2016年10月13日

モバP「海のいる部屋」

のんびりと書いていきます



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−−−山口県 杉坂家の一室−−−









ガラッ







海「あー、やっと着いたー♪」



P「よいしょっと...はぁ...」



海「Pさんはこの部屋使っていいからね...って、どうしたの?」



P「いやなに...その...」



海「ふふっ♪なぁに?もう疲れちゃった?」



P「す、少しな...海はタフだなぁ...」



海「Pさんが弱すぎなんだよ」



P「お、俺ももう若くないのかな...」



海「なーに言ってんの!まだまだでしょ♪」バシッ!



P「あいててっ...」



海「この部屋はね、海が見えるんだよ、ほら」



P「おー、本当だ...綺麗に見えるなぁ」



海「でしょ?まあ、とりあえず荷物置いてゆっくりしてなよ、ごはん出来たら呼ぶから」



P「ああ、でも悪いな、休みもっと取れればよかったんだけど5日しか取れなくて」



海「まあしょうがないよ、忙しいんだし、休み取れただけでも良しとしなきゃ」



P「それに...海の帰省についてきたばかりか実家にまで泊めてもらって...」



海「いいんだって、ていうか元々はウチが誘ったんだからさ、それに弟たちだってPさんと会いたがってたんだし」



P「そうか...」



海「そうそう、なにもないとこだけどゆっくりしてってよ」



P「そうだな、じゃあそうさせてもらうよ」



海「あ、あとウチの部屋は隣だからなにかあった時は呼んでね?」



P「ああ、わかったよ」



海「へへっ、じゃ後でね♪」









−−−−−−







P「ふぃ〜、食いすぎた...」



P「海のやつ、料理は人並みだって言ってたけどまさかあれほど美味いとは...」





トントン





海『Pさん?入ってもいい?』





P「おお、いいぞ」





ガラッ





海「よっ♪お腹いっぱい?」



P「ああ、海の料理がうますぎてなぁ...」



海「へへっ、大げさだね、でもPさんに食べさせるんだから腕を振るっちゃったよ♪」



P「ごちそうさまでした...それで、どうしたんだ?」



海「デザートにアイス持ってきてあげたんだけど...食べる?」



P「おっ、食べる食べる」



海「はいどうぞ、ふふっ♪あんなに夕飯食べたのにまだ入るんだ」



P「甘いものは別腹だ、はむっ...」



海「ったくもう...そんなんだと太っちゃうよ?」



P「...キヲツケマス」



海「でもまあ大丈夫かな、食べた分明日は運動してもらうし」



P「運動?なんのだ?家の手伝いとか?」



海「へへっ、ナイショ♪でも明日になったらわかるよ」

P「ふーん...」



海「どしたのさ?まだ疲れてるの?」



P「そうじゃない、ただなんか変な感じだなと思ってさ...」



海「なにが?」



P「いや...事務所でも仕事先でもない、こうやって海の実家に俺がいるっていうのが...なんか...」



海「不思議な感じ?」



P「まあ、少しな...」



海「ふふっ、変なPさん♪いいんだよ?自分の家だと思ってゆっくりして」



P「そう言われてもだな...」



海「ウチはさ...わりと嬉しいよ?」



P「えっ?」



海「ウチの家にPさんがいるのは...なんか...嬉しい...」



P「海...」



海「な、なーんてね!こういうのはウチのキャラじゃない...かな?」



P「...いや、いい」



海「いい?」



P「...すごく、可愛い」



海「ば、バカっ!そういうセリフいきなり言うのは...」



P「なんだ?」



海「...ズルい」





チュッ

P「んっ...」



海「ちゅっ...んむっ...ふふっ♡」



P「どうした...?」



海「ふふっ...Pさんの口...アイスの味がして...甘い♪」



P「海...」



海「やっ...んんっ...ちょっ...待って...」



P「海ぃ...」



海「ダ...メっ!」グイッ



P「うおっと...」



海「もー...Pさんすぐそうやって...」



P「ご、ゴメン...」



海「お、弟たちもいるんだからさ...家にいる間は...ダメだって」



P「お、おう...そうだな...」



海「う、うん...」





P「......」



海「......」





海「じ、じゃあウチ、もう行くから...」



P「あ、ああ...」



海「あ、言い忘れてた、Pさんは明日6時起床ね?」



P「6時?ずいぶん早いな...」



海「だから言ったでしょ、明日は運動してもらうって」



P「お手柔らかに頼むな?」



海「へへっ、わかってるよ♪」



P「おう、それじゃおやす...」





チュッ





海「...オヤスミ♡」





ピシャッ





P「...ああ、おやすみ」



−−−二日目 夕方−−−







ガラッ





P「うあぁ〜...」ドサッ



海「ちょっとちょっとPさん、大丈夫?」



P「こ、腰がぁ...」



海「もー、だらしないなぁ」



P「う、ウインドサーフィンって...こ、こんなに疲れるのか...」



海「まあね、結構腰にくるんだ、ウインドサーフィンやってる人は慢性的に腰痛持ちの人とか多いんだよ?」



P「お前、そんなのを俺にやらせるなんて...こ、殺す気か...」



海「大げさだなぁ、でも一日でこんなになるなんてやっぱり運動不足なんじゃないの?」



P「そ、そうかも...」



海「仕方ないなぁ、布団敷くから横になってよ」



P「す、すまん...」



海「いいっていいって、ついでにマッサージもしてあげるね」



P「頼む...」

P「あ”〜...」



海「気持ちいい?」



P「うん...」



海「へへっ、じゃあもっとしてあげる♪」



P「おぉ、そこそこ...そこいい...」



海「やっぱいろいろ溜まってるんだね、Pさんは」



P「ん〜、まあな、仕事してるとどうしても...」



海「じゃあウチに言いなよ、マッサージくらいならいつでもしてやるからさ」



P「マジか?」



海「マジマジ、こう見えてもウチ上手いんだよ?親の肩とか腰とか揉んだりしてたし」



P「そうかぁ...海は昔からよくできた子だったんだなぁ...」



海「えーっ?そんなことないよ」



P「いやいや、ホントよくできた子だと思うぞ」



海「そう?」



P「そうだよ、よく気が付くし、世話焼きだし...あっ、あと料理がうまい」



海「あはは、そっかそっか♪」



P「それから...えーっと、あれだ」



海「なあに?」



P「おっぱいもでかいし...」



海「もーっ!すぐにそういう方向にもっていく!」



P「あだだだだ!痛い痛い!」



海「まったく...疲れて元気ないと思ったらずいぶんと余裕があるみたいだね」



P「そ、そんなことは...」



海「あんまりそんなこと言ってると...」



P「な、なんだよ?」





海「もう触らせないよ?」





P「ええっ!?そ、そんな...」



海「あははっ!冗談だよっ、ジョーダン♪」

P「あっ...な、なーんだ冗談か...」



海「もー、そんなこの世の終わりみたいな顔しなくたっていいでしょ?」



P「い、いやぁ...ちょっとビックリして...」



海「ふふっ、はいおしまい」



P「お、おう...ありがとな」



海「Pさんって、結構スケベだよね」



P「えっ!?そ、ソンナコトナイヨー...」



海「ふーん♪」ニヤニヤ



P「ほ、本当だぞ?」



海「...あー、なんか暑いなぁ」



P「?」





海「あっついあっつい...はぁ、暑い...」パタパタ





P「おぉ...」ジー...



海「ほーら、やっぱり見た♪」



P「お、お前わざと...」



海「ふふっ、やっぱりスケベだね、Pさんは♪」



P「ぬぅぅ...お前そんなことするやつだったっけ...?」



海「うーん、まあ普段のウチならこんな事しないだろうなぁ」



海「...でも、今のウチはうかれてるからね」



P「うかれてる?」





海「だってPさんとふたりでさ、のんびりするのって...久々でしょ?」





P「...そういえばそうだな」



海「お仕事は楽しいし、忙しく走り回るのも好きだけど...」



海「でも...」





ポフッ





海「たまにはこうやってPさんにもたれかかって、一休みするのもいいよねっ♪」



P「そうか...」



海「荒波みたいな忙しい時間は今だけ忘れて、穏やかな風みたいなゆっくりとした時間をPさんといっしょにいられる...」



海「そう思うとなんだか嬉しくってさっ、ついついうかれちゃうんだ♪」



P「海...」



海「それに、Pさんがウインドサーフィンをおっかなびっくりやってるのがおかしくってね♪」



P「し、しょうがないだろ初めてだったんだから!」



海「でもさぁPさんったら、ウチの手を握りっぱなしで...まるで子供みたいに怖がってて...ふふふっ♪」



P「こいつめぇ...」



海「ふふふふっ♪」





チュッ





海「ゴメンゴメン、機嫌直してよ♡」



P「...イヤだ」



海「えーっ?もうしょうがないなぁ...」





チュッ

海「んっ...♡」



P「んむっ...んっ...」



海「Pさん...」



P「海...」



海「機嫌直った?」



P「ああ、でももうちょっとだけ...」



海「うん、いいよ♪ちゅっ...」





『おーい、ねえちゃーん』





海「っ!?ぷはっ...な、なに!?」





『あっ、こっちの部屋にいたのか」





海「う、うん...どうかした?」





『晩飯まだー?腹減ったよー』





海「そっか...もうそんな時間...すっかり忘れてた...」



P「...海」



海「んんっ...ちょっと...!」





『ねえちゃん?』





海「ちゅっ...ご、ゴメン...すぐに...んむっ...作るから...」





『おう、よろしくねー』





海「んっ...ぷはっ...もう、なに考えてるの!」



P「いや、ここで中断ってのも...」



海「なんとなくじゃないよっ!家にいる間はダメだって言ったのに、もしバレたら...」



P「わかってる...」



海「んむぅっ...も、もう...スケベ...ちゅっ...」



P「ぷはっ...本当にイヤだったら払いのけていいぞ?」



海「......」



海「...ズルいよ、そんなの」



P「んっ...♡」







ちゅっ...ちゅっ...









−−−三日目 夜−−−







ガラッ







P「ふぃ〜、今日も疲れたなぁ、遊びすぎて脚がガクガクだ...」



海「ふふっ、お疲れ様、弟たちに付き合ってもらってありがとね」



P「なんのなんの、動き回った分だけ晩御飯が美味いってもんだ」



海「ありがと♪それより脚大丈夫?揉んであげよっか?」



P「いいや大丈夫だ、にしても海の弟たちはタフだなぁ、あんなに走り回ってたのに帰りも元気いっぱいだったし」



海「いつもあんな感じだからね、それにPさんがいるから弟たちも普段以上にはしゃいでたんだよ、前から楽しみにしてたみたいだからね」



P「へぇ、そうなのか...」



海「でも危なっかしいんだよ、普段から遊びに行くと弟たちの誰かは必ず小さなケガとかして帰ってくるし...こっちは気が気じゃないよ」



P「なるほど、なんとなく想像つくな...」



海「でしょ?ホント心配でさ、いつも危ないところに行くな、高いところに登るなって言ってるのに聞いてくれなくて...」



P「......」ジー...



海「んっ、なに?」



P「いや、ホント海はお母さんみたいだなと思ってさ...」



海「またそれ?もー、朋といいPさんといい...」



P「あれ、もしかして嫌だったのか?」



海「いやっていうか...うーん...」



P「別にバカにしてるわけじゃないんだぞ?朋も俺もむしろしっかりしてるって褒めてて...」



海「知ってるよそんなの...でもさ」



P「なんだ?」



海「ウチまだ18だし...お母さんみたいだって言われるのはなんか...ねぇ?」

P「あー、なるほど...」



海「褒めてもらえるのはもちろん嬉しいし、周りの世話を焼くのは嫌いじゃないんだけど...」



海「たまには...その...甘えてみたいっていうか...ワガママのひとつくらい言いたい時だって...」



P「......」



海「...でもまぁ、ウチがしっかりしてないとPさんも朋もだらしなくなっちゃうし、しょうがない...」



P「...よし、わかった」



海「へっ?」



P「そういえば海の実家に来てからご飯作ってもらったりサーフィンさせてもらったり、海に世話になりっぱなしだったな」



海「いや、それは別に...ウチが招待したんだから...」



P「いやいやそれじゃダメだ、ただでさえ海には普段から色々やってもらってるんだ、たまにはちゃんとお返ししないといけないだろ?」



海「Pさん...」



P「てなわけで海、なにかしてほしいことはないか?」



海「してほしいこと?」



P「ああ、俺で出来ることならな」



海「してほしいこと...」



P「あっ、大金の絡むことはさすがに無理だぞ?俺そんなに持ってないし...」



海「そんなの頼まないよ、うーん...Pさんにしてほしいこと、してほしいこと...」



P「なんでもいいんだぞ?」



海「そう言われるのが一番困るよ、それに急に言われても...」



P「俺にしてほしいことじゃなくて、海がしたいことでもいいんだ、こんな時でもないとワガママ言えないんだから思い切って言ってみろ」



海「ウチがしたいこと...」



海「......」



海「...うん、ある」



P「おっ、あるのか!一体なんだ?」



海「えーっとね...その...」



P「なんだ?遠慮しないで言ってみろ」



海「こ...」



P「こ?」







海「今夜はさ...もうちょっと遅くまでこの部屋にいても...いい、かな?」











−−−四日目 夜−−−







P「んが〜...」



海「ちょっとちょっと、大丈夫?」



P「らいじょーぶだ、これくらい...」



海「大丈夫じゃないでしょ、足元に気を付けてね?」



P「わーかってるわかってる...よっと」ドサッ



海「今お布団敷くからね?」



P「おー、ありがと...」



海「ったくもう〜、明日帰るからってお父さんったらこんなに飲ませて...」



P「いや〜、海のお父さんはいい人だなぁ...」



海「Pさんもお父さんから注がれたお酒、全部飲まなくてもいいんだよ?」



P「いやいや、海のお父さんからのお酒を断るわけには...」



海「もー、そのうち酔っぱらって倒れちゃっても知らないから」



P「なぁんだよ海、そうやって俺をいじめるのかぁ...?」



海「別にいじめてるわけじゃ...」



P「こーら、こっちこい!」グイッ



海「わわっ!ち、ちょっと...」



P「海ぃ...」ギュウウウウウウ



海「もー、離してってば、お酒臭いよ...」



P「むぅぅ...ゆうべはあんなに甘えてきたのに...」



海「わぁぁ!禁止!それ言うの禁止!」



P「実家ではダメだって言ってたのにぃ、結局海の方からぁ...」



海「あうっ...」



P「『もっとキスして』とか『離しちゃイヤ』って言ってきたじゃないかぁ...」



海「や、やめてったらもう...」



P「海...」



海「ほ、ほらもう寝なって...お布団敷くから...」



P「...かわいいなぁ」



海「ふぇっ?」



P「かわいいなぁお前は...」



海「な、なに急に...」



P「かわいいかわいい、かわいいなぁ...」ナデナデ



海「ひゃっ...」



P「あ〜、なんでこんなにかわいいんだ海は...」



海「Pさんってば...」



P「...こんなにかわいいのになぁ」



海「えっ?」



P「いろいろさせてゴメンなぁ...」

海「Pさん...?」



P「海はまだ18なのにこんなにしっかりしてて...」



P「18なんてまだまだ遊びたいだろうし、誰かによりかかりたい年頃なのに...」



P「俺が18の頃なんてちゃらんぽらんで...自分ことしか考えてなかったのになぁ...」



P「海はもう自分の事より他人の事を考えられる子だもんなぁ...」



P「本当ならもっと俺に甘えさせなきゃいけないのに...」



P「ゴメンなぁ、頼りないプロデューサーで...」



P「本当にゴメンなぁ...」



海「Pさん...」



P「ゴメンなぁ海...」ギュウウウウウウ



海「...ありがと、やっぱ優しいねPさんは」



海「でも、ウチ大丈夫だよ」



海「...まあ、正直思うところはいろいろあるけど、やっぱりこれがウチなんだ」



海「周りの事が気になったり、人の世話を焼きたがる、それがウチの性分」



海「困ってたら手を貸してあげたいし、なにかしてあげたいって思う...」



海「へへっ、ただのおせっかいかもしれないけどね♪」



海「でも...やっぱりほっとけないんだ、どうしても...」



海「それに、なんだかんだで好きなんだ、人のお世話するのって♪」



海「だからさ、謝らないでよ...ウチは大丈夫だからさ」



海「だって疲れたり辛くなったら...Pさんがいるもん...」



海「Pさんと話したり、Pさんのことからかったり...」



海「...ゆうべみたいに愛してもらったり」



海「Pさんがウチに元気をくれるから...大丈夫」



海「気づいてないのかもしれないけど、ウチは結構Pさんに甘えてるんだから♪」



海「だからね...負い目を感じる必要なんて少しもないよ?」



海「ウチに世話させてよ、これからも...ねっ?」





P「......」





海「...Pさん?」





P「くぅ...くぅ...」





海「ふふっ、寝ちゃった♪」



海「相変わらずしまらないね、Pさんは...」

P「んがっ...」





海「飲みすぎだって言ったのに...」



P「海ぃ...」



海「はいはい♪」



P「おっぱい触らせてくれぇ...」



海「ダーメ、ったく...ゆうべあんなにしたのにまだそんな寝言言うなんて...」



P「ん〜...」



海「...大変だったんだからね、声抑えるの」



P「むにゃむにゃ...」



海「はぁ、まったくもう...」









海「しょうがないから、今日もいっしょに寝てあげる...♪」











−−−−−−





チュンチュン...









P「くかー...」





「...さん」





P「んんっ...」





「...て」





P「すぅ...」





「起きなさい!」





P「んがぁっ!?」





「ったくもう...いつまで寝てるの?」





P「う、海...?」





海「そうだよ、早く起きてってば、朝ご飯できてるよ」



P「...あれ?俺、ゆうべどうしたんだっけ...」



海「ウチのお父さんに散々呑まされて、ベロンベロンだったんだよ、覚えてない?」



P「うーん...なんとなくは...」



海「もー、だから呑みすぎはよくないって言ったのに...」

P「す、すまん...えーっと、今日はお昼くらいに出発するんだよな?」



海「うん、お父さんが駅まで送ってってくれるって」



P「そうか、じゃあ海もそれに間に合うように荷物をまとめて...」



海「もう昨日のうちにやっちゃったよ」



P「えっ、もう...?」



海「時間があるときにやっとかないとね」



P「さ、さすが海だな...俺も朝ご飯食べたら急いでやらないと...」



海「Pさんのもやってあるよ」



P「俺のも?」



海「どうせPさんのことだから出発ギリギリにならないとやらないと思ってさ」



P「ぐっ...」



海「余裕持ってやっとかないと忘れ物するよ?」



P「お、おっしゃる通りです...」



海「ったくもう...ほら早く起きて、布団片付けられないし朝ご飯冷めちゃうってば」



P「あ、あぁ...」



海「食べたら顔洗うのと歯磨き忘れないようにね」



P「さすがにそれは忘れないって」



海「どうかな〜?Pさんってホントうっかりしてるし♪」

P「だ、大丈夫だ!今日はなにも忘れないぞ!」



海「はいはい、じゃあ早く食べてきてね、ウチは布団片付けとくから」



P「おう、わかった」





P「...海には世話になりっぱなしだな、ホントに」



P「このままじゃダメだな、俺がもっとしっかりして海の忘れ物を注意できるくらいにならないと...」





海「あっ、ちょっと待ってPさん」





P「んっ、なんだ?」



海「忘れてたよ、うっかりしてた」



P「おっ、珍しいな、なんだよ忘れ物って...」





チュッ





P「んっ...」





海「おはよっ♡」





P「お、おう...」





海「ふふっ、なにその顔?」



P「い、いや...なんだか妙に朝から機嫌がいいみたいだから...」



海「まあね♪」



P「なにかあったのか?」



海「うーん、まああったって言えばあったよ」



P「へぇー、なんだ?」



海「覚えてない?ゆうべのこと」



P「えっ?うーん、酔っぱらってたからなぁ...」



海「ビックリしちゃったなぁ、Pさんのあんな姿を見られるなんて...」



P「ええっ!?な、なんだよあんな姿って!」



海「へへっ、ナイショ♪」



P「な、ナイショって...お、教えてくれよ海ぃ!俺はなにをしたんだ!?」



海「さあね♪ほらほら、それよりボヤボヤしてると弟たちにご飯食べられちゃうかもよ?」







P「うわーっ!俺はなにを言った!?海になにを見られたんだぁーっ!?」







おわり



20:30│杉坂海 
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