2013年11月07日
千早「プロデューサー」P「ん?」
千早「ちょっとお願いがあるのですが」
P「どうした?千早」
P「どうした?千早」
千早「今朝、自分でおにぎりを作ってみたのですが」
P「あぁ、そういえば最近千早が料理の練習をしてるって春香が言ってたな」
千早「でもただ作るだけじゃ平凡だと思い、具を私なりにアレンジしてみたんです」
P「……うん」
千早「それで、最終的に完成したものをいくつか持ってきたんです。プロデューサー、よかったら味見をしていただけませんか?」
P「のヮの」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1337009206(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
P「……ちなみに、何を入れたんだ?」
千早「それは食べてからのお楽しみです」
P(……千早、お楽しみって言葉の意味を知らないのかな……)
千早「さぁ、食べてみてください。さぁ」
P(なんかすごいグイグイくるし……)
千早「ちなみに一番左側のがオススメです。ちゃんと食材を入れたものですし」
P「食材を入れた!?その発言は、食材を入れてないものもあるときのヤツだぞ!?」
千早「あっ、すいません。つい出た言葉です。大丈夫、大丈夫ですから。」
P(信じられない……)
千早「大丈夫ですから。大丈夫、大丈夫。ほんと大丈夫ですから。」
P(何回言うんだよ)
P「う〜ん。気持ちはありがたいんだが……」
千早「……そう。プロデューサーは、私の作った料理なんか食べてくれないんですね」
P「!」
千早「すいませんでした。プロデューサーに食べて貰いたくて作ったのですが、これは持って帰ることにします……」
P「な、なんか急にお腹がすいてきちゃったな〜!おにぎり貰っていいか?」
千早「えっ!?……もちろんです。好きなだけ食べて下さい。たくさん作ってきたので」
P「くっ……」
P(とりあえず、見た目が普通なものにしよう)
P「じゃあ、い、いただきます。」
千早「えぇ。私に遠慮せず、素直な感想を聞かせて下さい」
P(何だこれ……味は不味くはないけど、全然噛み切れない。)
P「これ、中の具はなんなんだ?」
千早「ゴムです」
P「はぁ!?」
P「え!?なんで!?なんでゴムを入れようって考えになったんだ!?」
千早「味が長続きして欲しいと思って」
P「味しねぇよ!しいていうなら二時間以上噛み続けたガムの味ぐらいだったわ!」
千早「そう。狙い通りね」
P「狙ったのかよ!だとしたらすげぇな!お前アイドル辞めてスナイパーなれよ!」
千早「まぁ、そのおにぎりはあまり自信がないものでしたから。他のはもっと美味しいですよ。」
P「よくこの流れで次を勧められるな!?俺怒ってるよね!?こんなプロデューサー見たことないでしょ!?」
千早「さっきのおにぎりの隣のは、特にオススメですよ」
P「無視!?千早、無視!?」
千早「はい、どうぞ」
P「あれ?聞こえてない?俺って透明人間なの?だったらおにぎり食べさせようとするのもやめてくんない?」
千早「しっ、仕方ありませんね。はい、あーん///」
P「えっ!?なんであーんなの!?俺の言葉が全部おねだりに聞こえたの!?どんなフィルター通したの!?」
千早「せいっ!」Pの口に放りこむ
P「ぶほっ!」ガリッ
P「……千早、今のおにぎりに具はなんだったんだ?」
千早「豆電池です」
P「……………なぜだ?」
千早「最近のプロデューサーが疲れているように見えたので」
P「あぁ〜、なるほど〜。だから豆電池か〜。千早は優しいな〜 っってバカ!!俺は機械仕掛けじゃねぇんだよ!何その発想!?お前の中の豆電池への信頼感はなんなの!?これを食べたらプロデューサーは元気百倍だ〜の予想だったのかよ!?は・ず・れ!お前もうスナイパーも無理だよ!だって今回のはめちゃくちゃ的外れだったからな!」
千早「これなんてどうでしょう?」
P「はい聞こえてな〜い!どうやんのそれ!?なんであれだけ長い台詞を聞こえない感じにできんの!?あれ30秒ぐらいは喋りっぱなしの長さだよ!?」
千早「しかし、これは失敗作なので、無理して食べていただかなくてもよろしいんですよ?」
P「なんで俺が味見に対してノリノリみたいな雰囲気出してんだよ!前の2つも既に失敗作だろうが!なんでここにきて料理が下手だと思われたくない的な態度を出してんだよ!てか、お前に足りないのは料理の腕前とかじゃねぇから!一番足りないのは想像力だ!豆電池をおにぎりに入れたら絶対ガリッってなるだろうが!」
千早「あーん」
P「あーんが出ちゃった!あーんが出ちゃったら食べちゃうよ!食べちゃうね!だって俺プロデューサーだから!千早からのあーんが出たら食べちゃうよ!食べちゃうね!」
P「……」バタッ
千早「やっぱり、青酸カリはおにぎりには合わないみたいね……」
春香「ただいま〜。あれ、千早ちゃん!このおにぎり千早ちゃんが作ったの?」
千早「えぇ。よかったら味見してくれる?」
fin
投下します
基本的に短編です
初SSなので生暖かく見守って下さい
千早「プロデューサー」
P「ん、どうした?」
千早「以前、私にはスナイパーが向いているとおっしゃっていましたよね?」
P「おぅ、あのときの俺の言葉は届いていたんだな。だいぶ時差があったみたいだが」
千早「私、今まで自分には歌しかないと思い込んでいました。なのであの言葉を聞いたときは、まるで夢から覚めた気分でした」
P「あぁ、そうなんだ。俺は夢を見てる気分だったよ。悪夢ね、悪夢」
千早「私、公務員になりたいです。だって安定してるじゃないですか」
P「アイドルの発言とは思えんな」
千早「教師って面白そうですよね」
P「あぁ、わかってきた。お前は自分に都合の悪い言葉は聞こえないんだな」
千早「プロデューサー君、また授業サボったでしょ!そんなんじゃ進級できないわよ!」
P「ん?シミュレーションに入っちゃったの?俺に一言もなく?うっひゃ〜、千早さんマジパネェっすね!」
千早「あっ、煙草なんか吸って……。空気が汚れるでしょ!」
P「あっ、そこなんだ!叱る理由!生徒のことは一切の考慮なし!そりゃグレるわ!」
千早「はぁ……。とにかく明日のお遊戯会には絶対出席してよね!」
P「お前不良に何やらせてんだよ!バカなの!?学校がバカなの!?絶対出ねぇよ!」
千早「プロデューサー君。昨日のダンス、凄く良かったわよ」
P「出ちゃった!日付変わった設定にしちゃった!不良の俺、出ちゃった!踊っちゃった!お遊戯!」
千早「出席がプロデューサー君だけだったのが残念だったけど」
P「でしょうね!出たくないんだよみんな!意図せずソロライブ!不良役の俺良い奴過ぎるだろ!」
千早「観客みんなを笑顔にしてくれたわ」
P「馬鹿にされてんだよ!嘲笑だろ!?プークスクスだよ!」
千早「来週も頑張ってね」
P「毎週!?うわ〜今週のお遊戯はいい出来だったな〜来週も楽しみだぜ〜!みんなに笑われるために毎日練習頑張ろ〜ってバカ!絶対出ねぇよ!?むしろ一回出た不良の俺をもっと限界まで褒めろよ!」
千早「出なかった場合は退学よ。……あなたの兄弟、友人も含めて」
P「オーバーキル!そいつらが何したっていうんだよ!いや、俺一人が退学ですら異常だけどね!?絶対王政にも程があるだろ!」
千早「お姫様だなんてそんな……///」
P「言ってねぇ〜!何なん!?ほんと何なんお前の耳!ろ過装置が完璧過ぎるだろ!さすが透き通るような歌声の持ち主だけありますねってやかましいわ!」
千早「……学校の廊下だけにろ過ってことですか?プロデューサー、いくらなんでもそれは……」
P「そこは狙ってねぇよ!はぁ!?そこ食いつく!?もっと目を着けるポイントあるだろ!?いやいやいや……えっ!?やめろ!なんか俺がスベったみたいな空気を醸し出すのをやめろ!まぁ、私はプロデューサーの味方ですよ。的な顔してんじゃねぇ!お前が敵だよ!唯一の!おい!次は頑張りましょうね。みたいな顔してんじゃねぇ!」
千早「あらあら〜。困りましたわね〜」
P「なんで急にここであずささん物真似なんだよ!意味がわからん!流れがぐちゃぐちゃだよ!お前はキャラが迷子になりすぎだろ!」
千早「あずささんだけにですね?」
P「うるせぇ!」
fin
投下します
千早「プロデューサー」
P「ん、どうした?千早」
千早「もしも一つだけ願いが叶うとしたら、何をお願いますか?」
P「いきなりだな……。でもまぁ、俺の一番の願いはお前達が揃ってトップアイドルになることかな」
千早「ありがとうございます。プロデューサーの願いを叶えられるよう、頑張りたいです」
P「そうだな、一緒に頑張ろう。ちなみに千早なら何を願うんだ?」
千早「私もプロデューサーと同じです。もっと世の中の男性共からもてはやされたいです。」
P「うん、同じじゃないな」
P「どうしたんだ千早?お前にそんなイメージはなかったぞ?」
千早「なんだかんだで私も思春期ですから。あっ間違えました。なんだかんだで私も発情期ですから」
P「おぅ、いまだに間違えだらけだぞ」
千早「One night ラァ〜ヴ」
P「お前の中の肉食系な一面がフル出場してるな」
千早「尊敬している芸能人は中西里菜さんです」
P「それはやめろ、洒落にならん」
千早「モテたいー」
P「千早は可愛いししっかりしてるからモテそうだがな」
千早「はい。今も確かにモテますが、更にモテたいんです。常に上を目指さないと」
P「なるほど、向上心が裏目に出るパターンってあるんだな。初めて見た」
千早「どうすればもっとモテるようになるでしょうか」
P「他の765プロのアイドル達の良いところを参考にすればいいんじゃないか?みんな個性的で真似やすいしな」
千早「美希みたいに語尾に特徴を付けてみますポヨ」
P「バカみたいだぞ」
千早「伊織みたいなツンデレはどうでしょうか」
P「千早がツンデレって言葉を使ってる時点で悲しいぞ、俺は」
千早「べ、別にあんたとラブホテルに行きたいわけじゃないんだからね!ただ、あんたがどうしてもっていうなら……」
P「それはツンデレじゃない、ただの尻軽だ」
千早「ひぃ〜ん、私の穴を掘ってください〜」
P「おいっ!?お前今のはダメだろ!?人として!」
千早「家族は多い方がいいさぁ〜、だから穴兄弟でもなんくるないさ〜」
P「えっ!?何なの!?お前雪歩と響のこと嫌ってんの!?じゃなきゃしないよね!?人の物真似しながらそんなゴミみたいな発言!」
千早「プロデューサーさん、淫乱ですよ!淫乱!」
P「うるせぇ!二回言うな!ていうか一回ですら言うな!」
千早「運命の人はどこかしら〜」
P「この流れでそれ言っちゃった!普通のあずささんのセリフが薄汚れて聞こえるだろ!」
千早「兄ちゃん兄ちゃん、セ○クスしよ→」
P「ついに言いやがった!最悪の禁句を!せめて捻れよ!無邪気に交渉してんじゃねぇ!」
千早「あなたさまのざぁめ」P「言わせねぇよ!?」
P「お前、謝れよ!全てのアイマスファンに!いや、全身全霊で謝っても許されないだろうけれども!」
千早「ごめんポヨ」
P「バカ!」
fin
すいません。遅くなりました
投下します
前回までのあらすじを四行で説明
春香はPと結婚したいと思ってる
っていうか婚約したと思ってる
Pはようやく勘違いに気づいた
いつもより真剣(?)な千早と雪歩
千早「プロデューサー」
P「ん?」
千早「プロデューサーは、765プロが好きですか?」
P「そりゃあもちろん。俺は765プロが大好きだぞ」
千早「プロデューサーは、うちの事務所のアイドルを好きですか?」
P「……どうしたんだ?いや、そりゃ当然みんなのこと好きだぞ?」
千早「その中でも、特に大切にしてる人はいますか?」
P「やよ…………俺は、みんなに対して平等に接しているつもりだよ。全員が大事なアイドルなんだからな。と、当然だろ?」
千早「プロデューサーは、春香のことをどう思っているのですか?」
P「……春香は、真面目だし優しいし、本当に良い子だよ」
千早「……そういうことを聞きたいんじゃありません」
千早「プロデューサーは、[たぬき]の秘密道具の中で一番欲しいものはなんですか?」
P「えっ!?急に話題変えちゃうんだ!?」
千早「私なら、どこでもドアが欲しいです」
P「そっか。すげぇどうでもいい」
千早「愛の前では距離など消えるのです」ドヤ
P「うぉぉ、全然意味わかんねぇ」
千早「プロデューサーは、ドラえもんの秘密道具の中で一番欲しいものはなんですか?」
P「あっ!急に話題変えちゃうんだ!?」
千早「私なら、どこでもドアが欲しいです」
P「そっか。すげぇどうでもいい」
千早「愛の前では距離など消えるのです」ドヤ
P「うぉぉ、全然意味わかんねぇ」
千早「プロデューサーは、のび太やスネ夫、ジャイアンのような存在ですよね」
P「……どういう意味だ?」
千早「しずかじゃない」
P「どゆこと!?うるさかったってこと!?お前の伝え方がすっげぇうぜぇ!」
千早「プロデューサーは好きな人がいますか?」
P「……ホントお前は話題変えが急だな」
千早「私はいますよ」
P「うん?……えっ!?いるの!?千早に!?」
千早「そりゃあ私だって思春期……発情期ですから」
P「いや、言い直さなくていいから」
千早「その人は、頭がおかしくて、変態で、変人なんです」
P「ほぉ。なんかすごい人だな。好きになる要素がまったくない気がするが」
千早「まぁ、気にしないで下さい。今はプロデューサーの話です」
P「えっ!?お前から話題振ってきたよね!?」
千早「プロデューサー。自分の気持ちにウソをつかないで下さい。いつかきっと悔やみますよ」
P「……」
千早「私は、プロデューサーが後悔する姿を見たくありません」
P「……うん」
千早「今、萩原さんが春香に事情を説明しているはずです。行ってあげて下さい」
P「……了解。ちょっと行って来ようかな。ありがとな、千早」
to be continued
雪歩「春香ちゃん」
春香「あれっ?どうしたの雪歩?」
雪歩「春香ちゃんって、プロデューサーのことが好きなの?」
春香「えっ!?きゅ、急にどうしたの!?」
雪歩「プロデューサーと結婚するって噂を聞いたんだけど……」
春香「あ、あはは……噂になってるんだ」
雪歩「本当なの?」
春香「う、うん。実はそうなんだ。具体的な話は決まってないんだけどね」
雪歩(オゥフ。本当に勘違いしてるでござる)
雪歩「春香ちゃんは、何があってもプロデューサーのことを信じることができる?」
春香「ホントどうしたの急に?」
雪歩「答えて」
春香(あ、怖い雪歩だ)
春香「私は、プロデューサーさんのことを信じてるよ」
雪歩「仮に、プロデューサーが変態でも?」
春香「……うん。仮じゃないけど」
雪歩「プロデューサーが異常に鈍感でも?」
春香「うん。身を持って知ってるから大丈夫」
雪歩「実はね、春香ちゃん。」
春香「うん?」
雪歩「春香ちゃんが想像している以上にプロデューサーは鈍感なんだ」
春香「?どういう意味?」
雪歩「そろそろ本人が来るから、直接聞いてみて。それじゃあ、私は風のように去るね。そう、鈴蘭にしなだれる露木の隷属は闇に飲まれしカノッサの如き美しくあれ……」
春香「雪歩、私じゃそういうの捌ききれない」
to be continued
次回の投下で最終回になると思います
投下します
今回のは誕生日記念の番外編のようなもので、最終回ではありません
愛「あっっ!!律子さんじゃないですかっ!!こんにちは!!」
律子「あら、日高さん。こんにちは」
愛「律子さんと会うの久しぶりですねっ!!会えて嬉しいです!!」
律子「えぇ、私もよ。ところで声のボリュームどうにかならないかしら」
愛「律子さんって昨日が誕生日だったんですよねっ!!おめでとうございます!!」
律子「あら、覚えててくれたの?ありがとう」
愛「あたしは、明日が誕生日なんですっ!!」
律子「そうだったわね。ちょっと早いけどおめでとう」
愛「つまり今日は、あたしと律子さんの誕生日ですよっ!!」
律子「え??」
律子「ごめんなさい、ちょっとわからなかったわ。もう一度お願いできる?」
愛「はいっ!!今日はあたし達2人の誕生日ですっ!!」
律子「いえ、私の誕生日は昨日よ?」
愛「はいっ!!おめでとうございます!!」
律子「そ、そうじゃなくて」
律子「ちょっと説明してもらってもいい?」
愛「はいっ!!昨日は、律子さんの誕生日でしたっ!!」
律子「えぇ、そうね」
愛「明日はあたしの誕生日ですっ!!」
律子「えぇ。ここまではわかるわ」
愛「つまり、今日は2人の誕生日ですっ!!」
律子「??急にわからなくなったわ」
愛「誕生日が同じだなんて嬉しいですっ!!」
律子「い、いえ、私と日高さんの誕生日は違う日よ?そんな偶然一緒みたいな言われ方しても……」
愛「つまり、同い年ですねっ!!」
律子「えぇっ!?どういう結論!?全然つまりの意味がわからないわ……涼も苦労してそうね」
愛「律子さんは、なんでこの日付で産まれたんですかっ!!??」
律子「えええぇっ!?な、なんで!?そ、それは母親に尋ねるしか……私の意志は一切介入していないから、ちょっと答えかねるわね」
愛「ママに聞けばいいんですかっ!!??わかりましたっ!!電話してみますねっ!!」
律子「いっ、いえっ!日高さんの母親って意味じゃないの!日高舞さんって意味じゃないのよ!いくら元トップアイドルでも私の家の家庭事情は知らないだろうしっ!」
愛「涼さんなら元気ですよっ!!」
律子「えっ!?急にどうしたの!?あっ、さっき私が涼の名前を出したから!?だとしたらレスポンスが遅すぎじゃないかしら!?」
愛「この前も〜……あれっ!!??何を言おうとしたんでしたっけ!!??あっそうだ!!律子さん!!お誕生日おめでとうございます!!」
律子「ほ、本気で言ってるの!?ちょっと怖くなってきたわ……」
律子「この子、うちの千早とは別ベクトルでカオスね……」
愛「ベクトル!!??ベクトルってなんですかっ!!?あたしも食べてみたいですっ!!??」
律子「そこに食いつかれても……」
愛「食いつく!!??あたし、まだ食べてないですよ!!??ベクトルってケーキかなにかですかっ!!??あっっ!!ケーキと言えば、律子さん誕生日おめでとうございますっ!!」
律子「だ、誰か助けて……」
fin
まだ残っていたので投下します
今度こそこのスレでは最後だと思います
千早「プロデューサー」
P「うん?どうした千早」
千早「今頃、織姫と彦星はしっぽりやってるんですかねぇ」
P「お前は七夕すらエロい目でしか見れないのか」
千早「雨が降った場合は会えないらしいですよね」
P「うん、そうらしいな」
千早「でも、二人がいるのって宇宙ですよね?雨関係なくないですか?」
P「あぁー、言われてみれば確かにそうだな」
千早「多分、お互い既に冷め始めてるんでしょうね。今年地球は雨らしいし、また次の機会でいいよね。的な」
P「ひどい倦怠期!一年に一回のチャンスなんじゃないのかよ!?二人のノリが現代っ子すぎるだろ!」
千早「ちなみに、七夕の日に降る雨を催涙雨というらしいですよ。織姫と彦星の涙らしいです」
P「おぉ、二人とも号泣だな。やっぱり冷めてないんじゃないか」
千早「自分達の涙のせいで会えないってのも変な話ですよね。今年はだるいし、泣いとけばいいか。的な」
P「お前は二人に恨みでもあるの!?言い伝えに対してどんだけ悪意の目を向けてんだよ!?」
千早「何百年も経ってる訳ですし、天の川を渡れる舟を作るとか、解決策はいくらでもあると思うのですが」
P「そういえば小さい頃いたなぁ。物語にケチをつける奴」
千早「あ、今年はなしでー。はーい。うん、じゃあまたー。みたいなやりとり程度でしょうね」
P「今明らかに電話してたよね!?そんな文明の利器ないから!文句つけたいなら時代背景をしっかりさせろよ!」
千早「多分彦星は浮気してますしね。乙女座あたりと」
P「濡れ衣が酷い!乙女座もびっくりだよ!なんなの!?七夕にどんな嫌な思い出があるの!?」
千早「織姫はかに食べてます」
P「かに座!あいつは食用に用いられてるのかよ!?」
千早「きっと彦星は、織姫と乙女座を天秤にかけてるんですよ。……天秤座だけに」
P「うるせぇよ!星座を昼ドラみたいな楽しみ方するんじゃねぇ!」
千早「織姫はそれを知らずに、かにばっかり食べてますし」
P「かに座ー!止めてやれよ!かに座が何をしたって言うんだよ!?」
千早「逆に、たまにぐらいがちょうどいいんでしょうか」
P「んー。まぁ、新鮮さはあるんだろうな」
千早「またいつか会えるってぐらいの気持ちが一番いいモチベーションなのかも知れません」
P「幸福というのはこういうことだ……これでいい」
fin
P「あぁ、そういえば最近千早が料理の練習をしてるって春香が言ってたな」
千早「でもただ作るだけじゃ平凡だと思い、具を私なりにアレンジしてみたんです」
P「……うん」
千早「それで、最終的に完成したものをいくつか持ってきたんです。プロデューサー、よかったら味見をしていただけませんか?」
P「のヮの」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1337009206(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
P「……ちなみに、何を入れたんだ?」
千早「それは食べてからのお楽しみです」
P(……千早、お楽しみって言葉の意味を知らないのかな……)
千早「さぁ、食べてみてください。さぁ」
P(なんかすごいグイグイくるし……)
千早「ちなみに一番左側のがオススメです。ちゃんと食材を入れたものですし」
P「食材を入れた!?その発言は、食材を入れてないものもあるときのヤツだぞ!?」
千早「あっ、すいません。つい出た言葉です。大丈夫、大丈夫ですから。」
P(信じられない……)
千早「大丈夫ですから。大丈夫、大丈夫。ほんと大丈夫ですから。」
P(何回言うんだよ)
P「う〜ん。気持ちはありがたいんだが……」
千早「……そう。プロデューサーは、私の作った料理なんか食べてくれないんですね」
P「!」
千早「すいませんでした。プロデューサーに食べて貰いたくて作ったのですが、これは持って帰ることにします……」
P「な、なんか急にお腹がすいてきちゃったな〜!おにぎり貰っていいか?」
千早「えっ!?……もちろんです。好きなだけ食べて下さい。たくさん作ってきたので」
P「くっ……」
P(とりあえず、見た目が普通なものにしよう)
P「じゃあ、い、いただきます。」
千早「えぇ。私に遠慮せず、素直な感想を聞かせて下さい」
P(何だこれ……味は不味くはないけど、全然噛み切れない。)
P「これ、中の具はなんなんだ?」
千早「ゴムです」
P「はぁ!?」
P「え!?なんで!?なんでゴムを入れようって考えになったんだ!?」
千早「味が長続きして欲しいと思って」
P「味しねぇよ!しいていうなら二時間以上噛み続けたガムの味ぐらいだったわ!」
千早「そう。狙い通りね」
P「狙ったのかよ!だとしたらすげぇな!お前アイドル辞めてスナイパーなれよ!」
千早「まぁ、そのおにぎりはあまり自信がないものでしたから。他のはもっと美味しいですよ。」
P「よくこの流れで次を勧められるな!?俺怒ってるよね!?こんなプロデューサー見たことないでしょ!?」
千早「さっきのおにぎりの隣のは、特にオススメですよ」
P「無視!?千早、無視!?」
千早「はい、どうぞ」
P「あれ?聞こえてない?俺って透明人間なの?だったらおにぎり食べさせようとするのもやめてくんない?」
千早「しっ、仕方ありませんね。はい、あーん///」
P「えっ!?なんであーんなの!?俺の言葉が全部おねだりに聞こえたの!?どんなフィルター通したの!?」
千早「せいっ!」Pの口に放りこむ
P「ぶほっ!」ガリッ
P「……千早、今のおにぎりに具はなんだったんだ?」
千早「豆電池です」
P「……………なぜだ?」
千早「最近のプロデューサーが疲れているように見えたので」
P「あぁ〜、なるほど〜。だから豆電池か〜。千早は優しいな〜 っってバカ!!俺は機械仕掛けじゃねぇんだよ!何その発想!?お前の中の豆電池への信頼感はなんなの!?これを食べたらプロデューサーは元気百倍だ〜の予想だったのかよ!?は・ず・れ!お前もうスナイパーも無理だよ!だって今回のはめちゃくちゃ的外れだったからな!」
千早「これなんてどうでしょう?」
P「はい聞こえてな〜い!どうやんのそれ!?なんであれだけ長い台詞を聞こえない感じにできんの!?あれ30秒ぐらいは喋りっぱなしの長さだよ!?」
千早「しかし、これは失敗作なので、無理して食べていただかなくてもよろしいんですよ?」
P「なんで俺が味見に対してノリノリみたいな雰囲気出してんだよ!前の2つも既に失敗作だろうが!なんでここにきて料理が下手だと思われたくない的な態度を出してんだよ!てか、お前に足りないのは料理の腕前とかじゃねぇから!一番足りないのは想像力だ!豆電池をおにぎりに入れたら絶対ガリッってなるだろうが!」
千早「あーん」
P「あーんが出ちゃった!あーんが出ちゃったら食べちゃうよ!食べちゃうね!だって俺プロデューサーだから!千早からのあーんが出たら食べちゃうよ!食べちゃうね!」
P「……」バタッ
千早「やっぱり、青酸カリはおにぎりには合わないみたいね……」
春香「ただいま〜。あれ、千早ちゃん!このおにぎり千早ちゃんが作ったの?」
千早「えぇ。よかったら味見してくれる?」
fin
投下します
基本的に短編です
初SSなので生暖かく見守って下さい
千早「プロデューサー」
P「ん、どうした?」
千早「以前、私にはスナイパーが向いているとおっしゃっていましたよね?」
P「おぅ、あのときの俺の言葉は届いていたんだな。だいぶ時差があったみたいだが」
千早「私、今まで自分には歌しかないと思い込んでいました。なのであの言葉を聞いたときは、まるで夢から覚めた気分でした」
P「あぁ、そうなんだ。俺は夢を見てる気分だったよ。悪夢ね、悪夢」
千早「私、公務員になりたいです。だって安定してるじゃないですか」
P「アイドルの発言とは思えんな」
千早「教師って面白そうですよね」
P「あぁ、わかってきた。お前は自分に都合の悪い言葉は聞こえないんだな」
千早「プロデューサー君、また授業サボったでしょ!そんなんじゃ進級できないわよ!」
P「ん?シミュレーションに入っちゃったの?俺に一言もなく?うっひゃ〜、千早さんマジパネェっすね!」
千早「あっ、煙草なんか吸って……。空気が汚れるでしょ!」
P「あっ、そこなんだ!叱る理由!生徒のことは一切の考慮なし!そりゃグレるわ!」
千早「はぁ……。とにかく明日のお遊戯会には絶対出席してよね!」
P「お前不良に何やらせてんだよ!バカなの!?学校がバカなの!?絶対出ねぇよ!」
千早「プロデューサー君。昨日のダンス、凄く良かったわよ」
P「出ちゃった!日付変わった設定にしちゃった!不良の俺、出ちゃった!踊っちゃった!お遊戯!」
千早「出席がプロデューサー君だけだったのが残念だったけど」
P「でしょうね!出たくないんだよみんな!意図せずソロライブ!不良役の俺良い奴過ぎるだろ!」
千早「観客みんなを笑顔にしてくれたわ」
P「馬鹿にされてんだよ!嘲笑だろ!?プークスクスだよ!」
千早「来週も頑張ってね」
P「毎週!?うわ〜今週のお遊戯はいい出来だったな〜来週も楽しみだぜ〜!みんなに笑われるために毎日練習頑張ろ〜ってバカ!絶対出ねぇよ!?むしろ一回出た不良の俺をもっと限界まで褒めろよ!」
千早「出なかった場合は退学よ。……あなたの兄弟、友人も含めて」
P「オーバーキル!そいつらが何したっていうんだよ!いや、俺一人が退学ですら異常だけどね!?絶対王政にも程があるだろ!」
千早「お姫様だなんてそんな……///」
P「言ってねぇ〜!何なん!?ほんと何なんお前の耳!ろ過装置が完璧過ぎるだろ!さすが透き通るような歌声の持ち主だけありますねってやかましいわ!」
千早「……学校の廊下だけにろ過ってことですか?プロデューサー、いくらなんでもそれは……」
P「そこは狙ってねぇよ!はぁ!?そこ食いつく!?もっと目を着けるポイントあるだろ!?いやいやいや……えっ!?やめろ!なんか俺がスベったみたいな空気を醸し出すのをやめろ!まぁ、私はプロデューサーの味方ですよ。的な顔してんじゃねぇ!お前が敵だよ!唯一の!おい!次は頑張りましょうね。みたいな顔してんじゃねぇ!」
千早「あらあら〜。困りましたわね〜」
P「なんで急にここであずささん物真似なんだよ!意味がわからん!流れがぐちゃぐちゃだよ!お前はキャラが迷子になりすぎだろ!」
千早「あずささんだけにですね?」
P「うるせぇ!」
fin
投下します
千早「プロデューサー」
P「ん、どうした?千早」
千早「もしも一つだけ願いが叶うとしたら、何をお願いますか?」
P「いきなりだな……。でもまぁ、俺の一番の願いはお前達が揃ってトップアイドルになることかな」
千早「ありがとうございます。プロデューサーの願いを叶えられるよう、頑張りたいです」
P「そうだな、一緒に頑張ろう。ちなみに千早なら何を願うんだ?」
千早「私もプロデューサーと同じです。もっと世の中の男性共からもてはやされたいです。」
P「うん、同じじゃないな」
P「どうしたんだ千早?お前にそんなイメージはなかったぞ?」
千早「なんだかんだで私も思春期ですから。あっ間違えました。なんだかんだで私も発情期ですから」
P「おぅ、いまだに間違えだらけだぞ」
千早「One night ラァ〜ヴ」
P「お前の中の肉食系な一面がフル出場してるな」
千早「尊敬している芸能人は中西里菜さんです」
P「それはやめろ、洒落にならん」
千早「モテたいー」
P「千早は可愛いししっかりしてるからモテそうだがな」
千早「はい。今も確かにモテますが、更にモテたいんです。常に上を目指さないと」
P「なるほど、向上心が裏目に出るパターンってあるんだな。初めて見た」
千早「どうすればもっとモテるようになるでしょうか」
P「他の765プロのアイドル達の良いところを参考にすればいいんじゃないか?みんな個性的で真似やすいしな」
千早「美希みたいに語尾に特徴を付けてみますポヨ」
P「バカみたいだぞ」
千早「伊織みたいなツンデレはどうでしょうか」
P「千早がツンデレって言葉を使ってる時点で悲しいぞ、俺は」
千早「べ、別にあんたとラブホテルに行きたいわけじゃないんだからね!ただ、あんたがどうしてもっていうなら……」
P「それはツンデレじゃない、ただの尻軽だ」
千早「ひぃ〜ん、私の穴を掘ってください〜」
P「おいっ!?お前今のはダメだろ!?人として!」
千早「家族は多い方がいいさぁ〜、だから穴兄弟でもなんくるないさ〜」
P「えっ!?何なの!?お前雪歩と響のこと嫌ってんの!?じゃなきゃしないよね!?人の物真似しながらそんなゴミみたいな発言!」
千早「プロデューサーさん、淫乱ですよ!淫乱!」
P「うるせぇ!二回言うな!ていうか一回ですら言うな!」
千早「運命の人はどこかしら〜」
P「この流れでそれ言っちゃった!普通のあずささんのセリフが薄汚れて聞こえるだろ!」
千早「兄ちゃん兄ちゃん、セ○クスしよ→」
P「ついに言いやがった!最悪の禁句を!せめて捻れよ!無邪気に交渉してんじゃねぇ!」
千早「あなたさまのざぁめ」P「言わせねぇよ!?」
P「お前、謝れよ!全てのアイマスファンに!いや、全身全霊で謝っても許されないだろうけれども!」
千早「ごめんポヨ」
P「バカ!」
fin
すいません。遅くなりました
投下します
前回までのあらすじを四行で説明
春香はPと結婚したいと思ってる
っていうか婚約したと思ってる
Pはようやく勘違いに気づいた
いつもより真剣(?)な千早と雪歩
千早「プロデューサー」
P「ん?」
千早「プロデューサーは、765プロが好きですか?」
P「そりゃあもちろん。俺は765プロが大好きだぞ」
千早「プロデューサーは、うちの事務所のアイドルを好きですか?」
P「……どうしたんだ?いや、そりゃ当然みんなのこと好きだぞ?」
千早「その中でも、特に大切にしてる人はいますか?」
P「やよ…………俺は、みんなに対して平等に接しているつもりだよ。全員が大事なアイドルなんだからな。と、当然だろ?」
千早「プロデューサーは、春香のことをどう思っているのですか?」
P「……春香は、真面目だし優しいし、本当に良い子だよ」
千早「……そういうことを聞きたいんじゃありません」
千早「プロデューサーは、[たぬき]の秘密道具の中で一番欲しいものはなんですか?」
P「えっ!?急に話題変えちゃうんだ!?」
千早「私なら、どこでもドアが欲しいです」
P「そっか。すげぇどうでもいい」
千早「愛の前では距離など消えるのです」ドヤ
P「うぉぉ、全然意味わかんねぇ」
千早「プロデューサーは、ドラえもんの秘密道具の中で一番欲しいものはなんですか?」
P「あっ!急に話題変えちゃうんだ!?」
千早「私なら、どこでもドアが欲しいです」
P「そっか。すげぇどうでもいい」
千早「愛の前では距離など消えるのです」ドヤ
P「うぉぉ、全然意味わかんねぇ」
千早「プロデューサーは、のび太やスネ夫、ジャイアンのような存在ですよね」
P「……どういう意味だ?」
千早「しずかじゃない」
P「どゆこと!?うるさかったってこと!?お前の伝え方がすっげぇうぜぇ!」
千早「プロデューサーは好きな人がいますか?」
P「……ホントお前は話題変えが急だな」
千早「私はいますよ」
P「うん?……えっ!?いるの!?千早に!?」
千早「そりゃあ私だって思春期……発情期ですから」
P「いや、言い直さなくていいから」
千早「その人は、頭がおかしくて、変態で、変人なんです」
P「ほぉ。なんかすごい人だな。好きになる要素がまったくない気がするが」
千早「まぁ、気にしないで下さい。今はプロデューサーの話です」
P「えっ!?お前から話題振ってきたよね!?」
千早「プロデューサー。自分の気持ちにウソをつかないで下さい。いつかきっと悔やみますよ」
P「……」
千早「私は、プロデューサーが後悔する姿を見たくありません」
P「……うん」
千早「今、萩原さんが春香に事情を説明しているはずです。行ってあげて下さい」
P「……了解。ちょっと行って来ようかな。ありがとな、千早」
to be continued
雪歩「春香ちゃん」
春香「あれっ?どうしたの雪歩?」
雪歩「春香ちゃんって、プロデューサーのことが好きなの?」
春香「えっ!?きゅ、急にどうしたの!?」
雪歩「プロデューサーと結婚するって噂を聞いたんだけど……」
春香「あ、あはは……噂になってるんだ」
雪歩「本当なの?」
春香「う、うん。実はそうなんだ。具体的な話は決まってないんだけどね」
雪歩(オゥフ。本当に勘違いしてるでござる)
雪歩「春香ちゃんは、何があってもプロデューサーのことを信じることができる?」
春香「ホントどうしたの急に?」
雪歩「答えて」
春香(あ、怖い雪歩だ)
春香「私は、プロデューサーさんのことを信じてるよ」
雪歩「仮に、プロデューサーが変態でも?」
春香「……うん。仮じゃないけど」
雪歩「プロデューサーが異常に鈍感でも?」
春香「うん。身を持って知ってるから大丈夫」
雪歩「実はね、春香ちゃん。」
春香「うん?」
雪歩「春香ちゃんが想像している以上にプロデューサーは鈍感なんだ」
春香「?どういう意味?」
雪歩「そろそろ本人が来るから、直接聞いてみて。それじゃあ、私は風のように去るね。そう、鈴蘭にしなだれる露木の隷属は闇に飲まれしカノッサの如き美しくあれ……」
春香「雪歩、私じゃそういうの捌ききれない」
to be continued
次回の投下で最終回になると思います
投下します
今回のは誕生日記念の番外編のようなもので、最終回ではありません
愛「あっっ!!律子さんじゃないですかっ!!こんにちは!!」
律子「あら、日高さん。こんにちは」
愛「律子さんと会うの久しぶりですねっ!!会えて嬉しいです!!」
律子「えぇ、私もよ。ところで声のボリュームどうにかならないかしら」
愛「律子さんって昨日が誕生日だったんですよねっ!!おめでとうございます!!」
律子「あら、覚えててくれたの?ありがとう」
愛「あたしは、明日が誕生日なんですっ!!」
律子「そうだったわね。ちょっと早いけどおめでとう」
愛「つまり今日は、あたしと律子さんの誕生日ですよっ!!」
律子「え??」
律子「ごめんなさい、ちょっとわからなかったわ。もう一度お願いできる?」
愛「はいっ!!今日はあたし達2人の誕生日ですっ!!」
律子「いえ、私の誕生日は昨日よ?」
愛「はいっ!!おめでとうございます!!」
律子「そ、そうじゃなくて」
律子「ちょっと説明してもらってもいい?」
愛「はいっ!!昨日は、律子さんの誕生日でしたっ!!」
律子「えぇ、そうね」
愛「明日はあたしの誕生日ですっ!!」
律子「えぇ。ここまではわかるわ」
愛「つまり、今日は2人の誕生日ですっ!!」
律子「??急にわからなくなったわ」
愛「誕生日が同じだなんて嬉しいですっ!!」
律子「い、いえ、私と日高さんの誕生日は違う日よ?そんな偶然一緒みたいな言われ方しても……」
愛「つまり、同い年ですねっ!!」
律子「えぇっ!?どういう結論!?全然つまりの意味がわからないわ……涼も苦労してそうね」
愛「律子さんは、なんでこの日付で産まれたんですかっ!!??」
律子「えええぇっ!?な、なんで!?そ、それは母親に尋ねるしか……私の意志は一切介入していないから、ちょっと答えかねるわね」
愛「ママに聞けばいいんですかっ!!??わかりましたっ!!電話してみますねっ!!」
律子「いっ、いえっ!日高さんの母親って意味じゃないの!日高舞さんって意味じゃないのよ!いくら元トップアイドルでも私の家の家庭事情は知らないだろうしっ!」
愛「涼さんなら元気ですよっ!!」
律子「えっ!?急にどうしたの!?あっ、さっき私が涼の名前を出したから!?だとしたらレスポンスが遅すぎじゃないかしら!?」
愛「この前も〜……あれっ!!??何を言おうとしたんでしたっけ!!??あっそうだ!!律子さん!!お誕生日おめでとうございます!!」
律子「ほ、本気で言ってるの!?ちょっと怖くなってきたわ……」
律子「この子、うちの千早とは別ベクトルでカオスね……」
愛「ベクトル!!??ベクトルってなんですかっ!!?あたしも食べてみたいですっ!!??」
律子「そこに食いつかれても……」
愛「食いつく!!??あたし、まだ食べてないですよ!!??ベクトルってケーキかなにかですかっ!!??あっっ!!ケーキと言えば、律子さん誕生日おめでとうございますっ!!」
律子「だ、誰か助けて……」
fin
まだ残っていたので投下します
今度こそこのスレでは最後だと思います
千早「プロデューサー」
P「うん?どうした千早」
千早「今頃、織姫と彦星はしっぽりやってるんですかねぇ」
P「お前は七夕すらエロい目でしか見れないのか」
千早「雨が降った場合は会えないらしいですよね」
P「うん、そうらしいな」
千早「でも、二人がいるのって宇宙ですよね?雨関係なくないですか?」
P「あぁー、言われてみれば確かにそうだな」
千早「多分、お互い既に冷め始めてるんでしょうね。今年地球は雨らしいし、また次の機会でいいよね。的な」
P「ひどい倦怠期!一年に一回のチャンスなんじゃないのかよ!?二人のノリが現代っ子すぎるだろ!」
千早「ちなみに、七夕の日に降る雨を催涙雨というらしいですよ。織姫と彦星の涙らしいです」
P「おぉ、二人とも号泣だな。やっぱり冷めてないんじゃないか」
千早「自分達の涙のせいで会えないってのも変な話ですよね。今年はだるいし、泣いとけばいいか。的な」
P「お前は二人に恨みでもあるの!?言い伝えに対してどんだけ悪意の目を向けてんだよ!?」
千早「何百年も経ってる訳ですし、天の川を渡れる舟を作るとか、解決策はいくらでもあると思うのですが」
P「そういえば小さい頃いたなぁ。物語にケチをつける奴」
千早「あ、今年はなしでー。はーい。うん、じゃあまたー。みたいなやりとり程度でしょうね」
P「今明らかに電話してたよね!?そんな文明の利器ないから!文句つけたいなら時代背景をしっかりさせろよ!」
千早「多分彦星は浮気してますしね。乙女座あたりと」
P「濡れ衣が酷い!乙女座もびっくりだよ!なんなの!?七夕にどんな嫌な思い出があるの!?」
千早「織姫はかに食べてます」
P「かに座!あいつは食用に用いられてるのかよ!?」
千早「きっと彦星は、織姫と乙女座を天秤にかけてるんですよ。……天秤座だけに」
P「うるせぇよ!星座を昼ドラみたいな楽しみ方するんじゃねぇ!」
千早「織姫はそれを知らずに、かにばっかり食べてますし」
P「かに座ー!止めてやれよ!かに座が何をしたって言うんだよ!?」
千早「逆に、たまにぐらいがちょうどいいんでしょうか」
P「んー。まぁ、新鮮さはあるんだろうな」
千早「またいつか会えるってぐらいの気持ちが一番いいモチベーションなのかも知れません」
P「幸福というのはこういうことだ……これでいい」
fin
13:41│如月千早