2017年01月30日

荒木比奈「アタシと晴ちゃんとの」結城晴「共同生活」

この二人って姉妹みたいだよねって思ったので



もしも二人で生活していたらという仮想空間です



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1480351404





晴「比奈―!サッカーしようぜ!」



比奈「え〜…アタシ布団でゴロゴロしてたいんすけど…」



晴「昨日もそういって家でダラダラしてたじゃんか〜」



比奈「若い子は元気っすね〜」



晴「比奈もまだ若いじゃんか…」



晴「なあ比奈ー、これってどういう本?」ニヤニヤ



比奈「!?どこで見つけてきたっすか!?」



晴「事務所で由里子ねえちゃんが読んでたの、借りてきた」ニヤニヤ



比奈「ダメー!!これは絶対に見ちゃダメっす!後生です!晴さん!」



晴「ん〜そこまで言われちゃ仕方ねーな、遊園地に連れてってくれるなら返してやろう」ニヤニヤ



比奈「くっ背に腹は代えられぬっすね…!」



比奈(アタシとしては晴ちゃんと遊園地に行けるのはご褒美なんすけど黙っておきましょう)



晴「なあ比奈―」



比奈「どうしたっすか?」



晴「なんでオレたち一緒の布団で寝てんだ?」



比奈「それはね、雪が降ってきて寒いからっすよ」ギュー



晴「ええ…なんだよそれ」ギュー



晴「おーい!起きろー!」



比奈「ぐぅぅ…まだ寝るっすー…」



晴「休みだからっていつまでも寝てんじゃねー!遊べー!」



比奈「んんぅ…いや…です」フトンニヒキズリコミー



晴「あっやめろ!布団に引きずり込むな!」





晴「なあ比奈―」



比奈「どうしたっすか?」



晴「ツーボールってどういう意味だ?ラグビーとなんか関係あるのか?」



比奈「…?あっこのアニメ観たんすね!?ダメっすよ!まだ早いっす!」



晴「えー…結構面白かったのにー…」







晴「あと、この黒髪のキャラの声が誰かに似てる気がする」



比奈「それは他人の空似っす」



晴「比奈―お腹すいたー」



比奈「あら、もうお昼っすか」



比奈「晴ちゃん何か食べたいモノあるっすか?」



晴「そーだなー…あっハンバーガー食べたい!」



比奈「またっすか〜加蓮ちゃんほどじゃないっすけど、晴ちゃんも大概っすよね」



晴「いいじゃんかよ〜美味いんだから」



比奈「まあ、いいっすけど…じゃあ買いに行きましょうか、『モスバーガー』」



晴「えっ『マック』だろ?」



比奈・晴「は?」





晴「あー…」



比奈「どうしたんすか、そんな微妙そうな顔して」



晴「いや…せっかくの休みだったのに一日中アニメ見てただけだなー…と」



比奈「いいじゃないっすか、たまには体を休ませるのも必要っすよ」



晴「比奈はいつも休んでるじゃん」



比奈「うぐっ!」



晴「ただいまー!」



比奈「お帰りーって、泥だらけじゃないっすか!」



晴「梨沙と光ねえちゃんと遊んでたらこうなった!」



比奈「どんな激しい遊びをしたらこんなに…」



比奈「はあ…ほら、お風呂入るっすよ」



晴「はーい」



比奈「頭痒いとこないっすか?」ワシャワシャ



晴「ん〜ない!」サレルガママ



比奈「んじゃ泡流しますね、目瞑って下さーい」ザバーッ



晴「ぎゃーっ!!染みるー!!!」ザバーッ



比奈「だから目瞑ってって言ったのに!」



比奈「そういや晴ちゃん」チャポーン



晴「どしたよ」チャポーン



比奈「他の年上の人は“おねえちゃん”呼びなのに、なんでアタシは呼び捨てなんすか?」



晴「え〜…比奈は比奈って感じだから?」



比奈「なんで晴ちゃんも疑問形なんすか…」



晴「おはよー…」



比奈「あっ晴ちゃん起きたんすね、今日早い現場なんでもう行くっすね」



比奈「朝ご飯は目玉焼きとハム焼いてあるんでちゃんと食べるんすよ!じゃあ、行ってきまーす」



晴「いってらっしゃーい…飯食うか」



晴「…」モグモグ



晴(…寂しい)モグモグ



晴「ただいまー!…あれ、比奈はまだ帰って来てないのか…」



晴「まあ、もうそろそろ帰ってくるだろ」





〜1時間後〜

晴「比奈のヤツ遅いな〜…」



〜2時間後〜

晴「遅くなるなら連絡ぐらいしろよな!ご飯は作り置きしてくれてるから良いけどよお…」



〜4時間後〜

晴「ラインに既読つかないし、電話にも出ない…」ソワソワ





〜6時間後〜

晴「…うぅぅ〜…」グス





比奈「ただいまー…晴ちゃんはもう寝ちゃったかな?10時過ぎてますし」



晴「…っ!…ひーなー!!!」ダダダダ



比奈「おわっと!」



比奈「どうしたっすか晴ちゃん、急に抱き着いてきて」ギュー



晴「…別にっグス…何でもねーし…グスッ」ギュー



比奈「…ごめんね、遅くなっちゃって…」



晴「そっそんなんじゃ…グスッ、そんなんじゃないし」ギュー



比奈「うんうん、ごめんね」ギュー



晴「連絡ないし…電話にも出ないし…グスッ」



比奈「あー…出先で携帯の充電切れちゃったんですよ」



晴「もうっ!それぐらいちゃんとしとけよ!」



晴「オレがどれだけ心配したか…」



比奈「やっぱり心配してくれてたんじゃないっすか」



晴「ちっ違…ふん!比奈なんかもう知らねーから!」



比奈「ほーら、拗ねてないでこっち向いてくださいよ」



晴「…」ツーン



比奈「機嫌直してくださいって〜」



晴「…」ツーン



比奈「もう、そんな聞き分けのない子には…」



晴「…?」

比奈「こうっすよ〜!」コチョコチョ



晴「!!!あはっあははは!!」



比奈「まだまだ〜!」コチョコチョ



晴「やめっやめろ〜!!!!あははは!!」

晴「もう!何やってんだよ!」



比奈「だって〜晴ちゃんむくれたままなんですも〜ん」



晴「何を〜!…はぁっ…お帰り」



比奈「へへ、ただいま」

比奈「…今日、一緒に寝ましょうか」



晴「うん!」



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