2016年10月04日
モバP「旅館のとある一幕」
カポ-ン・・・
P「ふぃーっ…」
P「やっぱりこの人数ともなると旅館も貸切にせざるを得ないか…」
P「ま、おかげで男湯は俺一人の完全貸切だが女湯はなあ…」
P「女湯…」
P「……」ウズ
P「いや、いかんいかん…」ブンブン
P「……」
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廊下
凛「じやあ…残していこうか、私達の足跡…!」
響子「だ、ダメだってば凛ちゃん〜!」ワタワタ
凛「ふふっ、そう言いながら響子だってついてきてるクセに」
響子「だから私は止めに来てるんだってば!」
凛「さあ? どうだか」
凛「正直になりなよ。まゆの犠牲を無駄にする気?」
響子「違います! ほら、凛ちゃんも大人しく捕まる!」ガシッ
凛「放してよ」
響子「ダメ! ほら、清良さんの所行こっ!」グイッ
凛「それシャレにならない方のヤツじゃん」グググ
響子「覗きは犯罪ですっ!」
凛「撮らないよ。目に焼きつけるだけ」
響子「それもダメっ!」
脱衣所
凛「はぁ…はぁ…着いた……」
響子「なんて力を…」ゼェハァ
凛「これがシンデレラガールの力だよ」
響子「無駄遣い…。こっちも家事で鍛えてるのになあ…」
凛「ほら見なよ、この宝の山…!」
ムワァ・・・
響子「うわぁ、お洗濯大変だ…」
凛「じゃ、いただきます」
響子「ちょっと」ガシッ
凛「痛い」グンッ
響子「何しようとしてるの!?」
凛「痛いよ。襟はダメだよ首にクるから」
響子「そう言いながらPさんのシャツを掴まない襟を口に運ばない!」
凛「ちゃんといただきますは言ったよ」
響子「そうじゃない!」
凛「はぁ…分かったよ」
響子「ほら、帰ろ?」
凛「シャツは譲るから…」
響子「なんで分かってくれないかなあ」
凛「ごめん、靴下だけは譲れない」
響子「知らないってば」
凛「そう言いつつ分かってるんだよ?」
響子「な、何が」
凛「響子がさっきからプロデューサーの着替えに釘付けなことくらいさ」
響子「わ、私は別にそんな…! そ、そう! 洗濯物だから本能的にっていうか、なんていうか…」
凛「ほら、正直になろ? 慰安旅行なんだからリラックスして、素直にならなきゃ」
響子「うぅ…。私…私そんなつもりじゃなくてぇ…」
凛「その気になればもっと早くに止められた筈だもんね?」
響子「……」
響子「…はっ!? だっ、ダメダメ! やっぱりダメーっ!」
凛「声が大きいって」
響子「あっ……うぅ」
凛「…たぶん、もう気付かれちゃったかな?」
響子「そ、それなら尚更引き返そう…!? あとでほら、ちゃんと謝って…!」
凛「はいドーン」ガララッ
響子「わああああ!」
P「よっ…ほっ…もうちょい、もうちょいで塀越えられる筈…!」ピョイピョイ
凛「……」
響子「……」
響子「P、さん…?」
凛「何してんの…?」
P「……」
P「の、覗きかコラァーッッッ!?!?!?」クワッ
凛「そっちこそ!!!!」
響子「あ、あは…あははははは…」
おしまい