2016年08月16日

モバP「幸子が腹を見せてくる」

幸子「……」ドヤァ



モバP「……」



モバP(仕事が一息ついて休憩してた頃、幸子がやって来たかと思うとおもむろに上着をめくり、自分の腹を見せてきた)





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1471000908



幸子「……」ドヤァァァァ



モバP(しかも、すっごいドヤ顔)



モバP(……なんだこれ。幸子は、いったい何を思って俺に腹を見せてきてるんだ? 幸い、今事務所には俺と幸子しか居ないので、幸子のはしたない姿を誰にも見せる事はない)



モバP「なぁ、幸子……(だが、だからといって年頃の女の子がお腹を出していい理由にはならない)」



幸子「‼ なんでしょうか、プロデューサーさん!」



モバP(うっわ、なんかすごい良い笑顔。可愛い。ていうか、さっきから見せてきてるお腹もスベスベしてそうで正直撫でたい)

モバP「ええとな、その……どうしていきなり腹なんか見せてきてるのかなぁって思ってな? ほら、お前も女の子なんだから、簡単にそんなことしちゃダメだぞ」



幸子「でも、プロデューサーさん。仕事で水着になったり露出の高い服着るとお腹見せるじゃないですか」



モバP「いや、確かにそうなんだけど、あくまでそれは仕事なわけだ。だが、今は俺とお前の二人きり。そういう事をする理由は無いと思うのだがどうだろうか」



幸子「……っ!」



モバP(俺の言葉を聞いた幸子は、なんだかものすごくショックを受けた顔をしている)



幸子「プロデューサーさんは……ボクが可愛くないんですね!」



モバP「まて、なぜそうなる。幸子は充分可愛いし、俺はいつも幸子の可愛さにやられてるんだぞ?」



幸子「ぅえ? ほ、本当ですか? もー、しょうがないですねぇ!」フフーン



モバP(ちょろ可愛い)

幸子「って、違います!そうじゃないです!」プンスコ



モバP「違うって何が違うんだ?」



幸子「ほら! ボクのお腹綺麗でしょう!思わず頬ずりしたくなるでしょう!」ペローン



モバP「いやまぁ、確かに綺麗ではあるが……幸子、いったい何が言いたいんだ?」



幸子「腹パンしたくなるでしょう!?」



モバP「Oh……」



幸子「さぁ、プロデューサーさん!ボクの可愛らしいお腹に、さぁ!」



モバP「なぁ、幸子さんや。腹パンの意味は知ってるのか?」



幸子「知りません!」ドヤァ



モバP「えぇ……」

モバP「えーとな? まず、その腹パンってのは誰から聞いた?」



幸子「杏さんから、ネットでSSというの見せてもらったのですが、そこでボクを題材にしたSSで腹パンっていうのがあったんです。なんでも、ボクが可愛いから腹パンをするとかなんとか」



モバP「よーし、杏にはきらりんルーム行きだな」



幸子「というわけで、さぁ! 腹パンというからにはお腹に何かするのんですよね?」



モバP「あー、幸子さん。腹パンというのはだね」ゴニョゴニョ



幸子「……ぷ、プロデューサーさんの人でなし!鬼!悪魔!ちひろ!」ガグブル

モバP「幸子!」



幸子「ひぃ!? な、なんですか……?」



モバP「鬼や悪魔に失礼だろ。謝りなさい」



幸子「た、確かにそうですね……僕としたことが取り乱してしまいました……すみません」



モバP「分かればよろしい。それで、腹パンの事だが」



幸子「さ、させませんよ!」サッ



モバP「しないしない」

幸子「本当ですね?信じますよ?」



モバP「俺が今までに嘘ついたことあるか?」



幸子「それ、デートを二桁ほど仕事ですっぽかしてる人が言いますか?」



モバP「お前を信じる俺を信じろ!」



幸子「思わずキュンと来るようなカッコいいセリフを言ってもダメです」



モバP「……まぁいい。とりあえず、だ。腹パンの意味も分かったし、もうこれでむやみやたらに腹を出したり、腹パンしろだなんて言うなよ?」



幸子「わ、わかりました。ボクも痛いの嫌ですからね」

モバP「そもそもだ。意味が分からなかったにせよ、なんで幸子は腹パンをされたがったんだ?」



幸子「……言わなきゃダメですか?」



モバP「俺をびっくりさせた罰だから言いなさい」



幸子「…………ぷ、プロデューサーさんが、最近ボクにかまってくれなかったので、寂しくてその……。ボ、ボクのキュートなお腹を見せれば、そっけないプロデューサーさんもかまってくれるかなって……」



モバP「さ、幸子おおおおおおぉぉぉぉ!」ギュウッ



幸子「ひゃあああああ////」

モバP「ごめんなぁ、幸子。最近、仕事がアホみたいに忙しくて構ってやれなかったんだよぉ! そんなに寂しかったんだな!」ナデナデナデナデ



幸子「プロデューサーしゃん!そ、そんなにお腹撫でないでください!く、くすぐったいです!///」



モバP「お、おお……悪い悪い。幸子の健気な可愛さを見たら、つい我を失ってしまった」



幸子「もう、プロデューサーさんは仕方ない人ですねぇ! これもボクが可愛すぎるせいですね!」



モバP「ああ、幸子はすごく可愛いぞ! 自慢のアイドルだ!」



幸子「うえへへぇ///」テレテレ

モバP「よし、幸子!今からデートに行こう!確か、今日はもうオフだったろ?」



幸子「デート、ですか? でも、プロデューサーさんの仕事は?」



モバP「そんなもん明日だ明日!最悪、ちひろさんに全部丸投g」ポン



ちひろ「……」



モバP「」



ちひろ「仕事しろ?な?」



モバP「……はい」



幸子(ち、ちひろさんの顔が全力で寒中水泳した金剛力士像みたいな顔をしています……っ)ガクガクブルブル

幸子(その後、プロデューサーさんは全力で仕事を終え、カワイイボクと無事にデートすることができました)



幸子(ちなみに、杏さんは宣言通りきらりんルームに強制収容され、出てきた時には週八日の勤務を希望するようになってました)



モバP「なぁ、幸子」



幸子「なんでしょうか、プロデューサーさん」



モバP「これからも一緒に頑張ろうな!」



幸子「はい!」





おわり



17:30│輿水幸子 
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