2016年09月06日

鷹富士茄子「暑いですねー♪」ギュー

P「なら抱きつくのをやめればいいだろ」



茄子「それは無理です。今はPさん分を補給しているところなので」



P「なんだよそれ……」





茄子「私の活動に必須の栄養分?」



P「栄養なのかよ……抱きついて摂取できる栄養ってなんだよ……」



茄子「それは『私を食べて?』ってことですか?」



P「違う」



茄子「ちぇー」







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P「……普通逆じゃないか?」



茄子「何がですか?」



P「『私を食べて』……的なの」



茄子「それじゃあ……Pさん、私のことを、食べて下さい♪」



P「食べない」



茄子「えー……Pさんが逆って言ったから言ったのに……」



P「そういう意味じゃない……」



茄子「じゃあどういう意味なんですか」プンプン



P「なんで怒ってるんだよ……」



茄子「Pさんが紛らわしいことを言うからです。ぷんぷん」



P「口で言ってるし……」





茄子「それにしても、暑いですね、Pさん」ギュー



P「なんで抱きつく力強くなってるんだよ……あと、暑いなら離れろって言ってるだろ」



茄子「それならPさんが振り払えばいいじゃないですかー」



P「……俺は暑いとは言ってない」



茄子「……ふふっ」



P「なんだよ」



茄子「いえ、かわいいなー♪ って」





P「……俺の方が歳上なんだが」



茄子「かわいいに年齢は関係ないですから♪」



P「お、その台詞良いな。何かに使えそうだ」



茄子「使っちゃいますか? 私の考えたフレーズだからご利益ありますよー?」



P「自分で言うのかよ……まあ、考えとく」



茄子「Pさんと私が二人でつくったもの……これはもう二人の子どもなのでは?」



P「違うだろ」



茄子「違いますかねー」



P「……なあ、茄子」



茄子「なんですか? Pさん」



P「胸が思い切り当たってるとかは突っ込むべきなのか?」



茄子「嬉しくないですかー?」



P「わかってたのかよ……嬉しいけど」



茄子「Pさんが嬉しいと私も嬉しいです♪ かこっぱいを堪能あれー」



P「かこっぱいとか言うなよ……」



茄子「えっちでしたか?」



P「ノーコメント」



茄子「むらむらしました?」



P「ノーコメントだって言ってるだろ」



茄子「私のおっぱいで興奮しちゃいました?」



P「しつこい!」



茄子「……実は、少し、恥ずかしかったり」



P「……今のがいちばん効いた」



茄子「つまり、興奮した?」



P「だーかーらー!」





――



P「……なんか、飲み物ほしくなってきたな」



茄子「あ、私も欲しいです」



P「取ってこいって?」



茄子「いえ、私もついていきますよ?」



P「そうか。じゃあ、ちょっと取りに行くか」



茄子「はい」



P「……」



茄子「……?」ギュー



P「……え? このまま?」



茄子「Pさんから一時も離れたくないので」



P「歩きにくいんだが……」



茄子「Pさんなら大丈夫です。ファイトです!」



P「なんで応援……まあ、いいや。行くか」



茄子「……ここで折れてくれるPさんのこと、私は好きですよ♪」



P「……ノーコメント」



茄子「はーい♪」





――



P「……なんか、暇だな」



茄子「私はPさんに抱きつけて幸せです♪」



P「そういうことを言うのは卑怯だと思うんだが」



茄子「Pさんは幸せじゃないんですかー?」



P「……幸せだけど」



茄子「それなら、いいじゃないですかー♪ たまにはこんな時間も必要ですよー」



P「……まあ、それは否定しないけどな」



茄子「……でも、そんなに暇なら」



P「ん?」



茄子「……Pさんの方から、抱きしめてくれませんか?」



P「……」



茄子「……ダメ、ですか?」



P「……茄子」



茄子「はい」



P「……なら、一回離れろ」



茄子「いいんですか!? やったー! Pさんがデレたー!」



P「……やらなくてもいいのか?」



茄子「ダメです♪ それじゃあ……はいっ。いつでもどうぞ♪」



P「……両手を広げて抱きつかれる準備万端ってポーズしやがって」



茄子「準備万端なので」



P「……」ギュッ



茄子「……えへへ。Pさん、あったかいです」



P「暑いんじゃなかったのか?」



茄子「心臓がどきどきして、顔は、熱いかもしれませんね」



P「……それは、俺もかもな」



茄子「……心は、ぽかぽかして、あったかいです」



P「……俺もだな」



茄子「……私、今、幸せです」



P「……俺も、幸せだ」



茄子「……えへへ」



P「……なんか、めちゃくちゃ恥ずかしくなってきたんだが。離れてもいいか?」



茄子「ダメですー」



P「ダメか」



茄子「はい」



P「そうか。……なら、仕方ないな」



茄子「はい♪」



P「……なあ、茄子」



茄子「なんですか?」



P「汗のにおいがする」



茄子「えっ……」



P「ちょうど頭がいいところにあるからな……髪のにおいもして、いい感じだ」



茄子「……は、離して下さい」



P「ダメだ」



茄子「……Pさんのいじわる」



P「仕返しだ。許してくれ」



茄子「……もっと、ぎゅってしてくれたら、許してあげます」ギュッ



P「離れなくてもいいのか?」



茄子「離してくれないんでしょう?」



P「ああ」



茄子「なら……私も変態Pさんと同じく、Pさんの汗をかいじゃいますから」



P「それ、茄子も変態ってことにならないか? というか、くさいと思うんだが」



茄子「変態でもいいですー。それに、Pさんのにおいは、いいにおい……かどうかはわかりませんけど、私は、好きですから」



P「そうか」



茄子「はい。だから……もっと、ぎゅってして下さい」



P「……」ギュッ



茄子「……心臓の音が聞こえます。どきどき、してますね」



P「そりゃあな」



茄子「……私の心臓の音、聞きますか?」



P「……今はやめとく」



茄子「……私も、どきどき、してるんですよ」



P「……そうか」



茄子「そうなんです」



P「……暑いな」



茄子「暑いですね」



P「……でも、たまには暑いのもいいかもな」



茄子「……はいっ♪」











08:30│鷹富士茄子 
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