2013年11月08日
貴音「虫歯になってしまいました……」
P「どうした? 舌でも噛んだか?」
貴音「い、いえ……。今のは一体なんだったのでしょうか? 気を取り直してあーんがっ!?」
P「また噛んだのか?」
貴音「い、いえ……。今のは一体なんだったのでしょうか? 気を取り直してあーんがっ!?」
P「また噛んだのか?」
響「いや、この反応は……」
P「響?」
響「ちょっと貴音! 口の中見せて!」
貴音「はい?」
響「ほら、口を開けて。あーん」
貴音「あーん?」
響「あー、やっぱり。プロデューサー、これ舌を噛んだんじゃないぞ」
P「へ? だったら何だ?」
響「ただの虫歯だよ、これ」
P「む、虫歯? 貴音が?」
響「うん。さっき口の中見たけど、奥の方に有ったよ」
貴音「虫歯、ですか? わたくしが?」
響「うん。見た感じ結構進行してるかも」
P「えっと、貴音。もっかい口開けてくれるかな?」
貴音「あーん」
P「あれま、本当だ。良くここまで放っておいたな。ちゃんと歯を磨いているのか?」
貴音「ええ。芸能人は歯が命、三食の後は欠かさず行っています。ですが……」
P「ですが?」
貴音「空腹で眠れぬ夜は、菓子を食べていたため、そのせいかもしれません」
P「それだな。それに最近甘いものを取りすぎてたみたいだし、虫歯になるのも仕方ないか」
貴音「あ、あなた様……。と言うことは、ぐるめりぽーとのお仕事は……」
P「治さなきゃダメだな。食べるたびに苦悶の表情されたら、リポートになりゃしないし。幸いこれからオフだし、すぐに歯医者に」
貴音「いやあああああああ!」
P「のわっ!! なんだ!?」
貴音「そ、それだけは! それだけはご勘弁を!!」
P「は、はぁ?」
貴音「歯科医だけは! 殺生ですからそれだけは!!」
P「き、急にどうしたんだ!?」
響「貴音がこれほど取り乱すなんて、珍しいぞ」
貴音「あなた様ああああああ!!」
P「だあああ! とりあえず落ち着け!」
貴音「ぜぇ、ぜぇ……。失礼致しました。わたくしとしたことが、取り乱してしまうとは」
響「ひょっとして貴音、歯医者が怖いのか?」
P「歯医者が怖い? そんな小学生じゃあるまいし……」
貴音「も、もちろんですともぉ! こ、怖いだなんてなっしんでございます!」
P「明らかに動揺してキャラがおかしなことになってるぞ」
響「ついさっき歯医者だけはご勘弁をって言ってたのにね」
P「えっと、質問しよう。これまで歯が痛いなと感じたことは? 歯医者に行ったことは?」
貴音「とっぷしぃく」
P「何でもかんでも『とっぷしぃくれっと』って言ってりゃいいと思うなよ?」
響「あんまり使い過ぎると安っぽくなるさー」
P「素直に答えなさい」
貴音「は、歯の痛みは有ったような無かったような……」
P「成程、今日ほどじゃなくとも有ったと。歯医者に通った経験は?」
貴音「ありません」
P「一度も? いくら謎の多いキャラとは言え、一度もないなんてことはないだろうに」
貴音「わたくしの故郷には万能薬と言うものがあって……」
響「じゃあその万能薬は今あるの?」
貴音「……ありません」
P「はぁ、つまり貴音は生まれてこの方歯医者に行ったことが無い、と」
貴音「ええ、お恥ずかしながら」
P「でも今、歯が痛くて痛くて仕方ないと」
貴音「これぐらい我慢できます」
P「ほう? それじゃあ水、飲んでみな」
貴音「水? はぁ……」
P(水を飲んでる喉の動きがちょっとエロい)
響「何見てるんだ?」
P「うわっ、瓶を開けただけで部屋中に匂いが……」
響「これだから正露丸はあまり使いたくないぞ!」
律子「さっき説明した、木クレオソートの匂いね」
貴音「良薬は口に苦しと言います。故に、このような匂いにたじろいではいけません! それでは、参ります」
律子「そうそう、言い忘れてたけど。歯に詰めるのは良いけど、舌にあてないようにね?」
貴音「へ?」
律子「あら、遅かったかしら?」
貴音「あぎゃああああああああああ!?」
響「た、大変だ! 貴音がとてもじゃないけど見せられない顔に!」
P「女の子の断末魔じゃないぞこれ!?」
貴音「ひ、ひははひひへ(し、舌が痺れ)……」
律子「はい、水。すぐにうがいなさい」
貴音「ふぅ、生き地獄を味わってしまいました」
律子「正露丸ってああ見えて劇薬なのよ?」
響「なおさら使いたくなくなったぞ!」
P「ああ、恐るべし、正露丸」
貴音「しかしこれでは全く効果が有りません。うがいするだけでも、歯に痛みが」
律子「結局流れちゃったから良かったけど、場合に寄っちゃ正露丸を詰めたせいで、却って歯が痛くなるなんてこともあるから、一概に使えるとは言えないのよ」
律子「それに、これはあくまで応急処置よ。一時的に痛みを取り除くけど、歯髄が壊死して痛みが治まったように感じるだけなの。そのまま放っておいたら、感染が根尖部に広がって悪化しちゃうわ」
P「なぁ貴音、そろそろ観念して歯医者に行かないか?」
貴音「で、ですがわたくしは歯医者に行くと命を落としてしまう病に……」
P「どこのウソップだ」
響「貴音がここまで怯えるとはなー」
律子「確かに、始めて行ったときは怖かったけど、今じゃ慣れたもんよ? これもアイドル活動の一環と思って、言って来なさいよ」
訂正点
>>12 貴音「ですが、それは100年近く過去の話。現代の医術の進歩では、そのような死は」×
貴音「ですが、それは100年近く過去の話。現代の医学の進歩では、そのような死は」
>>15 律子「まぁフレンチキスぐらいなら移らないみたいだけど、デ、ディープなのをすると、移るとか……」
律子「まぁバードキスぐらいなら移らないみたいだけど、デ、ディープなのをすると、移るとか……」
HTML化依頼は夜にでもします。
P「響?」
響「ちょっと貴音! 口の中見せて!」
貴音「はい?」
響「ほら、口を開けて。あーん」
貴音「あーん?」
響「あー、やっぱり。プロデューサー、これ舌を噛んだんじゃないぞ」
P「へ? だったら何だ?」
響「ただの虫歯だよ、これ」
P「む、虫歯? 貴音が?」
響「うん。さっき口の中見たけど、奥の方に有ったよ」
貴音「虫歯、ですか? わたくしが?」
響「うん。見た感じ結構進行してるかも」
P「えっと、貴音。もっかい口開けてくれるかな?」
貴音「あーん」
P「あれま、本当だ。良くここまで放っておいたな。ちゃんと歯を磨いているのか?」
貴音「ええ。芸能人は歯が命、三食の後は欠かさず行っています。ですが……」
P「ですが?」
貴音「空腹で眠れぬ夜は、菓子を食べていたため、そのせいかもしれません」
P「それだな。それに最近甘いものを取りすぎてたみたいだし、虫歯になるのも仕方ないか」
貴音「あ、あなた様……。と言うことは、ぐるめりぽーとのお仕事は……」
P「治さなきゃダメだな。食べるたびに苦悶の表情されたら、リポートになりゃしないし。幸いこれからオフだし、すぐに歯医者に」
貴音「いやあああああああ!」
P「のわっ!! なんだ!?」
貴音「そ、それだけは! それだけはご勘弁を!!」
P「は、はぁ?」
貴音「歯科医だけは! 殺生ですからそれだけは!!」
P「き、急にどうしたんだ!?」
響「貴音がこれほど取り乱すなんて、珍しいぞ」
貴音「あなた様ああああああ!!」
P「だあああ! とりあえず落ち着け!」
貴音「ぜぇ、ぜぇ……。失礼致しました。わたくしとしたことが、取り乱してしまうとは」
響「ひょっとして貴音、歯医者が怖いのか?」
P「歯医者が怖い? そんな小学生じゃあるまいし……」
貴音「も、もちろんですともぉ! こ、怖いだなんてなっしんでございます!」
P「明らかに動揺してキャラがおかしなことになってるぞ」
響「ついさっき歯医者だけはご勘弁をって言ってたのにね」
P「えっと、質問しよう。これまで歯が痛いなと感じたことは? 歯医者に行ったことは?」
貴音「とっぷしぃく」
P「何でもかんでも『とっぷしぃくれっと』って言ってりゃいいと思うなよ?」
響「あんまり使い過ぎると安っぽくなるさー」
P「素直に答えなさい」
貴音「は、歯の痛みは有ったような無かったような……」
P「成程、今日ほどじゃなくとも有ったと。歯医者に通った経験は?」
貴音「ありません」
P「一度も? いくら謎の多いキャラとは言え、一度もないなんてことはないだろうに」
貴音「わたくしの故郷には万能薬と言うものがあって……」
響「じゃあその万能薬は今あるの?」
貴音「……ありません」
P「はぁ、つまり貴音は生まれてこの方歯医者に行ったことが無い、と」
貴音「ええ、お恥ずかしながら」
P「でも今、歯が痛くて痛くて仕方ないと」
貴音「これぐらい我慢できます」
P「ほう? それじゃあ水、飲んでみな」
貴音「水? はぁ……」
P(水を飲んでる喉の動きがちょっとエロい)
響「何見てるんだ?」
P「うわっ、瓶を開けただけで部屋中に匂いが……」
響「これだから正露丸はあまり使いたくないぞ!」
律子「さっき説明した、木クレオソートの匂いね」
貴音「良薬は口に苦しと言います。故に、このような匂いにたじろいではいけません! それでは、参ります」
律子「そうそう、言い忘れてたけど。歯に詰めるのは良いけど、舌にあてないようにね?」
貴音「へ?」
律子「あら、遅かったかしら?」
貴音「あぎゃああああああああああ!?」
響「た、大変だ! 貴音がとてもじゃないけど見せられない顔に!」
P「女の子の断末魔じゃないぞこれ!?」
貴音「ひ、ひははひひへ(し、舌が痺れ)……」
律子「はい、水。すぐにうがいなさい」
貴音「ふぅ、生き地獄を味わってしまいました」
律子「正露丸ってああ見えて劇薬なのよ?」
響「なおさら使いたくなくなったぞ!」
P「ああ、恐るべし、正露丸」
貴音「しかしこれでは全く効果が有りません。うがいするだけでも、歯に痛みが」
律子「結局流れちゃったから良かったけど、場合に寄っちゃ正露丸を詰めたせいで、却って歯が痛くなるなんてこともあるから、一概に使えるとは言えないのよ」
律子「それに、これはあくまで応急処置よ。一時的に痛みを取り除くけど、歯髄が壊死して痛みが治まったように感じるだけなの。そのまま放っておいたら、感染が根尖部に広がって悪化しちゃうわ」
P「なぁ貴音、そろそろ観念して歯医者に行かないか?」
貴音「で、ですがわたくしは歯医者に行くと命を落としてしまう病に……」
P「どこのウソップだ」
響「貴音がここまで怯えるとはなー」
律子「確かに、始めて行ったときは怖かったけど、今じゃ慣れたもんよ? これもアイドル活動の一環と思って、言って来なさいよ」
訂正点
>>12 貴音「ですが、それは100年近く過去の話。現代の医術の進歩では、そのような死は」×
貴音「ですが、それは100年近く過去の話。現代の医学の進歩では、そのような死は」
>>15 律子「まぁフレンチキスぐらいなら移らないみたいだけど、デ、ディープなのをすると、移るとか……」
律子「まぁバードキスぐらいなら移らないみたいだけど、デ、ディープなのをすると、移るとか……」
HTML化依頼は夜にでもします。
17:32│四条貴音