2013年11月07日
佐久間まゆ「触らないでくださいねぇ」 モバP「え」
P「…」ヒクッ
P「ま、まゆ? いまなんて…」
まゆ「聞こえなかったんですかぁ? もう…本当に、プロデューサーは仕方のない人ですねぇ…」ハア
P「ま、まゆ? いまなんて…」
まゆ「聞こえなかったんですかぁ? もう…本当に、プロデューサーは仕方のない人ですねぇ…」ハア
P「あ、ああすまん。ちょっと…あれだ。聞き間違ったような気がして…」ハハ…
まゆ「くす。じゃあもう一度だけ言ってあげますから、今度はきちんと聞いておいてくださいねぇ?」クスクス
P「お、おう」
まゆ「プロデューサー、お願いなのでそれ以上まゆに近寄らないでもらえますかぁ?」
P(あ、なんかもっとひどい言い方になった気がする…)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370256404
まゆ「とにかく…まゆは後ろの座席に座りますから…」ギシ
まゆ「まゆの方、見ないでくださいねぇ。見られるだけでも気分が悪くなっちゃいますから」クスクス
P「…う、うん。分かったよ」
P「…」
まゆ「…」
P「…あ、あのさ、まゆ」
まゆ「なにしてるんですか?」
P「…え?」
まゆ「送ってくれるんですよねぇ? だったら早く車出してください?」
まゆ「…こんな狭いところでプロデューサーと二人きりだなんて…あんまりいい気分じゃないですから」
P「…はい」
まゆ「もう。プロデューサーってば、本当にとろとろしてますよねぇ」
P「……すいません」
まゆ「…はあ。いちいち謝らなくていいですから、早くしてもらえませんかぁ?」
P「……。はい…」
バタン
ブウウン…
「……」
P「あ、…じ、じゃあ。最後に一つだけ…」
まゆ「……」
まゆ「なんですか?」
P「あ、ありがとう」ハハ…
P「えっと…お腹、空いてないか? 今日も遅くまで仕事だったし…」
まゆ「…」
P「まゆさえよかったら、俺奢るからさ、このままどっか――」
まゆ「プロデューサー」
P「お、おう。なんだ?」
まゆ「…その…まゆって呼び方、やめてもらえませんかぁ?」
まゆ「あなたにそんな風に呼ばれると……すごく、気分が悪くなんですよねぇ」
P「……え、え?」
まゆ「それと、仕方ないので、一応質問に答えますねぇ」
まゆ「あなたみたいな人の顔を見ながら食事ができると思いますか? 思えませんよねぇ?」
まゆ「けっこうです。寮で摂りますから」
P「……そ、そっか…」
まゆ「それからいちいちこちらに気を向けていないで、ちゃんと前を向いて運転してくださいねぇ」
まゆ「好きで乗っているわけでもないのに、事故でも起こされちゃうとたまりませんもんねぇ」
P「……うん……ごめん…」
まゆ「送って頂いたので――礼を言っただけです。まゆは立派な社会人ですから」
まゆ「なのでお願いですからプロデューサーも、まゆの言葉をいちいち私人として受け取らないでくださいねぇ」
P「……うん…ごめんな」
まゆ「分かってくれればいいんですよぉ」ニコ
まゆ「では」
スタスタ
P「……まゆ…」
P「…帰るか…」
トボトボ
「ほうほう」
凛(これは…)
幸子(まゆさんからプロデューサーさんを取り返す、千載一遇のチャンス!)グッ
凛「…」
幸子「…」
凛「幸子。いやさっちゃん」
幸子「なんですか、しぶりんさん」
凛「こんなときに争ってても仕方ないと思わない?」
幸子「奇遇ですね。ボクもそう思います」
凛「決まりだね」ニヤ
幸子「共に戦いましょう。プロデューサーさんの目に再び光を!」オー
凛「おー」
凛「なにかあるなら、相談、乗るよ」ポン
ナデナデ
P「…」
凛「私だけはになにがあっても絶対プロデューサーの味方だから」
P「…」
幸子(なにが「私だけ」ですか! ぼ、ボクだってそうですからね!)ピョンピョン
幸子(くぅ…邪魔したい……で、でも凛さんとの約束ですし…)
幸子(あーもう! どうしてジャンケンで負けてしまったんです、さっきのボクはぁ!)ダンダン!
P「……ありがとな。でも大丈夫だよ」
凛「本当に?」
P「おう」ニコ
凛(…)ドキ
幸子(…あーいい笑顔だなぁ…もっと近くから見たいなぁ)ハア
ダキッ
P「おっと」
まゆ「えへへ…おはようございます、Pさん♪」ギュウ
P「なんだまゆか。驚かせるなよ」
まゆ「ふふ? だって昨日はちゃんとお喋りできなかったんですもの。抱き着くの、我慢できませんでした…」エヘヘ
P「現在進行形で抱き着いてるけどな」ギュウ
まゆ「いけませんかぁ?」
P「そんなわけないだろ?」ギュウ
まゆ「あ…。ふふ…」//
凛「」
凛「」
幸子「……どういうことです……お、お二人は、喧嘩の最中だったのでは…」
P「え? 俺とまゆが?」
まゆ「まゆがPさんと喧嘩するなんて…ありませんよねぇ?」
幸子「え、…いやでも、ボクたち昨日見たんですよ! お二人が剣呑な雰囲気だったところを…」
P「ああ」
まゆ「それは…その」モジ//
幸子「?」
まゆに罵られたかっただけなんです。ありがちなオチですまんかった。
画像先輩ありがとうございます、合いの手もサンクス。
>>19 今度凛編とか書くからゆるしちくりー
まゆ「くす。じゃあもう一度だけ言ってあげますから、今度はきちんと聞いておいてくださいねぇ?」クスクス
P「お、おう」
まゆ「プロデューサー、お願いなのでそれ以上まゆに近寄らないでもらえますかぁ?」
P(あ、なんかもっとひどい言い方になった気がする…)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370256404
まゆ「とにかく…まゆは後ろの座席に座りますから…」ギシ
まゆ「まゆの方、見ないでくださいねぇ。見られるだけでも気分が悪くなっちゃいますから」クスクス
P「…う、うん。分かったよ」
P「…」
まゆ「…」
P「…あ、あのさ、まゆ」
まゆ「なにしてるんですか?」
P「…え?」
まゆ「送ってくれるんですよねぇ? だったら早く車出してください?」
まゆ「…こんな狭いところでプロデューサーと二人きりだなんて…あんまりいい気分じゃないですから」
P「…はい」
まゆ「もう。プロデューサーってば、本当にとろとろしてますよねぇ」
P「……すいません」
まゆ「…はあ。いちいち謝らなくていいですから、早くしてもらえませんかぁ?」
P「……。はい…」
バタン
ブウウン…
「……」
P「あ、…じ、じゃあ。最後に一つだけ…」
まゆ「……」
まゆ「なんですか?」
P「あ、ありがとう」ハハ…
P「えっと…お腹、空いてないか? 今日も遅くまで仕事だったし…」
まゆ「…」
P「まゆさえよかったら、俺奢るからさ、このままどっか――」
まゆ「プロデューサー」
P「お、おう。なんだ?」
まゆ「…その…まゆって呼び方、やめてもらえませんかぁ?」
まゆ「あなたにそんな風に呼ばれると……すごく、気分が悪くなんですよねぇ」
P「……え、え?」
まゆ「それと、仕方ないので、一応質問に答えますねぇ」
まゆ「あなたみたいな人の顔を見ながら食事ができると思いますか? 思えませんよねぇ?」
まゆ「けっこうです。寮で摂りますから」
P「……そ、そっか…」
まゆ「それからいちいちこちらに気を向けていないで、ちゃんと前を向いて運転してくださいねぇ」
まゆ「好きで乗っているわけでもないのに、事故でも起こされちゃうとたまりませんもんねぇ」
P「……うん……ごめん…」
まゆ「送って頂いたので――礼を言っただけです。まゆは立派な社会人ですから」
まゆ「なのでお願いですからプロデューサーも、まゆの言葉をいちいち私人として受け取らないでくださいねぇ」
P「……うん…ごめんな」
まゆ「分かってくれればいいんですよぉ」ニコ
まゆ「では」
スタスタ
P「……まゆ…」
P「…帰るか…」
トボトボ
「ほうほう」
凛(これは…)
幸子(まゆさんからプロデューサーさんを取り返す、千載一遇のチャンス!)グッ
凛「…」
幸子「…」
凛「幸子。いやさっちゃん」
幸子「なんですか、しぶりんさん」
凛「こんなときに争ってても仕方ないと思わない?」
幸子「奇遇ですね。ボクもそう思います」
凛「決まりだね」ニヤ
幸子「共に戦いましょう。プロデューサーさんの目に再び光を!」オー
凛「おー」
凛「なにかあるなら、相談、乗るよ」ポン
ナデナデ
P「…」
凛「私だけはになにがあっても絶対プロデューサーの味方だから」
P「…」
幸子(なにが「私だけ」ですか! ぼ、ボクだってそうですからね!)ピョンピョン
幸子(くぅ…邪魔したい……で、でも凛さんとの約束ですし…)
幸子(あーもう! どうしてジャンケンで負けてしまったんです、さっきのボクはぁ!)ダンダン!
P「……ありがとな。でも大丈夫だよ」
凛「本当に?」
P「おう」ニコ
凛(…)ドキ
幸子(…あーいい笑顔だなぁ…もっと近くから見たいなぁ)ハア
ダキッ
P「おっと」
まゆ「えへへ…おはようございます、Pさん♪」ギュウ
P「なんだまゆか。驚かせるなよ」
まゆ「ふふ? だって昨日はちゃんとお喋りできなかったんですもの。抱き着くの、我慢できませんでした…」エヘヘ
P「現在進行形で抱き着いてるけどな」ギュウ
まゆ「いけませんかぁ?」
P「そんなわけないだろ?」ギュウ
まゆ「あ…。ふふ…」//
凛「」
凛「」
幸子「……どういうことです……お、お二人は、喧嘩の最中だったのでは…」
P「え? 俺とまゆが?」
まゆ「まゆがPさんと喧嘩するなんて…ありませんよねぇ?」
幸子「え、…いやでも、ボクたち昨日見たんですよ! お二人が剣呑な雰囲気だったところを…」
P「ああ」
まゆ「それは…その」モジ//
幸子「?」
まゆに罵られたかっただけなんです。ありがちなオチですまんかった。
画像先輩ありがとうございます、合いの手もサンクス。
>>19 今度凛編とか書くからゆるしちくりー
22:53│佐久間まゆ