2016年11月21日

P「ハロウィンの夜」

さくっと終わります



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モバP(以下P)「えーっと、これで終わり、…っと」カタカタッターン





P「あー、ようやく書類片付いたー…うわ、もうこんな時間かぁ。もう俺しかいないし、戸締りして帰ろう」



ガヤガヤ



P「…ん?なんだ?外が騒がしい気がするな」



心「とりっくオア☆」ガチャ



菜々「トリート!」ガチャ



P「菜々さんに心さんじゃないですか。どうしたんですかこんな時間に」



心「なにって、今日はハロウィンだぞ☆だからお菓子を奪いにきたんだぞ?ほら、出すもん出せ☆」



P「あー、だからいつもと違う恰好してるんですか、菜々さんは魔女、心さんは…赤ずきん?」



菜々「そうです!似合いますか?ウサミンマジックで、みんな菜々たちのファンにしちゃいますよー!」



心「はぁとのはただの赤ずきんじゃないぞー!ほらほらよく見ろ☆」



P「なんですか?…ん、バスケットの中身が…手榴弾…に、火炎瓶?!」



心「そうだぞ!今日のはぁとはスウィーティ―なヴァンパイアハンターなのだ☆」



P「あー、バレッタのコスプレだったんですか。ニッチな需要を攻めますねぇ」



心「こないだ紗南ちゃんとアーカイブでダウンロードしたやつで対戦してね。つい熱くなっちゃった☆」



菜々「つい昔を思い出しちゃいましたねー」



P「…突っ込みませんよ?」

楓「もう入ってもいいですか?」ガチャ



P「あれ、楓さんもいたんですか?」



楓「ふふ、ほかにもいますよ?」



美優「…うう、Pさん、今晩は…」



留美「遅くまでお疲れさま、P君」



P「みなさん、こんな時間に仮装してここまで来たんですか?」



楓「みんな、それぞれ仕事でしたから」



菜々「それに、本来のハロウィンは10月31日ですから!むしろこの時間にやるのが正解なんです」



P「…そういうものなんですかね」



留美「私が言うのもなんだけれど、堅いことは言いっこ無しよ」



心「はぁとたち、明日はオフだしね☆それに、たまにはこうして羽を伸ばさないと♪」



P「…いつも伸びてるじゃないですか」



心「なんだと☆」

P「なるほど。で、楓さんはキョンシーですか」



楓「菜々さんと心さんにこれをぜひ、と頼まれたので」



菜々「楓さんは色も白いですから、絶対映えると思ったんですよね」



心「そうそう♪似合うと思って作っちゃった☆」



留美「というより、楓は大体のものは着こなしてしまうのよね」



菜々「さすがですよね」



楓「そういうわけで、私も明日はオフだったので、こうしてお札を貼ってみました」



P「確かに似合いますね。それに、相変わらず心さんは衣装を作るのが上手ですね。サイズピッタリじゃないですか」



心「もっと褒めろ☆」







P「留美さんは…レザーのジャケットにスカート、ですか?血糊なんかも使ってるところを見ると、ゾンビのようですけど」



留美「さすがにこの格好は少し肌寒いけれど…P君の目から見て、どうかしら」



P「よく似あってると思いますよ。もともとスレンダーですから見栄えがいいですし、留美さんのショートカットにはそういうアクティブなスタイルも相性がいいですから」



留美「ふふ…、ありがとう」



P「今後はこういうパンクなラインもプロデュースの方針に入れていくのもアリですね」



楓「プロデューサーさん、今日の仕事は終わったんですよね?なら、そういう話は今はなしにしましょう」



P「…すいません、つい癖で」



心「Pはお堅いからな☆もっと肩の力ぬいてけ☆」



菜々「そうですよ。リラックスは大事です」

P「で、最後に美優さんですけど…さっきからどうしたんですか?ずっと下を向いてもじもじしてますけど」



美優「…うぅ…」



P「それに顔も赤いようですけど…、体調、あまりよくないんですか?」



心「そういうわけじゃないんだよ♪」



P「それに、見たところ仮装もしてないようですし。蝙蝠のヘアバンドをしてるだけで、服装は普通にコートを着ているだけですよね?」



美優「!…それは、その…」



留美「仕方がないわ、P君。あの二人が美優に半ば強引に着させた衣装、結構…というか、かなり恥ずかしいもの」



楓「かなり攻めてましたね。でも、とっても似合ってました」



P「…?コートの下は、仮装なんですか?」



心「ほらほら、恥ずかしがってないで、バシッと見せちゃえ☆」グイグイ



美優「きゃっ、ちょっと、心ちゃん?!」



P「…こ、これは…!」



美優(モリガンのコスプレ)「…もうお嫁にいけない…」



楓「どうですか?プロデューサーさん」



P「やばいめっちゃ可愛い」



心「そうだろーそうだろー♪」



菜々「美優さんもスタイル抜群にいいですからねー」



留美「それくらいにしてあげなさい。美優、恥ずかしすぎて失神しそうじゃない」



美優「うぅ…」////



P「めっちゃ可愛い」





心「よーし、じゃあ見せるもん見せたし、飲むぞー!」



菜々「おー!」



P「ここでですか?!というか、菜々さんは…今更だしいいか」



留美「まぁ、こんな夜遅くに、仮にもアイドルが仮装して飲んでるなんて、あまり良くはないでしょう?」



楓「なので、プロデューサーさんを抱き込んでしまおうという、そういう作戦だったんです」



P「…まぁ、目の届く範囲なら確かに安心ですけど。明日もほかの皆さんは仕事ですし、ちょっとだけですからね」



心「さっすが話が分かってるな☆」



P(…翌日目覚めると既に皆は帰宅した後で、出社したちひろさんに叱られながら一人で後片付けしたのは別のお話)



P(まぁ、皆楽しそうだったから、これくらいは役得ということにしておこう)







終わり



23:30│モバマス 
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