2017年02月08日
モバP「お茶の時間」
・モバマスの海老原菜帆、相原雪乃のSSです。
・初投稿です。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1486296239
・初投稿です。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1486296239
雪乃(今日はいい茶葉が手に入りましたわ♪ プロデューサーさんにも気に入っていただけるとよいのですが)
ガチャ
雪乃「お疲れ様ですわ」
ちひろ「あら、雪乃ちゃん。その紙袋は、紅茶?」
雪乃「はい、クッキーも入っていますの。ティータイムにしようと思うのですが、プロデューサーさんはどちらに?」
ちひろ「ああ、プロデューサーさんは向こうにいるんだけど……」
雪乃「?」
菜帆「お味はどうですか〜?」
P「うん、美味しいなこの饅頭。淹れてくれた緑茶ともよく合ってる」
菜帆「それはよかったです〜」ギュッ
P「……なんで、そこで近付くんだ?」
菜帆「触れ合いたいと思うのに、理由が必要ですか〜?」
P「いや、仮にもアイドルなんだからそこんとこ……お、雪乃」
菜帆「お疲れ様です〜」
雪乃「お疲れ様ですわ。休憩中でいらしたのですね」
P「ああ。菜帆がお茶を淹れてくれてな。あ、それはもしかして紅茶か?」
雪乃「ええ。もうお茶は飲まれているようですから、これはまた今度ということで」
P「そうか、楽しみにしてるよ。菜帆、そろそろレッスンの時間だろ?」
菜帆「はい〜。それでは行く前に……ぎゅ〜っと」
P「お、おい菜帆!」
菜帆「うふふ〜、これでレッスンもがんばれそうです〜。それでは〜」タッタッタッ
P「全く、こういうところが困ったやつだなあ。……あれ、雪乃?」
雪乃(……菜帆ちゃん、私より年下なのにあの大胆さ、すごいですわ……!)
P「雪乃? おーい」
雪乃「はっ、はい! 何でしょう!」
P「雪乃はこれから仕事だったよな?」
雪乃「はい。もう少し時間がありますので、よかったら少しお話でも……」
ちひろ「プロデューサーさん、お電話です!」
P「分かりました、すぐ行きます! 悪いな、また時間のある時に頼む」
雪乃「い、いえ、プロデューサーさんも頑張ってください」
雪乃(はあ……残念ですわ……)
仕事終わり
雪乃(最近プロデューサーさんと過ごす時間がありませんわ……それに……)
菜帆「あ、雪乃さん〜お仕事終わりですか〜?」
雪乃「ええ、今しがた終わったところですわ。菜帆ちゃんも?」
菜帆「はい〜。ところで、雪乃さんに聞きたいことがあるんです〜」
雪乃「何でしょう?」
菜帆「雪乃さん、プロデューサーさんともっと触れ合いたいと思ってませんか〜?」
雪乃「へっ!? ど、どうしてそんなこと……」
菜帆「表情を見て、なんとなく〜」
雪乃「確かに、そうかもしれませんわ……。プロデューサーさんに抱き付く菜帆ちゃんを見て、羨ましいと思っていましたの……でも、迷惑になるんじゃないかって……」
菜帆「そんなことないですよ〜。口ではいつも注意してますけど、私がぎゅ〜っとした後は仕事の捗りがいいって、ちひろさんが教えてくれましたから〜」
雪乃「そ、そうなんですの?」
菜帆「だから、雪乃さんもぎゅ〜っとすれば、プロデューサーさんはきっと喜んでくれると思います〜」
雪乃(プロデューサーさんに、ぎゅ〜っと……)
P「ふぅ……そろそろ休憩にするか」
雪乃「プロデューサーさん、よかったらこれからティータイムにしませんか? この間の紅茶、ぜひ飲んで頂きたくて」
P「ああ、あれか。それじゃあ、そうさせてもらおうかな」
雪乃「はい♪ すぐに用意いたしますわ」
P「いい香りだな……」
雪乃「気に入っていただけてよかったですわ♪ それで、その、プロデューサーさん……」
P「ん、どうした?」
雪乃「あ、あの、失礼しますわ!」ギュッ
P「ゆ、雪乃!?」
P(う、腕に柔らかい感触が……! しかし、菜帆の影響でも受けたのか?)
P「雪乃、これは……」
雪乃「私では、お嫌でしょうか……?」
P「い、いやそんなことはない! むしろ嬉しいというか、その……」
雪乃「それなら、これからもこうして……ぎゅ〜っとしていいでしょうか?」
P「う……しょうがない。ただ、ほどほどにな」
菜帆「言質はとりましたよ〜」
P「菜帆!? いつの間に」
菜帆「では私も遠慮なく〜」ギュッ
P(うおお……両腕に、バスト92が……!)
雪乃「プロデューサーさん。また美味しい紅茶とお菓子を用意しますから、いつでもおっしゃってくださいね」
菜帆「私も、美味しい和菓子と緑茶を見つけてきますから〜その時は〜」
菜帆「ぎゅ〜っとさせてくださいね〜」ギュッ
雪乃「約束ですわ、プロデューサーさん」ギュッ
P「……ああ、約束するよ」
菜帆「うふふ〜。ぎゅ〜っ!」
雪乃「ぎゅ、ぎゅ〜っですわ!」
終わり