2013年11月09日

P「なぁ、律子……それって……」 律子「はい」

律子「…………」カコカコ

P「なぁ、律子……その携帯の待ち受け……」

律子「ああ、これですか。プロデューサーですよ」


P「……いつ撮ったんだ」

律子「この間寝てた時に。他にもありますよほら……
  でも、これが一番良く撮れてますね。送りましょうか?」

P「いや、いいよ……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370002684

P「なぁ、律子……そのストラップ……」

律子「ああ、これですか。プロデューサーですよ」

P「……もっと可愛いのつけろよ」

律子「デフォルメが効いてて可愛いじゃないですか。私が作ったんですよ。
  細部まで丁寧でしょう?欲しいならもう一つ作りますけど」

P「いや、いいよ……」
P「なぁ、律子……その消しゴム……」

律子「ああ、これですか。無意味に切り刻んでる訳ではありませんのでご心配なく」

P「……何してるんだ?」

律子「ちょっと待ってくださいね……よしっ、できた」

P「…………?」

律子「ほら、こうして……ぺたりと」ペタペタポン

P「………………俺か」

律子「すごいでしょう。髪の感じを再現するのに手間取っちゃって……
  欲しいならもう一つ作りますけど」

P「いや、いいよ……」
P「なぁ、律子……その布……」

律子「ああ、プロデューサーがもう着ないって言ってたシャツですよ」チクチク

P「すごいな、律子。裁縫もできるのか」

律子「淑女の嗜みです……よしっ、完成」

P「雑巾か。給湯室の棚に入れといてくれ」

律子「ハンカチですよ。私が使うんです」

P「………………ああそう」

律子「そういえば私もいらないシャツあったな……
  ハンカチ、欲しいならもう一つ作りますけど」

P「いや、いいよ……」
P「なぁ、律子……そのソフト……」

律子「…………え?あ、はい。すみません。イヤホンしてて……」

P「……そのソフト」

律子「ああ、この間経費で買って貰えた音声編集ソフトですよ。
  やっぱり有料版はパワーがダンチですね。機能も多いし……」カチカチ

P「……何を編集してるんだ?」

律子「聴きますか?スピーカーに繋いで……と」カチッ


『涙のハリケェエーーン!!』


P「…………俺か」

律子「ええ、この間のカラオケの音声です。
  オケの音がしょっぱいので、ちゃんとしたのに差し替えてるんです」

P「そんなことできるのか?」

律子「言ったでしょう?有料版はパワーがダンチだって。
  多少手間ですけどね……やってできないことは無いんです」カチカチ

P「これ、どこかに出したりとかはしないよな?」

律子「大丈夫ですよ。個人で楽しむだけなので。
  欲しいなら一枚余分に焼いておきますけど」

P「いや、いいよ……」
P「なぁ、律子……そのソフト……」

律子「ああ、経費で買って貰えた映像編集ソフトですよ。
  やっぱり有料版はパワーがダンチですね。機能も多いし……」カチカチ

P「この間のライブの映像か……ステージ裏の映像だけど、これは?」

律子「途中まで編集終わってるので、見てみますか?」カチッ


『春香!足元気を付けろよ……うわぁっ!』ドンガラ


P「…………俺か」

律子「ええ、ライブ中、ステージ裏で起きた
  プロデューサーの珍プレー好プレーをまとめているんです」

P「よくこれだけ集めたな」

律子「私、こっそりカメラ回してるんですよ」

P「気付かなかった……これ、すごい恥ずかしい。
  どこかに出したりとかしないよな?」

律子「大丈夫ですよ。個人で楽しむだけなので。
  欲しいなら一枚余分に焼いておきますけど」

P「いや、いいよ……」
P「なぁ、律子……そのスマホ……」

律子「ああ、変えたんです。機種変更しても番号は変えなくていいんだから、
  便利な世の中ですよね」

P「そうだな……あれ、そのロック画面」

律子「ああ、プロデューサーですね」

P「…………だらしない顔だな」

律子「ふふっ、そうですね。ほら、見ててください」

P「…………?」

律子「こうやって口元のよだれを拭ってあげると……」スス

P「…………」

律子「ほらっ、ホーム画面で慌てて起き上がるプロデューサー」

P「いつ撮ったんだ」

律子「昨日ですよ。覚えてないんですか?」

P「……そうだったな」

律子「プロデューサーのロック画面も
  同じように設定してあげましょうか?」

P「いや、いいよ……」
P「なぁ、律子……その手紙……」

律子「あっ、見ちゃ駄目です」

P「……いや、見ないけどさ」

律子「あっち行っててください」

P「分かった分かった」

律子「…………」カリカリ

P「…………」カタカタ

律子「……よし、と」トン

P「…………」カチカチ

律子「……〜♪」オリオリ

P「…………ふぅー」ギッ

律子「プロデューサー」

P「……あれ、これさっきの」

律子「読んでください」

P「ああ、うん。どれ……」カサカサ


お仕事お疲れさま!いつもありがとう
あんまり無理しすぎないでね!


P「この隅に書いてある顔は…………俺か」

律子「へたっぴかな?やっぱり……」

P「そんなことない。
  ……今日どこか、美味しいところへご飯食べに行こうか」

律子「うん!」




P(…………律子はかわいいなぁ!!!!!!!)



おわりつこ
すごく短かったごめん
もう、ネタが無いんだ
そして既にHTML化依頼出しちゃった
またネタが溜まったら同じ感じで書くよ

12:57│秋月律子 
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