2016年06月08日

時子「は だ かーになっちゃお かなー」モバP「ブヒブヒ!」

モバマスSSです

人によっては不快な描写があるかもしれません









SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1464927049



モバP「やっぱりブームが去っても、俺はクロワッサンドーナツは好きだな」



法子「そうだよね、このサクサク…やっぱりドーナツはすごいよ」



ちひろ「二人ともまたドーナツばっかり食べて……」



モバP「いや、これから大仕事が入ってるんで、ドーナツ食べてエネルギーを補充してるんですよ」



ちひろ「大仕事?今日って大きな外回りの予定ありましたっけ?」



モバP「いや、時子に新しいプロジェクトの話をするんです」



法子「時子さんに?へー、新しいドーナツショップの一日店長とか?」



モバP「いやいや、さすがにそれは……」

ちひろ「それで何のプロジェクトですか?」



モバP「いや、ちひろさんには前に話したでしょ。NG-EVOLUTIONの件ですよ?」



法子「?」



モバP「EVOLUTIONは、進化とかの意味があって、まぁコンセプトとしては色んな年代のアイドルを色んな形で見てもらおうってものだ」



ちひろ「ああー、例の。大人組みと子ども組みを組ませて、他ユニットのカバーとかするっていう」



モバP「そうそう。それでPaからの候補の一つを時子にしようかと」



ちひろ「おもしろそうですねー」



法子「へー……今誰が参加してるんですか?」



モバP「全部は言えないが……そうだな、このグループは映像もあるし、見てみようか……」









礼子「オーライクァ オーレンジ サーファイア」



ありす・雪美「パッション☆」

ちひろ「」



法子「わぁー、かわいいね」



モバP「いやいやちひろさん、これいっしょにPV見ましょうよ」



ちひろ「えー……あ、でも意外と……というか普通にクオリティ高いですねー」



モバP「そうなんですよー!! ありすも雪美も元気いっぱい!!ってかんじですごいいいと思うんですよねー」



ちひろ「でも礼子さん……いや、他意はないんですよ?ダンスもキレキレだし、いいと思うんですけど、何というか……」



モバP「セクシーですね」



ちひろ「はい……青少年には目の毒になりそうな気が」



ドア「ガチャ」



ちひろ「あ、時子ちゃ……様、お疲れ様です」



時子「……わざわざ事務所に呼びつけて何の用かしら?」



法子「あ、時子さんもドーナツ食べる?今日はクロワッサンドーナツもあるよー?」



モバP「実は時子様に新しいお仕事の件でお願いがございまして」



時子「聞いてあげるから早く話しなさい」



モバP「ありがたき幸せ」

時子「……まぁ退屈凌ぎにはなるわね。それでこの私の曲や仕える下僕はどうなっているのかしら?」



モバP「実は時子様のご意見を拝聴しようと……」



時子「アァン? まったく使えない豚ね……そんなにお仕置きがほしいのかしら?」



モバP「申し訳ございません。それではこちらで進めさせていただき、きまり次第報告いたします」



時子「フン!……まぁそれで許してあげるわ。もしつまらない場合は分かっているわね?クックック」



モバP「ブヒー!!」



法子「ドーナツ食べないの……?」



時子「時間がないから一つだけよこしなさい」



法子「!!じゃあ、うーん……これ!!」



ちひろ(何だかんだで食べてあげるあたり、優しいのよね)

モバP「と、いうわけで選曲、組ませる相手を一任されたんですが……何か案ありませんか?」



ちひろ「それを考えるのがプロデューサーさんの役目じゃないですか!!」



法子「それって私にもできるの?」



モバP「ああ。子ども組みは小、中学生までにしてるから……時子と一緒にやってみるか?」



法子「やりますー!!」



モバP「じゃあとりあえず、法子と……いや、二人でもいいかもな。それに選曲……意外なところを見せたいが」



ちひろ「はいっ、時子ちゃんがかわいい曲とか歌ってるのがみてみたいです!!」



モバP「あ、それは俺も思ってました。普段のイメージとギャップとかあると思うし、いいですよね」



法子「えー、時子さん普段からかわいいけどなぁ」



モバP「俺らはそれがわかるけど、音声や映像だけだと伝わりにくいだろ?それをお手伝いしてやるのさ」



法子「なるほどー。ドーナツも写真で見るより、食べてみたほうがいいのと同じだね!!」



モバP「よしっ、そうと決まれば曲だが……」

法子「うん、絶対いいと思う!!私も時子さんもあまーくておいしく歌いますね☆」



ちひろ「……私は聞いてみたいけど、これ……プロデューサーさん大丈夫ですか?」



モバP「……収録まで逃げ切れば、どうにかなるはず!!そのあとはお仕置きされますが……まぁご褒美と思って」



ちひろ「……」



モバP「ちょ、引かないでくださいよ!!じゃあCDやら一式を準備して、法子に渡してもらい……レッスンはトレーナーさんにお願いして…」



法子「これを時子さんに渡せばいいのー?じゃあ明日ドーナツといっしょにもっていこ!!」



ちひろ「トレーナーさん……あなたのことは忘れません」

……その後



ドア「バァーーーン!!」



時子「ちひろ!!豚はどこかしら!?」



ちひろ「あ、おはようございます。プロデューサーさんは今日から大分の撮影に同行してて……」



時子「この私にあんな曲を、しかも法子とさせるなんて……見つけたら一から躾け直してあげるわ」





……………



ドア「バァーーーン!!」



時子「ちひろ!!豚はどこかしら!?」



ちひろ「あ、おはようございます。プロデューサーさんは今朝から北海道の撮影に同行してて……」



時子「クックック この私から逃げているわね?……いいわ、帰ってきたら地獄を見せてあげるわ

……そして収録の日がやってきた



時子「は だ かーになっちゃおっかなー」



モバP「ブヒブヒ!」



スタッフ「ブヒブヒ!っと……それにしてもモバP殿、お手柄ですな」



モバP「お任せあれ!!それにしても時子のレコーディングを生で見れるとは」



スタッフ「もともと5人で歌ってるのをほとんど一人って大変ですけどね」



モバP「まぁ時子ならどうにかしてくれるかなぁ、と。法子もいますし」



時子「女の子なんです じゃんじゃん」



スタッフ「なごり惜しいですが……ここまでですね」



モバP「はい……あなたのことは忘れません!!ではっ!!」



ピシィーーーーーーーーン!!



モバP「えっ?」



時子「あらぁ、久しぶりねぇ?」



モバP「と、時子……これは……あのー」



時子「時子さまよ、豚が…」ピシィ!!



モバP「ブヒィ!」

……事務所



モバP(縛って天井から吊り下げられー)



比奈「お疲れ様……って何してるんっスか?」



モバP「……みなまで聞くな」



比奈「……ほどほどにしといたほうがいいと思うっス」



モバP「年少組みとかのやばい面子がこないといいなぁ……」



比奈「あ、借りてた新刊、読み終わったんで返す……いや、机の上に置いておくっス」



モバP「ああ、おもしろかっただろ?……新刊!?ティンときた!!」

モバP「というわけで、大好評についイベントを開催することになりました」



ありす「それはこの前のユニットでライブをするということですか?」



モバP「ああ。もう日程も会場もほぼ決定していて、後はみんなの気持ちしだいだ」



雪美「……うん。……大丈夫。……やる…。」



菜々「なんでナナも呼ばれてるんですか?」



モバP「ああ、菜々さんは最後にシークレットで『ススメオトナ〜ウサミンパレード〜』をしてもらおうかと」



菜々「何ですか、その悪意のある曲名は!!ナナは17歳ですからね!!」



モバP「……でも、注目度抜群のイベントで、ソロですよ?しないなら川島さんあたりにでも……」



菜々「やりまーす!!キャハ☆」



時子「……」



法子「おもしろそうーそれって私たちも出るんですかー?」



モバP「ああ、もちろんだ。よろしいですか、時子様?」



時子「フン!まぁいいわ。その代わり……終わったら分かっているかしら?」

……当日



モバP「よし、もうすぐライブ開始だ。みんな、しっかりな!!」





時子「あなたいつまでドーナツなんて食べてるの?」



法子「えへへ、これさっきスタッフさんからもらったんだー。がんばってくださいって。時子さんも食べよ?」モグモグ



時子「何で今……」



法子「食べないの?せっかくスタッフさんが……」



時子「じゃあ一つよこしなさい」



法子「やったー。じゃあ、うーんこのキャラメル味にしよ!!」



時子「ふん……」パクパク





スタッフ「ニヤリ」



…………………



時子・法子「女の子なんです じゃんじゃん」



オオォオオオーー!!トキコサマー!!ブヒブヒィー!!ノリコチャーン、カワイイヨー!ハダカニナッチャッテー!ブヒー!!



時子(何かしら……体が火照って熱いわね。会場の豚どもが暑苦しいせいかしら?)



客A「もうがまんできねぇ!!」



客B「俺もだ!!」



客C「ブヒィ!」



時子「!? 豚の分際で何私のステージに上がってきてるのかしら?躾が必要かしら?クックック」



スタッフ「ふん、果たして豚はどっちかなぁ?」



時子「……今ならまだ許してあげるわ。今すぐ這いつくばって、みじめに許しを請いなさい」



スタッフ「ふふっ、あれを見てもそんなことが言えるのかな?」



時子「何っ!?」

客A「ほらほら、どこがトロトロトロピカルなんだぁ?」



礼子「くっ、離しなさい!!」



客B「ほーら、おじさんにもとびきりの時間を届けてねー?」



ありす「いやです、こんな……こんな!!」



客C「さぁ法子ちゃん、おじさんといっしょにドーナツ食べましょうねー?」



法子「ふぁー?」



スタッフ「ふっふっふ、抵抗しても無駄なことは分かりましたね?さぁみなさん、いっしょに楽しみましょう!!」



時子「離れなさい、いやっ、近寄らないでこの豚……いやっーーーーーー!!」

……………………



モバP「みたいなのはどうかな?」



比奈「……生もの、しかも自分の担当アイドルとか……業が深すぎっス」



モバP「よーし、漲ってきたぞー!!今日は徹夜でネームを書いて……」



比奈「あっ」



時子「お仕置きの最中なのに……楽しそうね、豚?」



モバP「あっ、時子様、おはようございます!!お仕置きはこの豚にとって何よりのご褒美で」



ピシィーーーーーーーーン!!



モバP「ブヒィ!」



時子「さっき比奈と話してたのが聞こえたんだけれど……分かっているわね?」





おわり





08:30│財前時子 
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