2013年11月08日

雪美「P喫茶店……今日も……開店中……」

前スレ

モバP「俺、プロデューサー辞めるから」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369395323/


幸子「プロデューサーさんが喫茶店を始めたんですけど」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369914044/

の続き。
安価スレなので、前スレ見なくても理解は可能なはず。

あらすじ
Pがプロデューサーを辞めて喫茶店を始めたそうです。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371975907

ここで安価についての説明

普通の安価と変わりませんが、安価のアイドル名のあとに、「前」か「後」をつけてください。

前作を見ていない人に説明すると、いずれ何ヶ月後にプロダクションとこの喫茶店は成り行きで、合併することになります。

なので、このルールの前と後は合併「前」か合併「後」かの選択という意味になります。

前と後との違いはと言えば、
基本的に「前」はアイドル達がプロデューサーと再会する流れに。
「後」はプロデューサーが喫茶店をやっていることを知っていて、常連客のような雰囲気の話になります。

拙い説明で申し訳ありませんが、よければお付き合いいただけると幸いです。
質問などあれば、ご自由にどうぞ。

安価自体は18時ごろから始めます。

それまではちょっとした戯れでも。
今までに出てきたアイドル達(表記無しは全て前 ★マークはウェイトレスとして働いてます)


輿水幸子★ 市原仁奈
姫川友紀  島村卯月
鷹富士茄子 新田美波
棟方愛海  高森藍子
原田美世  渋谷凛
佐城雪美★ 諸星きらり
櫻井桃華  十時愛梨
三船美優  鷺沢文香(後)
龍崎薫   佐久間まゆ
岡崎泰葉  喜多日菜子
水木聖來  本田未央
安部菜々  白菊ほたる
桃井あずき 橘ありす
ナターリア 森久保乃々
北条加蓮  
水本ゆかり


―――P喫茶店―――

凛「……」

まゆ「……」

ありす「……」

幸子「……」

雪美「……」


P「なんだコレ……」
凛「私はPさんと結婚の約束してるし」

まゆ「私は、Pさんのファーストキスもらったのでぇ……」

ありす「私は結婚式しましたし」

幸子「ボ、ボクは一番長くここでPさんと一緒に働いててますし!夫婦と言ってもいいんじゃないでしょうか?」

雪美「私……Pに手料理振舞ってる……つまり……夫婦……」



P「……」
凛「まずさ。ありすと雪美は年的に論外だと思うんだ」

まゆ「そうですねぇ」

幸子「ふふーん!まぁ、Pさんはロリコンじゃないので当たり前ですね!」

雪美「……年増」

凛&まゆ&幸子『……』

ありす「そもそも皆さん結婚できる年ではないので、結婚式を先に済ませた私こそ妻にふさわしいのではないかと―――」

ありす以外『それはない』

ありす「……」


P「あのー。お客様逃げちゃうからさ、そんな殺伐とした雰囲気出すのやめてくれないかな」
凛「ふ、ふふふ。そうだ、もうPさんに決めてもらおうよ」

まゆ「それが一番ですねぇ」

幸子「可愛いボクを選んでくれるに決まってますよ!」

雪美「P……赤い糸……繋がってる」

ありす「私以外を選ぶってことは、私との関係は遊びだったって事になりますね」


P「え?あれ?なんでこっち来んの?」
凛「Pさん」

まゆ「私達の中でぇ」

幸子「恋人、というか結婚するなら!」

雪美「誰が……いい?」

ありす「ちゃんと答えてくださいね。今はプロデューサーじゃないんですから」

P「え、ちょ」
P「……真面目に答えていいのか?」

幸子「当たり前ですよ!」

P「……雪美」

雪美以外『……え?』

雪美「P……嬉しい……」

P「あ、いや。単純に俺が料理できないからだけどな?」

雪美「……デリカシー、ない……」

凛「これはダメだね……」

まゆ「そうですねぇ……」

P「え?なんで俺の株下がってるの?」
幸子「はいはい、解散しましょう」

ありす「そうですね」

ゾロゾロゾロゾロ

P「え、なんなの?なんなのなの?」

雪美「……P」

P「ん?」

雪美「私……嬉しかった……」

雪美「そんな理由でも……選んでくれて……」

P「いや、まぁなぁ」

雪美「誤魔化したの……わかる……」

P「……雪美にはわかっちゃうか」

雪美「私とPは……赤い糸で結ばれてるから……」

P「ははっ。まぁ、今は結婚とかは考えてないよ。でもさ」

雪美「?」

P「もし―――雪美が結婚できる年になって、俺がおっさんになっても雪美が俺を好きでいてくれたなら、結婚しよう」

雪美「……約束」

P「おう」
雪美「Pの事……ずっと好きでいるから」

雪美「だから……待ってて」

P「おう」

雪美「それじゃあ……今日は、お疲れ様……」

P「また明日な!」

雪美「……うん」ニコッ

戯れ終了。
18時ちょうどくらいに安価投げます。
最初に喫茶店を訪れるアイドル >>+3

安価例:三好紗南 前
―――女子寮 美嘉の部屋―――

莉嘉「お姉ちゃん……」

美嘉「……」

莉嘉「今日のご飯……扉の前に、置いておくね」

美嘉「……」

莉嘉「……しっかり食べてね?」

美嘉「……」

莉嘉「それじゃ……えっと……また来るから」

美嘉「……」
藍子「あの、美嘉さんどうでした?」

莉嘉「ダメみたいです……」

藍子「うーん……」

莉嘉「あの、本当に誰も見てないんですか?」

藍子「うん……誰も、美嘉ちゃんがお仕事とか以外で外に出てるのを見てないのよ」

莉嘉「お姉ちゃん、大丈夫だよね?」

藍子「……そうね」
―――P喫茶店―――

藍子「どうしたらいいと思います?」

幸子「ここに連れてくるんじゃダメなんですか?」

藍子「まず部屋に閉じこもってるから、外に出さないと……」

雪美「仕事中……誘拐する……」

藍子「そんな物騒な方法は……」

幸子「美嘉さん、生きてますよね?」

藍子「少なくとも食べ物は食べてる。けど、ごく少量で……」

P「何の話だ?」

藍子「Pさん……」
P「……そうか、美嘉がか」

藍子「はい……」

P「よし、なら俺に任せろ」

藍子「大丈夫なんですか?」

P「たぶん……雪美、ちょっと手伝ってくれるか?」

幸子「何をする気ですか?」

P「料理」

幸子「……えっ?できないんじゃ」

P「一個だけ、できるんだよ。だけど随分作ってないからな……雪美、サポート頼むよ」

藍子「わ、私も手伝います!」

P「おう、よろしく!」

幸子「何を作るんですか?」

P「ハンバーグを、な」
―――美嘉の部屋―――

莉嘉「……お姉ちゃん、今日もご飯持ってきたよ」

美嘉「……」

莉嘉「きょ、今日のご飯はね!特別なんだ!だから、絶対、絶対食べてね?!」

美嘉「……」

莉嘉「じゃ、じゃあね!絶対だよ!!」

美嘉「……」スタスタ ガチャ

美嘉「……ハン、バーグ?」

美嘉「確かに私の好物だけど……だけど……今、見ても辛いだけだよ……」

美嘉「……食べよう」
美嘉「……Pさんの作ったハンバーグ、美味しかったな」

美嘉「また、食べたいな……」モグ

美嘉「……?!」

美嘉「あ、あれ……なんで……おんなじ、味……」

藍子「美嘉さん!」バン!

美嘉「あ……鍵締め忘れてた……」

藍子「食べて、くれたんですね?」

美嘉「……うん」

藍子「いかがでした?」

美嘉「……美味し、かった」
美嘉「でもこれ……Pさんが作ったのと……同じ、味」

藍子「ええ、だってPさんが作ったんですから」

美嘉「……え?」

藍子「美嘉さん、明日、オフですよね?」

美嘉「う、うん」

藍子「その時に……一緒に、お散歩しましょう?」

美嘉「……うん」

藍子「その時に……詳しく説明、しますから」

美嘉「うん、わかった」
―――翌日 P喫茶店―――

カランコローン

P「はい、いらっしゃ―――」

美嘉「Pさんっ♪」ギュゥ

P「!?」

美嘉「Pさん、Pさんっ♪」

P「お、おい美嘉?!」

藍子「あはは……」

P「いや見てないで助けてくれよ藍子……」

藍子「今ぐらい、甘えさせてあげたらどうですか?」

P「まぁ、うん……いいんだけどさ……」

美嘉「Pさーんっ♪」ギュゥゥゥ
―――数分後―――

美嘉「……」カァァァァ

P「まぁ、なんだ。ミルクティーでも飲むか?」

美嘉「うん……」

藍子「美嘉ちゃんも浮かれてたんですよね。きっと」

美嘉「うん……」

P「まぁ、なんだ……もう引きこもるなよ?」

美嘉「……知ってたんだ」

P「当たり前だろ」
P「ハンバーグなら、好きなだけ作ってやるからさ」

美嘉「……ホント?」

P「ああ、ここに来ればな。だから、引き込もんなよ?」

美嘉「……わかってるよ。もう。Pさん、お父さんみたい」

P「ある意味、お父さんだからな俺」

美嘉「でも、お父さんは嫌だな」

P「え?なんで?」

美嘉「だって―――」


美嘉「お父さんだったら、恋人になれないじゃん♪ね?」


次に訪れるアイドル >>+4
―――事務所―――

美玲「……つまんねー……」

仁奈「何がですか?」

美玲「……なんでもない」

仁奈「嘘でごぜーます。今、『つまんねー』と言ったでごぜーます」

美玲「似てない」

仁奈「むむむ、みれーの気持ちになるですよ……」

美玲「……はぁ、なんなんだよ」
美玲「(つまらない)」

美玲「(まぁまぁ楽しかったはずの、アイドル活動も)」

美玲「(最近仲良くなってきた、仁奈とか、友紀とかと一緒にいても)」

美玲「……何か、物足りないな……」

美玲「(原因はきっとわかってる)」

美玲「(いつもヘラヘラ笑いながら、ウチに突っかかってきたあの馬鹿がいなくなったからだ)」

美玲「って、なんでウチがアイツの事なんか気にしなくちゃいけねーんだよ……」

仁奈「?」

美玲「気にすんな」
仁奈「……もしかしてみれーは、Pがいなくて寂しいでごぜーますか?」

美玲「んなっ!?なんでウチがあんな馬鹿の事を」

仁奈「みれー、Pがいなくなってから元気ねーでごぜーます」

美玲「……気のせいだよ」

仁奈「気のせいじゃないでごぜーます。みれーはPが好きだったでごぜーますか?」

美玲「……はぁああ?!す、すすすす、好き?!」

仁奈「仁奈はPが好きでごぜーますよ」

美玲「す、すすすす、好きって!!」

美玲「(落ち着け。仁奈の言う好きは、そういう好きじゃない……うん、そうだ)」
美玲「お、おうウチもPの事……す、好き……だ、ぜ?」

美玲「(あれ?!普通に嫌いって答えるつもりだったのに?!)」

仁奈「やっぱりでごぜーますか!」

美玲「い、いや!やっぱり今の無し!!」

仁奈「じゃあ、Pに会いに行くでごぜーます!」

美玲「だから無しって……えっ?」

仁奈「え?」

美玲「いや、今Pに会いに行くって……」

仁奈「そうでごぜーますよ?」

美玲「えっ」

仁奈「えっ」
―――P喫茶店―――

カランカラー バタン!

仁奈「まかり通るでごぜーます!!」

P「おう仁奈、ドアは静かに開けようなー。一応喫茶店だからなー。ここ」

仁奈「す、すみませんでごぜーます……」

美玲「……ほ、本当にいやがった」

P「ん?おお!美玲!元気してたか?アイドル、楽しいか?」ナデナデナデナデ

美玲「ちょ、頭撫でんなっ!」

P「お前はあまり一緒にいられなかったからなぁ、心配してたんだぞ?ん?」ナデナデナデナデ

美玲「だ、だから、頭……撫でるなぁ……」

P「嫌だったら振り払っていいんだぞ?」

美玲「……か、勝手にしろっ!」
P「で、仁奈。美玲の様子はどうだ?」

仁奈「みれーは最近、元気がねーでごぜーますよ」

美玲「ちょっ、仁奈!」

P「それはどうしてだ?美玲」ナデナデ

美玲「あう、だからその……べ、別に元気ねーなんて……」

P「ん?」ナデナデ

美玲「……お」

P「お?」

美玲「お、お前がいなくなったからだよ!馬鹿っ!!」
P「……そっか」

美玲「なんだよ!ウチをスカウトしたと思ったら、あっという間にいなくなってさっ!!」

美玲「ウチ、お前と一緒にいるの、その、楽しかったんだよ!だから一緒にいたんだよ!気づけ馬鹿ぁ!」

美玲「もうワケわかんない!!馬鹿!馬鹿!馬鹿!!」ポカポカポカポカ

P「ごめんな、美玲……俺も一緒にいて、楽しかったよ」

美玲「馬鹿、馬鹿ぁ……」ジワッ

P「よしよし」ナデナデ

仁奈「よしよしでごぜーますよ」ナデナデ

美玲「うう、うぁぁ……」
美玲「……」プイッ

P「美玲ー」

美玲「……」プイッ

P「……拗ねてる美玲も可愛いな」

美玲「! ば、馬鹿」

P「……ふふふっ」

仁奈「可愛いでごぜーますね」

美玲「あああ!!もうなんなんだよお前ら!!」


美玲「も、もう帰るっ!」

仁奈「じゃあ仁奈も帰るでごぜーます」

P「おう、また来いよ」

美玲「……も、もう来ないっ!」

仁奈「来ないでごぜーますか?」

美玲「う、え、えと……」


美玲「……う、ウチの好きな食べ物用意してくれてたら……ま、また来てやるかもしれない」

美玲「かっ、勘違いするなよ?!う、ウチが……そ、そう、この店自体を気に入っただけなんだからなっ!馬鹿っ!」


次に訪れるアイドル >>+2
―――仕事場―――

笑美「なんでアーニャがにゃんにゃんにゃん入ってるんや!猫関係ないやろ!」

アーニャ「……にゃー」

笑美「可愛いやないかいっ!」スパーン

みく「……」ワクワク

笑美「あ、鼻眼鏡してツッコミ待ちしてるみくにゃんはいじりません」

みく「え、酷くない?」

のあ「……」スッ

笑美「ってなんでのあさんが鼻眼鏡かけとんねーん!!」スパーン
みく「お疲れ様にゃー」

のあ「……お疲れ様」

アーニャ「お疲れ様です」

笑美「おう、お疲れさん!」

のあ「……ちょっといいかしら」

笑美「えっ、のあさん?まぁええけど……」

のあ「こっちに来て頂戴」

笑美「お、おう……」
のあ「……笑美」

笑美「は、はい」

のあ「貴方のツッコミには―――キレがない」

笑美「な、なんやて?!」

のあ「前のようなキレが、今のあなたにはないわ……理由は言わずもがな、ね」

笑美「……せやな」

のあ「お互い、表には出さないように頑張りましょう。まだ、気づいている人はきっと少ない」

笑美「いや、正直気づいてんのはのあさんぐらいのもんやと思うけど……」

のあ「そのうち、誰の目にも明らかになるわ……」

笑美「……」
―――事務所―――

笑美「わかってる、わかってるんやけどなぁ……」

笑美「自分でも反応が悪ぅなってるのは……」

笑美「どうすりゃええんかなぁ……」

ナターリア「あ、エミ!」

笑美「お?ナタやないかい。どうした?」

ナターリア「バナナ寿司作ったんダ!エミも食べル?」

笑美「なんで酢飯にバナナ載せとんねん!まずいに決まってるやろうが!」

ナターリア「え?美味しいのにナー」モグモグ

笑美「コイツ……正気か……?」
ナターリア「うーん、でも、Pの作った寿司のが美味しいナ!」

笑美「まぁ、バナナ寿司に比べたらなぁ……」

ナターリア「よし、じゃあ今から食べに行こウ!」

笑美「いや、気が早すぎ……えっ?た、食べに行く?」

ナターリア「そうと決まれば出発だヨ!エミ、早ク早ク!」グイグイ

笑美「え、あ、ちょっ」

ナターリア「いーざすーすーめーやーきっちーん♪」

笑美「なんでお料理行進曲やねん!」スパーン
―――P喫茶店―――

ナターリア「P、来たヨー!」

P「へいらっしゃい!」

笑美「なんで喫茶店なのにその掛け声なんやねん!」

P「お客さん、今日はいいのが揃ってますよ」

ナターリア「へぇ、どんな?」

P「ミルクティーとか」

笑美「結局、紅茶やないかい!」

ナターリア「じゃあマグロ!」

笑美「ガン無視かい!」

P「おーい、雪美。マグロだってよー」

笑美「Pが握るんじゃないんかいっ!」
P「っと、やっとキレが戻ってきたか?」

笑美「えっ?」

ナターリア「元気な方が、エミらしイ!」

笑美「え、えっと?」

P「ナターリアが、最近笑美が元気ないって言っててな」

P「だから、ナターリアと協力して元気にしようって思ってさ」

P「全力でふざけてみた。どうだった?俺たちのボケ……」

笑美「……点や」

P「え?」
笑美「100点満点やっ!なんやコレ、面白すぎるやろっ!!」

笑美「あははははっ、なんや、簡単なことだったんやなぁ!」

P「え、笑美?」

笑美「人を楽しませる、その心をうちは忘れてたんやな……ふふっ」

P「おーい、大丈夫か?」

笑美「大丈夫や!相変わらず、Pさんはカッコええなぁ?」

P「そりゃどうも」

笑美「つれないのぉ……じゃあせっかくやし、うちも何か頼もうかの」

P「おう、何がいい?」

笑美「せやなぁ……コーラ一つ」

P「喫茶店に来てまでコーラかよ!」

笑美「……」

P「……」

笑美&P『ぷっ、あははははは!』

笑美「いやー、楽しい、楽しいわPさん」

P「そりゃよかったよ」

笑美「なぁ、Pさん?」

P「なんだ?」


笑美「Pさんは、ずーっとずーっと、うちの相方やからな!」

笑美「だから、覚悟しとけや!うちの相方は一筋縄じゃいかんでぇ♪」


ナターリア「もぐもぐ、ウマー♪」

笑美「決め台詞の途中で食うなや!!」スパーン


次に訪れるアイドル >>+5
―――事務所―――

奏「……」

ちひろ「奏ちゃん?」

奏「えっ?何?」

ちひろ「いや、鏡ばっかり見てどうしたのかなって」

奏「……なんでもないよ」

ちひろ「そうですか」

奏「(結局、キス、できなかったな……)」

奏「(本気でキスしたいって思った、最初の人……)」
奏「……」モグモグ

ちひろ「珍しいですね、奏さんが果物を食べてるなんて」

奏「そうかしら?私、果物結構好きよ?」

ちひろ「それは……ザクロですか」

奏「ええ、そう……ちひろさんも食べる?」

ちひろ「いえ、私は結構です」

奏「そう……」

奏「(あの時、鏡越しじゃなくて)」

奏「(勇気を出して、ちゃんと、キスすればよかった)」
奏「……ねぇ」

愛梨「ひゃっ?なんですか?」

奏「その……お菓子作り、教えてくれない?」

愛梨「え?まぁ……いいですけど……」

奏「今度は、チョコ以外がいいな」

愛梨「わかりました!」

奏「(チョコみたいに甘いキス)」

奏「(あの時、間接キスじゃなくて、ちゃんとしたキスをすればよかったな)」
すみません、夕飯なので一旦落ちます。
30分くらいで戻ると思います。
帰還
再投下始めます。
奏「……何やってんのかな、私」

奏「Pさんと、一緒にやったことを思い出して」

奏「その度に、後悔して」

奏「……後悔する内容が、全部キスって……」

奏「それだけ、好き、だったんだろうな……」

奏「……はぁ……」

???「にひひ……物憂げにふける奏さんもいいなぁ……」

奏「……何やってるの?愛海ちゃん」

愛海「ん?いやー。今なら揉めるかなって」

奏「あのね……」
愛海「そんなセクシーな表情で物憂げに窓から外を眺めてる方が悪い!」

奏「……もし、そんな女の子がいたら、貴方は胸を揉むの?」

愛海「え?揉まない方がおかしくない?」

奏「……」

愛海「……」

奏「もしもし、早苗さん?」

愛海「あ、すいませんっしたぁ!!」

奏「全く……」

愛海「でもなんでそんな元気ないんですか?」
奏「……決まってるじゃない」

愛海「まぁ、奏さんP大好きでしたもんね」

奏「っ、そうストレートに言わないでよ」

愛海「Pも罪なヤツですね。こんな美少女の胸も揉まずに喫茶店始めるなんて」

奏「あのね……喫茶店?」

愛海「え?知らないんですか?P、喫茶店やってるんですよ」

奏「……初耳なんだけど」

愛海「あれ、これって言っちゃダメなんだったっけ。まぁいいや」

奏「ど、どこでやってるの?」

愛海「まぁ、落ち着いてくだせぇ。今度、一緒に行きましょう!」
―――翌日 P喫茶店―――

愛海「たのもー!」バン

P「お客様。大変申し訳ありませんが、お客様は出禁を食らっておりますので」

愛海「ミルクティーください」

P「無視かよ」

愛海「え?」

P「まぁいいけど……」

奏「あの……」

P「うおっ!?奏?!」

奏「そんなに驚かないでも……」

P「いや、奏が愛海と一緒に来るなんて……大丈夫か?!汚されてないか?!」

奏「え、あ、うん……」
愛海「酷いなぁ、奏さん連れてきたの私なんだよ?」

P「奏、何か飲みたいものあるか?」

奏「え、えっと……」

愛海「えっ、無視?」

P「ミルクティーが個人的にお勧めだ」

奏「じゃあ、ミルクティーお願い」

P「あいよ」

愛海「いいもん、私は牛乳飲んでるもん……」
P「それで今日は―――」

奏「……」ジーッ

P「そもそも、なんで愛海と―――」

奏「……」ジーッ

P「―――奏?」

奏「えっ?」

P「いや、なんで俺の口元ばっか見てるのかなーって」

奏「そう、かな」

P「おう」

愛海「(あれ、私帰ったほうがいいのかな)」
奏「……」ジーッ

P「ほらやっぱり見てる」

奏「……そう、だね。欲しいし」

P「は?」

奏「だから、欲しいって言ったの」

P「いや、欲しいって何が―――んむっ?!」

奏「んっ……ふっ」


愛海「」
P「か、でっ」

奏「んむ……ぷはっ」

P「お、お前、何を」

奏「ずっと我慢してたんだもん、しょうがないじゃない」

P「我慢って」

奏「お互い初めて同士だね、えへへ」

P「……奏。一つ言っておくことがある」

奏「え?」

P「……ファーストキスは、まゆに奪われた」

奏「……」


愛海「」
奏「……」ムスッ

P「なんで拗ねられなくちゃいけないのかね……」

奏「馬鹿。Pさんの馬鹿」

P「はいはい、すみませんでしたね」

奏「私、口同士は初めてだったのに」

P「だがこれは俺のせいじゃないような」

奏「……そうだけど」

P「……ああもう、わかったよ。お詫びになんでも一つ出来ることならやってやるよ」

奏「本当?」

P「本当」


愛海「―――はっ、私は一体何を」

幸子「愛海さん、出禁食らってませんでしたっけ?」

愛海「あ」
奏「じゃあ―――私がここに来るたびに、キス、して」

P「……は?」

奏「もちろん、口に」

P「いやいやいやいや!お前、それは」

奏「……なんでもって言った」

P「……」

奏「ちなみに、毎日来るから」

P「……はぁ……わかったよ……キスでもなんでもしてやるよ……」

奏「ふふっ、やった」

P「(まぁ奏も女の子だし、こんな約束すぐに恥ずかしくなって取り消すだろう)」

奏「(約束しちゃった……これでPさんと好きな時にキスできる……)」


奏「それが聞けたら今日は十分。また明日来るね」

P「……またのご来店をお待ちしています」

奏「そんな嫌そうな顔しないでよ。年頃の女の子と好きなだけキスできるんだよ?」

P「それが悩みの種になりsんむっ」

奏「んむ、ぷはっ。今日の分、ね?」

P「……あのなぁ」

奏「ふふ、顔真っ赤」

P「お前こそ」

奏「Pさん」

P「なんだ?」


奏「私、これから先キスするのは、Pさんだけにするから!」

奏「だからPさんも……私にだけ、キス、して?」


この約束が原因で色々な子と揉めるのだが、それは別の話。
今日はここまでにします。
読んでくださった方々、ありがとうございました!

愛海師匠のキャラが微妙に崩壊してるけど気にしない……うん。
こんにちは。
まさか落ちてるとは……予定より遅れてしまいましたが、今日も開業です。
―――夜 女子寮 小春の部屋―――

小春「ヒョウ君」

ヒョウ「?」

小春「小春、もうお姫様には慣れないみたいなんです」

ヒョウ「……」

小春「王子様がいなくなったら、お姫様はお姫様でいられなくなっちゃうんです」

ヒョウ「」ブンブン

小春「ふふっ、ヒョウ君は優しいですね……でも、小春はもう……ダメみたいなんです」

ヒョウ「……」

小春「……ヒョウ君、小春は……」zzz

ヒョウ「……」
―――事務所―――

ヒョウ「……」キョロキョロ

ちひろ「あらヒョウ君。小春ちゃんは?」

ヒョウ「……」プイッ

ちひろ「扉の方……ああ、レッスンですか」

ヒョウ「……」コクッ

ちひろ「おれで、ヒョウ君はここでお留守番ですか」

ヒョウ「……」ブンブンッ

ちひろ「え?違う?」

ヒョウ「……」ピョイーン!

ちひろ「きゃっ!?わ、私の机何かに飛び乗ってどうしたんですか?!」
ヒョウ「……」キョロキョロ

ちひろ「ヒョウ君?」

ヒョウ「……!」バッ

ちひろ「ちょ、あ、あああ!書類が!」

ヒョウ「……」ガサガサ ガサガサ

ちひろ「だ、ダメですよヒョウ君!書類が」

ヒョウ「……」ピタッ

ちひろ「止まった……?」

ヒョウ「……」モグモグ

ちひろ「?!な、何を食べたんですかヒョウ君?!」

ヒョウ「……」ピョイーン スススススッ

ちひろ「ちょ、ヒョウ君ー?!」
―――レッスン場―――

ヒョウ「……」

小春「あ、ヒョウ君……どうしたんですか?」

ヒョウ「……」ウェッ

小春「ひょ、ヒョウ君?!紙なんて吐き出してどうし……」

ヒョウ「……」チョイチョイ

小春「え?この紙を見ろ……?」

ヒョウ「……」コクッ

小春「……ちょっと読みづらいですけど……地図?」

ヒョウ「……」チョイチョイ

小春「ここに……行ってみるの?」

ヒョウ「……」コクッ
―――P喫茶店―――

カランカラーン

P「いらっしゃ―――」

ヒョウ「……」ピョーン ガジガジ

P「ぎゃああああああ!!!」

小春「ひょ、ヒョウ君?!だ、ダメです!!」

ヒョウ「……」ガジガジガジガジ

P「いててててて!ちょ、お、俺、なにか悪いことしたか?!」

ヒョウ「……」パッ コクッ

P「……え?」

小春「あ……P、さん……」

P「小春……」
小春「ヒョウ君……もしかして……教えて、くれたの?」

ヒョウ「……」コクッ

P「……そっか……俺、小春を……」

ヒョウ「……」プイッ

小春「反省したか?ですって……」

P「……ああ、ごめんな小春……あと、ありがとう、ヒョウ君」

ヒョウ「……」フンス

小春「……ふふっ」

P「……はははっ」

ヒョウ「……」ニコッ


P「そっか……小春に負担かけちゃってたか」

小春「いえいえ……でもこうやって、ヒョウ君がまた会わせてくれましたから〜」

ヒョウ「……」zzz

P「改めてありがとな、ヒョウ君」ナデナデ

ヒョウ「……」ニコッ

P「あと……ごめんな、小春」

小春「私はもういいんです〜……その……王子様と……」

P「ん?」

小春「ななな、なんでもないです〜」
P「そっか……じゃあ俺は紅茶持ってくるから」スタスタ

小春「……ヒョウ君は王子様とお姫様を繋いでくれる……運命の糸だったんですね〜」

P「小春ー。ミルクティー飲めるか?」

小春「はいー!」

小春「あ……Pさん!」


小春「私、もう一度、お姫様めざして歩いていけそうです〜」

小春「それで……もしも、本当のお姫様になれた時は……王子様として、私をもらってくれますか〜?」

ヒョウ「……(俺も一緒にな!)」ニコッ


次に喫茶店を訪れるアイドル >>+4
すみません、飯食ってました

―――レッスン場―――

トレーナー「はいっ!ワン、ツー!」

凛「はっ、はっ」

加蓮「はっ、ふっ」

奈緒「……っ」

トレーナー「じゃあ今日はここまで!明日は休みだし、しっかり休むこと!」

凛「ふぅ……やっと終わった」

加蓮「お疲れ様、二人共」

奈緒「おう……お疲れさん」
加蓮「明日はみんなオフだっけ?みんなで出かけない?」

凛「うん、いいよ」

奈緒「あっ……ごめん、あたしは……」

加蓮「そっか……じゃあお出かけやめよっか」

凛「そうだね」

奈緒「悪い……」

加蓮「いいよいいよ」

奈緒「それじゃ、あたし帰るから……」

凛「うん、じゃあね、奈緒」

加蓮「ばいばい、奈緒」

奈緒「おう」


凛「……ね、加蓮」

加蓮「うん、私達だけ……ずるいよね」

凛「明日はなんとしてでも、奈緒を連れ出さないとね」

加蓮「そうだね……っていうか、アレを本当にやるの?」

凛「うん」

加蓮「本当に……?」

凛「うん」

加蓮「……うう、わかったわよ……」

凛「それじゃ、明日の予定なんだけど―――」
―――女子寮 奈緒の部屋―――

奈緒「……Pさん……」

奈緒「あたしをトップアイドルにしてくれるって……言ったのに……」

奈緒「……嘘つき」グスッ

奈緒「……大、嫌い」ポロポロ

キャアアアアア!

奈緒「っ?!ひ、悲鳴?!」

奈緒「そ、外から……なんだ……?」バッ
―――女子寮前―――

愛海「ふはははははは!!」ウィーンウィーン

菜々「きゃー!きゃー!」

奈緒「……何してんの」

愛海「この晶葉さんに作ってもらったパワードスーツOPの前に、胸のガード等無意味なりぃぃぃぃ!!」

菜々「誰か助けてくださーい!」

奈緒「いや、だから……」

???「そこまでよ!!」

奈緒「!?」
加蓮「や、闇を切り裂く正義の光!」

凛「弱気を助け、悪を挫く!」

加蓮「ま、魔法少女☆メイデン!」

凛「同じく魔法少女☆ヴァルキリー!」

加蓮&凛『乙女の助け聞きて、ただいま推参!』

奈緒「」アゼン

加蓮「ほ、星に代わって」

凛「殲滅よ♪」

奈緒「……いやいやいやいや!!何してんの二人共?!」
加蓮「な……そ、そこの少女!今すぐ逃げなさい!」

奈緒「いやいや!あれ愛海だから!あと何その衣装の懲りよう!!」

凛「奈緒、さっさと逃げて」

奈緒「正体隠す気ないよね?!今あたしの事名前で呼んだよね?!」

愛海「ふふふふふ、空から二つのOPが……」

奈緒「愛海!目がマジだから!!」

菜々「あ、お疲れ様でしたー」

奈緒「帰っちゃうの?!いいの?!ねぇ!!」
加蓮「く、くらえ!スター・シャワー!」キラキラキラ

愛海「あ^〜心が浄化される^〜」

奈緒「なんか加蓮の後ろにクラリスさんが見えるんだけど?!」

凛「……ダークネス・デスサイズ(物理)」

愛海「え、ちょ、いったああああああ!?」

奈緒「本気で痛がってんじゃん!!しかも正義の味方の技じゃないよねそれ?!」

愛海「くそぅ……こうなったら……」ウィーン

奈緒「へ?」

愛海「こいつのOPがどうなってもいいのかー!!」ウィンウィンウィン

奈緒「きゃあああああ?!」
凛「くっ、卑怯な」

加蓮「……凛、あのさ」

凛「何も言わないで。何か言ったら恥ずかしさで死ぬ」

加蓮「……卑怯者め!堂々と戦え!!」

愛海「ふふふふふ、さーて、もみもみしましょうねー?」グニャングニャン

奈緒「手の動きが卑猥?!ちょ、マジでやる気か?!え、う、うわああああああ?!」

???「イーナーズーマー」

愛海「えっ?」

P「キィィィィィィク!!!」ドゴシャァ

愛海「えっ!?そ、そんな演出聞いてnぶべらああああああ!!」ズザアアアアア

奈緒「……へっ?」

P「……お怪我はありませんか、お嬢様?」

奈緒「……P、さん……?」
奈緒「本当に、Pさんなのか……?」

P「貴方のP、お迎えにあがりました」

奈緒「……」

P「……(あれっ、これは)」

奈緒「……」ギュゥゥ

P「えっ!?」


愛海「」

菜々「うわー。これ結構本気でやりましたねー……」
奈緒「……馬鹿」

P「お、おう」

奈緒「……心配、したんだからな」

P「……おう」

奈緒「……もう……どっかに……行かないで?」ウルウル

P「」

奈緒「……えへへっ、P、さん♪」

P「」


凛「ね、加蓮。あのPさん殴っていいかな」

加蓮「落ち着いて。そのダークネス・デスサイズ(物理)をしまって」
―――数分後 P喫茶店―――

奈緒「うあああああああ!!!あたし、何やってんだああああああああ!!!」

P「にやにや」

凛「にやにや」

加蓮「にやにや」

奈緒「馬鹿!Pさんの馬鹿!凛と加蓮の馬鹿!!」ナミダメ

P「素直な奈緒、凄い可愛かったぞ」

奈緒「〜っ!もうPさんなんて知らない!!」

凛「とか言っておいて」

加蓮「数日後にはまたここに来る奈緒でした」

奈緒「もー!!!」


奈緒「……来てやるけどよ」ボソッ

P「本当か?」

奈緒「ああ……って!!Pさんはそこで寝てろっ!!」ゴスッ

P「ごぶっ」

奈緒「ああ、もう……い、一度しか言わねぇからな」


奈緒「た、助けてくれてありがとう……え、えっと」

奈緒「だいす……だいす……っ……大嫌いだっ、馬鹿っ!」




尚、台本担当:神崎蘭子

次に喫茶店を訪れるアイドル >>+5
ksk
―――女子寮前 早朝―――

珠美「49……50っ!」ブンッ

珠美「ふっ、ふっ……」

珠美「……この後は……うん、瞑想の時間」

珠美「……瞑想は、やめておこう……邪念を持ってたら、意味ないから……」

珠美「……P殿」ポロッ

珠美「っ、つ、強い女剣士は……泣かないのです……!」ゴシゴシ

珠美「か、顔を洗ってこなくては!」タッタッタ
―――レッスン場―――

珠美「……よ、よろしくお願いします」

のあ「こちらこそ、今日はよろしくお願いするわ」

珠美「(うう、なんかのあさんって怖いんですよね……)」

のあ「(今日はイヌミミかしら……)」

マストレ「今日は合同レッスンだ、気合入れていけよ」

珠美「お、押忍!」

のあ「了承したわ」
―――数時間後―――

珠美「はっ、はっ」

のあ「……お疲れ様」スッ

珠美「あ、ありがとうございます……」

のあ「……珠美」

珠美「は、はい?」ゴクゴク

のあ「貴方の中の、強さとは何?」

珠美「えっ……」

のあ「私が思う強さは……決して、泣かない事ではないと思うわ」

珠美「……もしかして、朝の、見てたんですか?」

のあ「……ええ」
珠美「情けない、ですよね……私……」

のあ「……いいえ。情けなくないわ」

のあ「私が思う、強さは」

のあ「泣きたい時には、好きなだけ泣いて」

のあ「笑いたい時には、思いっきり笑える」

のあ「そんな当たり前の事を、受け入れることができる……そんな事だと思うわ」

珠美「のあ殿……」

のあ「だから……」スッ

珠美「こ、これは?」

のあ「……このレッスンが終わったら、来て」スタスタ

珠美「の、のあ殿?!」
―――P喫茶店―――

珠美「結局……のあ殿はあの後何も言ってくださらなかった……」

珠美「ここ、ですよね」

カランカラーン

珠美「す、すみませーん」

P「いらっしゃい」

珠美「……は?」

P「今日は珠美か。相変わらずちっちゃいな」ワシワシ

珠美「……へ?へ?」

P「おい、どうしたんだよ」

珠美「P殿が、なぜここに?」
P「そりゃ、俺の店だからな」

珠美「……み、店?」

P「おう、俺の店」

珠美「……え、えええええ?!」

P「なんだ知らなかったのか」

珠美「し、知りませんよそんな事!ど、どうして」

珠美「どうして……珠美に、教えてくれなかったのですか……?」ポロポロ

P「珠美、お前」

珠美「はっ!」ゴシゴシ

珠美「泣いて、ません、珠美は、泣いてなど」

P「……いいんだ、珠美」ギュッ

珠美「P、殿?」
P「泣いてもいいんだ」

珠美「しかし、珠美はっ!強く、凛々しい、女、戦士に」

P「そんな女戦士だって、必ず泣いた事はある。一度も泣かなかった奴なんていないさ」

P「泣いて、泣いて、泣き崩れて……そこから、また、強くなっていくんだよ」

P「だから……今は、泣いていいんだ。珠美」

珠美「P、殿」

珠美「うぐ、ぐす、うわああああああん!!P殿、P殿おおおお!!」

P「よしよし……」ナデナデ
珠美「元はと言えば、P殿が悪いんですからね」

P「はいはい」

珠美「珠美は心配で心配で」

P「……なぁ、あのさ」

珠美「なんですか」

P「いつまで俺の膝に座ってるの?」

珠美「きょ、今日くらいは……いいでしょう……別に」プイッ

P「……ま、そうだな」ナデナデ

珠美「にゃっ、きゅ、急に撫でるのはやめてください……」


珠美「P殿」

P「なんだ?」

珠美「珠美は、強くなれるでしょうか」

P「……ああ、きっとな」

珠美「もしも、もしもまた、こうやって珠美が何かに負けそうになった時は……」


珠美「今日のように、隣にいて、珠美を励ましてくれますか……?」

珠美「P殿が隣にいてくれれば……珠美は、どこまでも、強くなれますから!」


次に喫茶店を訪れるアイドル >>+4

このスレ最後の安価
―――女子寮 早苗の部屋―――

早苗「何よぉ、P君の馬鹿……」ゴクッゴクッ

早苗「勝手にスカウトしてきて、勝手にいなくなって」ゴキュッ

早苗「馬鹿馬鹿馬鹿……」

楓「……あの」

早苗「ごめん!もーちょいだけ、もーちょいだけ愚痴聞いて!」

楓「はい……」

早苗「あー。お酒、勝手に飲んでいいから」

楓「ありがとうございます……」
早苗「そう、それでP君は―――」

楓「はい」

早苗「それでもうさ―――」

楓「はい」

早苗「P君の、馬鹿、馬鹿、馬鹿ぁ!こんないい女、もう出会えないわよぉ!!」

楓「そうですね……」

早苗「聞いてるー?」

楓「聞いてますよ(明日の夕飯……)」

早苗「それでそれで―――」

楓「……」
早苗「うー、なんだか眠くなってきた……」

楓「寝てもいいですよ」

早苗「でも、まだ昼間だし……」

楓「大丈夫です。少し経ったら起こしますから」

早苗「そう……?じゃあお願い」

楓「はい」


早苗「……」zzz

楓「……ふふっ、いい事思いついちゃいました」

楓「もしもし……Pさんですか?」
―――P喫茶店―――

早苗「……んん……」

P「おはようございます、早苗さん」

早苗「うん、P君、おはよー」

P「これ味噌汁です」

早苗「ありがとー……」ズズズッ

早苗「……」

早苗「P君?!」

P「え?はい」


早苗「えっ、これ、夢?夢なの?」

P「夢じゃないですよ」

早苗「だ、だって、P君が、そこにいて、そこにいるのが、P君で」

P「はい」

早苗「P、君が……えぐっ」

P「えっ」

早苗「Pくうううううん!!」ギュムッ

P「うわぁ?!早苗さんそれやばいです!いろんな意味で!!」

早苗「夢でもいいや、もう……」ギュゥゥゥゥ

P「さ、早苗、さん」
早苗「……P君」

P「な、なんですか?」

早苗「私、P君の事、大好きだったのよ」

P「……はい?」

早苗「P君がいなくなって、すぐわかった」

早苗「私、P君が好きだからこの事務所にいたんだって」

P「早苗、さん」

早苗「……今、二人きりじゃない?」

P「そう、ですんむっ?!」

早苗「んっ……」


P「早苗、さ」

早苗「いいから、ほら」ドサッ

P「ちょ?!な、何を」

早苗「……いいから、私に任せて」

P「いや、あの」

早苗「覚悟決めたから……私の始めて……あげるよ」

P「」

『ダメええええええええええ!!!!』

早苗「?!」
幸子「な、なななななな!何してるんですか早苗さん!!」

雪美「抜けがけ……許さない」

のあ「……(真顔でスタンガン準備)」

P「お、お前らいたのか」

楓「私もいますよ♪」

P「楓さん!?帰ったんじゃ」

早苗「……むぅ、もう少しだったのになぁ」

幸子「も、ももも、もう少しって何がですか!!」

早苗「そりゃあ……ねぇ?」

雪美「……」

のあ「雪美、違うわ。ここを押すの」バチバチ


楓「早苗さん、ずるいですよ」

早苗「じゃあ楓さんも交じる?」

楓「あ、それなら♪」

P「それなら♪じゃないですよ!楓さんも悪ノリしない!」

楓「悪ノリじゃないですよ?」

P「えっ」

幸子「……強力なライバルが、更に二人も」

雪美「……」バチバチ

のあ「そうよ」バチバチ
早苗「あははっ、ね、P君」

P「な、なんですか」

早苗「あたし、本気だから」

P「えっ」


早苗「私の心を逮捕した罰、ね?大切なものを盗んで行きました、なんていいセリフ残してくれたわよね」

早苗「私の大切な物はP君に盗まれちゃったみたいだから……だからもう、私の大切な物全部、P君にあげる!」

早苗「覚悟しててね……P君♪」


おわり
くぅ〜疲(ry

正直、後半ネタギレ感が凄かったけど、ここまで書ききれてよかったと思います。
ここまで来れたのも、皆さんのおかげです。本当にありがとうございます!

また少し時間が開くかもしれませんが、part4も書くつもりです。
その時は、またよろしくお願いします。

それではここまで読んでくださった皆様に最大限の感謝を!
ありがとうございました!


……次、何書こうかな。

16:31│佐城雪美 
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