!!は、体調不良のため残念ながらカーテンコールには欠席です。」



留美「なら仕方ないー!!」



みく「・・・・・・酔いつぶれただけでしょ」









春菜「続いて被害者役!一ノ瀬志希ー!!」



志希「にゃは〜ありがとー!」



穂乃香「美人ー!!」



みく「・・・・・・」



春菜「そして被害者役兼進行は私、上条春菜です!」



留美「メガネー!!」



穂乃香「メガネー!!」



みく「・・・・・・それ褒めてるのかにゃ?」



春菜「そして最後はー!!皆さんお待ちかね!!主演で監督で座長!高峯ーーーーのあーーーー!!!!」



のあ「今日はありがとう。最高の講演になったわ。」



留美「キャー!のあさーん!!」



穂乃香「最高ー!!高峯一座最高ーー!!」







春菜「そして何と今日はー・・・」(パチッ)



のあ「あら?停電かしら?」



(パッ!)



アーニャ「ハッピーバースデーです、座長。」(ケーキ持ってくる)



のあ「あっ・・・そう、今日は私の誕生日だったわね・・・」



志希「おめでとう座長ー!」



雪美「おめでとう」



穂乃香「おめでとうー!」



留美「おめでとうー!」



みく「・・・・・・」









ハッピーバースデートゥーユー!

ハッピーバースデートゥーユー!

ハッピーバースデーディーアーのーあー!!

ハッピーバースデートゥーユー!









一同「たーかーみね!たーかーみね!たーかーみね!たーかーみね!」



みく「・・・・・・」







みく「・・・・・・」



みく「・・・・・・」



みく「・・・・・・」



みく「・・・・・・」



みく「・・・・・・」



みく「・・・・・・」(ポチッ)































チュドーーーーーーーン!!!!!!















     _人人人人人_

     > 大爆死 <

      ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄





















     _人人人人人_

     > おわり <

      ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄













おまけ



みく「あの。気になってるんだけど凛チャンは?」



のあ「あれはただのプライベートよ。」



みく「プライベート!!!!!」















     _人人人人人_

     > おしり <

      ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄





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