2013年11月09日
凛「あんたが私のプロデューサー?」モバP「違います」
ちひろ「今日からPさんに担当してもらうのはこの娘達です」
のあ「‥‥‥貴方が私達を高みへ連れていってくれるのかしら?」
雪美「‥‥‥よろしく‥‥‥お願い‥‥‥します‥‥‥」
のあ「‥‥‥貴方が私達を高みへ連れていってくれるのかしら?」
雪美「‥‥‥よろしく‥‥‥お願い‥‥‥します‥‥‥」
P「あ、はい、本日からお二方のプロデューサーを努めさせていただく、Pと申します。よろしくお願いします。」
P(二人ともあんまり喋る方じゃなさそうだな‥‥‥俺で大丈夫かなあ?)
凛「‥‥‥」
ちひろ「ふふっ、プロデューサーさんなら大丈夫ですよ」ニコッ
P「え?いやっ、あの」
ちひろ「お二人とコミュニケーションが取れるか心配だったんでしょう?大丈夫、プロデューサーさんなら必ずいい関係が築けますよ」
P「は、はい、ありがとうございます、えっと‥‥‥」
ちひろ「あ、失礼しました!このモバプロの事務員をしている千川ちひろといいます」
P「千川さんですね。よろしくお願いします」
凛「‥‥‥」
ちひろ「ちひろでいいですよ」
P「いえいえ、先輩を名前呼びなんてとても‥‥‥」
ちひろ「あれ、プロデューサーさんは私をおばさんだといいたいんですか?」ニッコリ
P「い、いえ違うんです!おばさんじゃなくて、綺麗なお姉さん
誤爆した
ちひろ「ちひろでいいですよ」
P「いえいえ、先輩を名前呼びなんてとても‥‥‥」
ちひろ「あれ、プロデューサーさんは私をおばさんだといいたいんです か?」ニッコリ
P「い、いえ違うんです!おばさんじゃなくて、綺麗なお姉さんだなぁって思っていました!はい!」
ちひろ「冗談ですよ。口がお上手なんですね」
P「いや、その、あの、えっと‥‥‥」
ちひろ「ふふっ」
凛「‥‥‥」
のあ「ちひろさん、彼が困っているでしょう」
雪美「‥‥‥いじめ‥‥‥ダメ‥‥‥」
ちひろ「よかったですね、プロデューサーさん。''おばさん''のいじめから開放されて」
P「あ‥‥‥う‥‥‥」
のあ「ちひろさん」
ちひろ「うふふ、ごめんなさい。''P君''を見てるとついいじめたくなっちゃうの。プロデューサーさんごめんなさい」
P「い、いいえこちらこそ、不甲斐ない男でごめんなさい‥‥‥」
ちひろ「もういいんですよ。では改めて、よろしくお願いしますね」
P「はい!よろしくお願いします!」
ちひろ「ではこれからミーティングをするので会議室までついて来てください」
P「わかりました」
凛「‥‥‥」
ちひろ「‥‥‥」チラッ
凛「‥‥‥」
凛「‥‥‥」
凛「‥‥‥」
凛「‥‥‥」
ちひろ「凛ちゃん‥‥‥」
続き投下
?四時間後?
ちひろ「では明日から営業周りを始めていきましょう。わからないことがあれば気軽に訪ねてください」
P「分かりました、明日からこの二人をプロデュースしていきます。高峰さん、佐城さんよろしくお願いします。」
雪美「雪美で……いい……私……年下だから……敬語……いらない……」
のあ「いつまでも他人行儀なのは良くないわ。私のことも名前で呼びなさい」
ちひろ「なら私も名前で呼んでください」
P「分かりました。明日から営業で地味な活動になりますが、みなさんのために尽力していきたいと思います」
雪美「うん……頑張る……」
凛「‥‥‥」
?夜の事務所?
P「あの?ちひろさん、お聞きしたいことがあるのですが……」
ちひろ「はい、なんでしょう?」
P「今朝俺に話しかけてきたあの女の子もモバプロのアイドルなんですか?」
ちひろ「……」
ちひろ「……知りたいですか?」
P「……はい。初対面の俺でも何かに焦っているのは分かりました」
ちひろ「……分かりました。あの子に関することをすべて教えます。あの娘の名前は渋谷凛ちゃんです。」
P「渋谷……凛……」
ちひろ「……あの子が焦っているように見えるのは、大きな事情があるんです」
P「事情……ですか?」
ちひろ「はい……凛ちゃん実は……」
saga忘れてた。感謝
?しぶりんの家?
凛「ただいま」
凛母「お帰り。ご飯もうできてるから食べちゃって」
凛「今日レッスンで疲れたからもう寝るね」
凛母「寝る前にちゃんとお風呂入るのよ」
?しぶりんの部屋?
凛「……」ケータイカチカチ
凛「……」カチカチ
凛「……ふひっ」カチカチ
しぶりんのセリフ「‥‥‥ふふっ」だったミスった
凛「ふふふふふふふふ」
凛「あははは……」
凛「あはははははははははははははははははははは!」
凛「あはははは……」
凛「ははは……」
凛「……」
凛「……ウグッ……ヒグッ……」ポロポロ
凛「……ウッ……グズッ……」ポロポロ
凛「……ヒグッ……グズッ……」
凛「……ウグッ……ヒグッ……」ポロポロ
凛「……ウッ……グズッ……」ポロポロ
凛「……ヒグッ……グズッ……」
凛「なんで‥‥‥グズッ‥‥‥なんで‥‥‥」
凛「なんでいづもわだじだげ‥‥‥ウグッ」
凛「卯月も‥‥‥未央も‥‥‥加蓮も‥‥‥」
凛「なんでわだじを置いでいっだのぉ‥‥‥?」
続き投下
事務所
ちひろ「……実は凛ちゃん、この事務所に来て三年目なんです」
P「え、さ、三年ですか!?」
ちひろ「はい、このモバプロは社長の方針で企業ではなく、プロデューサーとアイドルを育てて独立を助けるための学校のようなものなんです」
ちひろ「今まで二人のプロデューサーと3人のアイドルを育ててきました。」
P「そうだったんですか……」
ちひろ「ここに初めて来たプロデューサーさんには、責任をもって最後までプロデュースできると思える娘を選んでもらうんです。」
P「……ということは……渋谷さんは……」
ちひろ「……はい、まだプロデューサーがついたことはありません」
ちひろ「……この雑誌を見てもらえますか?」
P「あ、はい。……え?こ、この三人って……もしかして……」
ちひろ「はい、卯月ちゃん、未央ちゃん、加蓮ちゃんです。彼女達も、もともとはこのモバプロのアイドルだったんです。社長が凛ちゃんも合わせてスカウトしてきたんです。」
ちひろ「最初はレッスンと地味な営業だけでした。今では毎日メディアに顔が出るほど活躍してくれています」
ちひろ「彼女たちは今でも仲良しなんです。……ただ凛ちゃんの気持ちは正直複雑だと思います」
P「……」
ちひろ「友達がアイドルをしている誇らしい気持ちと、それが妬ましい気持ちとで板挟みになっていると思うんです」
ちひろ「……他のプロデューサーさんが悪いわけではないんです。前いたPaPという方は卯月ちゃんと未央ちゃんをデュエットで、CoPさんは加蓮ちゃんをソロでデビューさせています。」
P「……」
ちひろ「……私たちは凛ちゃんに謝りました。社長に至っては土下座までしたんです。自分立場作ったシステムのせいで辛い思いをさせて済まないと……」
ちひろ「……私たちに出来るせめてもの償いは、この三人が受けていたレッスンよりも質の高いレッスンを受けさせてあげることでした。」
ちひろ「素人の私から見ても、凛ちゃんはほかの子達よりもダンスも歌唱力も高いんです」
P「……でもすごいですよね」
ちひろ「え?」
P「渋谷さんですよ。スカウトしてもらっているならすぐにでもデビューできるはずなんです。誰にも選ばれずにいるのはとても辛いと思います」
P「……でも彼女はレッスンのある日はいつも時間どうり遅刻せずに来てるんですよね?」
ちひろ「はい」
P「普通なら半年もせずに辞めているはずです。……それでもちゃんと来ているってすごいことなんです。」
P「どれだけ辛くても、諦めていないところを聞くと、彼女はトップになれるはずです。」
ちひろ「……」
P「ちひろさん、俺からお願いがあります」
ちひろ「……はい」
P「俺に渋谷さんもプロデュースさせてください」
ちひろ「……本気ですか?2つのグループをプロデュースするのはキツイですよ」
P「構いません。それに俺だけ自分でプロデュースする娘を選ばせてもらっていませんから」
補足
P(22)
凛(18)
雪美(13)
のあさん(27)
ちひろさん(アラサー)
P「まだ何にも知らない人間ですが……諦めない気持ちは俺も一緒なんです!」
ちひろ「……分かりました。明日凛ちゃんとお話しましょう。」
P「はい!」
翌日、事務所
凛「こんにちは、ちひろさん」
ちひろ「凛ちゃんこんにちは。今日は凛ちゃんにお話があるの会議室まで来てくれますか?」
凛「……はい」
会議室
凛「失礼します……」ガチャッ
P「あ……」
凛「あ……」
P「き、昨日は失礼しました。新しく入社したPといいます」
凛「……はい、渋谷凛です」
P「き、今日は渋谷さんにお話があってきました。」
凛「話……?」
P「昨日はあんなこと言ったけど、俺は今日から渋谷さんもプロデュースします」
凛「……嘘」
P「嘘なんかじゃない、本当だ」
凛「嘘、嘘だよ。だって今まで私をプロデュースしようなんて思った人いないもん……」
凛「……ウグッ……ヒグッ……」ポロポロ
P「え、ちょ」
凛「……ウッ……グズッ……」ポロポロ
凛「……ウッ……グズッ……」ポロポロ
凛「‥‥‥罰が当たったのかな」
P「あ、ああああの、俺じゃ嫌だった?」
凛「……ヒグッ……グズッ……」
凛「……違うの……嬉しいの……グズッ」
凛「私‥‥‥昔は‥‥‥一番最初に選ばれるのは私だって思ってた‥‥‥」
凛「だから最初のプロデューサー達には素っ気なくしてた‥‥‥すぐ選ばれると思ってたから‥‥‥」
凛「前ここにいたアイドル達はすぐにデビュー出来たのに‥‥‥自分だけ売れ残っちゃった‥‥‥」
凛「前までここにいた娘達はね‥‥‥私の事友達だって言ってくれてたんだ‥‥‥」
凛「‥‥‥でも私は‥‥‥心の中で自分のこと鼻に掛けて‥‥‥皆をバカにしてた‥‥‥」
凛「こんな人間がアイドルなんて笑えちゃうよね‥‥‥」
凛「‥‥‥私‥‥‥どうすればいいのかな
P「一緒に頑張ろう!」
凛「‥‥‥え?」
P「俺がサポートする!俺がしっかり支えてあげるから!」
凛「‥‥‥本当に?売れ残りの私を捨てたりしない?」
P「そんなことは絶対にしない!」
P「俺が」ガシッ
凛「あ‥‥‥」ビクッ
P「俺がずっとそばに居るから!」
凛「……その言葉……信じるよヒグッ……信じて……いいんだよね?」
P「……うん、任せて。いっしょにがんばろう!」
凛「……うん!」
凛(18)「……よろしくね……プロデューサー!」ニコッ
終わり
設定の矛盾とかなかったはず……
のあさんや雪美は好みで出しました
最後駆け足気味だったけど終わり感謝
書き忘れたけど、雪美とのあさんはPが入社する一週間前にスカウトされた、という設定でした
誰か続きを書いてもいいのよ?(´・ω・`)
P(二人ともあんまり喋る方じゃなさそうだな‥‥‥俺で大丈夫かなあ?)
凛「‥‥‥」
ちひろ「ふふっ、プロデューサーさんなら大丈夫ですよ」ニコッ
P「え?いやっ、あの」
ちひろ「お二人とコミュニケーションが取れるか心配だったんでしょう?大丈夫、プロデューサーさんなら必ずいい関係が築けますよ」
P「は、はい、ありがとうございます、えっと‥‥‥」
ちひろ「あ、失礼しました!このモバプロの事務員をしている千川ちひろといいます」
P「千川さんですね。よろしくお願いします」
凛「‥‥‥」
ちひろ「ちひろでいいですよ」
P「いえいえ、先輩を名前呼びなんてとても‥‥‥」
ちひろ「あれ、プロデューサーさんは私をおばさんだといいたいんですか?」ニッコリ
P「い、いえ違うんです!おばさんじゃなくて、綺麗なお姉さん
誤爆した
ちひろ「ちひろでいいですよ」
P「いえいえ、先輩を名前呼びなんてとても‥‥‥」
ちひろ「あれ、プロデューサーさんは私をおばさんだといいたいんです か?」ニッコリ
P「い、いえ違うんです!おばさんじゃなくて、綺麗なお姉さんだなぁって思っていました!はい!」
ちひろ「冗談ですよ。口がお上手なんですね」
P「いや、その、あの、えっと‥‥‥」
ちひろ「ふふっ」
凛「‥‥‥」
のあ「ちひろさん、彼が困っているでしょう」
雪美「‥‥‥いじめ‥‥‥ダメ‥‥‥」
ちひろ「よかったですね、プロデューサーさん。''おばさん''のいじめから開放されて」
P「あ‥‥‥う‥‥‥」
のあ「ちひろさん」
ちひろ「うふふ、ごめんなさい。''P君''を見てるとついいじめたくなっちゃうの。プロデューサーさんごめんなさい」
P「い、いいえこちらこそ、不甲斐ない男でごめんなさい‥‥‥」
ちひろ「もういいんですよ。では改めて、よろしくお願いしますね」
P「はい!よろしくお願いします!」
ちひろ「ではこれからミーティングをするので会議室までついて来てください」
P「わかりました」
凛「‥‥‥」
ちひろ「‥‥‥」チラッ
凛「‥‥‥」
凛「‥‥‥」
凛「‥‥‥」
凛「‥‥‥」
ちひろ「凛ちゃん‥‥‥」
続き投下
?四時間後?
ちひろ「では明日から営業周りを始めていきましょう。わからないことがあれば気軽に訪ねてください」
P「分かりました、明日からこの二人をプロデュースしていきます。高峰さん、佐城さんよろしくお願いします。」
雪美「雪美で……いい……私……年下だから……敬語……いらない……」
のあ「いつまでも他人行儀なのは良くないわ。私のことも名前で呼びなさい」
ちひろ「なら私も名前で呼んでください」
P「分かりました。明日から営業で地味な活動になりますが、みなさんのために尽力していきたいと思います」
雪美「うん……頑張る……」
凛「‥‥‥」
?夜の事務所?
P「あの?ちひろさん、お聞きしたいことがあるのですが……」
ちひろ「はい、なんでしょう?」
P「今朝俺に話しかけてきたあの女の子もモバプロのアイドルなんですか?」
ちひろ「……」
ちひろ「……知りたいですか?」
P「……はい。初対面の俺でも何かに焦っているのは分かりました」
ちひろ「……分かりました。あの子に関することをすべて教えます。あの娘の名前は渋谷凛ちゃんです。」
P「渋谷……凛……」
ちひろ「……あの子が焦っているように見えるのは、大きな事情があるんです」
P「事情……ですか?」
ちひろ「はい……凛ちゃん実は……」
saga忘れてた。感謝
?しぶりんの家?
凛「ただいま」
凛母「お帰り。ご飯もうできてるから食べちゃって」
凛「今日レッスンで疲れたからもう寝るね」
凛母「寝る前にちゃんとお風呂入るのよ」
?しぶりんの部屋?
凛「……」ケータイカチカチ
凛「……」カチカチ
凛「……ふひっ」カチカチ
しぶりんのセリフ「‥‥‥ふふっ」だったミスった
凛「ふふふふふふふふ」
凛「あははは……」
凛「あはははははははははははははははははははは!」
凛「あはははは……」
凛「ははは……」
凛「……」
凛「……ウグッ……ヒグッ……」ポロポロ
凛「……ウッ……グズッ……」ポロポロ
凛「……ヒグッ……グズッ……」
凛「……ウグッ……ヒグッ……」ポロポロ
凛「……ウッ……グズッ……」ポロポロ
凛「……ヒグッ……グズッ……」
凛「なんで‥‥‥グズッ‥‥‥なんで‥‥‥」
凛「なんでいづもわだじだげ‥‥‥ウグッ」
凛「卯月も‥‥‥未央も‥‥‥加蓮も‥‥‥」
凛「なんでわだじを置いでいっだのぉ‥‥‥?」
続き投下
事務所
ちひろ「……実は凛ちゃん、この事務所に来て三年目なんです」
P「え、さ、三年ですか!?」
ちひろ「はい、このモバプロは社長の方針で企業ではなく、プロデューサーとアイドルを育てて独立を助けるための学校のようなものなんです」
ちひろ「今まで二人のプロデューサーと3人のアイドルを育ててきました。」
P「そうだったんですか……」
ちひろ「ここに初めて来たプロデューサーさんには、責任をもって最後までプロデュースできると思える娘を選んでもらうんです。」
P「……ということは……渋谷さんは……」
ちひろ「……はい、まだプロデューサーがついたことはありません」
ちひろ「……この雑誌を見てもらえますか?」
P「あ、はい。……え?こ、この三人って……もしかして……」
ちひろ「はい、卯月ちゃん、未央ちゃん、加蓮ちゃんです。彼女達も、もともとはこのモバプロのアイドルだったんです。社長が凛ちゃんも合わせてスカウトしてきたんです。」
ちひろ「最初はレッスンと地味な営業だけでした。今では毎日メディアに顔が出るほど活躍してくれています」
ちひろ「彼女たちは今でも仲良しなんです。……ただ凛ちゃんの気持ちは正直複雑だと思います」
P「……」
ちひろ「友達がアイドルをしている誇らしい気持ちと、それが妬ましい気持ちとで板挟みになっていると思うんです」
ちひろ「……他のプロデューサーさんが悪いわけではないんです。前いたPaPという方は卯月ちゃんと未央ちゃんをデュエットで、CoPさんは加蓮ちゃんをソロでデビューさせています。」
P「……」
ちひろ「……私たちは凛ちゃんに謝りました。社長に至っては土下座までしたんです。自分立場作ったシステムのせいで辛い思いをさせて済まないと……」
ちひろ「……私たちに出来るせめてもの償いは、この三人が受けていたレッスンよりも質の高いレッスンを受けさせてあげることでした。」
ちひろ「素人の私から見ても、凛ちゃんはほかの子達よりもダンスも歌唱力も高いんです」
P「……でもすごいですよね」
ちひろ「え?」
P「渋谷さんですよ。スカウトしてもらっているならすぐにでもデビューできるはずなんです。誰にも選ばれずにいるのはとても辛いと思います」
P「……でも彼女はレッスンのある日はいつも時間どうり遅刻せずに来てるんですよね?」
ちひろ「はい」
P「普通なら半年もせずに辞めているはずです。……それでもちゃんと来ているってすごいことなんです。」
P「どれだけ辛くても、諦めていないところを聞くと、彼女はトップになれるはずです。」
ちひろ「……」
P「ちひろさん、俺からお願いがあります」
ちひろ「……はい」
P「俺に渋谷さんもプロデュースさせてください」
ちひろ「……本気ですか?2つのグループをプロデュースするのはキツイですよ」
P「構いません。それに俺だけ自分でプロデュースする娘を選ばせてもらっていませんから」
補足
P(22)
凛(18)
雪美(13)
のあさん(27)
ちひろさん(アラサー)
P「まだ何にも知らない人間ですが……諦めない気持ちは俺も一緒なんです!」
ちひろ「……分かりました。明日凛ちゃんとお話しましょう。」
P「はい!」
翌日、事務所
凛「こんにちは、ちひろさん」
ちひろ「凛ちゃんこんにちは。今日は凛ちゃんにお話があるの会議室まで来てくれますか?」
凛「……はい」
会議室
凛「失礼します……」ガチャッ
P「あ……」
凛「あ……」
P「き、昨日は失礼しました。新しく入社したPといいます」
凛「……はい、渋谷凛です」
P「き、今日は渋谷さんにお話があってきました。」
凛「話……?」
P「昨日はあんなこと言ったけど、俺は今日から渋谷さんもプロデュースします」
凛「……嘘」
P「嘘なんかじゃない、本当だ」
凛「嘘、嘘だよ。だって今まで私をプロデュースしようなんて思った人いないもん……」
凛「……ウグッ……ヒグッ……」ポロポロ
P「え、ちょ」
凛「……ウッ……グズッ……」ポロポロ
凛「……ウッ……グズッ……」ポロポロ
凛「‥‥‥罰が当たったのかな」
P「あ、ああああの、俺じゃ嫌だった?」
凛「……ヒグッ……グズッ……」
凛「……違うの……嬉しいの……グズッ」
凛「私‥‥‥昔は‥‥‥一番最初に選ばれるのは私だって思ってた‥‥‥」
凛「だから最初のプロデューサー達には素っ気なくしてた‥‥‥すぐ選ばれると思ってたから‥‥‥」
凛「前ここにいたアイドル達はすぐにデビュー出来たのに‥‥‥自分だけ売れ残っちゃった‥‥‥」
凛「前までここにいた娘達はね‥‥‥私の事友達だって言ってくれてたんだ‥‥‥」
凛「‥‥‥でも私は‥‥‥心の中で自分のこと鼻に掛けて‥‥‥皆をバカにしてた‥‥‥」
凛「こんな人間がアイドルなんて笑えちゃうよね‥‥‥」
凛「‥‥‥私‥‥‥どうすればいいのかな
P「一緒に頑張ろう!」
凛「‥‥‥え?」
P「俺がサポートする!俺がしっかり支えてあげるから!」
凛「‥‥‥本当に?売れ残りの私を捨てたりしない?」
P「そんなことは絶対にしない!」
P「俺が」ガシッ
凛「あ‥‥‥」ビクッ
P「俺がずっとそばに居るから!」
凛「……その言葉……信じるよヒグッ……信じて……いいんだよね?」
P「……うん、任せて。いっしょにがんばろう!」
凛「……うん!」
凛(18)「……よろしくね……プロデューサー!」ニコッ
終わり
設定の矛盾とかなかったはず……
のあさんや雪美は好みで出しました
最後駆け足気味だったけど終わり感謝
書き忘れたけど、雪美とのあさんはPが入社する一週間前にスカウトされた、という設定でした
誰か続きを書いてもいいのよ?(´・ω・`)
18:36│渋谷凛