2017年03月07日
フレデリカ「フレちゃんだっていつもアッパラパーじゃないんだよ?」
フレデリカ「フンフンフフーンフンフフー、本能覚醒フレデリカ〜♪」トテトテ
フレデリカ「おはよーございまーす!」ガチャッ
ちひろ「あら、おはようございます。随分早いんですねフレデリカちゃん」
フレデリカ「おはよーございまーす!」ガチャッ
ちひろ「あら、おはようございます。随分早いんですねフレデリカちゃん」
フレデリカ「んーとねーホントはお昼まで寝てよっかなーって思ってたんだけどねー?昨日早く寝ちゃったから目覚めちゃったんだー」
ちひろ「あら、良いことじゃないですか。この業界は何かと生活が不規則になりがちですからね」ゴソゴソ
フレデリカ「およよ?ちひろさんお出かけ?」
ちひろ「ええ、ちょっと届け物があるので」
フレデリカ「夜逃げ?」
ちひろ「届け物って2秒前に言いましたよね」
ちひろ「もうすぐプロデューサーさんも戻ってくる筈ですから。すいませんがちょっとだけお留守番していてもらえます?」
フレデリカ「はーい。フレちゃん1日事務所警備員しまーす♪」
ちひろ「自宅警備員みたいな言い方ですね。あ、代わりと言っちゃ何ですけど、戸棚のお菓子食べていいですからね?」
フレデリカ「わーい♪」
ちひろ「それじゃあ、いってきますね」トテテテテ
フレデリカ「お土産よろしくね〜」
フレデリカ「…」
フレデリカ「珍しいな〜、誰もいないなんてね〜」ヒョコッ バタンッ ゴソゴソ
フレデリカ「うん、乃々ちゃんもまゆちゃんも凛ちゃんもアッキーもいなーい」
フレデリカ「…」
フレデリカ「うんしょ、うんしょ…」モゾモゾ
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モバP(以降P表記です〜、むふ♪)「戻りましたー」ガチャッ
P「あれ、千川がいない」キョロキョロ
P「って言うか、誰もいない」
P「アイドルまみれの事務所なのに中々珍しいな。まぁいいや仕事仕事」ギシッ
フレデリカ「やんっ♪」
P「うぉっ!?」
P「え…何してんの?」
フレデリカ「んふふ〜♪何してると思う?」
P「俺のデスクの下に潜り込んでるけどケツはみ出してるフレデリカさん」
フレデリカ「ひっどいよー!フレちゃんの可愛いお尻をケツって〜」
P「いいから出てきなさいな。思い切り足でブニッちゃったじゃないかよ」
フレデリカ「そうだね〜セクハラだね〜早苗さん案件だね〜」
P「引っこ抜いてやろうか」ガシッ
フレデリカ「やーんタンマタンマっ。今引っ張られたらスカートすぽーんしちゃうよー」
P「んじゃ足掴んで引っ張るわ」グイイッ
フレデリカ「あだだだだだっ」
フレデリカ「んも〜!もうちょっと丁寧に助けてよー。女の子は優しく扱ってくれないとダメなんだよ?」
P「失礼な。俺ほどアイドルに紳士的に接するプロデューサーはこの世にいないぞ?」
フレデリカ「あ、はいそうですね」
P「ってかフレすけ今日はオフじゃなかったか?」
フレデリカ「あれ、そーだったっけー?」
P「この前伝えただろ。先週幸子の代役してもらった分休み作るって」
フレデリカ「あ、思い出したー。幸子ちゃんがロケで捻挫しちゃったんだよねー?」
P「流石にナイアガラへの生身ダイビングは幸子でもキツかったみたいだな。「鼻に水が入っちゃったじゃないですか!」って怒られちゃったよ」
フレデリカ「んーっと、どっからツッコめばいいんだろー?」
P「てな訳でフレやん、今日お前さんオフなんだけど、どうすんの?」
フレデリカ「んー、どうしよっかー」
P「俺は知らんよ。折角だしゴロゴロしてるとか?」
フレデリカ「ほいほーい」ゴロッ
P「ここでかよ」
P「後はほら、遊びにいくとかさ」
フレデリカ「今日他のみんなお仕事だもーん。志希ちゃんも奏ちゃんも美嘉ちゃんもシューコちゃんも常務も文香ちゃんも」
P「ちょっと待って。意外な遊び相手の名前が聞こえたような」
フレデリカ「さっきありすちゃんに会ったけど忙しいから遊びません、って断られちゃったしー。くすん」ヴー、ヴー
フレデリカ「およ?」ススッ
『橘です』
フレデリカ「ワオ」
P「フレっちは橘さん構いすぎなんだよ。もうちょい距離感考えてやらんと、あの年頃は只でさえ…」メールヨ メールヨ デナサイブタ
P「うん?」ススッ
『ありすです』
P「ワオ」
フレデリカ「プロデューサーはいいよねー。ありすちゃんにあんなに懐かれててさー。うーらーやーまーしー」
P「まぁ嫌われてるよりは良いけど」
フレデリカ「アタシもありすちゃんと仲良くしたいのにー。肇ちゃんと千枝ちゃんみたいにさー」
P「千枝の愛情表現も結構アレだと思うけどね」
フレデリカ「と言うわけでねー」
P「ん?」
フレデリカ「戸棚のお菓子貰っていーい?」
P「会話のキャッチボール」
フレデリカ「プロデューサー。このエブリバーガーっていうの貰っていーい?」
P「構わんよー。奥にあるぬ〜ぼ〜は楽しみに問ってるやつだから勘弁してくれなー」
フレデリカ「鬼の手?」
P「それはぬ〜べ〜」
フレデリカ「フンフンフフーンフンフフー、おやつ、おやつ〜♪」
フレデリカ「あ、そうだそうだ♪」トテトテ
P(結局帰らんのな…ま、別にいいけど)
フレデリカ「ほろにがい カフェ・オ・レを甘くして〜♪」カチャカチャ
P「うーん…次のイベントどうすっかなぁ…後でアッキーに相談してみるか…」カタカタカタカタ
フレデリカ「お仕事中シツレーしまーす」
P「んっ?あ、わざわざお茶淹れてくれたのか。ありがとな」
フレデリカ「んふふ〜、シルブブブレ〜♪」
P「ブが多いよ」ズズッ
P「あ、ぬるい」
フレデリカ「プロデューサー熱いのダメダメだもんね〜」
P「お前さんはホント仕事以外では気遣いの天使だね」ズズッ
P「悪いけどフレみょん、そこの砂糖取ってくれない?」
フレデリカ「何個欲しいー?」
P「6つでいいよ」
フレデリカ「太るよー虫歯になるよーほろ苦いカフェオレがMAXコーヒーになっちゃうよー」
フレデリカ「あとさっきからフレちゃん奇抜な呼ばれ方してなくない?」
P「気のせいだよフレデリ」
フレデリカ「あと1文字〜!」
P「んで、帰らんの?いや別に居てもいいんだけどさ」
フレデリカ「んー、折角来たんだしー?お邪魔じゃないならいーい?」
P「構わんけどさ。あんまり構えないぞ?」
フレデリカ「お構いなく〜♪」モゾモゾ
P「デスクの下に入られたら流石に構うわぁ」
フレデリカ「フンフンフフーンフンフフー♪」
P「んー、どっちにするかな…」カタカタカタカタ
フレデリカ「フンフンフフーンフンフフー♪」パタパタ
P「…よし、これで今年分の企画書は終了、と」ッターン
フレデリカ「フンフンフフーンフンフフー♪」ゴロゴロ
P「さてと、後は………おおぅ、SSレア出たよ」
フレデリカ「フンフフー?」ヒョコッ
P「わっ!近い、近い」
フレデリカ「いけないんだー。お仕事してると思ったらゲームしてるー」
P「ゲームじゃないよデレステだよ」
フレデリカ「ゲームじゃないのー?」
P「ゲームだけどさ」
フレデリカ「プロデューサー、お仕事頑張ってるから邪魔しないようにフレちゃんマナーモードにしてたのにー」
P「マナーモードの割に鼻歌大音量だったけどね」
P「仕事を終わらせてから遊んでるんだから良いんだよ。俺は基本的に遊ぶために働いてるぞ?」
フレデリカ「またまたー。ホントはアイドルのみんなの為のくせにー」
P「どうでもいいけど頭の上に顎乗せないで。あと色々背中に当たってるからね?」
フレデリカ「当ててるんだよー?」
P「…暇なら遊びにいけば?」
フレデリカ「だから今遊んでるよー。お構いなくー♪」
P「俺で遊ぶなぁ」
フレデリカ「ワオ、白髪発見ー抜いていーいー?」ブチッ
P「痛っ!抜いてから言うな!」
フレデリカ「あらら、2.3本引っこ抜いちゃったーゴメンね?」
P「おまっ、年頃のオッサンに何て事を」
フレデリカ「うんしょ、よいしょ…うーん、戻せないや」
P「リサイクルできたらこの世にハゲはいねぇよ」
フレデリカ「つむじ発見〜♪」グリグリ
P「会話のキャッチボール!」
フレデリカ「お仕事終わったーん?」グリグリ
P「終わったよ頭から降りなさいつむじグリグリやめなさい周子の個性奪うのやめなさい」
フレデリカ「ちひろさんも戻ってこないし、誰もこないしー。暇だよー寂しいと死んじゃうフレちゃんだよー」
P「ああもう、このフリーダムモンスターは」
P「ほら、じゃあ遊んであげるから。しりとりでもするか?」
フレデリカ「チョイスが雑ー!」
フレデリカ「あ、じゃあ雑の「つ」からねー」
P「やるんかい」
フレデリカ「んじゃアタシからー。「つくね」!」
フレデリカ「あ、つくねで思い出したけどさー。ぼんぢりってどこのお肉だっけ?」
P「鶏の尾の部分な」
フレデリカ「ほいプロデューサー。「ね」だよ、「ね」−!」
P「ちょっと待って。今のぼんぢりの下りは何?」
フレデリカー「ねー、だよー。ねー、ねーっ」
P「んじゃ、「猫」」
フレデリカ「志希にゃん?」
P「お前、そこは建前でもみくの名前出してやれよ」
フレデリカ「そう言えばこの前ありすちゃんが猫耳つけてたから「りすにゃん」って呼んだらタブレットでペチペチされたよー?」
P「そりゃされるだろうよ」
フレデリカ「お菓子無くなっちゃった。何か探してくるねー」トテトテ
P「しりとり何処いったん?」
フレデリカ「ワオ、ドーナツとアイスで冷蔵庫埋め尽くされてるー!」
P「どっちも勝手に食べたらシバかれるぞー」
P「ほら、歌舞伎揚げでいいならここにあるから」ガラガラッ
フレデリカ「どうしてデスクの引き出しにお菓子が入ってるのー?」
P「何でだろうねぇ」
P「歌舞伎揚げにカフェオレは流石に合わないな…お茶取ってくるよ」
フレデリカ「ほいほーい」
フレデリカ「お菓子他にも無いっかなー?」ガラッ
芳乃「ほー?」
フレデリカ「お邪魔しましたー」バタンッ
P「爽健美茶しか無かったわ。…どうした鳩が鉄砲玉にされたような顔して」
フレデリカ「ナンニモミテナイヨー?」
フレデリカ「はぁー、お茶が美味しい」ホフッ
P「キャシーと言いお前さんと言い、緑茶啜ってても違和感無いね」
フレデリカ「アタシだって普段はもちょっと優雅に紅茶を嗜んでるんだよー?」
P「ほほう、それは初耳だ。ちなみに好きな茶葉は?」
フレデリカ「リプトン!」
P「午後ティーってオチだと思ったのに、チクショウ」
フレデリカ「そう言えばさー、こうしてプロデューサーと2人だけでお喋りするのって久しぶりだねー?」
P「ん、そうだったっけ?最近もっぱらフレデリはユニットで活動してるもんな」
フレデリカ「そうそう。オフでも美嘉ちゃん達と遊んでるしね〜」
フレデリカ「ってフレデリって。フレデリって!あと1文字〜!」プンスカ
P「悪い悪い、いやだってさ。フレデリカ、っていちいち呼ぶの何か長くない?」
フレデリカ「だったら愛情と親しみを込めてフレちゃん、でいいのにー!」
P「年頃の娘さんにちゃん付けって、オッサンにはハードル高いんですけど」
フレデリカ「名字で妥協して宮ちゃんでも許すよー?」
P「ひだまり荘に住んでそうだな」
P「ニックネームでフレディ、っていうのは?」
フレデリカ「人の夢の中に出てくるカギ爪の怪人みたいだからやーっ!」
P「古いの知ってるなぁ…俺としてはフレディ・マーキュリーを思い浮かべるけど」
フレデリカ「胸毛ぼーぼーで素肌にサスペンダーしたヒゲのオジサンがカギ爪つけて夢に出てくるんだねー」
P「混ぜんな。そんな夢見たら永眠しちまうわ」
フレデリカ「この前奏ちゃんと小梅ちゃんとで昔のホラー映画の鑑賞会やったんだー」
P「ああ、だからか。けどホラー平気だったっけ?」
フレデリカ「あんまりー。でも怖いの出てくる前に寝ちゃうんだー、アハハッ♪」
P「なんで鑑賞会に参加してるんだよ」
フレデリカ「プロデューサーは?ホラー平気?」
P「作り物って分かってるから大体はなぁ。それに結局一番怖いのって人間だし」フッ
フレデリカ「えっ、な、何か思い出しちゃった?お目めからハイライトさん居なくなっちゃったよー?」
フレデリカ「トラウマスイッチ踏んじゃったねー?ゴメンねー?」ナデナデ
P「女の子に頭撫でられるオッサンの図とか、通報されたらノーコンティニューなんだけど」
フレデリカ「そんなことないよー?大人だってよしよしされたり褒められたりしたいって思っていいんだよー?」ギュムッ
P「もぶぶっ」
フレデリカ「およ、また白髪はっけーん」プチッ
P「せめて心の準備させ痛!」
フレデリカ「いつもいつもご苦労様の結晶だねー」
P「いちいち抜かんでも、スタドリでシャンプーすれば全盛期のポテンシャルに戻るのに」
フレデリカ「スタドリ怖いよー」
P「んでもって、そろそろ離してくれない?色々体勢的にも状況的にもアレだしさ」
フレデリカ「まぁまぁフレちゃんどうぞ」ギュッ
P「もふっふ」
フレデリカ「えへへー♪」
P「もふ、もふっふ、ふもっふ!」
フレデリカ「うん?息継ぎ?」パッ
P「ぷはっ!」
フレデリカ「はいもう一回ー」
P「しないってばよ」
フレデリカ「ちぇーっ」
P「あれ、もしかしてまだ誕生日祝えなかったの根に持ってる?」
フレデリカ「そんなことないよー。あの後ちゃーんと埋め合わせしてくれたもんねー?」
フレデリカ「こーやって2人きりなんて機会なかなかないからねー。今のうちにP成分チャージしとっこかなーって。P成分とかわかんないけど」
P「そりゃ2人だけってあんまり無いけど普段から結構構ってるつもりだぞ?」
フレデリカ「頻度に格差があるよー」
フレデリカ「時子ちゃん様とか肇ちゃんとか芳乃ちゃんとばーっかりキャッキャウフフしてなくなーいー?」
P「今時キャッキャウフフて」
フレデリカ「もうちょっとアタシ達とも遊ぼうよー。志希ちゃんなんていっつもプロデューサーのために変なおクスリ作ってるんだよー?」
P「変なクスリって分かってるなら止めなさいな!」
フレデリカ「カツ丼食べたいなー」
P「会話のキャッチボール!!」
P「…」カタカタカタカタカタカタカタカタ
フレデリカ「フンフンフフンフーンフフーン♪」
P「…」カタカタカタカタカタカタ
フレデリカ「プロデューサー?」
P「うん?」カタカタカタチュドンッ
フレデリカ「呼んでみただけ〜♪」ニヘッ
P「ハハッ、こやつめ」
P「さて、続き続き」カタカタカタカタカタ
フレデリカ「フンフンフフンフーンフフンフンフンフーン♪」
P「…」カタカタカタカタ
フレデリカ「フンフンフフンフーン♪」カチカチ
P「ん?」メールデスヨ メールデスヨ カキンシマスカ?
『メールしてみただけ〜♪』
P「」チラッ
フレデリカ「えへへー」フリフリ
P「ハハッ、次はないぞ?」
P「もうちょっとで終わるから。そしたらちゃんと構ってあげ」
フレデリカ「だーれだっ?」ギュッ
P「お前しかいねーよ!」
P「次はないと言ったぞ?次はないと言ったぞ!?」
フレデリカ「やーん、オソワレルー♪」
P「あ、それはあり得ないので」
フレデリカ「え、酷くない?」
P「よし、ひと段落ついたわ」ッターン
フレデリカ「お仕事終わりー?」
P「え?いや仕事はとっくに終わってるよ。ネタスレ巡回してただけで」
フレデリカ「何してんの」
P「フレちゃん口調、口調」
フレデリカ「酷いよー、折角邪魔しないように大人しく待ってたのにー。ぷんぷんだよ?怒りの王子だよ?」
P「思い切り邪魔してたし大人しくなんかしてなかったと思うんですが」
フレデリカ「だってー、ぶっちゃけプロデューサーお仕事してないの分かってたしー」
P「お前さんはほんとビジネスフリーダムだね」
フレデリカ「えへへー」
P「誉め言葉でいいんだ?これ」
フレデリカ「うんうん、もっと褒めて褒めて〜♪」
P「いよっ、346の高田純次!」
フレデリカ「ほーめーてー!」
P「フレちゃんの誉め言葉の線引きがわからねーでごぜーますよ」
フレデリカ「あむあむ」
P「昼ご飯そんなんでよかったのか?もっと豪勢にロッテリアとかモスとかでも良かったのに」
フレデリカ「フレちゃんは一向に構わなーい♪」モキュモキュ
P「安上がりな娘だなぁ…あ、コラ。ナゲット4つも食べやがったな」
フレデリカ「まぁまぁ。ほい、ポテトのめっちゃ長いやつどーぞ?」
P「はぁ、めっちゃ長いやつどうも」ムシャムシャ
フレデリカ「うへへー、シルブレ〜♪」
P「ブが足りないよ宮本さん」
フレデリカ「ごちそうさまー」
フレデリカ「うーん、ヒンナヒンナ♪」ケフッ
P「やめなさい、文香の影響か」
フレデリカ「えっ?違うよ木場さんだよー?」
P「何やってんだあの人」
フレデリカ「んじゃお片付けするね〜?プロデューサーってジュースの氷ガリガリする派?」
P「流し台で熱湯ぶっかけて跡形も無く消し去ってニヤってする派」
フレデリカ「清良さーん、清良さーん!」
P「やめろォ。人を心の病のように言うなぁ」
フレデリカ「そもそも1人でこなしてる担当の数と仕事の量からして絶対人間とは思えないんだけどねー」
P「クソゥ、言い返したい」
フレデリカ「あ、それでねそれでねプロデューサー」
P「うん?」
フレデリカ「その辺さっきガムシロ零しちゃったから危ないよー?」
P「オーイ!」
フレデリカ「ありゃりゃー思いっきり踏んじゃったね〜?えーっと、雑巾雑巾…この際アッキーでも」
P「ちょーい!」
フレデリカ「アッキーいないんだったー。あ、この書類使っていーいー?」
P「ヘーイ!」
フレデリカ「あ、ピクルス残してあるから欲しかったら食べてもいいからねー?」
P「会話の、キャッチボーール!!」
P「あーもう、布巾、布巾はどこだ…給湯室か?」バタバタ
フレデリカ「ティッシュとかでもいいんだけどねー。プロデューサー、デスク開けていーい?」
P「お構いなくー」
フレデリカ「んーと、ありゃ、十万石饅頭ばっかり。…こっちは何だろ、キン肉マンの消しゴム?」ゴシゴシ
フレデリカ「一番下の引き出しはーっと」ガラガラッ
芳乃「…ほふぅ」ズズーッ
芳乃「……ほー?」
フレデリカ「あ、すみませんお邪魔しました」バタンッ
P「雑巾あったわ。…どした?鳩が異世界転生したような顔して」
フレデリカ「な、なんでもナイヨー?」
P「どうした、口調がフェイフェイだぞ」
P「まぁいいや。ほれ、拭くからちょい退いて」
フレデリカ「はーいっ」ヨジヨジ
P「おまっ、なんでっ、俺の、背中に」
フレデリカ「えー、乃々ちゃんとかよく乗っかってるからさー。どんな乗り心地なのかなーって?知的好奇心、みたいな?」
P「やめんかぁ、捨てろぉそんな痴的好奇心」メキボキッ
フレデリカ「乗り心地あんまりだよー?」
P「なら、降りろぉ!」メキメキゴキ
フレデリカ「重くないよー!」ペチペチッ
P「まだ言ってねーよ!」
P「ぐぉぉ…こ、腰が…。ウサミンセンパイ、湿布の力お借りします」
フレデリカ「ほいほい、貼ってあげるよー?」
P「おお、すまんね元凶さんや…ってそこはデコだよ冷えピタじゃねぇよ」
フレデリカ「ノンノン、ちょっぴりチャーミングなロシアンジョークなのにー」ペタッ
P「おま、そこは嘘でもフレンチジョークって言っておけよ…」
P「よし、治った」ピロリンッ
フレデリカ「清良さーん!清良さぁーん!」
P「やめろー。俺は人間だ!人間でいたいんだ!!」
ちひろ「ただいま戻りましたー」ガチャッ
フレデリカ「あ、おかえりなさいー」
P「いってらっしゃい」
ちひろ「ただいまって言いましたよね」
ちひろ「フレデリカちゃん、結局ずっといたんですか?」
フレデリカ「うんー。でもなーんか今日は誰も来なくてつまんないから帰ろうかなってー」
P「え、ならもっと早く帰れば…」
フレデリカ「えー?フレちゃん帰っちゃったらプロデューサー独りぼっちだったんだよー?」
P「別に全然構わなかったんだけど…」
ちひろ「さすがプロデューサーさん、歪んでますねぇ」
P「お前さんの性格に比べたら。ハハッ」
ちひろ「あ゛?」
P「お゛?」
フレデリカ「にゃー?」
P「混ざるな混ざるな」
フレデリカ「ちひろさんとイチャイチャし出したからお邪魔フレちゃんはクールに去るぜー」
P「お前さんはCOOLじゃなくてCUTEだろ」
ちひろ「やめてくださいよ、イチャイチャとか縁起でもない事を」
P「おぅ?」
ちひろ「あん?」
フレデリカ「みゃー?」
ちひろ「混ざらない混ざらない」
フレデリカ「お腹もいっぱいになったしー。お家帰ってゴロゴロしてることにするねー」
P「あ、おい待てって。送ってくからさ。千川留守番してて」トタトタ
ちひろ「あ、はい行ってらっしゃい。お気をつけてー」
ちひろ「…」
ちひろ「邪魔しちゃいましたかね?」
ちひろ「あ、ぬ〜ぼ〜があるじゃないですか」ゴソゴソ
P「結局貴重なオフの半分事務所でダラダラしてたけど良かったのか?」
フレデリカ「んー?ノープロブレムだよー?」
P「だから遊びにいくとか出掛けるとかすれば良かったのに」
フレデリカ「有意義有意義。久しぶりにたっぷりめに充電できたしねー」
P「え、お前さん電化製品?」
フレデリカ「てやっ」パチッ
P「静電気は地味に痛い!」
フレデリカ「ほい、とーちゃくー♪」
P「ま、女子寮だから近いっちゃ近いもんな」
フレデリカ「どうどう?上がってく?フレちゃんルームにごあんなーい」
P「入りません」
フレデリカ「ケチー!」
P「謂れのない非難なんですけど!?」
フレデリカ「ぶーぶー、そんなんじゃ一生結婚出来ないんだよー?」
P「で、出来るわぁ。ネトゲでならもう何度も…」
フレデリカ「ごめんなさい」
P「やめて、ハイライト消えたフレちゃんって本気で怖い」
フレデリカ「と言うことは置いといて」
P「会話のキャッチボール…」
フレデリカ「プロデューサー?」
P「うん?」
フレデリカ「また遊んでね♪」
P「」
フレデリカ「じゃあまた明日〜。明後日?来週?まいっか♪」バタンッ
P「待てぃオフは今日だけだよ明日から仕事だよ!」
P「…」
P「遊んでほしかったならちゃんとそう言えばいいのに」
芳乃「終わりですー」ガラガラッ
ちひろ「わひゃっ!ど、どこから出てくるんですか!」
17:30│宮本フレデリカ